川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

減反政策の廃止

2013-11-28 22:54:24 | 日記
 「秘密保護法案 衆院通過」の記事が新聞の一面を大きく躍った11月27日、同じ一面の下の方に小さく「政府2018年に減反政策を廃止」という記事が載った。
 政府はコメ政策を大きく転換し、1970年から約半世紀続けてきた減反政策を廃止し、補助金を見直す、新しい政策を発表した。日本の農業は大きな転換を迎えることになった。

 日本における稲作の始まりは、弥生時代からという説が長きに渡って用いられてきたが、近年縄文時代中期にまで遡るという説が有力となっている。まさに神代の昔から始まった稲作において、いかに多くの収穫をあげるかが、日本農業の永遠のテーマであった。

 コメ作りが始まって以来、災害や天候による減収で幾たびかの飢饉が起こり、人々の生活を襲ってきた。しかし近年機械の発達や、肥料や農薬の進歩などによって飛躍的に栽培技術が向上して、著しく収穫量が増加した。
 そして、コメ余り現象が起きてきた1970年に、ついに水田の一部にコメをつくらない減反政策を実施することになった。日本のコメ作りの長い歴史の中での、大転換であった。

 その後も反あたりの収穫量は増加していき、減反割合が多くなって行くと同時に、米価は1990年代前半の23100円/60㎏をピークに下がっていき、稲作を専門農業者や営農組織に委託する農家が増えてきている。
 かつて米価が決定される季節になると、農民や農業団体が国会に押し寄せたエネルギーは今は昔。減反政策の廃止への方向の中で、農業者や農業団体からの反対の大きな動きが見られない。

 この減反政策の廃止は、日本の農業に再び訪れた、大きな転換期である。
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松阪市議会11月議会今日から開会

2013-11-27 08:00:49 | 日記
 松阪市議会平成25年11月議会は、今日11月27日に開会され、21日間の会期で次のように行われます。

11月27日 本会議
        ・議案上程、提案説明

12月 3日 本会議
        ・議案に対する質疑、委員会付託
        ・請願並びに陳情上程、委員会付託

12月 5日 本会議
        ・一般質問

12月 6日 本会議
        ・一般質問

12月10日 本会議
        ・一般質問

12月11日 委員会
        ・環境福祉委員会
        ・文教経済委員会

12月12日委員会
        ・総務生活委員会
        ・建設水道委員会

12月17日 本会議
        ・委員長報告、質疑、議員間討議、討論、議決
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第1回松阪史跡めぐり開催される(2)

2013-11-25 21:42:50 | 日記
 リバーサイド茶倉で昼食をとった、第1回史跡めぐりのメンバー48人は2台のマイクロバスに分乗して、次の見学地に向かいました。

7.中央構造線(車窓見学)
 『中央構造線は静岡県付近から愛知県、紀伊半島そして四国を縦断して、九州まで伸びる、日本最大の構造線です。構造線の南側は「外帯」と呼ばれ、三波川変成岩類の黒色変岩や緑色変岩が分布します。北側は「内帯」と呼ばれ領家変成岩類の花崗岩などが分布します。』

8.飯南高校ハナノキ(車窓見学)
『飯南高校の正門横に樹齢約80年のハナノキの大木があります。樹高約25m、3主幹立ちで幹周り約4m、ハナノキは、春の花、秋の紅葉とそれぞれ真っ赤に色づく美しい樹木。日本固有種で、環境省のレッドリスト絶滅危惧Ⅱ類種に指定されている大変貴重な種とされています。』

9.滝野城跡
 『飯南町有間野の「たかんじょ」と呼ばれる高城山のちょうじょうにある、12世紀頃の源平の戦いの時代の城。平安時代末期に源義経が攻め落としたとも伝えられている。』

10.水屋神社
 

             (水屋神社の見学)         (滝野城跡は山の下から見学しました)

 『水屋神社(久保憲一宮司)は飯高町赤穂にあり、天照大神など18神を祀る。神社境内には巨樹が多くあり、大楠は推定樹齢千年、樹高35m、根回り29mで県の天然記念物に指定されている。』
 今日は祭りと重なり、久保宮司さんから説明を聞くことが出来なかったので、それぞれが大楠などを自由見学しました。

11)ふるさと川俣いも祭り(大谷嘉兵衛翁祭り)

 

     (小林先生に嘉兵衛翁の説明受ける)   (うちのメンバーもたくさんの餅をゲットしました)
 

 
 『茶王と呼ばれる大谷嘉兵衛翁を讃える大谷嘉兵衛翁祭りは、これまで飯高町宮本の、翁の菩提寺の長楽寺で行われていたが、3年前から場所を旧川俣小学校に移して、ふるさと川俣いも祭りと合同で開催されています。』
 僧侶による太鼓演奏を聞いたあと、餅まきがありました。我が史跡めぐりのメンバーもちゃっかり、たくさんの餅をゲットしていました。そのあと大変お疲れのところ、小林平八郎先生から大谷嘉兵衛翁の話しを聞きました。

 今回の史跡めぐりでお世話になった、松尾神社の岡村行通宮司さん・垣本長生禰宜さん、大河内城跡の説明をしていただいた山際義一さん、昼食のときいろいろ心づかいをしていただいたリバーサイト茶倉の管理人さん、ふるさと川俣いも祭り(大谷嘉兵衛翁祭り)の大変お忙しい時に、嘉兵衛翁の説明などお世話になった小林平八郎・典子先生、本当にありがとうございました。

 また資料集めや下見の時にお世話になった、水屋神社の久保憲一宮司さん、滝野城跡の案内をしていただいた有間野の森本直樹さん、飯南振興局、飯高振興局の皆さん、また駐車場をお借りした大河内町西蓮寺さん、マイクロバスを貸していただいたミノダ自工さん、本当にありがとうございました。多くの皆さんの支えていただきこの企画ができました。

 そしてこの催しに参加していただいた皆さんありがとうございました。参加者の皆さんからは喜んでいただき、毎月やってほしいという声もありましたが、何とか年2回ぐらいは開催したいと思っています。
 会の名前は「松阪史跡探訪会」と決めていただきました。会則も総会もない会にしたいと思います。

                            松阪史跡探訪会     川口 保
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第1回松阪史跡めぐり開催される(1)

2013-11-25 00:01:00 | 日記

(リバーサイド茶倉で集合写真)

 松阪市内に数多くある名所旧跡をめぐる「第1回松阪史跡めぐり」が11月23日、市民48人が参加して開催されました。この催しは松阪史跡探訪会が主催して行ったもので、市内の名勝、名山、城跡、遺跡、史跡、古墳、神社、お寺、名木、祭り・神事、食、名産など、歴史的・文化的遺産を見学するものです。 今回は和歌山街道めぐり(その1)です

1.和歌山街道起点(車窓見学)
 『和歌山街道は三重県松阪市日野町と奈良県五條市を結ぶ全長45里(180㎞)の道で、奈良側は「伊勢街道」と呼ばれ、現在の国道166号の基となった道路である。
  和歌山街道の歴史は古く、原始時代にも石器の材料の運搬に用いられ、粥見井尻遺跡から発見された讃岐石(サヌカイト)もこの道を通って運ばれたと考えられている。また紀州藩の参勤交代に使われた道でもある。』

 日野町の和歌山街道の起点は車窓より見学しました。

2.松尾神社

 

    (垣本禰宜による史跡めぐりの安全祈願)       (岡村宮司による神社の説明)

 
 『松尾神社は松阪市立野町の標高113mの山の頂上にあり、本殿まで約400段の階段が続きます。松尾神社はもともと立野神社または立野明神と呼ばれ、飯高郡に属する郷としてあげられていた立野郷の産土紙(うぶすながみ)(生まれた土地を守護する神)として大山咋命(おおやまくいのみこと)を祭ったのが立野神社です。祭ってあるのは大山咋命を主神に28柱の神。』
 まず松尾神社の垣本長生禰宜により、史跡めぐりの安全祈願のお払いをしていただき、400段の階段を上った山頂の本殿前で、岡村行通宮司から松尾神社の歴史など説明を受けた後あと、参加者代表4人が玉串を奉てんしました。
4.大河内城跡

 

(寺井町の歴史研究家 山際義一さんにより説明を受けた)

 『大河内城跡は松阪市大河内町の阪内川と矢津川に挟まれた丘陵地の先端部にある。城は南北朝時代の1420年頃(応永年間頃)伊勢国司北畠満雅により築城され、満雅の弟顕雅(あきまさ)が入城した。
織田信長は永禄12年(1569)5万の兵をもって北伊勢の城を傘下に収めながら南下し、8月に大河内城の北畠具教(とものり)軍に迫った。広坂口の戦い、まむし谷の攻防など激しい戦いが繰り広げられ、戦闘は50日に及ぶが、北畠軍は8千の兵で織田軍の猛攻に耐えた。この一大攻防の結果、大河内城は難攻不落の堅城と絶賛された。』

 大河内城跡では、北畠研究をしてみえる寺井町の山際義一さんから約1時間、大河内城や北畠について聞きました。次々と口をついて出てくる年代や武将の名前に皆さん驚いていました。

5.粥見井尻遺跡
 『平成8年(1997)9月当時の飯南町粥見字井尻地内の国道368号の道路予定地であった粥見井尻遺跡を発掘・調査したところ遺跡より、縄文時代草創期(約12000~11000年前)の土偶が2個発見され、そのうちの1個はほぼ完全な形で出土した。
  この土偶は女性の上半身を形どったもので、今から1万2千年~1万1千年前の日本最古のものとみられている。』
 井尻遺跡では私が説明しました。

6.リバーサイド茶倉

(リバーサイド茶倉で弁当を広げて食べました)

 リバーサイド茶倉では、みんなでシートの上で、ピクニック気分で弁当を広げて食べました。
                                         (つづく)
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松阪牛まつり、第64回松阪肉牛共進会開催される

2013-11-24 18:49:00 | 日記

 (2300万円の値がついた優秀賞1席の「にしふく7」号)

  松阪牛の肥育技術の向上とブランド振興を目的として、「松阪牛まつり」が平成25年11月23日、松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで開催され、私も中島松阪市議会議長らとともに、来賓として出席させていただきました。
 この日は秋晴れの絶好の行楽日和になり、松阪市内外から家族連れなど多くの来場者が訪れ、まつりを楽しみました。芝生広場には42の出展ブースが並び、来場した市民は思い思いに品を買い求めていました。また松阪肉のすき焼きの大試食会には長い列ができ、2000食の無料のすき焼きを味わっていました。

 この日会場では特産松阪牛を決める「第64回松阪肉牛共進会」が行われました。
 「特産松阪牛」とは兵庫県産の黒毛和牛で、雲出川から宮川流域の市町で900日以上育てられた牛という条件があります。この日予選を勝ち抜いた50頭が出品され、審査の結果、優秀賞1席から5席が選ばれました。

 

 (相可高校の生徒が育てた「あいとし10」号) (テント村の出展ブースは来場者で賑わっていた)

 松阪牛の女王、優秀賞1席には多気町前村の畑敬四郎さんが育てた「にしふく7」号が選ばれました。
 このあと競り市が行われ、共進会に出品された50頭の牛は、威勢のいい掛け声とともに、次々と精肉業者の人に競り落とされました。今年は全ての牛が200万円以上の値をつけました。1席の「にしふく7」号は2,300万円で津の「朝日屋」が競り落としました。

 また多気町相可の相可高校の生徒たちが育てた「あいとし10」号は、拍手の中でどんどんと値が上がっていき、例年通り松阪市稲木町の瀬古食品(有)が606万円で落札しました。

 このあと餅まきがあり、私も多くの来場者に向かって餅まきをさせていただきました。

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第4回ふるさと川俣いも祭りを参観

2013-11-23 20:56:39 | 日記
(最後に餅まきが行われました)


 「第4回ふるさと川俣いも祭り」と、「第14回 茶王 大谷嘉兵衛翁祭り」が11月23日、飯高町粟野の川俣小学校で行われました。私達も途中からですが参観することができました。
 この祭りは「川俣地区住民協議会(中村正則会長)」と「茶王 大谷嘉兵衛の会(大櫛栄治会長)」が主催して毎年行われるもので、来場者には「いも煮」が振る舞われ、また仮装行列や珍しい僧侶による太鼓演奏などがありました。
 最後に体育館で餅まきがあり、私たちも地域の人達と一緒に歓声をあげながら、餅拾いを楽しみました。
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防災キャラバン開催される

2013-11-16 08:06:47 | 日記
 「大規模災害、そのときボランティアができること」いうテーマで、11月15日松阪市本町の松阪市産業振興センターで、「第13回 松阪被災地から学ぶ災害ボランティア支援」防災キャラバンが行われました。この催しは「みえボランティア支援センター」が主催して行われたもので、岩手県山田町からボランティアセンターの運営に携わった人を迎えて、パネルディスカッションが行われました。

 山田町はこの震災で約800人の死者・行方不明者を出し、3500戸の家が失われました。2010年時点で、今後30年間の地震発生確率が99%という発表があったのですが、すぐ発生するという実感はなかったということです。山田町には8mの堤防が造られており、地震発生直後に、3mの津波が来るという放送がなされたあと、電気が切れてその後の情報は入らなかったということです。津波の速さは時速120㎞で、堤防の上で津波を見ていた多くの人が流されたそうです。

 みえボランティア支援センターは、東日本大震災が発生したあと岩手県山田町に、「みえ発!ボラパック」を企画してボランティアを、のべ1290名を派遣し続け、復旧の一翼を担ってきました。私もこの同支援センターのボラパック17便に参加させていただきました。

 この日は山田町の社会福祉協議会事務局長で山田町社協復興支え愛センター長の福士豊さん、同協議会職員で同センターの所長を務めた阿部寛之さんが来松され、みえボラパックに参加した東部中教諭の乾秀樹さん、松阪市在住の西中忍さんを交えてのパネルディスカッションがありました。

 山田町の復興支え愛センターは、地震発生から約1ヶ月後の2011年4月9日に立ち上げたのですが、阿部さんや福士さんからはその時の混乱や苦労の様子が述べられ、また乾さんや西中さんからは、ボランティアに入った時の様子が述べられました。

 会場には三重県内からボランティア経験者など約80名が参加して、ボランティアを受ける側、ボランティアに行く側、双方の話しが聞きました。
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第1回松阪史跡めぐり参加者募集のお知らせ

2013-11-13 23:02:53 | 日記
 松阪市内には数多くの歴史的・文化的遺産があります。名勝、名山、城跡、遺跡、史跡、古墳、神社、お寺、名木、祭り・神事、食、名産など、その土地の人にだけにしか知られていないものもたくさんあります。これらの隠れた名所旧跡を探訪する史跡めぐりを開催します。

 今後10回、100ヶ所を目標に松阪市内及び松阪周辺地区を探訪します。第1回目は和歌山街道めぐり(その1)です。それぞれの場所で詳しい人の説明を受けます。

 参加者を下記のように募集します。

 ○月 日 平成25年11月23日(土) (小雨決行)

 ○集 合 鈴の森公園 午前8時30分

 ○会 費 1500円(マイクロバス車代、保険、謝礼など)

 ○定 員 50名 (定員になり次第締切ります)

 ○コース
  鈴の森公園→ 和歌山街道起点→ 松尾神社→ 大河内城跡→ 井尻遺跡→ リバーサイド茶倉
                                                        (昼食)
  →滝野城跡(ふもとまで)→ 水屋神社→ ふるさと川俣いも祭り(大谷嘉兵衛翁祭り)(旧川俣小)

  など(見学地は変更することがあります)

 ○その他  ・弁当、お茶など各自持参して下さい(朝コンビニに寄ります)
         ・歩きやすい服装、運動靴などで来て下さい

 ○問合せ・申し込みは 川口保まで(電話0598-58-2948)

 ○主 催 松阪史跡探訪グループ たかしほ会(仮称)
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久居農林昭和39年度卒同窓会行われる

2013-11-13 22:22:15 | 日記
 

久居農林高校を卒業して早、半世紀、昭和39年度卒業生の同窓会が11月13日、松阪市中央町のフレックスホテルで行われました。この日農業科と家政科の卒業生38人が出席しました。

  

 まず同級生ですでに亡くなっている人達に対し黙祷をしたあと、幹事の代表が挨拶し、懇談に入りました。この年度の卒業生は数年おきに同窓会をしていて、いつも出席する人はだいたい決まっていますが、今日は珍しく久しぶりに参加する人もありました。また県外から出席した人も何人かありました。
 久しぶりに同級生に再会し、思い出ばなしや近況の話しに花が咲きました。部屋を変えての二次会もあり、楽しい一時でした。
        
 
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ほ場整備「櫛田上地区」竣工式典行われる

2013-11-12 14:13:39 | 日記
                       (式辞を述べる森坂享司理事長)
 櫛田川の左岸の旧櫛田村地区に広がる田園地帯で行われていた「県営担い手育成基盤整備事業 櫛田上地区」が完工し、今日11月12日、松阪市豊原町の松阪農協本店で竣工式典が行われました。私も来賓の一人として参列させていただきました。
 このほ場整備事業は松阪市山添町、安楽町、山下町、伊賀町、豊原町の5つの町にまたがる、約120㏊の農地を対象として、「櫛田上地区改良区(組合員数181名 森坂享司理事長)」によって平成8年から取り組まれていたもので、17年の歳月を費やし、総事業費27億2,510万円をかけ、このほど完成したものです。

 この日の竣工式にはこの事業に取り組んできた改良区の役員、工事に携わってきた工事関係者が出席し、また国会議員、県会議員、市議会議員を始め、この事業を支援してきた三重県、松阪市、県土地改良連合会などの担当者など多くの来賓が参列しました。

 式典では森坂理事長が、県関係、土地連合会、市関係者、工事関係者にお礼を述べたあと、TPPの問題、農村の高齢化の問題、減反の問題など農業を取り巻く現状は大変難しい中で、これからの農業をどのようにしていけばいいのかを考えながら、地権者一同団結して取り組んで行きたいと、式辞を述べました。
 このあと、来賓の祝辞、来賓の紹介、工事経過報告があり、丸亀産業(株)など工事関係者12社に対して、森坂理事長から感謝状が贈呈されました。また事業に携わってきた改良区の役員にも感謝状が贈呈されました。

 私もかつて八幡沖ほ場整備事業の改良区の理事として、ほ場整備の仕事に携わったことがあり、実にいろいろな問題が次々と出てきて苦労しながら、進めてきた経験があります。
 今日役員の方と少し話しをしましたが、「いろいろな事がありました」とおっしゃった言葉の中に、17年間の苦労が凝縮されている気がしました。
 この日の竣工式にあたり、櫛田上地区のほ場整備事業に携わってこられた役員の皆様に敬意を表するとともに、組合員の皆様にこの事業の竣工をお祝い申し上げます。
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産業ビジリンピック、勤労者ファミリーフェスタ開催される

2013-11-10 23:00:35 | 日記
                            
                         (産業ビジリンピック) 

 松阪地域の企業や、企業から生み出された優れた製品や技術を発信して、ビジネスチャンスを広げていこうとする「元気まつさか産業ビジリンピック」が11月10日、松阪市総合体育館で開催されました。私も中島松阪市議会議長らともに来賓として、出席させていただきました。
 会場には松阪地域の企業の57ブースをはじめ、地域の41ブースなど100を越える団体が出展しました。

              
                        (ファミリーフェスタ2013)

 また中部台運動公園の芝生広場では「三重県補助事業 勤労者地域づくり等参画支援事業 「ファミリーフェスタ2013」が開催され、私も来賓として出席させていただきました。この催しは勤労者地域づくり等参画支援事業実行委員会が主催し、連合三重松阪多気地域協議会が共催をして行われたもので、時々小雨がぱらつく天候でしたが、家族連れなど多くの来場者で賑わいました。
 
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石巻市の復興への槌音(2)

2013-11-08 21:07:55 | 日記
 東日本大震災の被災地では、地震発生のあと津波で流された町の再建をどうするのか、元の町があった所に再建をするのか、被災した土地に土盛りをして高くして町を再建するのか、それとも高台に移転するのか、それぞれの被災自治体では難しい選択を迫られていることだろう。

 石巻市の震災復興基本計画は、「最大の被災都市から世界の復興モデル都市石巻を目指して」というテーマを掲げて計画が進められている。この計画では、牡鹿半島の山林を造成して新たな7,000戸の居住地を造る。被災した南浜の平野部の土地を市が買い取って、堤防・道路を兼ねた2列の盛り土をして、一番外側(海側)のスペースは工業地帯、2番目のスペースは緑地や商業地帯、それより内側を居住地として、いつか来るかも知れない次の大津波に対処しようとしている。

 この津波で水産関係の施設は全滅して、5,000人の雇用が失われたが、現在5割位は再開している。有効求人倍率も災害当時の0.7から1.5に増加している。
 発生ガレキは629万トンで、これまでの市の焼却炉で処理したとすると106年分に相当するが、新たに消去炉を5基設置してフル稼働しており、来年3月までに処理を終えようとしている。

 
 今回の津波では海岸近くに立地する日本製紙株式会社石巻工場も被災した。一時は他の土地への移転も考えられたと言うことであるが、最近数億円をかけて導入した製造機械が無事だったこともあり、元の場所で再開された。この工場には石巻市民の1割の人達が何らかのかたちで関係していることから、工場の再開は石巻市民にとって大きな励みになったであろう。
 「石巻市の復興は順調に進んでいますか」という質問をしたが、否定はされなかった。時間はかかるが復興への歩みは確実に進んでいると感じた。

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石巻市の復興への槌音(1)

2013-11-07 22:11:58 | 日記
 10月29日に松阪市議会の会派の視察で宮城県石巻市を訪れた。東日本大震災から2年7ヶ月、この震災で最大の被害を受けた同市の復興への確かな動きを感じることができた。

 石巻市の東日本大震災の死者・行方不明者は3,500人を越える。人口構成や地形によるものもあり、単純に比較することは出来ないが、被災自治体の中では犠牲者は突出して多い。石巻市は伊達藩の統治下では、奥州最大の米の集積港として、全国的に知られた交易都市であり、そのなごりから海岸線に堤防がなかったことも被害を多くした要因に上げられる。

 石巻市と言えば、石巻市立大川小学校と私立日和幼稚園の児童園児の被災が大きな問題となっている。この震災で大川小学校の全校児童108人の7割に当たる74人が死亡、行方不明になったのは痛ましい。視察の時、遠くからであるがこの学校を見たが、学校のすぐ裏に少し急傾斜であるが山があり、避難する気になれば5分で避難できたことから、亡くなった児童の保護者からは、なぜ裏山に避難誘導をしなかったのかと悔やまれている。

 また私立日和幼稚園の送迎バスが津波に襲われて5人の園児と添乗の女性が犠牲になった事故も痛ましい。なぜ地震発生のあと送迎バスは、高台にある保育園から津波が来る海の方に下りて行ったのか、なぜ津波の発生が予想できなかったのか。亡くなった園児の家は保育園からさらに高いところにあり、保護者にとっても悔やみきれないだろう。この幼稚園の子どもを亡くした保護者の訴えにより裁判が行われている。

 釜石の奇跡と言われる釜石市では、学校に通う小中学生2926人のうち学校を休んでいた5人を除く全員が津波から逃れ、また宮古市では、子ども達の通学路に津波シェルターを造るなどの防災に取り組んできており、500人以上の犠牲者が出たにもかかわらず、幼・小・中学生の犠牲者が一人も無かったことを見れば、普段からの防災への取り組み方の大事さを改めて考えられさせられた。また災害発生時の避難に対する機転も生死を分ける。

 このような大きな犠牲の悲しみの上に立って、石巻市では復興への確かな取り組みが始まっている。                                 
                                            (つづく)
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松阪市議会第2回議会報告会11月12日から開催

2013-11-06 22:18:03 | 日記
 松阪市議会の第2回議会報告会が、11月12日(火)、19日(火)、21日(木)の3日間市内各地で行われます。今回は9月議会の決算審査を中心に、28人の議員が4つの班に分かれて報告します。市民の皆様多数ご来場下さい。開催日程、班割は次の通りです。


開催日程
  
11月12日(火)  
午後7時から  第1班   幸公民館   殿町1198番地2 23-9549
午後7時から  第2班   花岡地区市民センター 大黒田町1235番地2 21-5646
午後7時から  第3班   第二隣保館    東町15番地2 51-0148
午後7時から  第4班   伊勢寺地区市民センター 深長町905番地 58-2647

11月19日(火)
午後7時から  第1班   中郷公民館     嬉野宮野町43番地5 43-2844
午後7時から  第2班   鵲公民館      星合町6番地1 56-6025
午後7時から  第3班  飯南コミュニティセンター   飯南町粥見3910番地1 32-4517
午後7時から  第4班   飯高林業総合センター 飯高町波瀬148番地 47-0321

11月21日(木)
午後7時から   第1班   東黒部ふれあい会館   柿木原町58番地 59-0401
午後7時から  第2班  射和地区市民センター   射和町586番地3 29-2002
午後7時から  第3班  中川コミュニティセンター  嬉野中川町927番地 42-5574
午後7時から  第4班  徳和地区市民センター  上川町263番地3 20-1100

班割(○は班長)
第1班 ○水谷 晴夫 松岡 恒雄 野呂 一男 中村 良子 田中 祐治 濱口 高志 今井 一久

第2班 ○山本  節 植松 泰之 中瀬古初美 大平  勇 中島 清晴 久松 倫生 松田 千代

第3班 ○海住 恒幸 深田  龍 堀端  脩 川口  保 大久保陽一 西村 友志 前川 幸敏

第4班 ○田中  力 沖  和哉 坂口 秀夫 山本 芳敬 永作 邦夫 松田 俊助 野口  正
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第52回氏郷まつり開催される

2013-11-03 20:36:36 | 日記
     

 松阪の礎を築いた戦国武将の蒲生氏郷をたたえる第52回氏郷まつりが、11月3日松阪市の市街地を中心として開催されました。飯南町粥見の大久保寿洋さん演じる蒲生氏郷は凛々しく、飯高町宮前の野呂有紗さん演じる冬姫は美しく、200名の武者行列が市内を練り歩きました。
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