とだ九条の会blog

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国連総会議長が広島・長崎を訪問--「核廃絶」へ尽力

2009年08月04日 | 国際・政治

「原爆の日」に合わせ8月3日~9日の日程で広島・長崎を訪れる国連のデスコト総会議長は、7月30日、邦人記者団と会見し、日本の被爆者と会い、キリスト教社会を代表して、原爆投下について「許しを請いたい」と語りました。

デスコト議長は、「原爆の日」に広島・長崎両市で開かれる各平和式典に出席するほか、中曽根弘文外相と会談する予定で、滞在中「核兵器の全くない世界」実現に向けて尽力する決意を表明するとしています。
国連総会議長の広島訪問は8年ぶり、長崎訪問は16年ぶり。秋葉忠利広島市長らは5月に国連を訪問した際、同議長と会談し、両市を訪れるよう要請していたものです。

同議長は、ニカラグアの元外相で、カトリックの聖職者も務めています。
同議長は会見で、原爆投下は「人類史上の悲劇」であり、二度と繰り返されてはならないと強調。広島に原爆を落とした爆撃機「エノラ・ゲイ」の機長は「命令にしたがっただけだった」と指摘する一方、両市民には許しを求めたいと述べました。そして「核兵器の完全拒否に向け、言葉だけでなく実際に踏み出すことができると期待している」とも語り、前向きな兆候としてオバマ米大統領とメドベージェフ露大統領との核軍縮交渉(関連記事:7月15日付け当ブログ)を挙げました。

【参考】2009年8月1日付け「しんぶん赤旗」
 

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