国際貢献の役割を大切にしよう
サウジアラビアの国王が来日しました。王子、閣僚、財界人など多くの人たちを同伴、総勢ほぼ1000人という報道です。
サウジアラビアの国王の来日は46年ぶりとのことですが、報道によれば、今回の来日は、日本からの技術援助が主眼という事です。
世界第二の産油国の王様としても、今後、長い目で見て、産油国というだけでは永続的な経済発展は望めないかもしれない、今から持てる資源を有効に使って、科学技術立国を目指さなければならないとお考えなのでしょう。
そして、今回、訪日という選択をされたのだと拝察するところです。
サウジアラビアが日本に目を付けたという事は、諸種の事情はあるでしょうが、日本にとっては大変有難いことだと思います。
権力を持たず、人畜無害で平和の希求し、無資源国にもかかわらず世界有数の経済大国、科学技術、文化、芸術からアニメまで世界有数の実績を上げている国日本が、サウジアラビアに協力できることは沢山あると思います。
戦後、平和国家になった日本は、アジアにおいては、文化交流、経済協力、技術協力を通じて、21世紀はアジアの世紀と言われるアジアの発展にそれなりの貢献をし、ともに発展をしてきたと思います。
こうしたチャンスが、はからずも今回は中東の雄、サウジアラビアとの間で進む可能性が出てきたという事ではないでしょうか。
もう1つの大事なニュースは、岸田外相が、5月にPKOの自衛隊が撤収する南スーダンに600万ドル(6億9000万円)の人道援助をすると記者会見で発表したことです。
人道援助はもちろんカネは必要ですが、同時にその金には心がついていなければなりません。
南スーダンに平和をもたらすことが最高の人道支援でしょうから、岸田外相も、今回に援助については、単に食糧援助の資金といったものではなく、政治的なプロセス、包括的な国民対話、人材育成も重視したものと言われたようです。
国内的には現状の日本経済はいろいろと大変です。しかし、客観的に見れば、日本には卓越した技術もあり、国民の貯蓄に支えられた資金もあるのです。
こうした日本特有の資源を有効に使うチャンスが、恐らく次第に増えてくるでしょう。その中で、(出しゃばることの嫌いな日本ですが)次第に、前回も触れましたように、触媒的な役割、仲介者としての役割を果たしうるチャンスも増えるでしょう。
アジアの中でも、日本は平和な国か、好戦的な国か未だ評価は分かれるようです。国際理解には色々な要素もあり、定着には長い時間がかかるでしょう。しかし、日本がその道を進むことに、何かフォローの風が吹いてきているように感じられます。
サウジアラビアの国王が来日しました。王子、閣僚、財界人など多くの人たちを同伴、総勢ほぼ1000人という報道です。
サウジアラビアの国王の来日は46年ぶりとのことですが、報道によれば、今回の来日は、日本からの技術援助が主眼という事です。
世界第二の産油国の王様としても、今後、長い目で見て、産油国というだけでは永続的な経済発展は望めないかもしれない、今から持てる資源を有効に使って、科学技術立国を目指さなければならないとお考えなのでしょう。
そして、今回、訪日という選択をされたのだと拝察するところです。
サウジアラビアが日本に目を付けたという事は、諸種の事情はあるでしょうが、日本にとっては大変有難いことだと思います。
権力を持たず、人畜無害で平和の希求し、無資源国にもかかわらず世界有数の経済大国、科学技術、文化、芸術からアニメまで世界有数の実績を上げている国日本が、サウジアラビアに協力できることは沢山あると思います。
戦後、平和国家になった日本は、アジアにおいては、文化交流、経済協力、技術協力を通じて、21世紀はアジアの世紀と言われるアジアの発展にそれなりの貢献をし、ともに発展をしてきたと思います。
こうしたチャンスが、はからずも今回は中東の雄、サウジアラビアとの間で進む可能性が出てきたという事ではないでしょうか。
もう1つの大事なニュースは、岸田外相が、5月にPKOの自衛隊が撤収する南スーダンに600万ドル(6億9000万円)の人道援助をすると記者会見で発表したことです。
人道援助はもちろんカネは必要ですが、同時にその金には心がついていなければなりません。
南スーダンに平和をもたらすことが最高の人道支援でしょうから、岸田外相も、今回に援助については、単に食糧援助の資金といったものではなく、政治的なプロセス、包括的な国民対話、人材育成も重視したものと言われたようです。
国内的には現状の日本経済はいろいろと大変です。しかし、客観的に見れば、日本には卓越した技術もあり、国民の貯蓄に支えられた資金もあるのです。
こうした日本特有の資源を有効に使うチャンスが、恐らく次第に増えてくるでしょう。その中で、(出しゃばることの嫌いな日本ですが)次第に、前回も触れましたように、触媒的な役割、仲介者としての役割を果たしうるチャンスも増えるでしょう。
アジアの中でも、日本は平和な国か、好戦的な国か未だ評価は分かれるようです。国際理解には色々な要素もあり、定着には長い時間がかかるでしょう。しかし、日本がその道を進むことに、何かフォローの風が吹いてきているように感じられます。