川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

5月定例議会閉会、退任議員5人があいさつ

2009-06-25 23:46:09 | 日記
 松阪市議会5月定例会は、6月24日閉会しました。今議会は19日閉会の予定でしたが、国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金9億7195,7万円が交付されたのを受けて、財政調整基金3億317,7万円と合わせての12億7513,4万円を追加する一般会計補正予算の審議のため延長されていたもので、この日原案通り可決されました。

 この議会は今期最後の議会ということで、勇退を表明している鵜飼孝議員、乾成雄議員、笠井和生議員、前田行正議員、長野操議員の5名が退任のあいさつを行いました。5氏の長年の功績に議場内から惜しみない拍手が送られました。

 議会が閉会したことで、7月19日告示、26日の市議選に向けての戦闘モードに入りました。
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松尾幼稚園カレーパーティー

2009-06-23 21:35:18 | 日記
 今日6月23日松尾幼稚園でカレーパーティーがありました。子どもたちが作った野菜がいっぱい入ったカレーライスでした。今日は私のほか、松尾小学校の校長先生、PTA会長さん、駐在さん、など地域の役員さんが招かれました。

 PTA会長さんらのピアノ演奏、子供たちの合唱を聞いたあと、みんなでカレーをいただきました。 カレーの中にはナス、カボチャ、タマネギ、人参などの野菜と隠し味になんとチョコレートが入っていました。

 子どもたちは何度もお変わりをしていっぱい食べました。
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松阪市議会で4議案が否決される

2009-06-19 22:46:52 | 日記
 今日6月19日、現在開催中の松阪市議会5月議会で山中市長が提出した4つの議案が否決されました。この4つの議案のうち「副市長の2人制案」、「教育長の給与削減案」、「常勤の監査委員の給与削減案」が否決され、最大の注目を集めていた[市議会議員の報酬の削減案]は議員側から出された修正案が可決され、市側から出されていた削減案が否決されました。

 ベテラン議員に聞いても市から出された議案が本会議で否決されることは今まであまりなかったとそうです。
 今日の本会議に先がけ16日に行われました総務生活委員会で、これらの案が否決されたのを受けて山中市長は「市議会の機能がまひしている」とコメントしています。私たち市議会議員の一番の仕事は市の行政をチェックすることにあります。そのために市民の税金から給料をいただいています。市から出された案件に対していいものは「いい」、悪いものは「悪い」と言ってこそ市議会議員の役割を果たしたと言えます。今回のことは市議会が良好に機能しているということを示したことになります。

 昨年8月、海住恒幸議員の招きで松阪市を訪れた前千葉県我孫子市長福嶋浩彦氏による公開講座「市民自治の可能性」が産業振興センターで行われました。福嶋前市長は我孫子市議会議員を経て39才で我孫子市長になられました。数々の改革を実現して3期12年で市長を引退するとき市民からは「やめないで欲しい」といわれたそうです。しかし同じ者が市長の座に居続けるとよくないとして、きっぱり引退をされました。

 この公開講座には私も出席させていただきましたが、当時県議だった山中市長も参加されていました。山中市長の補助金のゼロベースなどは福嶋前市長の影響を受けているのではないかと思われます。
 このとき前市長は大変興味ある発言をされています。当時の我孫子市議会でも福嶋前市長が提出した議案が否決されることがあったそうですが「自分が提出した議案が否決されるのは残念だが、それは議会が議会としての機能を果たしているということになり、喜ばしいことである」と述べられました。山中市長の「機能まひ」とはちょっと違うようです。
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松阪市議会議員の報酬は多いのか(3)

2009-06-14 23:07:21 | 日記
 7月に行われる第2回松阪市議会議員選挙には現職・新人40数名が立候補の名乗りを挙げています。選挙を行うに必要な選挙カー、ポスター、推薦ハガキの送料など必要最小限なものは公費でまかなわれています。これは多くの人が選挙に出られやすいようにするためです。多くの人が立候補すれば市民の皆さんの選択肢も増えることになります。これと同じように市議会議員の報酬をある程度確保することで多くの人たちが市議会議員をできることになります。

 現職市議会議員の中にも「報酬をカットされて嫌なら選挙に出なければいい」といわれる人があります。現職議員として自分は報酬をカットされてもやっていけるとか、やっていけないなど自分単位で判断をすることではありません。松阪市全体をながめ、松阪市の将来を見すえて判断をしなければなりません。

 「生活に余裕のない人は市民のことを思う余裕ができないからやめてほしい」という意見があります。今の時代に報酬が上がることはまずなく、下がっていくばかりです。報酬がどんどん削減されていって「0」に近づくほど市議会議員をできる人が限られてきます。生活に余裕のある一部の人しかできないことになります。これでいいのでしょうか。

 「市議会議員は報酬無しのボランテァでやれ」という意見もあります。市議会議員に報酬を払わなくてもいいとなると市の財政は大助かりです。市の財政を考えるとき一番いい方法ではないかと思います。でも、次の市議選に立候補を予定している現職・新人を合わせた40数名の立候補予定者のうち、報酬「0」でどれだけ残りますか。

 市議会議員は松阪市民を代表するいろいろなジャンルの人たちで構成されるべきです。20代、30代、40代の若い市議会議員もあり、子供を育てながら、子供を高校や大学にやりながらの市議会議員がいてもいい、また70代、80代の高齢の市議会議員がいてもいい。中には持病を抱えた市議会議員がいてもいい。また障がい者の市議会議員もいてほしい。富める人も、貧しい人も、男性も女性もあり、いろいろな世代の、いろいろな立場の人たちで市議会は構成されるべきであると思う。それでこそ市民の声が市政に反映されるかたちであろう。市議会議員の報酬をカットして市の財政が少し浮いた。めでたしめでたしという問題ではないと思う。
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松阪市議会議員の報酬は多いのか(2)

2009-06-13 18:32:15 | 日記
 今回の松阪市議会議員の報酬の削減について、特別職報酬等審議会から「据え置き」という答申が出されました。この審議会は山中市長が選任した9人の市民代表で構成されています。審議会では熱心な議論が行われ採決の結果、報酬カットに賛成する委員と反対する委員が4×4の同数のため、最終的には座長判断で据え置きが決ました。

 審議会の「据え置き」という答申は山中市長にとって計算外だったかも知れません。市民に市議会議員の報酬カットのアンケートを取ったら、おそらく大多数の人が賛成されると思われますが、このような状況の中で冷静に審議をしていただいた審議会の委員の皆さんには心より敬意を表したい。
 この答申では、昨年の2月議会において議員提案で上程され、可決された議員の定数削減が評価されました。議員定数が34から30に4人削減することにより、1年間に約1億2千万の経費削減になります。

 この審議会の結果は行政側も議会も当然尊重しなければなりませんが、今回この答申の「据え置き」に反して市長は市議会議員の報酬カット案を議会に上程しました。このことを12日の質疑で議員からも指摘されました。
 市長の言い分は「審議会は決定機関でもなく、答申は尊重しつつ最後の判断は行政がし、その結果に関しては市長が責任を取る」ということでした。
 私はこのことに関しては市長と同じ考えであります。審議会はあくまで行政に対して意見をいう機関で、審議会の結論がそのまま行政の方向を決定するものでないと思います。審議会の答申を受けた行政が、その結果を尊重しつつ、行政の立場で判断をすべきであります。これまでの市政が審議会や検討委員会の結論をそのまま咀嚼せずに受け入れ、責任を審議会や検討委員会に転嫁しようとすることに私は疑問を抱いていました。

 そして、その行政の判断が正しいかどうかは最終的に市議会が判断すべきであります。この時、議会も審議会の答申を尊重しながらも、必ずしも審議会の答申通りにいかないこともあると思います。松阪市にとって、市民にとって何が最善か最終的には議員が責任をもって判断することであります。

「松阪市議会議員の報酬は多いのか(3)」へつづく
                 
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松阪市議会議員の報酬は多いのか(1)

2009-06-12 17:37:08 | 日記
 今日6月12日、開催中の松阪市議会5月定例議会に市議会議員の報酬の5%削減する追加議案が上程されました。市の財政が苦しい時に市議会議員も報酬カットして財政負担を少しでも減らそうということです。
 ではこの報酬カットは何のために行われるのかということになります。単に市の財政負担を少なくするために理由なく削減がなされるのか、何かと比較して多いから削減がなされようとしているのかということになります。
比較する場合、他市の市議会議員の報酬と比較するのか、また民間人の報酬と比較しての削減かということになります。

他市の市議会議員の報酬と比較すると次のようになります。
         報酬(月額)      政務調査費(年額)
 ①四日市市   58.9万円      84万円
 ②津   市   55.0         60
 ③鈴 鹿 市   48.5         60
 ④桑 名 市   46.0         60
 ⑤伊 勢 市   45.1         36
 ⑥松 阪 市   45.0         30
 ⑦名 張 市   43.7         48
 ⑧伊 賀 市   42.3         24

 他市と比較した場合、人口10万以上の市の市議会議員の報酬も政務調査費も多くありません。今日の質疑の中で市長は民間と比べて多いから削減をすると答弁をされているが、では民間と比べて多いのかということにもなります。

 現在、松阪市議会議員の月給は45万円、これだけ聞くと多くもらっていると思われるかも知れません。「手取りは」人によって異なりますが30万~34万円位です。サラリーマンの手取りは保健や年金を引かれた額で、まるまる家庭で使えますが、市議会議員はこの手取りから保健や年金を支払うことになります。

 また松阪市の場合、個人で使える政務調査費はありませんので、この中から政務調査費のような出費もあります。またいろいろな会や催し、研修会や講演会への参加、また付き合いなど、議員でなければいらない出費もあり、残るのが20万円位です。この中から個人的な小遣いや車の燃料代、電話代を払います。
 私の場合年金が入るようになったのでやりくりはできますが、同僚議員では家で使えるお金は15万円くらいしか残らないので、退職金を切り崩してやりくりしているということです。

 市議会議員は議会や委員会に出席したり、いくつか就いている公職の会合や議会に出席するのが本来の仕事です。これだけでじっとしていればお金はかかりません。幅広く活動すればするほどお金がかかってきます。この経費はもう少し節約ができると思いますがある程度のお金は必要です。また選挙においても昔ほどお金はかかりませんが、何某のお金もかかります。

 今回の報酬カットの説明のなかで市長は「民間と比べて多いから」と言われるが、一般のサラリーマンと比べて市議会議員の家計がそんなに裕福な訳ではありません。

     「松阪市議会議員の報酬は多いのか(2)」へつづく              
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5月議会代表質問終わる

2009-06-09 22:27:15 | 日記
 松阪市議会の5月議会が開催中ですが6月5日から始まっていた会派による代表質疑が今日9日終了しました。今回の質疑は市長の「平成21年度 市政に対する所信」及び平成1年度予算に対するもので、各会派とも持ち時間をほぼ一杯使っての質疑でした。
 あらかじめくじ引きで順番を決めるのですが、質疑が進んでくると自分の会派で予定をしている内容の質疑を先の会派がしてしまうということがよくあり、後の会派ほど難しくなってきます。

 我が会派「ネクスト松阪」は8日質疑をしました。私が1年生議員ながら代表質疑の大役を仰せつかり、中島議員と浜口議員が関連質疑をしました。
今回の内容は次のとおりです。
1) 21年度の予算について
2) 市民参加型のまちづくりについて
3) 地域振興局の機能強化とは(中島議員関連質疑)
4) 産業の振興。育成について
5) 観光事業について
6) 子育て・教育について(浜口議員関連質疑)
7) 地域公共交通システムについて(浜口議員関連質疑)
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中高齢者のためのパソコン教室修了

2009-06-03 06:39:32 | 日記
 松尾公民館で昨年9月から行われていた「第4期 中高齢者のためのパソコン教室」が6月2日修了しました。この教室は普段パソコンにはなじみの薄い中高齢者の初心者を対象として「ゆっくり、楽しく」をもっとうにスイッチの入れ方から始めていくもので、50代から70代を中心として約20名の受講生が受講されていました。

 この教室は私が講師を務め、中川幸博さんが助手を務めてくれているもので、今回が第4期の講座です。約10ヶ月かけてワード、エクセル、インターネット、ゲームなどを習うもので、今回の最年長は75才の女性でした。これまではとは違い今回は多くの受講生がが最後まで受講していただきました。受講生の皆さんはパソコン相手に悪戦苦闘しながらも、終始和やかな雰囲気で終えることができました。ご苦労様でした。

 毎期恒例の打ち上げが6月13日に行われます。なお次回の「第5期 中高齢者のためのパソコン教室」は9月開始を予定しています。

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市議選立候補予定者説明会開催される

2009-06-02 08:17:31 | 日記
 7月に行われる松阪市議会議員選挙の立候補予定者に対する説明会が、市役所5階大会議室で行われました。この説明会は立候補届け出の事務手続きの方法や選挙カーの規格、ポスター、推薦ハガキなどの様式、また選挙法などを選挙管理委員会、松阪警察、郵便局などの担当者から説明を受けました。

 この日の説明会には現職27陣営、新人20陣営、計47陣営が出席しました。立候補のうわさの聞こえている陣営は、ほぼ出席されたのではないかと思われます。各陣営の1~3名の出席者は熱心に説明を聞き入っていました。各陣営から質問も出て、午後1時30分に始まり3時30分終了の予定が4時近くまでかかりました。

 今回の市議選は7月19日告示、26日投票ですが、昨年の11月議会で議員定数が34から30に削減され、前回の市議選同様、定数の約1.5倍の立候補者で激しい選挙戦が予想されます。
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