(しょんがいの由来の寸劇) (子どもしょんがい)
「つなごう明日へ ~ありがとう 10年 そして これからも~」。
松阪しょんがい音頭と踊りが、松阪市無形民俗文化財指定10周年の記念大会が、10月27日松阪市民文化会館で開催されました。この催しは松阪しょんがい音頭と踊り保存会(奥村義治会長)が主催して、松阪市・松阪市教育委員会が共催して行われたもので、会場には主催者が用意した1300枚のパンフレット無くなる程の超満員の市民が来場しました。
記念式典のあと、松阪ドラマシティによる「松阪しょんがいの由来」(脚本:岸武男 演出:天野亜矢)の寸劇が行われました。蒲生氏郷が松阪城を築いた時に民衆から始まった「しょんがい」の由来を、松阪ドラマシティとしては初めての時代劇で演じられましたが、さすがと思われる見事な演出と芝居でした。
(松阪しょんがいソーラン) (おわら風の盆)
松阪しょんがいソーラン、子どもしょんがいのあと、来場者お目当ての「越中八尾おわら風の盆」が披露されました。おわら風の盆は富山県富山市八尾町で毎年9月1日から3日にかけて行われている富山県を代表する祭りです。もともとはそれほど有名な祭りではありませんでしたが、高橋治の小説『風の盆恋歌』や石川さゆりの『風の盆恋歌』でブームに火がつき、5千人の町に20数万員人の観光客が訪れるということです。艶やかな優雅な踊りを今日の来場者は堪能しました。
今年、市の無形文化財指定10周年を迎えたしょんがい音頭は、私も若い時から大好きで、夏になると車にいつも下駄と浴衣を入れておいて、いろいろな地区の盆踊りを廻りました。1日に5ヶ所くらいハシゴして、最後に伊勢まで行きましたが、後片付けをしていたこともありました。
庶民の踊り しょんがい音頭よ永遠なれ!