川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松阪市議会平成26年9月定例議会日程

2014-08-29 06:28:21 | 日記
 8月26日の議会運営委員会で、松阪市議会の平成26年9月定例議会の日程が確認され、9月2日の本会議初日に承認されれば、次の日程で開催されます。今議会は平成25年度の決算審査と、通常の補正予算などが審議され、10月16日まで45日間の会期で行われます。


平成26年9月 第4回松阪市議会定例会議事予定表《会期 45 日間》

◆9月2日(火)午前10時
 本会議(初日)
  ・決算議案上程、説明
  ・報告上程、説明
  ・議案上程、提案説明
  ・発議上程(決算調査特別委員会設置)、議決
  ・選挙上程(決算調査特別委員会委員)、選任

(本会議終了後)・決算調査特別委員会

◆9月 5日(金)午前10時
 本会議
  ・議案に対する質疑、委員会付託
  ・報告に対する質疑

◆9月 8日(月)午前10時
  ・総務企画分科会

◆9月 9日(火)午前10時
  ・環境福祉分科会

◆9月11日(木)午前10時
  ・建設水道分科会
  (分科会終了後)・建設水道委員会

◆9月12日(金)午前10時
・文教経済分科会
(分科会終了後)・文教経済委員会

◆9月18日(木)午前10時
 ・議会運営委員会

◆9月19日午前10時
 ・決算調査特別委員会
  (委員会終了後)・環境福祉委員会

◆9月25日(木)午前10時
 本会議
  ・決算調査特別委員長報告、質疑、議員間討議、討論、議決
  ・常任委員長報告、質疑、議員間討議、討論、議決
  ・議案上程、提案説明

◆9月30日(火)午前10時
 本会議
  ・議案に対する質疑、委員会付託
  ・請願・陳情上程、委員会付託

◆10月 1日(水)午前10時
 本会議 ・一般質問

◆10月 3日(金)午前10時
 本会議・一般質問

◆10月 8日(水)午前10時
 本会議・一般質問

◆10月 9日(木)午前10時
  ・環境福祉委員会
  ・文教経済委員会

◆10月10日(金)午前10時
  ・総務企画委員会
  ・建設水道委員会

◆10月16日(木)午前10時
 本会議(最終日)
  ・常任委員長報告、質疑、議員間討議、討論、議決
  ・議案上程、提案説明、質疑、議員間討議、討論、議決
  ・報告上程、説明、質疑
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西野子踊り展始まる

2014-08-28 07:53:36 | 日記
 

 松阪市内に伝わるかんこ踊りの1つ「西野子踊り」が、松阪市の無形文化財指定20周年を記念して、『無形文化財 市指定二十周年 西野子踊り展』が、8月26日から松阪市外五曲町の松阪市文化財センターで開催されています。

 西野の子踊りは「かんこ踊り」とも呼ばれ、和歌山県日高郡日高町にある安珍清姫悲恋物語で知られる道成寺の流れをくむ郷土芸能です。子踊りの「鐘巻踊」のうたの中にも安珍清姫悲恋物語が歌われています。
 現在松阪市内では西野を含めて8つの地区(向粥見本郷かんこ踊りは中断中)でかんこ踊りが行われていますが、その多くは初盆供養の仏事踊りです。西野子踊りは雨乞いや豊年祈願の神事踊りです。戦後間もない昭和20年代から中断し、約30年後の昭和54年8月に西野子踊り保存会が結成され、復活しました。


                   (今年の8月10日に行われた西野子踊り)

 「子踊り」と呼ばれるように、踊りの中心は小学生を中心とした子ども達です。かつては家持ちの長男しか踊れなかったのですが、最近は子供の人数が少なくなってきたので、次男、三男や女の子も踊りの輪に加わり、また未就学の幼児、中学生や高校生、大人の人たちも多く踊りに加わっています。
 踊りの輪の中央には大太鼓、その外側に大人の踊り子、さらにその外側に子ども達の踊り子が輪をつくります。踊り子は法被姿にはちまきをして、履物は雪駄。首から太鼓を下げ、バチで太鼓を打ちながら踊ります。一番外側には子ども達の母親や地区の大人たちが鳥追笠をかぶり、竹の先に紙の房のついた「采(ざい)」をもって踊ります。

 西野子踊り展は9月3日まで開催されています。
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三重高チームが凱旋、市役所で報告会行う

2014-08-26 18:30:12 | 日記

             (チームを代表し中村監督と長野主将に花束が贈呈されました)

 夏の全国高校野球で準優勝に輝いた三重高校野球部の選手達が松阪に凱旋し、松阪市役所5階のホールで午後4時から報告会を行いました。
 この日宿泊所からバスで松阪に帰った監督、選手達、学校関係者など31名は、そのまま松阪市役所を訪れ、大勢の市民や市職員の拍手に迎えられ玄関を入りました。選手たちが5階のホールに入り舞台に上がると、待ち構えていた多くのマスコミ関係の人たちや、一般市民の人たちが一斉にカメラに収めていました。
 
  (会場は大勢の市民の熱気に包まれました)    (拍手に迎えられ選手たちが市役所に到着)

 山中市長の祝いのことば、水谷晴夫市議会議長の祝いの言葉のあと、中村監督が挨拶をされ、1回戦の2点負けている最終回に、応援席から唸るような大きな熱気があり、こんなことは私も40年野球をやっているが始めてでしたと、応援に対するお礼を述べられました。また長野主将は、決勝戦という最高の舞台でプレーできた喜びを表していました。

 この日会場に詰めかけた大勢の市民や学校関係者、スポーツ少年少女、市役所関係者、市議会議員など拍手と歓声の中で報告会が進み、最後に山中市長の音頭でバンザイ斎唱をして、三重高の準優勝を喜び合いました。
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三重高堂々の準優勝

2014-08-26 07:55:26 | 日記
 夏の高校野球、三重高校は三重県勢としては59年ぶりに決勝まで勝ち進んだが、決勝戦で惜しくも大阪桐蔭に敗れた。しかし胸を張れる堂々の準優勝であった。
今年の三重高は実によく打った。そしてあれよあれよと勝ち進んで、見事な決勝進出であった。

 私はここ数年、三重校高または松阪高校が甲子園に出場すれば、春、夏を問わずほとんど毎試合甲子園に行って応援していました。そしてその時は、ほとんど1回戦敗退が多かった。今回は1回も甲子園に行く機会がなく、特に準決勝、決勝は研修中の移動バスの中でのテレビ観戦であった。しかも電波状態が悪く、映像が途切れ途切れ状態の中で、一喜一憂をしていました。

 残念ながら頂点に届かなかったが、全ての選手がよく投げ、よく打ち、よく守った。見事なチームであった。選手の皆さんご苦労さま、そしてありがとう。残りの「1勝」は次に引き継がれた新しいチームで挑戦して下さい。
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北村季吟『伊勢紀行』の翻刻・解説著書出版記念のつどい開催される

2014-08-22 22:19:05 | 日記
 江戸時代前期の俳人・歌人であり国学者である北村季吟が、享保4年(1687)松坂に40日間滞在して書いた滞在日記『伊勢紀行』を、分かりやすく翻刻・解説した「北村季吟『伊勢紀行』と黎明期の松坂文化」の出版記念のつどいが、8月21日産業振興センターで開催されました。

 『伊勢紀行』は現存する松坂に関する最古の本で、享保4年に松坂の文化を学ぶ町人たちに招かれ、当時の町や人々の様子を描いた。蒲生氏郷が松坂城を築城して約100年後、本居宣長が活躍する時代より100年ほど前のことである。
 この紀行文を現代風に解読した著書が、「北村季吟『伊勢紀行』と黎明期の松坂文化」で、松阪市在住の医師井上正和氏が手がけた。

 本居宣長記念館の吉田悦之館長は、この伊勢紀行は用紙10枚程度のもので あり、読むことはできるが、理解することはできない難物で、解読は難しいことが分かっている学者は誰も手を出さず、素人である井上さんが「無謀にも」取り組んだという表現で、彼の功績を讃えました。
 私もこの日会場でこの本を買いましたが、これから「解読」します。
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松阪市議会平成26年度各役職決まる

2014-08-19 16:04:04 | 日記
 松阪市議会平成26年8月臨時議会の2日目が19日に行われ、新役員が次のように選任されました。

議  長    水谷晴夫
副議長     永作邦夫
議会選出監査委員  山本 節

〓常任委員会委員 (◎委員長 ○副委員長)〓
◆総務生活委員会 7人
 ◎植松泰之、○松田千代、松岡恒雄、山本芳敬、濱口高志、松田俊助、田中 力、

◆環境福祉委員会 7人
 ◎中瀬古初美、○大平 勇、沖 和哉、堀端 脩、海住恒幸、永作邦夫、今井一久、

◆文教経済委員会 7人
 ◎川口 保、○大久保陽一、深田 龍、野呂一男、中村良子、山本 節、久松倫生、

◆建設水道委員会 7人
 ◎西村友志、○坂口秀夫、田中祐治、中島清晴、野口 正、水谷晴夫、前川幸敏

〓議会運営委員会委員(◎委員長 ○副委員長)〓
 ◎中島清晴、○今井一久、野呂一男、中村良子、山本芳敬、大平 勇、濱口高志、西村友志、田中 力

〓組合・連合議会議員(松阪市議会分)〓
◆松阪地区広域衛生組合議員 13人
 深田 龍、松岡恒雄、植松泰之、堀端 脩、野呂一男、田中祐治、濱口高志、松田俊助、中島清晴、今井一久、西村友志、松田千代、水谷晴夫、

◆松阪地区広域消防組合議員 13人
 沖 和哉、坂口秀夫、中瀬古初美、山本芳敬、山本 節、大久保陽一、海住恒幸、永作邦夫、久松倫生、野口 正、田中 力、水谷晴夫、前川幸敏

◆松阪飯多農業共済事務組合議会議員 10人
 深田 龍、坂口秀夫、山本芳敬、田中祐治、川口 保、大平 勇、濱口高志、永作邦夫、今井一久、西村友志、

◆多気町松阪市学校組合議会議員 3人
 沖 和哉、中村良子、大平勇、

◆宮川福祉施設組合議会議員 2人
 堀端 脩、中村良子

◆香肌奥伊勢資源化広域連合議会議員 2人
 大久保陽一、水谷晴夫

◆三重県後期高齢者医療広域連合議会議員 1人
 水谷晴夫(議長)

〓広報広聴委員会委員(◎委員長 ○副委員長)〓
 ◎松田千代、○中瀬古初美、沖 和哉、松岡恒雄、山本芳敬、永作邦夫、中島清晴、水谷晴夫、前川幸敏

〓特別委員会委員〓
◆議会改革検討委員会作業部会
 ◎久松倫生、○大平 勇、沖 和哉、松岡恒雄、植松泰之、中瀬古初美、堀端 脩、川口 保、海住恒幸、松田俊助

〓議会選出各種委員〓
◆松阪港振興協議会理事
 松岡恒雄、坂口秀夫、田中祐治、川口 保、野口 正、松田千代、水谷晴夫(議長) 

◆都市計画審議会委員
 植松泰之、海住恒幸、今井一久、田中力


 各会派の議員及び代表者を次に示します。

〓会派一覧(◎は代表)〓
真政クラブ(8人)
 ◎大平 勇、植松泰之、山本芳敬、堀端 脩、大久保陽一、坂口秀夫、野呂一男、水谷晴夫

市民民主クラブ(5人)
 ◎ 松田俊助、中島清晴、永作邦夫、田中 力、川口 保

日本共産党(3人)
 ◎ 久松倫生、今井一久、松田千代

青凛会(3人)
 ◎ 野口 正、沖 和哉、濱口高志

公明党(3人)
 ◎ 西村友志、松岡恒雄、山本 節

あかつき会(3人)
 ◎ 田中祐治、中瀬古初美、中村良子

会派に所属しない議員(3人)
 深田 龍、海住恒幸、前川幸敏
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松阪市議会、新議長に水谷氏、副議長に永作氏が選任される

2014-08-19 07:37:25 | 日記
 松阪市議会では8月18日に臨時議会を開催し、中島清晴議長、山本芳敬副議長の退任に伴う議長選挙が行われました。
 議長選挙では水谷晴夫議員(真政クラブ)と久松倫生議員(日本共産党)が立候補し、選挙の結果、水谷晴夫議員が当選しました。また副議長選挙では、永作邦夫議員(市民民主クラブ)と今井一久議員(日本共産党)が立候補し、永作邦夫議員が当選しました。
 水谷氏は平成町21年に次いで2回目。任期は申し合わせにより1年。
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松崎浦町かんこ踊り開催される

2014-08-16 00:22:47 | 日記
 松阪市に残る7つのかんこ踊りの1つ、松阪市松崎浦町のかんこ踊りが8月14日から開催されています。このかんこ踊りは、松崎浦かんこ踊り保存会(奥田義昭 会長)が主体として運営しているもので、町内の神社・寺などをに寄りながら、初盆の家を廻り、3日3晩踊り続けられます。

 8月14日午後7時に松ヶ崎神社をスタートに、一軒当たり約1時間かけ、6人1組の踊り子が白布で顔を覆い、法被に白タスキ、花笠をかぶり、脚絆手甲を付け、太鼓を首にかけ、跳ね上げるように踊ります。

 今年花笠を新調された同町の鈴木英雄さんの話しでは、この踊りは途切れることなく戦時中も続けられており、当時は網元や商売をしている家も踊りの依頼があり、また戦死する人も多くて、踊り子が何軒も続けて踊らなくてはならず、大変であったということです。
 松崎浦町かんこ踊りは16日の朝まで続けられます。

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猟師かんこ踊り始まる

2014-08-13 23:11:07 | 日記
 松阪市内に残る7つのかんこ踊りの1つ猟師かんこ踊りが、8月13日から始まりました。猟師かんこ踊り保存会(浜口悟 会長 会員23人)が中心となり、猟師青年団(刀根銀次 会長 会員20人)と共に運営するもので、16日の朝まで、3日3晩踊り続けられます。

 猟師かんこ踊りは江戸時代に始まったとされ、初盆の家を順番に廻っていくもので、1軒当たり約1時間踊られます。歌は「もと歌」に「追いかけ」「末(すえ)」が歌われ、4人1組の踊り子が白布で顔を覆い、法被に白タスキ、花笠をかぶり、太鼓を首にかけ、跳ね上げるように踊ります。

 同町の海念寺からスタートし、猟師町・町平尾町・猟師塩浜地区の中で、希望のあった38軒の初盆の家を廻り、最後は猟師公民館で踊り納められます。
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西野子踊り行われる

2014-08-11 06:42:07 | 日記
 


 松阪市西野町に古くから伝わる郷土芸能「西野子踊り」が8月10日、西野公民館前広場で行われました。8月9日に行われる予定でしたが、台風11号の影響で1日延期になりました。この日も朝から暴風雨が吹き荒れる中、関係者一同気を揉みながら天候の回復を待ちました。予定時刻の午後5時頃には雨も上がり、広場の水も引き、野外で実施することができました。

 この日は踊り子たちが次々と会場に集結し、踊りを見守る地域の人たち、親戚の人たち、一般市民の皆さん、また市外からも見学者が訪れました。また多くの来賓の皆様も来ていただきました。
 今年は市教育委員会の無形文化財の撮影のため、依頼を受けた松阪ケーブルテレビのカメラマンが、練習風景から今日の本日まで撮影に来ていました。

 西野の子踊りは「かんこ踊り」とも呼ばれ、和歌山県日高郡日高町にある安珍清姫悲恋物語で知られる道成寺の流れをくむ郷土芸能です。子踊りの「鐘巻踊」のうたの中にも安珍清姫悲恋物語が歌われています。
 現在松阪市内では西野を含めて7つの地区でかんこ踊りが行われています。昔は多くの地区でかんこ踊りが行われていましたが、時代の流れと共に消えていき、現在7地区でしか残っていません。このため大変貴重な郷土芸能と言えます。7つの地区の内、猟師・松崎浦・曽原・笠松・新屋庄の5地区は初盆供養の仏事踊りです。西野と小阿坂は雨乞いや豊年祈願の神事踊りです。

 戦後間もない昭和20年代から中断し、約30年後の昭和54年8月に西野子踊り保存会(安濃田助生会長)が結成され、復活しました。この長期の中断が大きく、最近太鼓を踊れる人、歌を歌える人が少なくなってきました。
 このため平成20年6月から「かんこ塾(錦洋明塾長)」を開設して大人を対象に太鼓の練習を行っています。また昨年末、これまで歌を歌われていた野崎宥志さんが亡くなり、歌う人が少なくなってきたので、今年の2月から有志7人で歌の練習もしてきました。
 かんこ塾は7月から練習を始め、子ども、大人を含めた総合練習は7月の末から8月にかけて行います。

 

 「子踊り」と呼ばれるように、踊りの中心は小学生を中心とした子ども達です。かつては家持ちの長男しか踊れなかったのですが、最近は子供の人数が少なくなってきたので、次男、三男や女の子も踊りの輪に加わり、また未就学の幼児、中学生や高校生、大人の人たちも多く踊りに加わっています。
 踊りの輪の中央には大太鼓、その外側に大人の踊り子、さらにその外側に子ども達の踊り子が輪をつくります。踊り子は法被姿にはちまきをして、履物は雪駄。首から太鼓を下げ、バチで太鼓を打ちながら踊ります。一番外側には子ども達の母親や地区の大人たちが鳥追笠をかぶり、竹の先に紙の房のついた「采(ざい)」をもって踊ります。
 歌に合わせて笛を吹き、かつては法螺貝が吹かれましたが、今はありません。

 歌は「世古入」、「神楽踊」、「世ノ中踊」、「小原木踊」、「飛田踊」、「鐘鋳踊」、「鐘巻踊」、「綾踊」、「忍踊」、「長崎踊」、「神役踊」、「御寺踊」、「雉子突踊」、「陣立踊」、「鹿狩踊」、「唐人踊」、「花見踊」と全部で17あります。この内現在は「世古入」、「神楽踊」、「世ノ中踊」、「小原木踊」、「飛田踊」、「鐘鋳踊」、「陣立踊」、「花見踊」の8曲が踊られています。

  開催時期は、旧来は8月20日でありましたが、現在は盆直前の土曜日に行われ、開催場所は、以前は町内の西林寺と宝福寺で交互に行われていましたが、現在は西野公民館前広場で行われます。

 西野の場合「子踊り」と称しますが、鞨鼓を持って踊ることから他地区の「かんこ踊り」と変わりません。他地区では「かんこ踊り」と称しているのに、西野だけなぜ「子踊り」と称するのかは分かりません。
 またこの踊りがいつ頃から始まったかは分かりません。歌の中に唯一出てくる年号が、鐘鋳踊の中の善光寺の鐘に書かれた年号「元文四年五月三日」で、この元文4年(1739)は江戸時代(1603~1867)の丁度中頃になり、これ以降にこの歌が作られたことになります。

 西野子踊りと小阿坂のかんこ踊りは共通するところが多く、西野17踊りに対して小阿坂20踊りであるが、多少文句は違っていても14踊りも共通の踊りがあり、節もよく似ています。和歌山県の道成寺の案内板に西野と小阿坂の踊りが記されていました。また曽原のかんこ踊りや笠松のかんこ踊りには初盆供養踊りでありますが、西野とよく似た歌があります。

                                 西野子踊り保存会会長 川口 保
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西野子踊り台風の影響で明日10日に延期

2014-08-09 09:40:19 | 日記

 8月9日(土)に予定されていました西野子踊り(かんこ踊り)は、台風11号の影響で、明日、8月10日(日)午後5時からに延期させていただきます。

 もし10日も同じような荒天であれば、中止する予定です。「実施」、「中止」の決定は、明日の天候を見ながら判断します。 なお10日にできない場合、今年の子踊りは中止させていただきます。

 問合せは 

  西野子踊り保存会会長  川口 保まで  自宅0598-58-2948  携帯090-8738-7959

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西野子踊り(かんこ踊り)8月9日に開催

2014-08-02 06:48:32 | 日記
                        (写真は昨年の踊りです)

 西野子踊り(かんこ踊り)は今年も例年通り8月9日(土)します。古くから伝わる伝統芸能を見に来て下さい。
 
   月 日  平成26年8月9日(土)
        (雨天の場合は会場内で行います)

   場 所  西野公民館広場
         
   時間割  子 踊 り  16:00~18:00(途中2回休憩)

西野子踊りの概要
 西野子踊りは、「鼓踊り」または「かんこ踊り」とも呼ばれ、和歌山県日高郡日高町にある、安珍清姫悲恋物語で知られる道成寺の流れをくむ郷土芸能です。子踊りの「鐘巻踊」のうたの中にも安珍清姫悲恋物語が歌われています。
 現在松阪市内7ヶ所で行われているかんこ踊りの多くは、初盆供養踊りですが、西野子踊りは神事踊りに属するもので、雨乞いや豊年祈願の踊りです。

 歌は「世古入」、「神楽踊」、「世ノ中踊」、「小原木踊」、「飛田踊」、「鐘鋳踊」、「鐘巻踊」、「綾踊」、「忍踊」、「長崎踊」、「神役踊」、「御寺踊」、「雉子突踊」、「陣立踊」、「鹿狩踊」、「唐人踊」、「花見踊」と全部で17あります。
この内現在は「世古入」、「神楽踊」、「世ノ中踊」、「小原木踊」、「飛田踊」、「鐘鋳踊」、「陣立踊」、「花見踊」の8曲が踊られています。

 「子踊り」と呼ばれるように、踊りの中心は小学生を中心とした子ども達です。かつては家持ちの長男しか踊れなかったのですが、最近は子供の人数が少なくなってきたので、次男、三男や女の子も踊りの輪に加わり、また未就学の幼児、中学生や高校生、大人の人たちも多く踊りに加わっています。
 踊りの輪の中央には大太鼓、その外側に大人の踊り子、さらにその外側に子ども達の踊り子が輪をつくります。踊り子は法被姿にはちまきをして、首から太鼓を下げ、バチで太鼓を打ちながら踊ります。一番外側には子ども達の母親や地区の大人たちが菅笠をかぶり、竹の先に紙の房のついた「菜(ざい)」をもって踊ります。
 
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