とだ九条の会blog

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戦後73年、被爆の実相を風化させないために

2018年08月23日 | まち歩き

原水爆禁止2018年世界大会――広島に参加した知り合いが、乗ったタクシーの運転手に「原水禁大会のために広島に来た」と話したら、あまり興味ある反応ではなかったとのこと。「現地ではもう普通の年間行事の一つにしか受け止められていないのかな」と感想を語っていました。

また、「Jbpress(Japan Business Press)」2018年8月14日配信の記事「日本に原爆は落としていない」と信じる米国人――平成最後の終戦記念日、風化させてはいけない歴史の教訓――」に、次のような記事がありました。

「原爆資料館での修学旅行生の感想として『落ちたのが公園で良かったですね』というものがあると報道で目にした。被爆者が『食べるものがなかった』と語るのに対して『コンビニに行ったらよかったのに』と真面目に心配する子供、特に問題と思ったのは、それが被爆の町で生まれ育った子供であるケースが増えているらしい。他の地域であればまだしも・・・。さらには沖縄で、集団自決の洞窟の慰霊品を『肝試し?』で破壊する少年事犯の報道などもありました。もう記憶の風化という言葉でカバーできる範囲ではなく、言語道断としか言いようがありません。あと何十年かすると『原爆は落ちなかった』『陰謀のストーリー』などと言う盲言すら出て来るのではないかと正味で心配になります(実際、私は米国でその種の『意見』を直接耳にしたことがあります)」というものです。

広島・長崎が被爆してから73年――すでに被爆者の平均年齢は82歳となり、原爆の記憶が希薄になるなか、被爆の実相を風化させず、伝承していく世代を育てていかなければならないとつくづく思いました。


【出典参考】2018年8月14日配信「Jbpress(Japan Business Press)」

 

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