広島平和記念式典、英仏露など95カ国とEU参列、過去2番目の多さ、米は出欠明言せず

広島市の平和記念公園で原爆の日の8月6日に開く平和記念式典について、広島市は7月10日、95カ国と欧州連合（EU）の代表が参加するとの見通しを発表しました。

 

被爆70年だった2015年の100カ国に次ぐ過去2番目の多さです。

 

島市は世界157カ国とEUに式典の案内状を送ったということですが、核兵器を保有する5大国は英仏露の3ヵ国が出席するものの、中国は欠席、米国は出欠を明言していません。

 

また、事実上の核保有国であるパキスタンとイスラエルは参列し、インドは欠席。北朝鮮は未回答だといいます。

 

国連軍縮担当上級代表の中満泉（なかみつ・いずみ）氏や本部がウィーンにある核実験全面禁止条約機関のトップに当たる準備委員会事務局長のラッシーナ・ゼルボ氏も出席すします。
　
式典は8月6日午前8時からで、松井一実市長が平和宣言をします。こども代表としては、市内に住む小学6年の金田秋佳さん（11）と石橋忠大さん（11）が「平和への誓い」を読み上げる予定です。

【出典参考】2019年7月10日配信「毎日新聞」

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