来年は松阪市にとっては合併10周年を迎え、いろいろな催しも予定されています。また統一地方選挙の年で4月には県会議員選挙や知事選挙があり、2週間遅れで市長選挙や市議会議員補選が行われることになりそうです。
来る2015年が皆様にとってよい年でありますようお祈りいたします。そして来年もよろしくお願いいたします。
平成26年12月31日
松阪市議会議員 川口 保
12月7日、我が西野町向林地区で「山の神」が行われました。詳しい由来や、いつ頃から始まったのかは分かりませんが、昔から「子供の神」と言われるように、子供のための行事であります。一時我が地区から子どもがいなくなったこともありましたが、今はたくさんの子どももできて、にぎやかな山の神となりました。
この行事は、昔は各地区で行われていましたが、多くの地区で廃止され、残っているところは少なくなりました。我が地区でも数年前に廃止の話しも出ましたが、何とか今まで続けています。昔の開催日は12月7日と決まっていましたが、今は12月の第一日曜日に行われています。
この日近くの宮さんにお参りしたあと、番屋の家に、地区10戸の家の赤ちゃんからお年寄りまで家族中が寄ってきて、みんなで談笑をしながら食事をしました。
我が地区では、以前は朝から晩まで食事がありましたが、準備する女性軍が大変だと言うことで昼と晩だけになり、そして昼だけになりました。そして昨年からはパック料理になりました。山の神と言うと「ぼたもち」がつきものでしたが、それもなくなり少し寂しい気もしますが。地区の人達が一堂に会する唯一の行事なので、いつまでも続けてほしいと思います。
県内初の木質バイオマス発電所が、11月1日松阪市小片野町で稼働を開始しました。これに伴い間伐材の買い取りが始まります。この発電所は三重エネウッド(株)が運営する、未利用間伐材を用いた「松阪木質バイオマス発電所」で、1時間当たり発電量は5000kw、売電価格は33.6円/kw、年間12億6000万円の売電収入を見込んでいます。
この発電所には現在80,000tの燃料用の貯木があるということですが、年間の発電に必要な間伐材は55,000tで、この発電所の燃料に用いる間伐材の買い取りが行われています。
買い取り価格は6,000円/tで、対象となる木は、原木市場に木材として出しても売れない間伐材や曲り材、キズ物、短コロなどで、長さ4m以内で太さの制限はありません。
雑木林の雑木は対象外となりますが、植林山の間伐で伐採された雑木は持ち込みができます。またその他買い取りのできない木材としては、枝葉、皮のみ、枝付き材、根や土がついた材、腐り材、製材端材、建築廃材、竹などです。
持ち込みは誰でもできますが、事前に手続きが必要で、松阪市へ「出荷者登録申請」をして、また伐採前に「伐採届出書」を提出することが必要です。
また発電所に直接、間伐材の持ち込みはできず、松阪森林組合に持ち込むことになります。平成26年度は、平成27年1月13日~平成27年3月13日までの平日及び第1・第3土曜日に、松阪飯南森林組合土場(松阪市飯南町粥見5725-3)で受け入れます。平成27年度からは、同組合の飯高町森の土場と、伊勢寺町の土場で受け入れます。
間伐材の買い取りについての問合せは
松阪市 林業・農山村振興課(飯高地域振興局内) ℡0598-46-7124
松阪飯南森林組合 集約化 ℡0598-32-3516