川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

この1年、ありがとうございました

2010-12-31 17:32:27 | 日記

今日は大変寒い大晦日となりました。各地で雪も降っています。国内外でいろいろな出来事のあった平成22年が終わろうとしています。今年も私のブログにお付き合いを下さいましてありがとうございました。皆さんに見ていただくものを励みに書いています。

 

 今年の日本は中国に振り回された1年でした。少し前の中国では考えられないような、日本に大挙して押し寄せる観光客。電化製品など買いあさる姿は、かつての海外旅行での日本人観光客を彷彿させるものでした。上海万博のテーマソングの盗作騒ぎもありました。中国の人気作曲家が作曲したテーマソングが、盗作として中国側も認めざるを得なくなりました。今年日中間での1番の大きな出来事は、何と言っても尖閣諸島での中国漁船の衝突事件でした。その後の日本人社員の拘束や、レアアースの輸出停止問題、日本国内では衝突事件のビデオ流出などに発展しました。日本の領海内で起こした中国人船長の軽薄な事件が両国に大きな問題を残しました。また日本の土地が中国資本に買い取られる問題もあります。松阪市も中国との間に松阪肉の商標問題の裁判も続いています。

国内では宮崎県では発生した口蹄疫で、松阪肉を生産する松阪市も緊張しました。

 

私のブログは日記というより、情報発信をの場という認識で書いています。市政の動きや、松阪市内の出来事、祭りや催し、歴史、名勝、名所旧跡などインターネットで検索されたときに出てきやすいように書いています。時々コメントを頂きます。なかなか返事は書けませんが、大変嬉しく思っています。

現在日本中のブログの開設数は約150万件、このうちアクセス数がベスト1万以内であるとランキングが表示されますが、今年は何回かランキングに入れていただきました。

来年もよろしくお願いします。ではよいお年をお迎え下さい。

 

                      松阪市議会議員   川口 保

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中国で偽ワイン横行

2010-12-28 08:35:02 | 日記

 私は、ワインはほとんど飲まない。ワインの味がよく分からないからである。たまにスーパーなどで思いつきに安いワインを買ってきて、口あたりがよいと掘り出し物をみつけた気分である。テレビ番組で「芸能人格付けチェック」というのがある。有名芸能人が出てきて、最高級の酒や食べ物とスーパーなどに売っている安物を見分ける遊びである。この番組でもよく高価なワインが登場するが、口が肥えているはずの芸能人であってもなかなか見分けがつかない。

 

 先日、新聞で中国において少量のワインに水など混ぜた偽ワインが横行していることが報じられた。中には一滴もワインを混ぜずに添加剤や化学品を合成したものもあるという。この偽ワインがレストランやホテルで結構売れているという。この偽ワインに国内外の有名ブランドのラベルを張り替えることもあるというにいたっては、いかにも中国らしいといえる。この偽ワインは、かおりや甘みがあるが、喉ごしにやや違和感があるそうですが、おそらく私では全然気がつかないと思う。

 日本でも合成酒というのはあるが、それはルールーにのって作られ、消費者も了承済みであるが、中国の偽ワインは頭痛などのほか、ガンを発症させる恐れもあるということから、大変な犯罪である。

 

 偽装に関しては日本でもたびたび起きる。少し前に世間を騒がせた賞味期限偽装や産地偽装がある。先日、福岡県の老舗百貨店で九州産の黒毛和牛を松阪牛と偽って販売していたことが発覚した。商品の偽装だけに限らず耐震偽装などもそうであるが、一部の者の金儲けのために、本来の生産者や多くの消費者、国民に迷惑が及ぶ悪質な行為である。

 

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第33回松商ギター部発表演奏会開催される

2010-12-23 20:11:10 | 日記

2010年12月23日、松阪市外五曲町の松阪市民文化会館で、三重県立松阪商業高等学校ギター部の第33回発表演奏会が開催されました。

 

 松阪商業高校のギター部は昭和49年(1974)に部員6人で創部されました。当時の顧問は中西幸男先生。昭和53年(1978)には部員が27名になり、当時の松阪市公会堂で第1回の発表演奏会が開催されました。昭和56年に全日本ギターコンクールに初参加、昭和58年には初受賞(金賞)、翌59年には初優勝(最優秀賞)を飾りました。平成3年の全国高校ギター・マンドリン大会で音楽祭大賞を受賞しました。今年7月に大阪府吹田市で開催された「第40回全国高校ギター・マンドリンフェスティバルのギターの部で最優秀の文部科学大臣賞を受賞し、この大会15連覇を飾りました。

 

 この日は、今年の大阪の大会で文部科学大臣賞を受賞したとき演奏した「新世界より 第3楽章」や、今年8月に神奈川県で行われた全国学校ギター合奏コンクールの課題曲の「春風に吹かれて」、同自由曲の「げんこつ山の一夜」、松任谷由実の「春よ、来い」、また「戦場のメリークリスマス」、」「龍馬伝」などおなじみの曲などが演奏されました。この他三重奏や独奏もありました。

 現在の顧問は3代目の福田清徳先生で、同ギター部のOBです。指揮者としてタクトを振る姿は柔らかく、しなやかで素敵でした。

 

 この演奏会の演奏は3年生にとって最後の演奏となり、この日をもって引退することになりました。演奏が終わったあと後輩から、去りゆく先輩達の名前を1人読み上げ、お礼のことばが述べられました。舞台上の3年生達も感極まり涙をぬぐう光景があり、会場の私たちも目頭が熱くなりました。最後に松田明子部長が「私たちがここまでやってこられたのは、顧問の先生やOB・OGのみなさん、地域の皆さんや家族、そして会場にお越しいただいているたくさんの方々の支えがあったからです」とお礼を述べました。

 

私はこの演奏会を今回初めて拝聴させていただきました。この日会場には多くの市民が来場して、精練された澄んだ音色に浸っていました。

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松阪市議会5大ニュース(平成22年)

2010-12-22 19:52:13 | 日記

 12月14日に松阪市議会の11月議会が終わり、今年の議会は全て終了しました。この1年、松阪市議会の中でいろいろな事がありましたが、今年も例年のように松阪市議会の5大ニュースを独断で選定しました。

 

◆議会改革検討委員会発足

 2月23日、松阪市議会に市議会改革委員会が設置されました。この委員会は、市議会をより活性化し、市民の付託に的確に応えることを目指し、今後の議会のあり方及び当面の諸課題について、検討することを目的として設置されたもので、議論が進められています。現在の委員会は委員長に中森弘幸(真政クラブ)、副委員長に久松倫生(日本共産党)、委員に山本芳敬、大平勇(以上真政クラブ)、永作邦夫、中島清晴(以上市民民主クラブ)中瀬古初美、田中祐治(以上あかつき会)、山本節(公明党)、海住恒幸(無会派)で構成されています。

 

◆松阪市議会が国に要望書提出

7月26日、松阪市議会の水谷晴夫議長、中島清晴副議長が、市の担当職員を伴って上京し、宮崎県における口蹄疫発生に伴う今後の対応についての問題及び、中国における松阪牛ブランドの問題に関する国への要望書を提出しました。また9月28日には田中力議長と山本登茂治副議長が担当職員を伴って上京し、下水道整備などの交付金の問題で要望書を提出しました。市議会から直接国に対して要望書を提出するのはこれまであまりなかったということです。

 

◆田中力議長、山本登茂治副議長誕生(8月臨時議会)

 8月11日、松阪市議会8月臨時議会の2日目が行われ、役員選挙の結果、新議長に田中力議員(市民民主クラブ)が、副議長には山本登茂治議員(真政クラブ)が選任されました。また議会選出の監査委員には佐波徹議員(真政クラブ)が選任されました。

◆ごみ処理施設建設調査特別委員会発足

松阪市第二清掃工場は老朽化が進んでおり、平成26年の新工場の建設をめざして計画進められています。この施設の建設に先がけ、各会派の代表によるごみ処理施設建設調査特別委員会が8月11日に設置されました。この特別委員会はごみ処理施設建設に伴う入札の問題や、ごみ減量の問題を検討していくもので、11月19日には、ごみ処理関連施設の管内視察が行われました。委員長は今井一久(日本共産党)、副委員長は大平勇(真政クラブ)、委員には山本芳敬、大久保陽一(以上真政クラブ)、川口保、永作邦夫(以上市民民主クラブ)堀端脩、中村良子(以上あかつき会)、川口寿美(公明党)、の各議員で構成されています。

 

◆市議会だよりに議決結果一覧表を表示

 松阪市議会だよりは年4回(1月、3月、6月、9月)発行されており、議会や委員会で審議されたり、議決されたこと、また一般質問の内容などが掲載されています。これまでは市が議会に上程する案件の議決結果や、また請願など採択されたもの項目が掲載されていましたが、議決内容はわかりませんでしたが、今年の9月発行の市議会だよりから賛否が分かれた案件だけ、賛成した議員名、反対した議員名が掲載されるようになりました。これは議会改革の一環で、議決に対しての責任を示すようにしました。  

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ライトミュージックフェスティバル開催される

2010-12-19 01:13:32 | 日記

ギターが唸る。

ドラムが躍る。

ライトが弾ける。

会場が揺れる。

 

舞台の上で、若者たちが煌めく。

おじさんたちも煌めく。

おば いえ、いろんな世代がが煌めく。

 

「第22回 LIGHT MUSIC FESTIVAL 22(ライトミュージックフェスティバル)」が2010年12月18日、松阪市川井町の松阪コミュニティ文化センターで開催されました。我が娘が出場したので家内らと見に行きました。この催しは三重県内のアマチュアバンドの演奏会で、多数の応募の中から厳しい審査を通過した8バンドが演奏を競うもので、この催しに出場すれば、バンド仲間から認められるということです。

 

この演奏会は平成元年から毎年行われているもので、今年が22回目となります。これまで三重県下の北は桑名から南は熊野まで各地で開催されてきましたが、松阪市内で開催されるのは初めてです。主催はライトミュージックフェスティバル(LMF)運営委員会や三重県などで、K-Net(三重県軽音楽振興協議会)が事業主体となっています。

K-Net(越山仁志会長)は県下のアマチュアバンドで構成される団体で、松阪市嬉野津屋城町に本部を置き、三重県内の軽音楽(ロック・フォーク・カントリージャズ・フュージョン等)の振興と、アマチュアミュージシャンや軽音楽愛好者などの交流や発表の場をつくるために平成3年に設立されました。

 

この日出場したのは、「Over Red Sun(オーバーレッドサン)」、「マッシュ」、「髑髏シェイク」、「Boofies(ブーフィーズ)」、「ERINA&EIJI(エリナ アンド エイジ)」、「rain(レイン)」、「ラマンズ」、「ロックタクロウ」の三重県下で活躍するバンド8組で、1組15分の持ち時間を使って目一杯のパフォーマンスを繰り広げていました。会場には若い人たちや、出場者の家族と見られる人たち約400人が詰めかけ、場内一杯に鳴り響く演奏を満喫していました。私もこのような演奏会は初めてで、からだの中までしびれるような感動がありました。

 

会長の話では、もっとアマチュアバンドの発表の場を増やしてほしいということです。他市では自治体が主催する催しで演奏することもありますが、松阪市ではこれまでになく、K-Netの本部が市内にあることでもあり、演奏の機会を増やしてほしいと言われていました。

次回は23年11月19日(土)多気町で開催されます。

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歴史民俗資料館「矢土錦山展」開催中

2010-12-18 07:35:30 | 日記

 松阪市殿町の松阪公園内にある松阪市立歴史民俗資料館で矢土錦山没後九0年記念の特別展が開催されています。この特別展は江戸時代末期から明治にかけて活躍した漢詩人の矢土錦山にまつわる書、絵画、遺品など、松阪市阿波曽町の「錦山文庫」が所有する品々が展示されています。

 

 矢土錦山は嘉永2年(1849)三重県度会郡田丸新田(現在の玉城町)の矢土吉郎兵衛源助の三男として生まれた。父没後儒・書・詩・史を学び、明治5年上京して明治政府に出仕しながら史・文・詩を深め、明治9年ごろより漢詩人・漢文章家として文壇に登場した。明治14年飯南郡射和村阿波曽(現松阪市阿波曽長)の浦城将義の三女けいと結婚した。このけいの実家が今の錦山文庫(非公開)である。

 

 明治17年新華族令にともなう賞典事務で伊藤博文に認められ、帝国憲法編さんにも関わり、明治26年、第2次伊藤内閣では総理大臣秘書官となり、下関講和にも列席する。

 明治41年、病気のため阿波曽に戻り、明治42年伊藤博文がハルピン駅で暗殺をされると詩作に没頭、文人・墨客と交流を深め、詩文の作成、書、記文、碑文などの依頼をこなす。大正9年山田赤十字病院で他界する。72才であった。

 

 現在の展示は、10月から始まっている前期展で、12月23日まで行われ、来年1月4日からは後期展が開催されます。

 問い合わせは 松阪市立歴史民俗資料館 ℡0598-23―2381まで

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名古屋市のリコール運動

2010-12-17 07:53:43 | 日記

名古屋市議会のリコールに向けた署名集めで、二転三転の末、不成立とされていた署名数が意義申し出により、法定数を上回り、解散を請求する住民投票が実施されることとなった。このリコール運動はいろいろと話題を振りまき、またいくつかの問題点が明らかになった。

 

問題の1つは、以前にこのブログでも書いたが、リコール運動を河村市長が主導したこと。市長も市民から選挙で選ばれた市民の代表であるが、もう一方の市議会議員も市民から選挙で選ばれた市民の代表である。これが二元代表制と言われる地方議会の仕組みである。この一方の代表である首長(市長)が、もう一方の代表の市議会議員を気に入らないからとリコールを呼びかけるのは、二元代表制の理念を踏み外す行為である。リコール運動はあくまで住民(市民)が主導して、行動するものである。

 

2つ目の問題は、名古屋市の選挙管理委員の人選である。4人のうち3人までが元市議会議員である。今回のリコールのような場合、公正さが保たれるかが疑問である。ちなみに松阪市の場合は選挙管理委員の中に元市議会議員は1人も入っていない。

 

3つ目の問題はリコール運動そのものに対する法律の曖昧さである。リコールに向けた署名集めの期間や解散請求に必要な有効署名総数などは決まっているが、どういう署名が有効か、無効かが曖昧で、選管の判断にゆだねられる場合は、今回のような問題が起きる。

リコール運動は署名のあと住民投票というもう1つのチェックはあるが、場合によっては首長や議員の身分が剥奪されることにもなるので、もっと厳格に行われるべきである。通常の選挙では有権者に1枚ずつ投票券が配布されるため、二重投票や、他人名義での投票はできないが、リコールへの署名では二重署名や他人の名前で署名した場合のチェックできるのであろうか。

 

もう1つの問題は河村市長が辞職を表明したことである。確かに知事選挙と同時に市長選を行えば相乗効果で有利に働くかも知れないが、市民は前回の市長選で河村市長に4年間の名古屋市政を託したのである。それを自分の都合でやめるのは、選挙を私物化していると言われても仕方がない。任期途中で自らやめるときは次回出るべきでないと言われている。

 

ともあれ、人口200余万人の大都市のリコール運動は次の段階に入っていく

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御城番屋敷修理終わる

2010-12-16 20:54:07 | 日記

松阪市文化財保護審議会の第三部会が、12月15日に松阪市教育委員会2階会議室で開催され、会議のあと部会委員で整備が終わった旧松坂御城番長屋を見学しました。この整備工事は昨年から行われているもので、昨年度は西棟の工事が伊藤建設の受注で行われ、今年度は中谷建設の受注で総工費2億8000万円をかけて、見学した12月15日に完成検査を迎えました。

 

見学はこの工事の設計監理をしました公益財団法人 文化財建造物保存技術協会大阪支部の重要文化財 諸戸家住宅 設計監理事務所の大城所長案内で行われました。

この御城番屋敷には現在も御城番武士の子孫が5家族住んでみえて、その他の建物は借家となっています。工事は屋根の尾根部分の波打ちを直し、耐震補強のため太い鋼管パイプで支える構造となっていますが、なるべく当初の建物に近づけるように整備が行われました。建物が現在も使われているため、風呂、トイレ、流し台などは新しいものが設置されました。

工事の費用の分担は、国が5/10、県が1/10、市が2/10、所有者である苗秀社(山本壽代表)が2/10となっています。

このあと改築整備中の原田二郎邸も見学しました。

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岡本の火祭り開催される

2010-12-15 23:39:56 | 日記

今日12月15日、松阪市岡本町の明神社跡の山の山頂で恒例の「火祭り」が行われました。昔、堀坂山に住みついた大蛇がこの村に出没し村人に危害を加えたとき、村人が松明を焚いて大蛇を退治したとの言い伝えからこの祭が行われています。私も毎年この祭りを見せて頂いています。

岡本町は堀坂山から山続きになっており、この大蛇は尾根伝いに岡本に現れて村人を呑んだり、危害を加えたりしていた。このとき村人の老人の夢枕に神のお告げがあり「大蛇を退治するには村人全員が松明を焚いて、一斉に大蛇にめがけて投げつければ大蛇は間違いなく退治できる」と告げられた。老人はこのことを村人に伝え、村人全員で実行したところ大蛇を退治できた。そこで村人は大蛇を退治できた陰暦11月1日(現在では太陽暦12月15火)に火祭が行われるようになりました。


 山頂の広場の中央に大火を焚き、お神酒と各家から持ち寄った薄くのばし直径30cmもある餅を神前に供え、お神酒を酌み交わします。祭の最後にはこの餅が来場者にまかれ、「むかしのしんまい たつがしんまい おーとこやーまの みーねがとやまの すりはーしや すりはーしや」という音頭とともに太鼓が鳴らされ、火のついた松明をもった地区の人たちが広場の周囲三回廻り、最後は大蛇に見立てた中央の大火に松明が投げ込まれる。

 この祭りは戦時中昼間行われたことはあっても中断されることなく続けられてきましたが、明治の中期頃一度中断された年がありました。するとこの年に岡本で火災が発生し、「これは家を焼いて火祭りの代わりにされたのだ」と恐れ、火祭りを再開することになり、その後は中断されることなく続けられています。岡本町ではその後この火事以外の火事は記録がないと言われています。

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障害者作品展開催中

2010-12-15 17:07:58 | 日記

松阪市外五曲町の文化財センターで障害者作品展が開催されています。この作品展は「まつさかチャレンジプレイス 希望の園」の皆さんを中心とする松阪市内、また津市内、伊勢市内の障がい者のみなさん31名が出展する絵画など73点の作品が展示してあります。

 

この作品展は、これまで東京の増上寺三緑ホール前ラウンジで開催されていましたが、今年初めて松阪市内で開催されました。希望の園の皆さんには同園の村林真哉園長が手ほどきをしたもので、会場に展示されている作品は、大胆に描かれたものや繊細に描かれた大作もありました。この作品展は今月19日まで行われています。

 

これらの障がい者の作品は、東京の方では販売されていますが、今回作品展が行われている文化財センターでは、物を販売することができないのが残念だと言われていました。

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有志議員で「みえこどもの城」見学

2010-12-11 21:38:03 | 日記

12月11日、松阪市立野町にある「県立みえこどもの城」を有志議員11名で視察をしました。こどもの城には毎年松阪市から運営費として6200万円が支払われており、県からの支出金と合わせて運営がされています。10月に行われた事業仕分けで、みえこどもの城に対する松阪市からの拠出金は廃止すべきという結論が出された。これまでもみえこどもの城運営費をめぐっては、松阪市と県で話し合いが行われてきましたが、話しがつかず、松阪市は来年度予算には計上しない方針です。今回の視察は、みえこどもの城に行ったことがない議員もいたことから、有志を募って見学しました。

 

みえこどもの城は21世紀に生きる子どもたちに健全な遊び場を提供し、資源の乏しいわが国が将来にわたって技術立国として、世界に貢献できる心豊かな人材の育成を図ることを目的として、当時の厚生省の大型児童館整備事業の補助金を受け、全国に先がけ開館されました。

施設の概要は次の通りです。

 

主要用途 児童構成施設

設置場所 三重県松阪市立野町1291中部台運動公園内

敷地面積 12,000㎡

建築面積 2,417.47㎡

構造   鉄筋コンクリート造及び鉄骨 地上4階建て

着工   昭和62年12月19日

完成   平成元年3月29日

開館   平成元年6月

 

 平成14年にリニューアルされ、それまで10万人前後だった年間入場者数が、飛躍的に伸び、毎年17万人以上の来場者があり、昨年度(平成21年度)には22万5千人の来場者がありました。

 

 私も施設の事務所などには時々所用で行くことはありますが、中に入ったのは娘が小さかった時以来で、今回初めてだという議員もみえました。岡本館長らの案内で管内を見学しました。

 イベントホールにはクリスマスをテーマとしたイルミネーションが輝いていました。おもちゃの病院では、子供たちが持ち込んだおもちゃの修理をボランテァのおじさん達が分解して直していました。2ヶ月に一回の割りで開催されるおもちゃの病院には、毎回たくさんのおもちゃが持ち込まれます。修理は無料でしてもらえますが、取り替えた部品代は実費が必要です。アートスペースでは粘土細工や木工などが体験できます。またプレーランドではクライミングに挑戦できます。

 

 見学のあと議員と施設の人たちと話し合いがありました。現在、施設の運営は限られた財源のなかでやりくりや工夫をしながら進められており、これ以上の削減は出来ません。松阪市外からの来場者が6割を占める施設の運営費をなぜ松阪市が半分出さなければならないのかという松阪市の言い分もありますが、この施設を松阪市に誘致したときのいきさつもあるということです。今後は県が全額出すにしても、松阪市と県が分担するにしても、この施設を閉めることはできないので、双方での調整が必要です。

 

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市庁舎内にシルバーカーの設置を

2010-12-09 23:39:10 | 日記

松阪市議会11月議会の一般質問は3日間に渡って行われ、18議員が登壇して12月8日終わりました。私も「市庁舎内にシルバーカーの設置を」と「災害発生直後の応急対策について」一般質問をしました。シルバーカーについての質問をまとめます。

 

 シルバーカーは高齢者の人たち、特に女性が牽いて歩いている手押し車で、私の家の周辺でもよく見かけます。一市民の方から市役所にシルバーカーを設置してほしいという声を聞きました。現在市役所の中には車いすがありますが、車いすに乗るほどでもないが、少し足が悪い人、腰がいたい人、腰が曲がっている人などにはシルバーカーは便利に使ってもらえるのではないか。

 

 シルバーカーは自立歩行できる方が使われますが、足の不自由な方の歩行を補助することはできません。設置したシルバーカーに頼って、慣れないことから、点字ブロックなどのわずかな段差につまずいたり、車にもたれて不意に動くこと恐れがあります。ご自分の車いすをお持ちいただくか、庁舎内で貸し出している車いすをご利用して頂きたい。

 庁内の車いすで移動することにお困りの方は、案内係員や職員がお手伝いさせていただきますのでお気軽に声をかけていただきたい。

 

 このあと、便利さと万一の事故についての議論が行われた。安全はもちろん大事なことですが、多くの人に利用される便利さも大事なことです。実際に庁内にシルバーカーを設置している自治体は少ないのも事実です。その中でインターネットで検索していたら岩手県大船渡市が平成18年6月に設置されたことが出てきました。

 

大船渡市では市民の声を市政に反映するシステムがあり、市民からの『足腰が悪いので、市役所内に移動しやすいようにシルバーカー(歩行補助車)を配備してほしい(5月29日)』という要望を受けて、10日後に『ご提言に基づき、6月8日に市役所本庁舎の玄関付近にシルバーカーを配備しましたので、ご自由にご利用願います』と設置された。電話で聞いてみたところ、『結構利用していただいています。点字ブロックなどでつまずいて事故になったことはありません』という返事が返ってきました。

 

松阪市の場合、シルバーカーの湿地が設置で事故が起きてはいけないということで、二の足を踏んでいるが、杖をついて庁内を歩いている人もあり、杖よりはシルバーカーの方がはるかに安全であろう。

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阿久根市長の失職

2010-12-07 01:36:20 | 日記

議会を開かずに重要な案件を専決処分で決めていった鹿児島県阿久根市の竹原信一市長のリコールの是非を問う住民投票が行われ、賛成票が有効投票の過半数を占め、リコールが成立しました。これにより竹原市長は即時失職しました。

 

竹原市長は就任以来、市職員の給与明細を公開したり、ブログで不人気議員アンケートを実施したりして、特異な行動で注目を集めてきましたが、今年の3月議会では嫌いなマスコミがいるとして議会を欠席したり、また6月議会も開催されませんでした。この間に予算や市職員の賞与半減、議員の報酬の日当制、副市長の選任など重要案件を、議会での議論や承認なしの専決処分で決めてしまいました。

 

議会と対立する市長は一見かっこよく映るかも知れません。竹原市長もこれまで市民の人気を集めてきました。しかしこれまでの竹原市長の言動はまさに異常です。地方政治のルールを大きく逸脱したやり方に、ようやく市民も気が付いたのではないでしょうか。我が松阪市の山中市長もちょっと強引なところもありますが、議会を無視するような政治のルールを外したことはありません。

 

阿久根市のように、もしそれが仮に市民にとって、とても良いものであったとしても、市長が議会の承認なしに独断的に決めてしまうやり方のツケは、結局最後には市民に回ってきます。今回人口2万人余の小さな町での出来事ですが、このような事がもし国で起きれば、その国は独裁国家となります。初めは国民に対していかに甘い言葉を発しても、独裁国家で幸せになった国民はいません。

 

 出直し市長選挙は来年1月に行われる予定ですが、竹原氏も再出馬することを明言しています。阿久根市民の判断が注目されます。

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松尾キッズクリスマス会

2010-12-04 17:06:02 | 日記

 

松阪市丹生寺町にある学童保育「松尾キッズ」のクリスマス会が12月4日に行われ、お招きをいただき参加しました。このクリスマス会は毎年この時期に行われているもので、いつもお招きをいただいています。

 

松尾キッズ(中野地康代会長)は平成12年に開所した松阪市内でも早くからある学童保育で、松尾小学校の児童47名が入所しています。児童は1年生から6年生までで、ほとんど平成町から来ており、先生は6名で運営されています。ちなみに会費をお聞きしたところ、3年生までは11,500円/月、4年生以上は10,500円/月だそうです。

 

この日、初めは松尾小の体育館で松阪音楽協会の会員さんからサックス、フルート、ピアノによるクリスマスメドレーやミッキーマウスメドレーの演奏や、「もろびとこぞりて」や「星に願いを」などの歌声を聞きました。最後に「あわてんぼうのサンタクロース」や「赤鼻のトナカイ」を全員で合唱しました。

このあと体育館でピンポン玉運びや、お菓子食い競争があり、次ぎに場所をキッズの教室に移し、ゲームやクイズなどが行われました。童心に帰って楽しいひとときを過ごさせていただきました

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松阪市障がい者作品展始まる

2010-12-04 12:05:09 | 日記

今日12月4日から松阪市殿町の松阪市障害者福祉センターで、第19回松阪市障がい者作品展が始まりました。この作品展は障がい者の人たちの自立支援や健康づくりをはかることができるように社会参加促進事業の講座を通じて作った作品や自宅で創作した作品を展示するものです。

中川副市長や田中議長とともに、私も環境福祉委員長として開会セレモニーに出席させていただきました。

 

今年の作品展には325名の会員が作った599点の絵画、書道、陶芸、写真、手芸などの力作が展示してあります。中には手が不自由ながら1年をかけて作ったと言われた手編みのセーターなどすばらしい作品もありました。発表会場ではカラオケ発表会、童謡発表会、民謡発表会などがあり、うどんやぜんざいのバザーもあります。この作品展は明日5日の午後4時まで開かれています。

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