リバーサイド茶倉で昼食をとった、第1回史跡めぐりのメンバー48人は2台のマイクロバスに分乗して、次の見学地に向かいました。
7.中央構造線(車窓見学)
『中央構造線は静岡県付近から愛知県、紀伊半島そして四国を縦断して、九州まで伸びる、日本最大の構造線です。構造線の南側は「外帯」と呼ばれ、三波川変成岩類の黒色変岩や緑色変岩が分布します。北側は「内帯」と呼ばれ領家変成岩類の花崗岩などが分布します。』
8.飯南高校ハナノキ(車窓見学)
『飯南高校の正門横に樹齢約80年のハナノキの大木があります。樹高約25m、3主幹立ちで幹周り約4m、ハナノキは、春の花、秋の紅葉とそれぞれ真っ赤に色づく美しい樹木。日本固有種で、環境省のレッドリスト絶滅危惧Ⅱ類種に指定されている大変貴重な種とされています。』
9.滝野城跡
『飯南町有間野の「たかんじょ」と呼ばれる高城山のちょうじょうにある、12世紀頃の源平の戦いの時代の城。平安時代末期に源義経が攻め落としたとも伝えられている。』
10.水屋神社
(水屋神社の見学) (滝野城跡は山の下から見学しました)
『水屋神社(久保憲一宮司)は飯高町赤穂にあり、天照大神など18神を祀る。神社境内には巨樹が多くあり、大楠は推定樹齢千年、樹高35m、根回り29mで県の天然記念物に指定されている。』
今日は祭りと重なり、久保宮司さんから説明を聞くことが出来なかったので、それぞれが大楠などを自由見学しました。
11)ふるさと川俣いも祭り(大谷嘉兵衛翁祭り)
(小林先生に嘉兵衛翁の説明受ける) (うちのメンバーもたくさんの餅をゲットしました)
『茶王と呼ばれる大谷嘉兵衛翁を讃える大谷嘉兵衛翁祭りは、これまで飯高町宮本の、翁の菩提寺の長楽寺で行われていたが、3年前から場所を旧川俣小学校に移して、ふるさと川俣いも祭りと合同で開催されています。』
僧侶による太鼓演奏を聞いたあと、餅まきがありました。我が史跡めぐりのメンバーもちゃっかり、たくさんの餅をゲットしていました。そのあと大変お疲れのところ、小林平八郎先生から大谷嘉兵衛翁の話しを聞きました。
今回の史跡めぐりでお世話になった、松尾神社の岡村行通宮司さん・垣本長生禰宜さん、大河内城跡の説明をしていただいた山際義一さん、昼食のときいろいろ心づかいをしていただいたリバーサイト茶倉の管理人さん、ふるさと川俣いも祭り(大谷嘉兵衛翁祭り)の大変お忙しい時に、嘉兵衛翁の説明などお世話になった小林平八郎・典子先生、本当にありがとうございました。
また資料集めや下見の時にお世話になった、水屋神社の久保憲一宮司さん、滝野城跡の案内をしていただいた有間野の森本直樹さん、飯南振興局、飯高振興局の皆さん、また駐車場をお借りした大河内町西蓮寺さん、マイクロバスを貸していただいたミノダ自工さん、本当にありがとうございました。多くの皆さんの支えていただきこの企画ができました。
そしてこの催しに参加していただいた皆さんありがとうございました。参加者の皆さんからは喜んでいただき、毎月やってほしいという声もありましたが、何とか年2回ぐらいは開催したいと思っています。
会の名前は「松阪史跡探訪会」と決めていただきました。会則も総会もない会にしたいと思います。
松阪史跡探訪会 川口 保