川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

多気町 劇団「ほてい葵」公演参観

2009-09-28 21:21:34 | 日記
 9月27日、多気町民会館で催された多気町に本拠地をおく劇団「ほてい葵」の公演を見ました。この劇団には私の高校の同級生中西クンの奥方が出演しており前回に続いて参観しました。
 400人入りの会場はほぼ満員。今日に出し物は丹生の旅籠「梅屋」を中心に、人情豊かな人間模様を描いた笑いあり涙ありの創作劇「ここは人情 丹生の宿でござる」でした。
 この芝居の脚本・演出は前松阪市文化財センター所長の小林典子さんがされていましたが、今日は偶然に小林さんの旦那様と隣り合わせに座り、中西クンから紹介していただきました。

 劇のクライマックスでは観客から舞台に向かって「おひねり」が投げられ、舞台と客席が一帯となった楽しい芝居でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹川竹斎生誕二百年記念講演会開催

2009-09-27 16:31:14 | 日記
 今年は竹川竹斎生誕二百年にあたり、いろいろな事業が計画されていますが、今日9月27日に松阪市産業振興センターで記念講演会が行われました。この講演会は竹川竹斎生誕二百年記念事業実行委員会(委員長 下村登良男)が主催して4回計画されていますが、第2回目の今回は「竹斎の見た幕末の横浜と海外貿易」というテーマで横浜開港資料館の学芸員西川武臣氏から講演を聞きました。
 
 竹川竹斎は文化6年(1809)伊勢国飯野郡射和村(現在の松阪市射和町)の豪商竹川家の分家、東竹川家の6代当主竹川政信の嫡男として生まれました。12歳で江戸に出て両替店で商いの修行をしましたが、この時の6年間に和漢古今の書、千巻を読破したということです。
 21歳で家督を継いだ竹斎は家業の傍ら農業土木や天文・地理・測量などを学び、農民救済のため溜池の築造や桑・茶園の開発もすすめ、人材育成のため日本で初めての私設図書館「射和文庫」を設立しました。また勝海舟や大久保一翁とも付き合いがあり、横浜から伊勢茶の輸出にも力を入れました。

 今日の講演会には約80名の聴講者が参加し、竹斎が活躍した時代の横浜の様子や竹川家に保存されている貴重な資料の話し等を聞きました。この講演会の今後の予定は次の通りです。
 
第3回
 タイトル「竹川竹斎と茶の湯」
 開催日 11月21日(土) 午後1時30分
 場 所 松阪市産業振興センター
 講 師 全国裏千家淡交会 参事 浅沼 博 氏

第4回
 タイトル「天保の飢饉と竹斎」
 開催日 12月 6日(日) 午後1時30分
 場 所 松阪市産業振興センター
 講 師 前本居宣長記念館館長 門 暉代司 氏

また講演会とは別にトークディスカッションが行われます。
 タイトル 「竹斎と文蔵の近代」~射和と仙台 二つの文庫は何をめざしたか~
 開催日  10月 4日(日) 午後1時30分
 場 所  松阪市産業振興センター
 パネラー 東北大学 大学院 高橋 章則 教授
      皇學館大学    高倉 一紀 教授

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新人議員も登壇

2009-09-16 06:08:37 | 日記
 松阪市議会9月定例議会は14、15日の両日には、20年度決算、21年度補正予算、副市長の2人制などに対する質疑が行われました。この質疑には新人議員さんも登壇し、緊張したおもむきで質問をされていました。
 議会最年少の植松議員も市長2人制に対して質問をされましたが、的を射た論理的な質疑で大変よかったと思いました。まわりの議員からも絶賛されていました。新人議員の皆さんは28日からの一般質問にも登場されます。

 今日16日からは議会は休会に入り、18日まで3日間は決算調査特別委員会が開催されます。この委員会では平成20年度の松阪市の一般会計、特別会計など全ての決算が審議されます。決算調査特別委員は次の議員が務めます。

  委 員 長  大久保陽一
  副委員長  久松 倫生
  委  員   山本 芳敬、田中 祐治、 山本  節、川口  保
          大平  勇、永作 邦夫、 小林 正司  
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月定例議会開会

2009-09-10 19:55:08 | 日記
 9月9日、松阪市議会の9月定例議会が開会しました。今議会は10月14日までの36日間と少し長丁場です。今まで11月議会で前年度の決算審議をしていましたが、今年から9月議会の中で審議をすることになり、その分長くなりました。
今 議会では6月議会に引き続き副市長2人制が審議されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1回中心市街地市民意見聴取会開催される

2009-09-07 22:04:25 | 日記
 9月6日、松阪市産業振興センターで第1回松阪市中心市街地市民意見聴取会が開催されました。この催しは松阪市が主催して今回を含めて3回開催されるもので、「松阪駅を中心とするまちづくりについて」というテーマで中心市街地の活性化や市街地整備のあり方について市民や専門家の意見を聴取しようとするものです。

 この日会場には約100名の参加者がありましたが、市職員、市議も多く参加していて一般の市民の方の参加はそれほど多くありませんでした。特に三雲、嬉野、飯南、飯高管内からの参加者は少なかったようです。
 意見聴取は芹沢高斉三重中京大准教授の進行で行われ、市民が自分の思う市街地整備のあり方を述べていました。

 中心市街地の活性化はどこの都市でも抱える問題です。国の「中心市街地活性化基本計画」に多くの都市が認可を受けて取り組んでいますが、なかなか思うようにはいかないようです。国からの第1号の認可を受け全国の都市の見本ともなる富山市でも5年間の目標達成は難しいようです。
 松阪市という単位で考えるなら市街地だけでなく、市街地から山間地にいたるまで元気でなくてはなりません。しかし特に市街地に元気がないと市全体に元気がないような気がするので、何とか市街地の活性化は進めなくてはなりません。

 多くの都市の活性化計画は、ハード事業よりソフト事業が中心となっています。ソフト事業はお金が少なくて済みますし、もし状況が悪くなれば修正がききます。
 この日の意見聴取会で市民から出された意見に「何か目玉となるものが必要では」とありましたが、私も同感で中心市街地に人を集めるには何か目玉が必要であると思います。それがハード的なものか、ソフト的なものかということはありますが。

第2回目以降の松阪市中心市街地市民意見聴取会次の通りです。

第2回目
  日 時 平成21年10月24日(土)午後1時30分~午後4時
  場 所 松阪市産業振興センター3階ホール(定員180名)
  テーマ 中心市街地のまちなみ整備と松阪駅周辺の整備
第3回目
  日 時 平成21年12月5日(土)午後1時30分~午後4時
  場 所 松阪市産業振興センター3階ホール(定員180名)
  テーマ 中心市街地整備のイメージ

問い合わせ先 松阪市都市計画課中心市街地活性化室 (℡0598-53-4158)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風力発電についての意見聴取会開催

2009-09-06 22:26:10 | 日記
 今日9日6日、松阪市産業振興センターで白猪山の山頂付近で計画されている風力発電についての意見聴取会がありました。この催しは松阪市が主催して行われたもので、前日には飯南町の飯南文化センターで開催されました。

 今日は、会場に約150名の市民が参加しました。市長のあいさつのあと、市より趣旨・経過説明があり、専門家の立場より三重大学学長補佐朴恵淑氏から「新エネルギー、地球温暖化について」、三重大学工学研究科前田太佳夫氏から「最近の風力発電の動向について」、小林理学研究所の落合博明氏から「風力からの低周波音について」という内容の話しがあました。またこの事業を計画している(株)ジャネックス(福岡市)とクリーンエナジーファクトリー(株)(北海道根室市)から事業の説明があり、休憩をはさんで市民からの意見聴取が行われました。

 市民からは「この付近が渡り鳥の飛行域にあり、またクマタカの生息地でもある。また5種類の重要な植物の繁殖地でもあり、鳥や昆虫をはじめとする動植物への影響が心配である」「湧水を利用して生活をしているので、水質への影響が心配である、地元の生活環境を守って欲しい」「搬入路付近の住民であるが、大きな道路ができると、大きなのり面ができ、後々までの保全をお願いしたい」などの活発な意見が出されました。

 私は昨年4月に白猪山の頂上付近にある石尊神社で行われた石尊祭りにも参加させていただいたとき、初めて地元の人から白猪山の頂上付近における風力発電の計画について聞きました。そして同9月議会で低周波や電波障害の問題、日本の棚田百選に選ばれた深野のだんだん田など景観への問題、またこの地域では昔からたびたび山崩れに見舞われていることから、これらへの対策の問題について質問しました。

 現在発電に使われている化石燃料は埋蔵量にも限界があり、いつかは枯渇することになります。またCO2の発生源にもなります。また原子力もまだまだ不安があります。
 風力発電はCO2の出ないクリーンエネルギーとして注目が集まっております。また風車自体は耐用年数がありますが、風力というエネルギーは永久不変なものです。また最近電力会社は再生可能なエネルギー(風力、太陽光、地熱、バイオマスなど)を一定割合で使用しなければならないRPS法が定められており、風力発電への期待が大きくなってきています。

 白猪山の風力発電には現在2社からのオファーがありますが、2社が競合できるのかどうかの問題もあります。この計画が実現できれば市にも1社で年間1億5千円以上の法人税が入る計算で、財政難の松阪市にとって大変ありがたいことです。また1社でも松阪市内で必要な電力の1/3~1/2のクリーンエネルギーが得られることになります。この計画に対して地元でも賛成、反対があり、実施にあたっては地元住民の皆さんの理解が必要不可欠です。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マニフェスト衆議院選

2009-09-05 09:55:43 | 日記
 今回の衆議院選挙では各党がマニフェストを掲げて戦った。とりわけ民主党のマニフェストに注目が集まった。中でも高速道路の無料化や月26000円の子供手当等が議論になった。

 今回の選挙では政権与党の自民党のマニフェストは、ほとんど話題にならなかった。これまで政権を担ってきた政党のマニフェストはどうしても地味にならざるを得ない。目新しい政策をマニフェストに織り込めば、「なぜそれを、今までしなかったの?」ということになる。
 先の松阪市長選挙においても現職の下村候補のマニフェストは実に地味であった。実績に基づいた現実的な内容であっても、市民が注目し、「夢」を感じる政策に乏しかった。それに対して新人の山中候補のマニフェストには華やかさがあった。
 このようにマニフェスト選挙ではどうしても野党や新人に対して有利に働くのではないかと思う。

 マニフェストを掲げての選挙戦における公開討論会やテレビの討論会などでは、本来は自分のところのマニフェストにはこんな政策が織り込まれていて、こんなにいいのだよと売り込むところを、相手陣営のマニフェストを攻撃するパターンが多かったのは残念であった。

 今までもこれからも、野党や新人のマニフェストは少し背伸びをして書かれることが多いのではないかと思う。そのマニフェストを選挙に終わったあと、どのように実現に向けて進められるか注目される。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大石八朔祭り行われる

2009-09-01 21:52:48 | 日記
 「大石の不動さん」でおなじみの松阪市大石町の石勝山大石不動院で8月31日、八朔祭りの宵宮が行われました。この祭りは200年前から続いている伝統行事で毎年夏の終わりのこの時期に行われます。八朔祭の「八」は八月の意味、「朔」は1日の意味。もともとは旧暦の8月1日に行われていました。

 最近の祭りは土日や祭日に行われることが多いが、不動院の祭りは8月31日宵宮、9月1日本日と、日にちが定められており、この日は平日にかかわらず大勢の人出で賑わいました。境内にはところ狭しと出店が立ち並び、やぐらを囲んでの手踊りには前日の衆議院議員選挙で当選をしたばかりの田村、森本両代議士を始め山中市長や県議、市議も踊りの輪に加わっていました。

 手踊りが終わったあと櫛田川対岸で花火が打ち上げられ、参加者は祭りを堪能しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする