PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

私がそのブランドを敬遠する理由、

2016-01-20 | 日記

私はロレックスやパテックしか買わない。

確かに10年ほど前はほかのブランド時計を一社1~4本程度の範囲内で買っていたこともあった。

たいてい、ロレックスに飽きた場合に他ブランド、他人がつけていないような妙な時計を買ったものだ。

こういう、妙な見栄というものは男ならば30歳代で卒業せねばならない。

さもないと、家族に多大な迷惑がかかるからだ。

それではなぜ、ロレックスやパテックしか買わないのか。

第一に売却するときに明確なマーケットが存在しているからではあるが、私はむしろそんなこと

よりも、モデルのコンセプトがはっきりしていることと、そのモデルの外装的なイメージがほとんど

変わっていないことを挙げる。

この点は、パテックよりもロレックスの方が優れている。

たとえば、デイトジャストは1945年の発売のモデルから現行品までフルーテッドのベゼルに、防水、

デイトジャスト機能、ジュビリーブレス、というモデルが存在している。

サブマリーナも1950年代から雰囲気は変わっていない。

また両社は滅多に記念モデルを乱発しない。

つまり、商品モデルにブレを極力発生させないことに心がけ、基本モデルを永年、マイナーチェンジに

留めて、技術力に注力を図っていることも重要な要因だろう。

О社やP社の時計は私も持っている。20代に買ったものだ。

しかし、О社の場合、最初期のモデルと現行品はまるで違うし、復刻や記念モデルも余りある。

P社の場合、ロレックスよりも消費者の認識が確立していないにもかかわらずケース径が複数あったり

頻繁に細かくモデルを作り、外見は同じように見えても、ムーブメントや文字盤を微妙に変えて、記念モデル

や復刻モデルをリリースしている。

さらに言えば、F社はどんどん大型化しイモムシを腕に乗せている感があるモデルを作ったり、初期の手作り

クラシカルな雰囲気から現行は明らかに量産品に変わった感があるのが残念だ。それは文字盤の作りを見れば

一目瞭然である。

A社はブレス仕様のモデルが極度に人気があるが、革ベルトタイプに人気がない。私はA社の現在のロゴレター

の形が嫌で、買った時よりも50万円高く売ってしまった。

したがって生理的に受け付けるロレックスはイエローゴールドの宝飾キラキラロレックスかパテックの3940

です。

パテックのパーペチュアルカレンダー3940のムーブメントは年次カレンダーのそれと比較してコストは上である。

また見栄えもハーフローターのためスッキリとしている。

だから、私は所有すべての年次カレンダーとノーチラス5711/1Aはまとめて売り払ってしまった。
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