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オーストリア外相「ロシア核戦力が侵攻の道開く」――核禁会議にNATOや日本の参加促す

2022年05月28日 | 国際・政治
ロシアによるウクライナ侵略を巡り、ロシアの核使用の恫喝が問題になりましたが、6月21日~23日に開催される核兵器禁止条約第1回締約国会議の議長国・オーストリアのシャレンベルク外相は「ロシアの核戦略がウクライナ侵攻を容易にした」
と述べ、核抑止が侵攻の道を開いたとの認識を示し、核抑止が安全保障に資さない証だと表明。NATOなど同盟機構と核禁条約は矛盾しないと断言し、NATOや日本など米の「核の傘」に依存する国々の会議参加を呼び掛けました。
一方、NATO加盟国の中でドイツとノルウェーが第1回締約国会議二オブザーバーとして参加を決めました。日本は、唯一の戦争被爆国として「核なき世界」を掲げるものの、米の核抑止に固執、核禁条約に背を向け続けています。
2022年5月15日配信「東京新聞」、26日配信「共同通信社」から記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)


※以下、転載はじめ↓


<「ロシア核戦力が侵攻の道開く」――オーストリア外相が会見>

核兵器禁止条約第1回締約国会議が来月開催されるオーストリアのシャレンベルク外相は(5月)15日までに共同通信と会見し、「ロシアの核戦力が(米欧をけん制し)ウクライナ侵攻を容易にした」と述べ、核兵器による抑止力が侵攻の道を開いたと指摘した。核抑止が安全保障に資さないことの証明だとして「軍縮の重要性がかつてなく高まっている」と強調した。

米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)と核禁止条約は「矛盾しない」と断言、加盟国や米の「核の傘」下の日本に会議参加を促した。


【出典】2022年5月15日配信「東京新聞」


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<NATO2カ国、核禁会議に参加――ドイツとノルウェー>

北大西洋条約機構(NATO)加盟国のドイツとノルウェーが、6月の核兵器禁止条約第1回締約国会議へのオブザーバー参加を固めたことが(5月)26日、分かった。既に参加手続きを取ったとみられる。軍縮筋が共同通信に明らかにした。ロシアのウクライナ侵攻で核危機が深まる中、NATOの核抑止力に国防を依存しながらも、廃絶を目指す軍縮推進派諸国と協調を図る姿勢を示した。

唯一の被爆国である日本は「核なき世界」を掲げる一方、23日の日米首脳会談では米国の核抑止強化を確認。広島、長崎の被爆者らが求めるオブザーバー参加にも消極的姿勢を崩していない。



▲核兵器禁止条約を巡るNATOと欧州諸国の立場


【出典】2022年5月26日配信「共同通信社」


※ #ロシアはウクライナ侵略をやめろ!



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(安倍9条改憲NO!全国市民アクション)
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2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ!
引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に! 
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を


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