tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

我家の地球柑の嬉しい話

2023年05月02日 14時13分47秒 | 経済
チューリップの咲いていた小さな花壇は、夏の野菜畑に変身中です。
この煉瓦で囲った場所の東の隅に地球柑を移植したのは2017年です。その年までは鉢植えで、実がなると玄関の前に出して通る人に見えるようにしていました。



実の姿が面白いので「これ、何ですか」などと言われる方も結構いました。2017年10月31日のこのブログをご覧ください。(リンクを張っています)

そんなことで少し欲が出ました。この木が背丈ぐらいに大きくなって、こんな実が沢山生ったら面白いな、というわけです。

この場所には、それまで酔芙蓉が植えてあったのですが大きくなり過ぎ、困っていたので、思い切ってそれを切って、そこに地球柑を地植えにしようと考えたのです。

それから不思議なことになりました。木は育つのですが、毎年花が咲いて丸い実がなっていた地球柑の木に、全く花が咲かなくなったのです
このことはブログに書いて、なぜ咲かなくなったのか、何方か教えてくれればと思ったのですが、駄目でした。

そして6年たって、今年、新芽の出たところに蕾らしきものが現れ、「これは!」との期待に応えて、白いつぼみが膨らみ、甘酸っぱい柑橘の花の匂いがしてきたのです。



実は、私も歳ですから、生きているうちに願いが叶うかと内心危ぶんでいたのですが、今年の春は、この念願についてだけは希望が持てる年になりそうで、大喜びなのです。

ただ、鉢植えのころから花の後、小さな実は無数に付くのですが、大きくなるのは数個というのが経験です。

これだけ花が咲いて、実がついて、それが順調に、枝々に地球儀の様に丸く実ってくれるかはまだ解らないのですから、半分心配は残っています。

それでも、これから、半分心配しながら秋まで見守って行くのも、また楽しいものだとも思っているところです。

足元の狭い畠で、キュウリやナス、トマト角が実を結んでいくのを、見下ろしながら、かなり大きくなった地球柑の木が「それじゃ頑張って実をつけてやろうか」という気なって欲しいと願っているところです。