川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

初めての能、狂言

2008-08-31 09:49:35 | 日記
8月30日、生まれてはじめて「能」「狂言」を鑑賞しました。
毎年この時期に松阪公園の野外音楽堂で松阪能楽連盟が主催して行われる「薪能」。本来ならかがり火が焚かれた幽玄な雰囲気の中で演じられるのですが、この日はあいにくの雨、場所をコミュニティー文化センターに移し、舞台の上で行われました。

この薪能、数年前から一度見たいと思いながら、いつも何かと重なって、行けなくて、今回が初めての鑑賞となりました。考えてみれば能や狂言そのものを見たのもこの日が初めてでした。

能は今から650年も前に生まれた現在世界最古の古典演劇で、しかも地謡、衣裳、楽器、舞など当時のまま伝えられてきており、ユネスコの世界無形遺産にも登録されています。
一方狂言は14世紀頃の室町時代に現れた、日本最古の喜劇です。今のコントのようなやりとりで客を笑わせようとする演劇で、将軍家に庇護された能と違い大衆娯楽のような存在でした。(にわか勉強より)

狂言はあらかじめ内容がわかっていると、見ていても少しは理解ができるのですが、能の方はよくわかりません。能を理解するのにはかなり時間がかかりそうです。
会場には結構たくさんの市民の皆さんが来てみえました。私も前の方で荘厳な気持ちで鑑賞させていただきました。

松阪薪能は私のホームページ。「私が選んだ松阪市何でも10選」の「まつりごよみ」にも加えました。   tamotsu.info
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国際野外パーティー

2008-08-24 23:55:30 | 日記
8月24日。朝5時からの朝起会に始まって、夜10時の春日町の盆踊りまで長ーい1日が終わりました。

今日のメインは松阪森林公園で行われた「国際流野外パーティー」です。いろいろな国の人たちと交流をもって、文化や暮らしを知ろうという催しです。主催は若い女性たちを中心としたインディアンエレファントというサークルで、私もスタッフの一人として参加させていただきました。

この日は多くの国籍の人たち約200人が参加しました。松阪市内はもとより、市外からもたくさん人たちが参加されました。焼きそば、タイグリーンカレー、韓国チジミ、流しそうめん、焼き肉などの料理を味わい、またゲームやこどもたちのスイカ割り、舞台で繰り広げられる民族舞踊、コント、などを楽しんだ。

インディアンエレファントというサークルは、どこの家でも引き出しの中などに眠っている鉛筆やボールペンなどの筆記具を集めて、途上国の子ども達に届ける活動などをしているグループです。
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海上アクセスの救済

2008-08-18 22:23:19 | 思うこと
8月18日から始まった臨時議会で松阪と中部国際空港を結ぶ海上アクセスの燃料費の補填の問題が議論されました。
海上アクセス松阪ルートは開業以来乗客数が採算ラインに達していないこともあり、赤字経営が続いています。それに世界的な燃料の高騰が追い打ちをかけ、船会社の松阪高速船(株)とその親会社の江崎汽船(株)ともども経営が苦しい状態です。しかも今年の6月に運賃を値上げしたばかりで、これ以上の値上げは難しい状態です。

このまま放置すれば経営破たんも心配されます。そこで市としては何とか救済措置を取ろうと考えたのです。しかしこの航路開設時に県との申し合わせで「市から赤字補填はしない」という取り決めがありました。
今議会で市は船会社への補助金の代わりに、乗客の運賃への補助金というかたちの「燃料サーチャージ」案として5000万円の補正予算を上程しました。

燃料サーチャージは「燃油サーチャージ」とも呼ばれ、原油の高騰に伴って、航空会社の企業努力で吸収しきれない燃料価格の一部を、乗客に負担を求める追加運賃のことです。本来、燃料経費は航空運賃に含まれるものであるが、乗客に分かりやすく提示するために、通常の航空運賃とは別に徴収されるものです。
燃料サーチャージは一般的には飛行機に用いられるもので、船に用いられる事は少なく、しかも自治体がそれを負担することは全国的にも見あたらない特殊な方法です。

これに対して議員からは、「実質的な補助ではないのか」、「違法性はないのか」、「燃料サーチャージは本来乗客が負担すべきものではないのか」、「乗客数の見込み違いの原因は」、「今後の見通しは」など激しい議論がなされ、新聞社やテレビ局などの多くのカメラが見守る中で採決が行われ、賛成多数で可決されました。

燃料サーチャージ案は市の苦肉の策といえます。この海上アクセスは開業してまだ2年足らずしか経過しておらず、ここで破たんを迎えるには早すぎる気がします。現在の市の財政事情を考えると、5000万円の支出は大きく、また先行きはまだ不透明でありますが、私はもう少し可能性を見極めたいと思い、苦しい判断をせまられた議案でしたが、本議案に賛成しました。
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我が地区のかんこ踊り

2008-08-17 14:48:14 | 日記
夏祭り最盛期の16日、私の地元の西野地区でかんこ踊りが開催されました。
西野のかんこ踊りは「子踊り」とも呼ばれ小学生の子供が中心の踊りです。
また、松阪市に残るかんこ踊りの多くは初盆供養の精霊踊りですが、西野かんこ踊りは雨乞いや豊年祈願の神事踊りです。
はっぴにハチマキ姿の子供たちが歌に合わせて、肩からさげた太鼓を元気よくたたいて踊ります。

この日は下村松阪市長、田村、森本両代議士を始め、竹上、笹井、後藤、山中の4県議、学校関係、市関係の多くの皆様も見に来ていただき、また踊りの輪に加わっていただきました。

西野かんこ踊りは何百年も前から伝わっている郷土芸能ですが、戦後約30年間の中断を経て復活したもので、私も保存会の会長をさせていただいていますが、歌も踊りも全く知らない世代です。
それでもこの貴重なかんこ踊りを後世に伝えていこうという気持ちは強く持っています。
今年から1年を通してかんこ踊りの練習をしていこうということで、「西野かんこ塾」が発足しました。歌や踊りを習おうという人たちが多く参加しています。
また来年のかんこ踊りに向けてのスタートです。
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かんこ踊りの季節

2008-08-15 10:08:50 | 日記
 8月13日から8月16日にかけて市内各地でかんこ踊りが行われています。
 昔はこのかんこ踊りは松阪市内でもいたる所で行われていたが、時代の波にのまれて消えていく中で、現在8ヶ所で残っています。
 我が西野町でもかんこ踊りが残っており、16日に行われます。

 それぞれの地区ではかんこ踊りが盛大に行われている所もあれば、存続に苦慮している所もありますが、我が西野地区は後者に入ります。

 一度他の地区のかんこ踊りを見に行こうということで、西野かんこ踊り関係者8名が14日に新屋庄、曽原、笠松のかんこ踊りの見学しました。
 踊りや歌や踊りの名称がよく似ているところもあります。他の地区のかんこ踊を見て刺激を感じなが、見学を終えました。

 西野かんこ踊りは8月16日(土)午後4時からです。
 皆さん見に来て下さい。
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かくれた人気のお祭り

2008-08-09 23:26:04 | 日記
「岡寺さん」と呼ばれ親しまれている、厄除けの観音でおなじみの松阪市中町の岡寺山継松寺で8月9日に四萬六千日(しまんろくせんにち)の行事が行われました。 この日にお参りすると46000回お参りしたのと同じだけ効果があると言われる観音さんの縁日です。

 夕闇が近づくと参道の両側に明かりが灯り、幻想的な雰囲気がかもし出され、たくさんの市民がお参りに訪れました。山門をくぐり、参道に焚かれている線香の煙を体にかぶり、お参りをします。
 私も昨年に続きお参りをしました。今年だけでも46000日分。毎日お参りをしたとして126年分の効果です。ありがたいことです。
 境内ではライブが行われ、またいろいろな夜店も出賑わっていました。

 岡寺さんの山門前にある「志あわせや」では幻想的な「灯り展」が開催されました。このお店は私の友人の奥様が代表として運営してみえます。

 この四萬六千日の縁日は「初午祭り」ほど有名な催しではありませんが、人々が三々五々静かにお参りをするのにはいい行事です。写真は祭りに参加していた私の友人?の美女たちです。
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四日市大学公開授業修了

2008-08-07 09:43:21 | 日記
 8月4日から3日間の日程で行われた四日市大学の公開授業「地方議会論」が今日6日で終了しました。マニフェストや地方議会のあり方、議員の役割などの講義を受けました。

 この授業には三重県や愛知県の市議会議員や市の職員、一般市民など40~50人が毎日参加していました。私は昨年同様大平議員と一緒に3日間通いました。また松阪市からは他に海住議員も参加されていました。

 今回の授業で市議会議員の役割について、現在自分が考えている以上に多くの仕事があることがわかり、大変刺激を受けました。この公開授業は今年が最後ということで残念ですが、いい勉強をさせていただきました。

 写真は2日目の講師岩名県議会議員さんと。

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四日市大学公開授業受講

2008-08-04 18:39:44 | 日記
 四日市大学の公開授業「地方議会論」が今日8月4日から3日間にわたって開催され、昨年に続き大平議員と2人で受講しました。

 1日目の今日は石田前犬山市長を講師として「いまのマニフェストは間違っている!本当のマニフェストはこれだ」というテーマで知事選挙での体験を交えて、マニフェストのつくり方や、討論会、その後の検証などの講義を聞きました。昼からは質問コーナーで受講生からマニフェストや地方議会一般について質問を受けて、四日市大学の竹下譲特別教授と共に丁寧に質問に答えて下さいました。

 石田前犬山市長の風貌は小泉元首相とよく似ていますが、話しの歯切れもよく、しっかりとした自分の考え方を持って見える人だという印象を受けました。犬山市長時代に中日新聞に投稿されていた「地方議会の議長は4年続けてやるべきだ」という記事の切り抜きを今も持っています。

写真は講師の石田前犬山市長と教室で撮ったものです。
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山里の夏祭り

2008-08-03 23:57:34 | 日記
 8月3日柚原町のうきさとむらで恒例の「うきさとむら夏祭り」が行われました。
 近くを流れる柚原川の中に設けられた特設舞台では、バンド演奏、オカリナ・フルート演奏、オペラ歌手、フラメンコなどが行われました。また里山を画く絵画の作品展や浴衣美人コンテストなども行われ、うきさとむらならではの米、自然薯、猪肉などが賞品として贈られました。
 
 また「うまいもんだらけのビアガーデン」として手作りの味の各種バザーもあり、普段静かな山あいの村も、この日は大勢の人が訪れ、自然を満喫しながら夜遅くまで祭りを楽しみました。
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七夕祭り&鈴の音市

2008-08-03 15:48:53 | 日記
 8月2日に松阪七夕まつりと鈴の音市が同時開催されました。
 松阪七夕まつりは、阪内川の魚町橋から大橋周辺で行われ、流域の自治会や市民団体等により組織された「松阪七夕まつり実行委員会」により運営されます。
 この日阪内川河川敷に設けられた特設舞台では歌、合唱、踊り、演奏などが披露され、河川周辺では松阪しょんがい音頭や子ども達の松阪鈴おどりなどが行われました。ステージ周辺の橋の欄干には一宮から譲り受けた七夕飾りが風に揺れ祭りに花を添え、最後には阪内川の水面にナイヤガラ花火が舞い落ち、祭りのフィナーレを飾りました。
 
 鈴の音市は本町から平生町までのメインストリート約1.5㌔を歩行者天国にして行われました。地元の名産やリサイクル品販売の出店、輪投げなどのゲームコーナーがあり、和太鼓の演奏や路上ライブなども行われました。

七夕まつりと鈴の音市を川口保のホームページ「松阪市何でも10選」の「まつりごよみ」に加えました。そちらも見て下さい。
 http://www.tamotsu.info
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