上場企業の2023年3月期決算が集中し、SMBC日興証券の集計では、東証1部上場企業の増益基調がはっきりしたようで、10日現在、開示率35%で純利益は7.0%の増という事だそうです。
代表格のトヨタは、原材料費の高騰などで、減益決算になっていますが、内容などは悪くないという事でしょうか、決算発表後株価は上がっています。
製造業は国際的なサプライチェーンの不具合などで減益の企業も多いようですが、三菱自動車など大幅増益の企業もあり、円安傾向もあり、元気度は上がっているようです。
マスコミで報道されているように、商社などでは史上最高の好決算が続出、輸入関連で、価格転嫁に苦しんだところもあるようですが、全体では史上最高の決算になると予想されています。
長い先行き不透明な景気低迷状態からようやくコロナも終息の様子になり、円レートも130円台という円安が続いている事から、2024年3月期についてもSMBC日興証券では増益を見通しているようで、いずれにしてもコロナとともに最悪期は抜けだしたといった感じです。
世界の政治・経済情勢はますます不安定化するような情勢にありますが、日本経済で見ますとコロナの終息見通しから消費支出が活発化し、久方ぶりの一斉値上げが続いたのにも拘らず消費が比較的堅調に推移していること、加えて、インバウンドが急速に回復していることなどが、街の中小企業にも活況を齎している事も大きいでしょう。
インフレというのは、適度なものであれば、常に景気感を押し上げる効果を持つもののようです。
早く買わないと値上がりするという心理、在庫を持っていれば、仕入れた時より大体高く売れるという状態はインフレ期の特徴です。
加工貿易立国の日本は、輸出競争力が増す円安が有利ですが、この所の円安は、アメリカの金利引き上げに加えて、日本の貿易赤字の拡大という事情もあるようで、つい1~2年前の100円飛び台といった円レートとは大違いになっています。
更に、昨年来の平均消費性向の反転上昇の動きは、今春闘の高めの賃金決定の支援もあり、今後も続きそうに感じられます。
折しも進む世界的な技術革新の波に加え、日本の食文化の高度化の成果である加工食品、飲料などの品質の高さが、インバウンドなどの活況から世界に知られ、輸出が伸びるといった実態も多様な製品で見られているようです。
今回の決算の好調も心理的な起爆剤の一つになり、日本経済も少し様変わりとなりそうな気配が感じられるようになることを望むところです。
代表格のトヨタは、原材料費の高騰などで、減益決算になっていますが、内容などは悪くないという事でしょうか、決算発表後株価は上がっています。
製造業は国際的なサプライチェーンの不具合などで減益の企業も多いようですが、三菱自動車など大幅増益の企業もあり、円安傾向もあり、元気度は上がっているようです。
マスコミで報道されているように、商社などでは史上最高の好決算が続出、輸入関連で、価格転嫁に苦しんだところもあるようですが、全体では史上最高の決算になると予想されています。
長い先行き不透明な景気低迷状態からようやくコロナも終息の様子になり、円レートも130円台という円安が続いている事から、2024年3月期についてもSMBC日興証券では増益を見通しているようで、いずれにしてもコロナとともに最悪期は抜けだしたといった感じです。
世界の政治・経済情勢はますます不安定化するような情勢にありますが、日本経済で見ますとコロナの終息見通しから消費支出が活発化し、久方ぶりの一斉値上げが続いたのにも拘らず消費が比較的堅調に推移していること、加えて、インバウンドが急速に回復していることなどが、街の中小企業にも活況を齎している事も大きいでしょう。
インフレというのは、適度なものであれば、常に景気感を押し上げる効果を持つもののようです。
早く買わないと値上がりするという心理、在庫を持っていれば、仕入れた時より大体高く売れるという状態はインフレ期の特徴です。
加工貿易立国の日本は、輸出競争力が増す円安が有利ですが、この所の円安は、アメリカの金利引き上げに加えて、日本の貿易赤字の拡大という事情もあるようで、つい1~2年前の100円飛び台といった円レートとは大違いになっています。
更に、昨年来の平均消費性向の反転上昇の動きは、今春闘の高めの賃金決定の支援もあり、今後も続きそうに感じられます。
折しも進む世界的な技術革新の波に加え、日本の食文化の高度化の成果である加工食品、飲料などの品質の高さが、インバウンドなどの活況から世界に知られ、輸出が伸びるといった実態も多様な製品で見られているようです。
今回の決算の好調も心理的な起爆剤の一つになり、日本経済も少し様変わりとなりそうな気配が感じられるようになることを望むところです。