川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

第83回メーデー松阪地区集会開催される

2012-04-30 16:31:26 | 日記
 労働者の催し第83回メーデーの松阪地区集会が4月30日、中部台運動公園芝生広場で開催されました。この催しは、松阪地区メーデー実行委員会と連合三重松阪多気地域協議会が主催して行われ、私も来賓として参加させていただきました。

 メーデーは労働者の日として世界中で行われる行事で、日本では祭日になっていませんが、この日を祭日にしている国も多くあります。日本のメーデーは1920年5月2日に上野公園で行われたのが最初で、このとき1万人の労働者が参加しました。戦時中は中断しましたが、終戦後復活して今日に至っています。

 大津未来生実行委員長はあいさつの中で、メーデーは今から126年前アメリカのシカゴで始まり、当時の労働時間は12~14時間で、8時間労働を求めて行われたということです。1日の内、8時間は仕事の時間、8時間は休息の時間、8時間は自分の時間とする労働者の生活を確保するために統一ストライキが行われ、現在の8時間労働はこの時求められたということです。

 このあと来賓あいさつ、メーデー宣言採択、団結ガンバロウなどが行われました。また抽選会が行われ、各団体から提供された豪華景品が当選者に手渡されました。また芝生広場では障がい者福祉事業所4団体による物品販売も行われました。
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松尾まちづくり協議会総会開催される

2012-04-29 22:30:31 | 日記
 松尾まちづくり協議会(会長 村田善清)の第4回総会が4月29日、松阪市丹生寺町の松尾地区市民センターで開催されました。この日会場には協議会の役員など80名(委任含む)が出席をして23年度の活動報告・会計収支決算、24年度の活動計画・収支予算などの審議がおこなわれました。山中市長とともに私も来賓としてお招きいただきました。

 松尾まちづくり協議会は平成16年に市の説明会を受け、平成17年3月から勉強会をスタート、平成18年2月に準備委員会を設立して準備に取り組んできました。そして3年前の平成21年4月に松阪市内13番目の協議会として設立され、3年が経過します。
同会には公民館部会、福祉部会、安全防災部会、生活環境部会と4つの部会があり、それぞれ部会で事業を主催して活動をしています。

 昨年度までに松阪市の43地区全ての地域でまちづくり協議会が結成され、今年度から全ての地域でスタートしました。まだまだ手探り状態のところも多く、本格的な活動はこれからといったところも多いのではないかと思います。

 松尾まちづくり協議会の平成24年度の新役員は次の通りです。
  会 長      村田善清
  副会長     渋谷博希
   〃       清瀧 薫
  会 計      垣本長生
  書 記      岡島 孝
   〃      森 雅子
  監 査      渡辺勝美
   〃       中川文夫
  運営委員長   矢ヶ瀬学
  副運営委員長 沖本昌之
  事務局長    古市一喜
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受け狙いの政治と痛みを求める政治(2)

2012-04-27 23:32:50 | 日記
 松阪市では今、東日本大震災の災害ガレキの受け入れの問題が議論を呼んでいます。昨年11月に山中市長が災害ガレキの受け入れを検討すると発表して、注目を集めました。ところがしっかりとした構想や計画、市役所内での議論が無いままでの発表で、その後この話はたち消え状態で年を越しました。今年の3月ごろからこの話が再燃して市民への説明会が開催され、市長から市民への説明が始まっています。

 山中市長にとってガレキの受け入れ問題は、これまでの手法と少し違った取り組み方が必要です。これまではマスコミをうまく使って、話題を発信しながら世論を味方につけ、行政運営を進めてきました。時々市議会議員の定数削減や報酬削減に触れては、それに賛同する市民から拍手喝さいを受けてきました。
 しかしこのガレキの受け入れは違ったかたちになります。松阪市にとっても、松阪市民にとってもガレキの受け入れは何ひとつ得することはないのです。私の所にも放射能を心配するメールや電話、また直接会った人などからも反対する意見が寄せられています。

 私が以前にボランティアとして入った岩手県山田町でもガレキが山のように盛られていました。このガレキは、被災から立ち直ろうとする被災地の人々の心に重くのしかかっています。被災地だけでは処理できないガレキを、全国の自治体で処理してやらないと、被災地の復興は進みません。被災地を見ている山中市長も同じ思いではないかと思います。

 こと、このガレキ受け入れについては、何もしないでいるのが楽なのです。そうすれば市民からの反発もありません。そしてガレキを受け入れるには多くのハードルを越えなくてはなりません。そしてそのハードルを越えてガレキの受け入れが実現しても、松阪市内で山中市長の支持率は下がることはあっても上がることはないでしょう。
 しかし山中市長のこの問題への取り組みは、野田首相の消費税増税や大飯原発の再稼働問題への取り組みと同じように、大局的な見地に立っての判断なのでしょう。
 来月27日に東日本大震災のガレキ受け入れについて、市民と意見交換をするシンポジューム開催されます。来年2月の市長の任期までにガレキ受け入れが実現できるのか、これから正念場を迎えます。
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受け狙いの政治と痛みを求める政治(1)

2012-04-27 00:51:39 | 日記
 野田政権は今、消費税の増税と福井県の関西電力大飯原発の再稼働という大きな問題を抱えている。国民の中にも賛成、反対はあろうが、賛成者の人たちの声より反対者の人達の声は大きい。
 近づいてきている次の衆議院議員選挙のことを思えば、政権政党である民主党にとって、「消費税は上げません」「原発の再稼働は致しません」という方が得策だろう。それをあえてこれらの問題に取り組んでいるのは、政権としての大局的な判断なのだろう。

 私は以前に東京で野田首相の話しを直接聞く機会があった。自分をドジョウに例えたように、ずんぐりむっくりの体形で華やかさは感じなかった。しかしこれらの問題に取り組む野田首相の姿勢には強い信念が感じられる。
 少し前、前知事と同席する機会があった。彼は野田首相を高く評価しているという。竹下首相以来の優れた宰相であるという。私がなぜ野田さんを評価するのかと聞いたところ、「言っていることがまともである」「考え方がぶれない」といわれた。そういえば同じ民主党の首相であった鳩山さんとは大違いである。

 これらの消費税増税や大飯原発の再稼働問題はTPPなどと共に、党内でも反対があり、ねじれ国会の中で、野田首相は難しいかじ取りを強いられることになる。

 国会議員やそれぞれの政党では、これらに対する考え方はいろいろあると思う。純粋に賛成する人。純粋に反対する人。本来は賛成だが、次の選挙のことを考えて反対する人。あるいはその逆もあるかも知れない。
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はにわ館で学習支援展示「大昔のくらし」始まる

2012-04-16 15:45:49 | 日記

 松阪市外五曲町の松阪市文化財センター「はにわ館」で学習支援展示「大昔のくらし」展が4月14から始まっています。この展示は「学習支援展示」として、子どもたちの歴史学習のサポートをし、歴史に詳しくない大人の人にも楽しんでもらおうと企画されたもので、縄文時代、弥生時代、古墳時代の遺跡から出土した土器、石器などから当時の時代の様子をさぐっていこうとするものです。

 今回展示されているのは、市内14ヶ所の遺跡から出土した、土器、須恵器、土偶、土製品、石製品、金属製品、農耕具、三角縁神獣鏡など130点で、当時の様子を示す想像図や模型、ジオラマなどと共に展示されています。今回新しく造られた縄文時代のジオラマは粥見井尻遺跡をイメージして造られたということです。

 松阪市の事業仕分けでも、はにわ館のこのような展示は市内の学校で、100%見学した方がよいのではという指摘があったということですが、4月の後半から5月の連休にかけて、学校からの見学依頼が、例年になく多く来ているということです。この展示は6月3日まで開催されています。

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第9回合同水墨画展始まる

2012-04-11 17:16:03 | 日記
 松阪市外五曲町の松阪市文化財センターで、「第9回合同水墨画展」が4月10日から始まっています。この展示会は猟師町の林芳洲さんを講師とする9つの公民館(港、神戸、宇気郷、橋西、嬉野、中川、中原、飯南・阿坂)と津教室で水墨画を習う会員が、日頃の成果を発表する場として毎年この時期に開催されています。

 会場には会員64名から出展された作品100点(講師の2点含む)が展示してあります。作品の大きさは色紙サイズから50号の大作まであり、習い始めて間のない人から何十年のベテランまで出展されています。今回の作品展にはこれまでの水墨画のイメージからかけ離れたジャンルの作品も多く出展されていて、楽しく鑑賞させていただきました。私の友人知人もこの水墨画の会員の中に何人かいいて、毎年楽しみにしています。
 
 講師の林先生は私の若いときの書道の師で、書道の世界から水墨画の世界に入られました。この展覧会は4月15日(日)まで開催されています。

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松阪市立の小・中学校で一斉に入学式

2012-04-06 18:47:44 | 日記
                       (中部中学校の入学式)
 少し遅れ気味の桜の花も咲き始め、4月に入ってまだ肌寒い4月6日、松阪市立の小学校・中学校で一斉に平成4年度入学式が行われました。小学校の入学式は午前に行われ、私も松尾小学校(長野修校長)の入学式に来賓として参列させていただきました。今年は52名の子ども達が元気いっぱい入学しました。松尾小学校でしっかり勉強しますか、給食を残らず食べますかという校長先生の問いかけに、大きな声で「はい」と答えていました。

 午後は中部中学校(前田法行校長)の第44回入学式に参列させていただきました。今年は202人の新入生が入学式に臨みました。学生服、セーラ服に身を包んだ新入生は、3月の小学校の卒業式からわずか数日しか経っていませんが、その時と比べ一段と大人っぽく、落ち着いた感じがしました。

 松阪市立の小学校で今日入学したのは1,039人、中学校で1,371人(4月1日確認時)です。
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松阪市の市議会議員の定数

2012-04-02 23:03:47 | 日記
 松阪市の山中市長が3月26日に、議員定数を現在の30から10減らして20にする提案を検討していると述べています。松阪市の議員定数が、何人が適正かと明確に説明できる人は山中市長を含めてまずないでしょう。山中市長は先日の2月議会では半減(15人)を述べていいますが、議員定数のような大事なことを、わずか数日で数字が変わるようでは、いかに思いつきで言っているかがわかります。

◆松阪市議会議員の最大数は
 松阪市の議員定数は何人が適正かの判断は難しいところです。平成23年5月に地方自治法が改正されるまでは、地方自治法第91条により上限は決まっていて、人口が10万人以上20万人未満では議員定数34人であると定められていました。このため松阪市の場合、議員定数が34を越えることはありませんでした。(合併による在任特例を除く)
 合併直後の平成17年の市議会議員選挙は、この上限の議員定数34で行われましたが、平成20年の11月議会で議員提案による4減案が議会で可決され、現在の30になりました。
 現在は上限が撤廃され、自治体の裁量に任されることになりました。

◆議員定数の最小数は
 では下限はどうであろうか。極端な話しとして議員定数「0」ではどうだろうか。これであれば松阪市は市議会議員に税金を使わなくて済み、その分の税金を他のところに廻せることになります。
 しかし憲法第93条「地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置する」とあり、また地方自治法第89条「普通地方公共団体に議会を置く」とあり、地方公共団体には法的に議会を設置しなければなりません。そのため議員定数が「0」はありません。

 議員の最小数は4とも言われています。議長1人で残りの3人が議会で審議して採決がとれるからである。しかしこれはあくまで理論的な数字です。
 1月に議会運営委員会で視察した、全国でも議会改革が進んでいると言われる京都府の京丹後市では、1つの委員会を7人と定め、それに議長を1人加えた数を定数とされていました。ただこの1つの委員会7人もはっきりした基準はありません。1つ委員会が6人では少なすぎるのかどうか、また8人では多すぎるのかどうか、これらもはっきり言い切れません。

◆議員定数が少なくなると税金は少なくてすむが
 議員の定数が少なくなると、その分の報酬が少なくなり、市の税金は少なくてすみます。また市長もうるさい市議会議員の数は少ない方がいいでしょう。30人よりは20人、20人よりは10人と、議員は少ない方がやりやすいでしょう。しかし議員の数が少なくなり、行政へのチェック機能が弱くなると、市長や行政が横暴になり勝手気ままな行政運営が行われる危険性がでてきます。そしてそのツケは最終的には市民が払うことになります。 

◆市議は人口1万人に1人というが
 山中市長は今回の定数20人の基準を「議員は1万人に1人」としていますが、これは「山中私案」なのでしょうか、世間の一般論なのでしょうか。この基準で議員定数を定めると、名古屋市のように人口が200万人を越える大きい市では200人以上の議員数となります。また次に示す三重県内の人口の少ない亀山市やいなべ市では5人、鳥羽市や尾鷲市、熊野市では2人となります。

三重県内の市の人口と議員定数
          人口  現在の議員定数
四日市市   307,000     36
津市      288,000     36
鈴鹿市    203,000     32
松阪市    169,000     30
桑名市    142,000     30
伊勢市    133,000     28
伊賀市     99,000     24
名張市     82,000     20
志摩市     56,000     22
亀山市     51,000     22
いなべ市    47,000     20
鳥羽市     21,000     14
尾鷲市     21,000     16
熊野市     19,000     16
 (人口は下3位を四捨五入しました)

◆住民協議会は今、歩み始めた大事な時期です
 山中市長はこの考え方を住民協議会の代表者のシンポジウムで提案するとしています。議員の間では今回の市長の提案は、来年に市長選挙を控えて「選挙運動が見え見えやなあ」という声も出ています。議員を悪者に仕立てて、自分は正義の味方、そして定数削減で浮いたお金を住民協議会やNPOに配分するなどの「あめ玉」までちらつかせて。
 住民協議会は結成されたばかりで今年度スタートのところも多く、今は揺籃期の時代です。これからどういう活動をしていくか手探り状態のところも多いはずです。このような協議会に対して山中市長は自分の考えを強要すべきではありません。それぞれの協議会の自主性を尊重すべきです。そしてせっかく出揃った住民協議会を選挙の道具に用いないでいただきたい。市長の考え方が正しければ、考えを押しつけなくても住民協議会から同調する声が自然と湧き上がってくるはずです。正しければ。
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4月1日新しい年度のスタートです

2012-04-01 08:00:07 | 日記
                       (春谷寺のエゾヒガン桜)
 今日4月1日は新しい年度のスタートです。新しい職場に、新しい学校に、そして職場を退職された人は心新たに、第二の人生のスタートです。

 私のブログも4周年を迎えます。毎年も新しい年度始まりは、松阪市飯南町向粥見、春谷寺境内の樹齢約400年のエゾヒガン桜でスタートします。昨日3月31日に見に行ったのですが、今年は少し開花が遅れており、1~2分咲といったところです。それでもお寺を管理してみえる地元の人の話では、ここ2~3日暖かかったので少し咲いたということです。
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