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沖縄本土復帰50周年を前に沖縄タイムス主催のシンポジウムで半田滋氏「南西諸島と台湾有事」と題し講演

2022年05月14日 | 国際・政治
2022年5月6日付け当ブログで紹介しましたが、本土復帰50周年を前に沖縄タイムスが開催したシンポジウム「変貌する安全保障環境と沖縄」で「南西諸島と台湾有事」と題した防衛ジャーナリスト半田滋氏の講演を5月8日配信「沖縄タイムスプラス」から記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)


※以下、転載はじめ↓


<「日本が戦争回避の訴えを」半田滋氏、台湾有事と沖縄をめぐり講演 山本章子氏と問題提起>

沖縄タイムス社は沖縄の日本復帰50年を記念したシンポジウム「変貌する安全保障環境と沖縄」を(5月)7日、那覇市のタイムスホールで開いた。「南西諸島と台湾有事」と題して講演した防衛ジャーナリストの半田滋氏は台湾有事が勃発した場合に沖縄が巻き込まれることに懸念を示し「日本が戦争回避を訴えるべきだ」と強調した。

半田氏は、ロシアが侵攻したウクライナに対し米国は軍派遣を否定した一方、台湾に関しては米国の防衛責務を明言するなど対応が異なる点を指摘。台湾有事の際、米国が沖縄本島の基地から出撃し、自衛隊が安全保障関連法に基づき米軍を支援すれば、沖縄が攻撃される事態に発展する可能性があると言及した。

さらに、海自が近年、南シナ海などで他国軍と共同訓練を実施していることにも言及し「専守防衛であったはずの自衛隊が中国へ常時圧力をかけている」と指摘。昨年、南西諸島で自衛隊統合演習を米インド太平洋軍司令官が視察したことに触れ「米は台湾有事が起き南西諸島で戦争することを考え始めているのではないか」と述べた。

半田氏は、こうした事態を避けるには(1)米が参戦しない(2)中国に武力介入させない-ことが重要だとし「日本が全面に出て訴えるべきだ」と提言した。

パネルディスカッションでは山本章子琉球大准教授も登壇。防災時の支援を前面に島しょ地域で米軍と自衛隊が連携を深めていることや、日本政府の外交努力不足などを指摘した。


【出典】2022年5月8日配信「沖縄タイムスプラス」


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