tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

ミニトマトが最盛期に入ったようです

2024年07月13日 14時19分05秒 | 環境

ゴールデンウィーク明けの5月6日、我が家のチューリップ用ミニ花壇はミニ菜園に変身しました。これはこのブログでご紹介した通りです。

それから2か月余りたち、ミニ菜園はキュウリから始まって、ナス、ミニトマトと今年は順調に新鮮な果実を提供してくれています。

これまでなかなか上手くできなかったミニトマトが、今年は2本仕立てにしたところ、順調に支柱に添って伸び、小さな黄色の花が咲き、小さな青い実の房が成長してきて、先週あたりからぽつぽつと赤くなる実が出始めました。

我が家では、トマトとキノコ(マイタケ、ブナシメジ)それに納豆は常食で、家内の生協への毎週配達の注文で、有難いことに1年中確保できています。

トマトはリコピンを多量に含んでいて、リコピンは抗酸化作用をはじめ、高血圧、癌、心臓疾患、老化防止、日焼け、美肌など何にでも効くそうで(キノコも同じようですが)これが一年中あるというのは農業の技術進歩のおかげだと思っています。

そうしたトマトですが、出来れば夏の間は何とか自家製で補給しようと毎年育てます。我が家で取れる時期はスーパーでも一番値段の安い時期ですが、経済効果よりも、朝どれ野菜はやはり格別です。

家内も先々週あたりから、もうトマトは自家製でと、注文を早めにやめて、少し早過ぎたかなと言っているうちに急速に赤い実が増え始めました。

ハチの巣に気を付けながらですが、まず、赤い実の集中しているところの写真を撮ってみました。

さてそれに続いて、蜂を刺激しないように静かに静かに気を付けて収穫した結果はこんな真っ赤なミニトマトの山になりました。

これから次々に赤い実が増えそうです。食べきれなくなったらどうしようかなどと余計なことを考えながら、当面の収穫に満足しているところです。


蜂の予言「今年は大型台風か?」

2024年07月09日 13時15分47秒 | 環境

我が家にはよく蜂が巣を作ります。だいぶ前ですが山茶花の枝にぶら下げた鳥に餌をやる皿の下に蜂が小さな巣を作りだんだん大きくしていました

そんな雨風に曝される危ない所に蜂が巣を作るのだから、今年は台風は来ないだろうなどと言いながらよく見える様に少し枝を切ったりしていましたら台風より人間の接近の方が危ないと思ったのか、そのあと蜂は巣作りをやめてしまいました。作りかけの巣は、風雨にさらされて、いつしか下に落ちでしまったようでした。

去年は南側の壁の前、チューリップ用の花壇の後ろに置いてある物置兼用の窓の割れたガラスのフレームの中に巣ができていいて、剪定枝用の40ℓの燃やせるごみ用ポリ袋の箱を引っ張った途端、何匹もの蜂が飛び出し、蜂も慌てていたのか、さいわい刺されませんでしたが、驚きました。

今年は先日、花壇がニ菜園になってっミニトマトが赤くなったので採りに行きながら、蜂がいないか気を付けていましたら、いました、いました、今年は戸袋とフレームの狭い隙間の一番奥に巣を作っているのです。

拡大しましと

 

蜂にとっては人間の手も入らないような狭い隙間なら安全という事でしょう。それよりも、それを見た途端考えたのは「蜂の予言」のジンクス、蜂は安全なところを選んで巣をつくるから、こんな奥まったところに巣を作ったのは、今年は大型台風か集中豪雨化が三多摩地区を襲うかな。これは大変だ、という連想でした。 

我が家に巣を作るのは、「あしながばち」の一種でしょうか、小型の蜂です。本当にこうした蜂にも予知能力があるのかどうかは知りませんが、我が家の蜂がきっと心配性で、過剰防衛本能が働いたのだろうから、そんな台風は来ないだろうと思っていることにしています。

それより家内の心配のほうが真剣で、

「夏休みになると、今年も孫やひ孫たちが来ますよ。ミニトマトが生っていれば、取りたいとか、食べたいとかいうでしょう。それで蜂に刺されたりしたら大変ですよ。早いうちに何とかしておいてくださいよ。」という事です。

娘や孫の「お爺ちゃんどうしてくれるの」という怒った顔はそれこそ大変ですし、かといって一生懸命巣作りをしている蜂に殺虫剤のひと吹き「シュー」という残酷なこともちょっとやれないと思い悩んでいるところです。


梅雨の晴れ間、アガパンサスが元気

2024年06月29日 15時32分07秒 | 環境

遅い梅雨入りでしたが、やっぱり梅雨ですから雨の日が多くなりました。しかし、梅雨の様子も以前とは違うようです。

以前の梅雨は、降る雨はしとしとで、この梅雨が明ければ熱くなって雷雨の季節などと思っていました。

所近年は梅雨と言っても、気象情報では線状降水帯発生の危険性がありますと警報が出て、テレビに映るのは川のようになった道路を車が水しぶきをあげながら走っているといった光景です。

海水の表面温度が高くなったせいかとかで、海水の蒸発が激しくなり、積乱雲が出来やすくなったようで。豪雨が多くなり、突風や以前はあまり聞かなかった竜巻の警報なども出たりします。

線状降水帯という言葉が一般的になったのも、ここ何年かの事かと思いますが、そのうちに「線状」ではなくて「面状降水帯」になるのではないかなどという恐ろしい話もあるようです。

昨日は都下国分寺でも何回か豪雨が来ました。これでは、折角の土曜、日曜なのにどうなるのかななどと思っていました。

ところが、今朝起きましたら、外気は22℃、薄曇りで雨は降っていません。家内は「丁度いい陽気ですね。熱くなし、寒くなし」と言っていました。

昼近くには薄日もさしたりして、昔なら梅雨の晴れ間というところでしょう。

朝、新聞を取りに出て、ミニ菜園のキュウリが大きくなりすぎていないか見に行って、少し曲がって大きくなったのを2本収穫して、改めて今年はよく咲いているアガパンサスを見ますと、繁茂した地球柑の脇で、昨日の雨に洗われ、揃って今を盛りと咲いていました。

アガパンサスはアフリカ原産で、アメリカ大陸を経由して日本に入ってきたと、以前このブログで、書いたことがあったと思います。丈夫な花で、毎年よく咲きますが、今年は特によく咲いているようです。

花が雨に洗われてキレイなうちにと思い、スマホで写真を撮りました。

写真の腕が良いわけではありませんが、花自体がキレイなので、皆様の鑑賞にも耐えると思って、冒頭に載せた次第です。キレイな空色だと思っています。


だいだい(橙)の語源を実証の写真

2024年06月27日 15時36分29秒 | 環境

我が家の狭い庭には「だいだい」の木があります。昨年からは年間何回も取り上げていますのでご覧になった方もおられるかと思いますが、これが、ただの「だいだい」ではなく「縞だいだい」、別名「地球柑」です。地球儀のように縦じまが入っています。

この木の話はずっとリンクしてあります。もし宜しかったらご覧ください。

ところで今日のテーマは、地球柑の方ではなくて「だいだい」の方です。

だいだいというのは漢字で書けば「橙」ですが、これはもともと「代々」からきている縁起のいい名前という事になっています。正月にお供え餅の上に橙を飾るのも、この家が代々続きますように、栄えますようにとの願いを込めたものだそうです。日本流SDGsの文化ですね。

同じ意味で「こどもの日」、旧端午の節句の柏餅の柏の葉の意味も説明されていますが、新しい葉が出てきても、古い葉がまだ落ちないという「縁起担ぎ」そうです。

昨年、6年のブランクの後やっと実をつけた我が家の地球柑も「だいだい」ですから昔からの説明通りだろうかと20個ほどついた実のうち5個ほどを残しておいたのです。

今年は剪定の仕方も解らないので新芽が一斉に繁茂して中が見えないほどになっていましたが、少し枝を伐ってみましたら「ありました!」

子供の地球柑が昨年の黄色く熟れた地球柑と並んでいます。世の中は変わっても自然は忠実に本来の姿をきちんと残しているのです。

まだ小さいけれども地球儀のような縦縞をつけた若い地球柑を見てやってください。


新鮮なキュウリ、ナスの収穫の季節に

2024年06月14日 14時37分34秒 | 環境

6月も半ばですが、未だ、梅雨の気配はありません。雨はありましたが、夕立型の驟雨か短時間の集中豪雨型で、今日も真っ青な空、強い日差しです。

昨晩は、雲のない空に上弦の月が冴えていました。

幼虫を買って、U字溝の付近に上陸させたゲンジボタルは先週から羽化を始め、毎晩1~2匹が羽化し、夕食後、確認に行くのが楽しみです。一昨晩は2匹、昨晩は1匹でした。

もう1つの楽しみは、いよいよ、ゴールデンウィークに植えたキュウリ、ナス、ミニトマトが育ち、キュウリ、ナスは収穫が始まった事です。今日は1本ずつ。ミニトマトはまだ赤くなりません。

キュウリはピクル酢に漬けたり、スライスにしたりで新鮮な朝採り清浄野菜を「初物を食べると75日生き延びる」などと言いながら、この年になると75日も大事かななどと考えて食べています。

ところで朝採り清浄野菜と書きましたが、先日から不思議に思っていて、早く調べてみなければと思いながら放置している事がありました。

それはこんな事です。我が家では以前は生ごみは狭い庭の隅に直径30cm深さ30cmぐらいの穴を掘って埋めていました。土と混ぜて、一杯になると隣に同じような穴を掘り3か所ほどのローテーションで間に合っていました。今年キュウリを植えたのはその場所です。

もう2年ぐらい前から、深い穴を掘るのが大変なのでコンポストに捨てることにしました。ナスとミニトマトを植えた4月までのチューリップ用花壇には、2条の溝を掘り真っ黒に腐ったコンポストの生ごみを敷き込みました。

そこに生えてきたキュウリ、ナス、トマトを収穫して清浄野菜という事で、サラダや漬物にして、何の心配もなく食べているのです。

考えてみたら、あらゆる果物や野菜、根菜類も、みんな同じで、新鮮で清浄なのです。しかしそれらが実る土壌には、人間が廃棄した、また自然の中で動植物の新陳代謝、発酵や腐敗の作用で、人間が摂り入れたら、たちまち病気になる様なものがいっぱいで、その中から植物が水分と養分を取り入れ、人畜無害の生鮮食品にして提供してくれているのです。何かうまく行き過ぎている様な気がしませんか。

それで今日、植物の根の仕事をネットで調べてみました。この疑問に素人にも解るように答えてくれているのを探すのは大変でした。

学問的には研究し尽くされているのでしょうが、発見できた答えは、「植物の根は、微生物などが分解した結果の水分と養分でけを吸収するように出来ている」というものと、「異物を吸収しても根の内部で有用なものに変換している」という2つでした。

学問的な研究は別として、動物はその発生以来、植物の作る酸素を呼吸し、植物を食べて生き、進化してきたのだから、「結果はそうなっている」という事で納得する事にしました。 

お陰様で私も動植物の進化の結果という恩恵で生きているという思いが強くなりました。


都下国分寺に佐渡のユリが咲きました

2024年05月30日 15時26分01秒 | 環境

昨日はこのブログで自民党の「政治資金規正法」について書きました。野党は常識外と一蹴したようですが、自民党は、未だ「細部を修正して」などと欲に絡んだ執念を押し通しているようです。

1985年以来自民党政治は日本の経済・社会をいびつなものにし、嘗ては世界屈指だった日本の一人当たりGDPを世界の38位にまで没落させるような政治をやって来た事の反省も全くなく、金を使って選挙に勝つことだけを考えてきた政治を変えたくないようです。

そんな醜悪な政権党の姿について書いた後は気分も晴れません。

今朝は何か清冽な題材を探してと思っていたのですが、狭い庭の「色とりどりの緑」の中に今年も超然と孤高の花を開いている「佐渡のユリ」の写真を載せることにしました。

私の住む都下国分寺市と佐渡が島の佐渡市とは姉妹都市なのです。

そんなことで、妻は「ママ友」のグループが出来た頃からそのグループでよく旅行に出かけていました。その中で、国分寺市と姉妹都市の佐渡町を訪れた際、佐渡町のHPにも載っている「佐渡のユリ」の球根をいくつか買ってきました。

何種類かの色があったのですが何10年を経て残っているのはこの写真の色のユリだけです。おそらく佐渡市のHPにも載っていますように、この色が本来の種で、最も自然なものだったのでしょう。

他の色の株が淘汰されても、この色の株は確りと毎年咲き続け、球根も成長しているのでしょう。花の数も次第に多くなっているようです。

特に今年は春先から頑丈な茎が伸び、立派な花が沢山咲きそうだなと思っていてのですが、予想にたがわず頭頂に10個余りの蕾がつき、3~4日前から開き始めました。

今日はまだ6分咲きぐらいのようですが、一番良い時期ではないかと思い、ブログに載せることにしました。

腐敗する長期政権とは違って、毎年確り育って立派な花を咲かせて狭い庭の一角を明るくしてくれる「佐渡のユリ」に感謝です。


庭に雀を呼ぶ秘訣

2024年05月18日 14時38分37秒 | 環境

もう何年も、雀が少なくなったとか、庭に雀が来ないといった話を聞きます。雀だけではないようで、渡り鳥のツバメも含めこの辺りでは鳥たちの姿が減ったとも言われます。

 

カラスだけは結構この辺りにもいるようで、朝、ゴミを出しに行くと電線に止まってうるさく鳴いています。どいうやら生ごみを狙っているようです。これは要注意です。

やっぱり鳥たちにとっても一番大事なのは餌でしょう。「カラスはぁ外、スズメはぁ内」と差別するのは人間の都合で、カラスが悪いわけではありませんが、やっぱりカラスは苦手です。

雀が減ったのは瓦屋根が減って巣作りの場所減ったからといわれますが、鳥たちはそれぞれに営巣の場所を広げ頑張っているようです。我家の狭い庭でも玄関わきの花つきの悪いハナミズキが葉を茂らせた時には毎年メジロが巣を作ったことはこのブログでも紹介しました。

梅の木に巣箱を架けた時は、雀とシジュウカラが巣箱争いをしていました。梅の木や山茶花の木が、フェンス越しに隣家に伸びるので丈を低くした結果、シジュウカラの巣箱も撤去、今年は山茶花の花も少なくて、ヒヨドリもあまり来ませんでした。そんなことでもう少し雀が来るといいなと家内と話しました。

「去年バケツ田圃で稲を育てた時は秋には随分雀が来たね」と私、「餌があれば来るでしょう」と家内が云います。という事で毎日餌を撒く事にしました。

以下、私の発明です。朝晩はご飯を食べます(昼はパン)。私が後片つけをします。ご飯を「チン」した容器や食器を洗うと、洗い桶の底に2-30粒のご飯粒がお菜の切れ端などと一緒に残ります。それをネットのゴミ入れに捨てます。その際、ご飯粒や穀物類は重いので、上手く流すと洗い桶の底に飯粒が残ります。これを残った水と一緒に庭に撒くのです。

この家の庭にはいつも餌があると解れば雀は必ず来ます。雀だけではありません。ムクドリ、山鳩も来ます。

写真を撮ろうと家の中で立ち上がりますと、パッと逃げますので、立ち上がらず、スマホを持ってガラス戸越しに何日もシャッターを切り、やっと撮れた「鳩とスズメのすれ違い」をトリミングし、伸ばしたのが上の写真です。

山鳩はゆっくりですが、雀は素早くて苦労しましたので、こんな写真でも本人は満足です。


狭い庭も花から実の季節へ

2024年05月11日 14時47分48秒 | 環境

毎年ゴールデンウィークは我が家の狭い庭が花の季節から実の季節に変容するならわしになっています。

花(鼻)の下が長く伸びきったチューリップを端から抜いて[ありがとう」と礼を言いながら市のごみ収集に出したりして殺風景になった花壇を耕し、畝を立ててコンポストから1年間の生ごみで出来た堆肥を埋め込みます、その作業が終わるとホームセンターに行ってキュウリ、ナス、ミニトマトの苗を用意し、天気予報で雨の日があればその前日に移植します。雨の日が無ければ水をやります。

こうしてゴールデンウィークが過ぎると花壇はミニ菜園になります。

今年は少し模様替えをし、キュウリは一昨年ごろまで穴を掘って生ごみを埋めていたところに植え、花壇の方は、ナスとミニトマトだけにしてみました。

キュウリは高く伸びますし、何年も生ごみを埋めてきたところですから肥料は沢山たまっているだろうと思ったからです。思い通りの結果になるかはまだわかりません。

という事で、例年は3本ずつだった苗が4本ずつになり、順調に育てば収穫の盛りには供給超過になるかなと考えましたが、たまにはそれもいいかという事にしました。

毎年繰返しているこの春・初夏の我が家の行事も昔は楽しく気軽にやっていましたが、この所は加齢とともに体力減耗で、息子たちが一家で来るゴールデンウィークでないと出来そうになくなって来ています。

ところで、狭い庭でも、土と太陽と水があれば、こうして人間がその発生以来積み上げてきた努力を実際に追体験として反芻する事が出来、自然はそうした拙い努力に対しても、それ相応の結果をきちんと出してくれるのです。

毎年やっていると失敗も成功もありますが、それぞれ考えてみればそれなりの理由があってのことです、大方は肥料や水遣り枝の伸ばし方の失敗や、葉の陰で見えないところに生った実が、気が付かない内に大きくなり過ぎ、お化けキュウリやお化けナスが出来てしまうといったことで、人間に原因があるのですが、そんなことも自然はやっぱり素直で正直と感心の材料にもなります。

自然と付き合えば、人間も自然と素直で正直になるのかもしれませんが、人間には植物や他の動物にはない高度な思考力などというものがありますから、それが複雑に絡んで不自然な事が起きるのかもしれません。

世の中の事も、それが自然か不自然かという眼で見れば、解り易くなるのではないかなどと考えたりします。

また余計な事を書きましたが、今年は3種類4本の苗が元気に育つように自然の力を当てにしながら頑張ろうと思っています。


今週はオオムラサキが満開です

2024年05月01日 15時11分51秒 | 環境

我家の狭い庭ではチューリップ花壇は遅咲きのピンクの花が1輪だけになり、そろそろ一昨日買ってきたキュウリ、ナス、トマトの苗に、潔く場所を譲り、花壇が小さな野菜畑に変身する時期を迎えています。

例年に増して、枝々が花ばかりの景色に以なったアケボノは、今朝からの雨に打たれ、満開の花びらも柔らかく型崩れの様相です。

そして、アケボノの開花に一週間遅れのオオムラサキが、今日が晴天なら満開の花ばかりの小山を青空を背景に空中に浮かばせるところですが、小雨の中、満開の元気いっぱいの押し合って無数に咲いた濃い赤紫の花を水滴を飾って、明日の青空を待つように咲き揃っています。

小さな灌木を知人から頂いて、何とか背丈より高い喬木のオオムラサキにならないかと芯を一本だけ残して育ててきたものです。

今では根本は直径10㎝以上もある我家の狭い庭では巨木ともいえるツツジに成長し、艶のある赤紫の隙間のない花群の重なりで通る人達(ただしスマホを見ていない人)の目を引いています。

春先から今迄の時期、リュウキンカが咲き、ヒマラヤユキノシタが咲き、花壇にチューリップの行列が出来、貝母、ツリガネ水仙、ハナニラ、白雪芥子、絶滅危惧種のウラシマソウも奇妙な花をつけ、春たけなわの時期に至って、アケボノとオオムラサキが1週間か10日の時間差で盛大な花の競演をいせてくれるという春爛漫の光景を、この狭い庭でも満喫できるのは、有難いことだとつくづく思うところです。

この数日、新芽の伸び始めた地球柑(シマダイダイ)は新芽の一方、昨年の枝にはもう柑橘系特有の白い花が開き始め、恐らくこの新芽にも沢山の花が咲いて無数の実が生り、昨年に続き沢山の地球儀の様な実がが枝枝にブラ下がることを期待しています。

今年の夏の暑そうですが、こうした自然の営みを、気候変動があっても何とか味わえる日本の四季を、もう少し楽しみたいとつくづく思うところです。

花壇が野菜畑に変われば、花と実という取り合わせの中の「実」の方のいろいろな楽しみが期待できます。

失敗も成功もありますが、自然はいつも、それなりの答えを出して我々を喜ばせてくれます。

考えてみれば、我々人間も自然の一部なのです。自然の一部として、いろいろな自然の仲間の中で、不自然でない自然な生活、自然を大切にする生活をして行きたいなどと感じているゴールデンウィークの中休みの日々です。


アケボノツツジほぼ満開に

2024年04月25日 13時33分35秒 | 環境

ゴールデンウィークが近づいてきました。もう随分長く年金生活をしているはずですが、やっぱりゴールデンウィークが近づくと何と無くソワソワするような気分になります。

永年のサラリーマン生活の感覚が条件反射になって染みついているのかと思ったりしましたが、良く考えてみると、どうもそうではなくて、子供たちが孫やひ孫を連れてやってくるはずだという事がソワソワの原因だという事が解りました。

高齢者の楽しみはそんなところが一番なのだ、世界中多事多端で日本だって大変なのだと考えても、有難いことに、自分の身の回りは、お陰様で平穏無事、いつぞやは「世の中は 食うてばばして 寝て起きて 子が親になる 子が親になる」と書きましたが、出来る事なら、そんな平穏が世界に広まって欲しいと思うばかりです。

ゴールデンウィークの前後の時期は、我が家の狭い庭が最も華やかになるときです。先ず先陣を切ったチューリップは4月上旬から中庭の真ん中の花壇で開花、未だに妍を競っていますが流石に盛りは過ぎました。

バトンタッチを受けたのは、西側の塀際に咲くアケボノツツジです。先週はまだ蕾でしたが、一昨日から開花、昨日の雨に打たれましたが、今日は久しぶりの青空のもとほぼ満開になり、残った雨の雫を振り払って「今日は綺麗でしょう」と言っている感じです。

年々枝が良く伸びるので隣家にお邪魔しないように毎年剪定するのですが、それでも毎年大きくなります。一昨日は大きな枝を2本切って玄関先の壺に挿し、通りの賑わいにしたところです。

蕾の時も写真も撮ってありましたので、蕾の時と満開の時の写真を並べてみました。

              


狭い庭も花盛りの時期に

2024年04月20日 13時46分35秒 | 環境

リュウキンカが咲き、チューリップが咲いて、狭い庭の隅では貝母、白雪ゲシ、ハナニラがそれぞれに存在を誇示していました。

世界は騒然、奇襲、報復といきり立つ国やグループ、そうした情勢の深刻化の心配から、昨日は日経平均が1000円以上も暴落といった解説、しかしアメリカの株は上がっているのは何故だろう、解らないからマネーには手を出さない。(実を申せば金がないから)

やっぱりこんな好天の春の日には、マネーの観察より、咲き誇る花々の姿を見て、やっぱり自然は素晴らしいと時間を忘れる時を過ごす(表現矛盾でしょうか)方が本来の人間らしいという気がします。

今、素晴らしいのはアケボノの脇のブロック塀の際に、毎年元気に咲いてくれる久留米ツツジです。

これからアケボノ、オオムラサキと我が家の春の主役のツツジが順番に咲き誇ってくれるのですが、先陣を切るのはこの久留米ツツジです。

ご覧の様に1本の木ですが、白、ピンク、赤の3色が枝々に分かれて咲き、その間に、それぞれお色の筋を自在に織り込んだツートーンの花が多様な賑わいを添えるのです。

来週には満開のアケボノの写真が撮れそうです。

チューリップの花壇では、早咲きは既に花弁を散らし、遅咲きの白の八重が元気ですが、「え、これもチューリップ」というようなチューリップです。こんなのが5本ほどあって、これが、各種取り混ぜの面白さです。

花壇の縁に宿根で自生するツリガネスイセンは、今年は些か元気がありませんが濃紺の花の色はいつも通りで、来年は元気に咲いてくれるでしょう。

玄関わきで、毎年通りに少しはみ出して咲くモッコウバラも撮ってみました。通る人の邪魔にならない様に、始終伸びる芽を切っていますが、春先に出た短い新芽の先に花が咲くのでこの時期は通る人の気持ちを少し和らげてくれるのではないかと思っています。


チューリップ咲く

2024年04月08日 11時42分41秒 | 環境

一面のリュウキンカの緑の絨毯だった花壇に、チューリップの3本の隊列が葉をのばして存在を主張してきたのが先月の中旬でしょうか。

リュウキンカの黄色い花が一面に咲きだした中、チューリップの葉の縦隊列がはっきりしてきたと思いましたら葉は急速に育って、先週には花茎が伸びて、蕾が付き、ソラマメの花を書いた先週の水曜日にはちらほら開く蕾も出て来てきていました。

そして昨日の日曜には揃った隊列のほとんどの花が開きました。

気象情報は日曜の天気はあまり良くないと言っていたように記憶しますが、昨日は次第に晴れてきて、絶好のお花見日和になったようで、テレビでも、各地のお花見の様子が見られました。

という事で、天気の良いうちに写真を撮ろうと午後になって撮った写真が下の写真です。

咲き始めたばかりですので畝に球根を並べた通りの縦3列で大変行儀が良いという印象です。縦列の間にある黄色い花は残っているリュウキンカです。一番奥に見えるのは先日ご紹介したソラマメです。

ご覧頂きますように今年のチューリップは赤と黄色のツートーンカラーのものが殆どで、同じ色の球根はほぼ一斉に咲きました。

球根購入の際には、各種取り混ぜ100球という事でしたから、どちらかというと、出荷のあと残ったものを取り混ぜという事になるのですが、今年はこの色が沢山あったのでしょうか。

中に、数本まだ蕾のものがあり、これは色違いということのようですが。そのなかの1輪だけ開いたのがありました。下の写真です。

未だ開かない蕾のままのものがありますが、これはどんな花が咲くのか、それも楽しみです。

ようやく、咲き始めたばかりですので、今月いっぱいぐらいはチューリップの花模様を毎日楽しめそうで、些か天候不順ですが、今年もいい春だと思っています。


ソラマメの花が咲きました

2024年04月03日 12時22分52秒 | 環境

我家の狭い庭に毎年チューリップ植える花壇があります。昨年暮れも押し迫って100球2000円の球根を買って例年通り植えました。

と言っても三筋の溝を掘って球根を並べる作業がだんだん辛くなるなと思っていたところに長男が、ソラマメの苗が育ったからチューリップ花壇の隅に植えようかと言ってきたので、ついでにチュリップの球根も植えてくれと頼んだものです。

その後、チューリップ花壇には一面にリュウキンカが芽を出し、どんどん育って黄色の花を咲かせています。

リュウキンカの絨毯の中にチューリップの葉が伸び花茎も伸びて植えたとおり3列のチューリップの開花が先週始まりました。

チューリップの方は満開になったら載せるつもりですが、気が付いたら花壇の一番端、地球柑の木の根元の脇に数本のソラマメが伸びて花をつけ始めていました。という事で今日はソラマメの方です。

ソラマメの花はよく見ると美しい花です。戦災で焼け出され疎開した山梨の現笛吹市で、ぶどう棚の下に立派に育っているソラマメを見ました。50cmぐらいに育ち紫色の花を茎に沿って付けびっしり並んでいるのが綺麗でした。

ある日、学校の帰りに見ると立派な実が付いたソラマメを端から抜いて、畝を立て、そこに埋め込んでいるのです。一緒に帰る仲間が「あれが肥料になるんだ」と言っていました。食糧難の時期、何だかとても勿体ない気がして「おじさん、2~3本呉れますか」と言ったら「いいよ、持ってけ」と言われっ数本抱えて帰り、母が喜んだことを覚えています。

我家のソラマメはあのぶどう棚の下に生え揃っていたのほど立派ではありませんが、豆類ですから肥料をやらなくても空中窒素固定できちんと実を付けて、6月ごろには絶好のビールのつまみを提供してくれると期待しているところです。


リュウキンカ繚乱、最盛期

2024年03月10日 10時40分34秒 | 環境

1月30日に咲き始めたリュウキンカの写真を載せましたが、今日はもう3月10日、好天の日曜日です。

我家の狭い庭の西の隅、アケボノツツジの下にある一番大きなリュウキンカの株が最もいい時期になったようです。

この2~3年、何故か至る所にリュウキンカが生えて来て困っている面もありますが、このリュウキンカは最も「古株」で毎年元気に咲いてくれます。

最初の満開の花が散り始めると、花の散った後の幾らか膨らんだ雌蕊が結構目立ってしまいますが、今は満開の花ばかりが、繁茂した新緑な葉の瑞々しい光沢に映えて、リュウキンカが最も誇らしげな時期です。

特に昨日、今日は好天に恵まれて、やっぱり確り記録しておかなければと感じさせます。

花の広がりは上の写真、葉と花のコントラストは下の拡大写真で見ていただけるのではないかと思っています。

トリミングしながら気が付いたのは右下に、伸びてきた「ヒマラヤユキノシタ」の花芽が映り込んでいる事でした。折角ですから入れておきました。

今日は歌の文句ではありありませんが  “Beautiful Sunday”  の気分でいたいと思ています。


遅咲き豊後梅も開花

2024年02月29日 13時49分06秒 | 環境

我家の狭い庭の南側の隣家とのフェンスの際に豊後梅の木があります。

嘗ては高く伸ばして、シジュウカラ用の巣箱をつけ、シジュウカラの産卵、巣立ちを見守ったりしてきました。

しかし住人(家内と私)の高齢化とともに徒長枝の剪定に脚立を使う事の危険性も高まり並んでいる山茶花とともに地上での作業で済む程度に枝おろしをすることになりました。

一昨年から昨年にかけて、折に触れて作業を進め、些かさびしいな、などと思いながら、それでも花は咲くでしょうということで満足する事にしました。

豊後梅の花は、梅ですが桃に似てピンク色がかった確りした花です。近所にも豊後梅を植えている家はあって、何時も我が家より早く花が開きます。

我が屋の方が遅いのは種類ではなく、日当たりがあまり良くないからでしょう。

そんな豊後梅ですが、今年も一昨日あたりから綺麗に咲き始め、この2~3日で満開かという所です。昨日は雲一つない青空で写真には丁度良いタイミングかなと思って、今年も咲き始めの写真を撮りました。

部屋の中から隣家のサイディングの壁を背景にして見ても元気に咲いていますが、やっぱり青空をバックにと思って、突っ掛けを履いてで外に出て、何枚かスマホで取り、今日、トリミングしました。

ついでに昨年伐った枝のところの小枝に楚々と咲いている花も撮って来て、これも枝なりにトリミングしました。

折角綺麗に咲いてくれますから、咲いたら、確り記録しておかなければといったとくに理由もない責任感か、庭に咲いた花はなるべく写真に撮る習慣という気分でしょうか。

家内に見せて、「今年も綺麗ですね」と言うのを聞きたいという事もあるのかもしれません。

そんな日常の切れ端を、ブログを見て頂いた皆さんとシェアしたいというのも、ささやかな願いなのかな、などとも思いながら書いた今日のページです。