微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

仏の慈悲

2007-06-27 00:51:39 | 生きる
あるお寺さんの話で
そこは夜になると無住になるので
賽銭箱を持って帰るそうです
それは、無住のところにお賽銭箱を置いておけば
罪人を作る原因になるからと

その話を聞いてある人は
お賽銭は、誰のものでも無く、御仏のもので
もしそのお賽銭を誰かが持っていったとしても
それは御仏の布施だと
そのお賽銭を持っていかなければ
どこかで盗みをしているかもしれないと
そしてそれで助かったなら
御仏も喜び、またその方もやがて菩薩の道を歩むようになるかもと

最初の話と後の話、あとの話に納得されたかたは
きっと、金銭の苦労をされた方かもしれません
苦しみを知っているからこそ、悲のこころで接することができるのでしょう

御仏の慈悲とは罪人をつくらないことではなく
菩薩の道へ導くこと

今苦しんでいるあなた

あなたは菩薩の道の入り口にいるのでしょう

あなたが自己を信じれば、今の苦しみは必ず、菩薩としての道を歩む者の喜びとなるでしょう

今日という日、健康で平和な一日でありますように
いつもともに
愛と感謝をこめて

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