ヘルシンキの港にあるマーケットではニシン市が開かれていました。ちょうどニシンのシーズンだったようです。船の後方を陸に向け、きれいに並んで浮かんでいる船たち。フィンランドの海は、ほとんど波が立つことがなく穏やかで・・・海水に含まれる塩分はたった0.6%しかないそうです。(人の涙の塩分は0.8%なのでそれよりも低い)だから海の匂いが全くしないのです。船上からこちらを向いた人たちが、お手製のニシンの加工品を販売しています。ニシンのオリーブoilに漬けたものやマヨネーズ漬けというものなどもありました。簡単な入れ物に入っているので、ここはお土産には向かないとのこと。一人では食べきれない量だし・・
ニシンの漬物を売っている船と並んで・・・黒いパンだけが沢山並ぶ船を発見!型焼きから丸いパンまで・・・みんな黒い塊ばかり。「お~黒パン重い・・酸っぱそう」そう思っていたら、ガイドさんが「甘いんですよ」と。え~黒褐色の原因は、ライ麦+モルト+黒糖からできているから。(黒糖って、こちらで手に入るものなのね・・?)日持ちもするそうなので、このパンはお土産にしようって決めました。でも、帰るときに買わないとね・・
帰る日に買ったパン(写真)は、↑ニシン市の会場ではなくハカニエミマーケット市場前に週末だけ集まるパン屋さんのもの。ここは、黒いパンだけではなかったので・・・「これが、あの時に見た甘い黒パンかな?」と思ってパンを見ていたら、試食をさせてくださいました。フィンランド語は読めないし、わからなかったので助かりました。ほんのり甘い・・欲しかったパンは「これ、これ」と頷いたら・・・伝わったみたいこの丸いパンを選びました。