とだ九条の会blog

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自衛官の母が「安全保障関連法」に反対の声

2017年05月12日 | 国際・政治

南スーダンに派遣させられた北海道千歳市の自衛官の母親である平和子さんが安倍晋三政権が集団的自衛権の行使容認を強行し、自衛隊を海外に送り出すことを可能にした「安全保障関連法」に反対の声をあげました。2017年5月7日配信「朝日新聞デジタル」からそのインタビュー記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)


※以下、転載はじめ↓


<南スーダンは安全?なら会社員を派遣したら 自衛官の母>


――「自衛隊の街」の北海道千歳市で、しかも自衛官の母なのに安全保障関連法に反対の声をあげたのはなぜですか。

「安倍首相は安全保障関連法案を『丁寧に説明する』と言っていましたが、実際には丁寧な説明はありませんでした。米国の戦争に巻き込まれ、息子が殺したり殺されたりするのは嫌だと思い、いても立ってもいられませんでした」


 ――でも安全保障関連法は施行され、千歳の陸自第7師団を主体とする部隊が南スーダンPKOに派遣されました。

「『国土の防衛』という自衛隊の本来任務を逸脱した行為だと思い、国に派遣差し止めを求める訴訟を起こしました。国会で安全保障関連法案に賛成した人は、危険のない場所で税金からたくさん給料をもらい、安全に裕福に暮らしています。そして危険な場所に行くのは自衛官というのは、どう考えてもおかしいです」


――政府は「活動地域の治安は安定している」と言っています。

「昨年7月の大規模戦闘に象徴されるように、危険な場所であることは疑いようがありません。本当に安全なら、自衛官じゃなくて一般企業の社員でいいじゃないですか」
.

【出典】2017年5月7日配信「朝日新聞デジタル」


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