川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

第3回松阪史跡めぐり開催される

2014-11-29 22:41:17 | 日記

                      (総合運動公園で集合写真) 

 松阪史跡探訪会主催の第3回松阪史跡めぐりが平成26年11月29日行われました。第1回の和歌山街道めぐり、第2回の嬉野方面めぐりに続き、今回は櫛田川流域を探訪しました。
 この日は朝からあいにくの雨でしたが、松阪市内や多気町などから56人の参加があり、2台のマイクロバス(定員28人)で移動しましたが、定員いっぱいの多くの参加がありました。それぞれの場所でその寺社や施設などに詳しい方から説明を聞きました。

 松阪史跡探訪会(会員32名 代表川口 保)は昨年の11月に設立した松阪市内の歴史的・文化的遺産などを訪ねていく会です。松阪市内には、名勝、名山、城跡、遺跡、古墳、神社、お寺、名木、祭り、神事、食、名産など、誰もが知っているものもあれば、その土地の人にだけにしか知られていないものもたくさんあり、これらの名所・旧跡をめぐっていきます。
 会費が1000円/年という以外は、会則も総会もありません。史跡めぐりの回数は10回、訪ねる史跡は100ヶ所を当面の目標にしています。

今回の史跡めぐりは次のコースで探訪しました。

鈴の森公園、松尾神社(集合)―→朝田寺―→よいよい神事関係神社(畠田神社、式内穴師神社、式内意非多神社)―→神服織機殿神社―→神麻続機殿神社
―→Aコープ(櫛田店)―→総合運動公園(昼食)―→神山一乗寺・神山城(遠望)―→
―→射和界隈―→丹生大師―→出発地  

1)朝田寺(松阪市朝田町)
  (案内 榎本義譲住職さん)
 「朝田の地蔵さん」と親しまれている朝田寺(榎本義譲住職)は天台宗延暦寺派のお寺で、700株の牡丹が植えられ「牡丹寺」としても有名です。本尊の地蔵菩薩立像は空海の作とされています。この地方には、葬儀が終わると宗派を問わず、このお寺にお参りして故人の冥福を願う習慣があり、本堂の天井には8月に初盆を迎える故人の衣類が掛けてあります。
 この日は榎本義譲住職からユーモアを交えた説明を受けました。

2)よいよい神事関係神社(畠田神社、式内穴師(しきないあなし)神社、式内意非多(しきないおいた)神社)
    (松阪市和屋町、立田町、朝田町)

  (案内 川口 保 )
 この神事は多気町佐奈から始まったもので、平治2年(1160)1月4日、平時の乱に破れた源義朝が身を寄せていた源氏方の尾張国野間(現愛知県美浜町)で、家人の長田忠致(おさだただむね)に殺害されました。長田忠致はこの手柄によって平家に重く用いられましたが、その後平氏が滅び源氏の世になったとき、今度は源氏に追われる身となりました。この地方に逃げてきた長田忠致が、最後はこの地で、源氏の武士脇野九郎左衛門に討ち取られました。この時長田忠致が通った道を清めるために、この神事が始まったと言われています。
 和屋町の畠田神社で祈願した地区の人たちは、先に幣(へい)つけた「オハゲ」と呼ばれる笹を持って次の立田町まで疾走します。オハゲを引き継いだ立田の人たちが朝田町まで走り、最後に朝田の人たちが受け継ぎ意非多神社に奉納します。
 今回はこの3つの神社の内、穴師神社を見学しました。地元の方に案内をお願いしていましたが、都合がつかず、私が説明をしました。


   (よいよい神事の式内穴師神社の見学)     (朝田寺で榎本住職から説明を受ける)

3)神服織機殿神社(松阪市大垣内町)・神麻続機殿神社(松阪市井口中町
  (案内 神服織機殿神社・神麻続機殿神社祝部 中川慶次郎さん)
 神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)と神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)は伊勢神宮所管の神社で、神服織機殿神社を地元の人々は親しみを込めて「下館(しもだち)さん」「下機殿(しもはたでん)」と呼び、神麻続機殿神社を「上館(かみだち)さん」「上機殿(かみはたでん)」と呼びます。
 神服織機殿神社では和妙(にぎたえ)(絹)を織り、神麻続機殿神社では荒妙(あらたえ)(麻)を織って伊勢神宮に奉納します。毎年5月と10月に伊勢神宮に神(かん)御衣(みそ)を奉納する「神御衣奉織始祭」が行われます。

 今日は機殿公民館の公民館長でもあり、この2つの機殿神社の神社総代にあたる祝部の中川慶次郎さんに案内をお願いしました。私はこの2つの神社の見学は今回はじめてでしたが、参加者の皆さんも1人を除いて初めての人ばかりでした。


       (神服織機殿神社・神麻続機殿神社で祝部の中川慶次郎さんより説明を受ける)

4)松阪市総合運動公園 (松阪市山下町)
 (案内 松阪市 建設部公園係長 長谷直哉さん)
 この総合運動公園は、平成8年から事業が開始され、全体計画面積63.4ha、総工費約61億円、平成町30年の完成を目指しています。
平成24年10月に芝生広場や駐車場など一部が開園し、また26年4月にはサッカーなどに使える多目的グランドが完成しました。芝生広場は面積約6.4haで、1周400mの周路があり、芝生部分ではサッカーやラグビーに使えます。
平成27年3月8日(日)に開催される第10回松阪シティーマラソンは、始めてこの運動公園を主会場として行われます。
今日はこの総合運動公園のこれまでの経過や、公園の規模など、松阪市建設部土木課公園係長の長谷直哉さんが出ていただいて説明をしていただきました。


                    (神山城跡・神山一乗寺の説明-川口)

5)神山城跡・神山一乗寺 (松阪市中万町)
 (案内 川口 保)
神山城は飯野郡(現 松阪市中万町)の櫛田川左岸にある神山山頂に築かれた山城で、南北朝時代の初めの延元2年(1337)に南朝側の軍事的拠点として潮田幹景が築城したとされていいます。
  延元3年(1338)北畠親房の命を受けた潮田幹景が南朝軍を率いて籠城し、翌延元4年北朝側の高師秋(こうのもろあき)が城を包囲しました。興国4年(1343)北朝側から伊勢守護に任じられた仁木義長らが加わった攻撃によって、田丸城などの城とともに落城した。その後仁木義長が入城しました。

この神山城への道筋に神山一乗寺があり、この時の戦いの戦禍で焼失したが、後に北畠氏により再建された。神山城跡は一乗寺の北側に位置し、現在は一乗寺より奥の道路及び城跡など草木が生い茂っています。
 神山一乗寺(殿本日聖住職)は松阪市中万町にある天台宗延暦寺派の寺で、聖徳太子が伊勢神宮への参拝のおり、この地で薬師如来座像を掘って創建したとされています。
 
 この日、殿本住職さんが不在でしたので、私川口が説明しました。

6)射和界隈 (松阪市射和町)
 (案内 射和「昔を語る会」 清水勝也さん、今井一人さん)
 射和の町は松阪の町より古くから繁栄をしており、そのもとになったのが近隣の丹生から産出する水銀を加工して造る軽粉(白粉)でありました。
 丹生(現在の多気町丹生)は古代から日本最大の水銀の産地として栄え、中世に入り射和ではこの水銀を使った白粉造りが盛んになり、「伊勢白粉」として全国に知られるようになりました。これらの白粉や木綿を扱う伊勢商人・松阪商人が江戸で店を持つ豪商となっていった。
 今も射和には、幕府御為替御用を勤めた竹川家や、醤油商として財をなした国分家などの邸宅が残り、俳人で1日に3000句を詠んだ大淀三千風、竹川文庫の開設や農民救済のための灌漑用池の建設、射和万古を起こすなどの功績があった竹川竹斎などの資料も多く残っています。

 この日は2班に分かれて説明をききました。この日案内をしていただいたのは射和「昔を語る会」の清水勝也さん、今井一人さんで、連生寺、本宗寺、伊馥寺、延命寺、竹川家、国分家などを見学しました。竹川家では同家の奥様が説明していただきました。


      (国分家は射和「昔を語る会」の会員さんから、竹川家は奥様から説明を受けました)

7)丹生大師(丹生山神宮寺) (多気郡多気町丹生)
 (案内 勢和の語り部会 会長 中西正勝さん)
 神宮寺は真言宗山階派の寺院で、古くから「丹生大師」として親しまれており、宝亀5年(774)に弘法大師の師匠である勤操大徳により開山された。弘仁4年(813)弘法大師によって七堂伽藍が建設された。
 大師堂には弘法大師自らが刻んだといわれるご本尊「弘法大師像(42歳の自画像)」を始め、「十一面観音」「不動明王」などが祀られている。
 神宮寺は高野山が女人禁制のとき、女性の参拝できたので「女人高野」とも呼ばれています。

 丹生大師の案内は「勢和の語り部会」会長 中西正勝さんにお願いしてありました。今回盛たくさんの史跡めぐりでしたので、予定時間よりだんだんと遅れていって最後の丹生大師では約1時間遅れでした。それでも中西さんは待っていただいて案内をして下さいました。


             (丹生大師は勢和の語り部会中西正勝さより説明を受ける)

 今回の史跡めぐりでお世話になった朝田寺の榎本義譲住職さん、2つの機殿神社の案内をしていただいた祝部の中川慶次郎さん、神山一乗寺の資料を用意していただいた殿本日聖住職さん、射和の町並みを案内していただいた-射和「昔を語る会」の清水勝也さん、今井一人さん、竹川家の奥様、また段取りをしていただいた同会会長の博之さん、そして丹生大師の案内をしていただいた「勢和の語り部会」会長 中西正勝さんなど、多くの皆さんにお世話になりありがとうございました。
 また第1回目から安全運転でマイクロバスを運転していただいている、立野の小林岩雄さん、藤之木の梶間弘功さんありがとうございました。
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11月議会の一般質問に15人が登壇

2014-11-26 20:13:18 | 日記
11月25日から開催されている松阪市議会平成26年11月議会の一般質問は、12月3日(水)、5日(金)、9日(火)の3日間行われますが、通告議員と質問内容が26日に議会事務局から発表されました。今回15人の議員が次の日程で登壇します。

12月3日(水)
1 松田 俊助(一問一答)
 (1)風水害にかかわる職員の体制について
 (2)職員の安全・安心について(業者の暴力事件)
 (3)保育士の正規率について

2 大久保 陽一(総  括)
 (1)林業振興について
   ①松阪木質バイオマス発電所完成に伴う地域材の活用について
 (2)全国学力学習状況調査について
   ①松阪市の結果分析における対応について

3 堀端  脩(総  括)
 (1)平成26年度松阪市防災訓練について
 (2)今後の防災対策の進め方について

4 今井 一久(一問一答)
 (1)地域コミュニティバスの運行について
   ①10年目を迎える鈴の音バスの改善について
   ②その他路線問題と交通空白地への対応について
 (2)住民協議会など都市内分権の構築について
   ①条例の制定について
   ②交付金のあり方、財源について
   ③地域計画の進捗について
   ④都市内分権の構築について

5 深田  龍(一問一答)
 (1)創業支援と企業間交流について
 (2)施設の空調設備保守管理業務と情報ネットワーク賃貸借にかかわる仕様書について

6 坂口 秀夫(一問一答)
 (1)健康づくりにおける感染検査への対策について
 (2)動く防犯カメラの導入について
 (3)避難場所への誘導表示の現状と対策等について
 (4)子育て物品の再利用の促進について

12月5日(金)
7 山本 芳敬(分  割)
 (1)地方・地域創生に向けての松阪市の考え方
 (2)農政改革と現状について
   ①農地集積バンクの状況
   ②日本型直接支払いの参加状況等

8 松田 千代(総  括)
 (1)地域包括ケアの問題点と要支援者への対策

9 前川 幸敏(一問一答)
 (1)参宮街道六軒町のポケットパーク構想について

10 中瀬古 初美(一問一答)
 (1)松阪木綿への取り組み 市の本気度を問う!
 (2)歯科の視点を生かした児童虐待予防について

11 松岡 恒雄(一問一答)
 (1)若者の定住化と雇用について
   ①地域活動に従事してもらう「地域おこし協力隊」について
 (2)災害対策について
   ①支援物資供給の円滑化について
 (3)ネット社会について
   ①消費者教育の充実について

12 久松 倫生(分  割)
 (1)松阪市観光振興アクションプランについて
   ①観光戦略会議の到達点と評価
   ②観光団体のあり方等の具体化について
 (2)豪商のまちリフォーム制度について
   ①成果と今後の見通しについて
 (3)部落史編さん事業の見直しについて

12月9日(火)
13 野呂 一男(総  括)
 (1)なぜ、市の交通事故死傷者は減少しないのか
 (2)少子化対策について

14 海住 恒幸(一問一答)
 (1)PFI活用の可能性について
 (2)地域包括ケア体制づくりについて
 (3)地域で要援護者をどう支えるか
    ~「要援護者カルテ」の作成について~

15 濱口 高志(一問一答)
(1)土地開発公社について
(2)ごみ最終処分場について
(3)子育て支援について
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松阪牛まつり・第65回松阪肉牛共進会開催される

2014-11-23 21:50:35 | 日記

               (2,350万円で落札された優秀賞1席の「おふくひめ」号)

 松阪牛の肥育技術の向上とブランド振興を目的として、「松阪牛まつり」が平成26年11月23日、松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームをメイン会場として開催されました。今年は松阪肉牛共進会の65回記念大会と、市政施行10周年記念事業として「あべ静江チャリティーコンサート」や「メモリアル花火大会」もありました。

 この日は秋晴れの絶好の行楽日和になり、ベルファームには松阪市内外から多くの家族連れなどの来場者で賑わいました。私も、松阪市議会水谷議長、永作副議長らとともに、来賓として出席させていただきました。
芝生広場には45の出展ブースが並び、来場した市民は思い思いに品を買い求めていました。また松阪肉のすき焼きの大試食会には長い列ができ、2000食の無料のすき焼きを味わっていました。

  
  (本日の最高値優秀賞1席の2,350万円)   (500万円で落札された相可高校のまつよし号)

 この日会場では特産松阪牛を決める「第65回松阪肉牛共進会」が行われました。「特産松阪牛」とは兵庫県産の黒毛和牛で、雲出川から宮川流域の間の市町で900日以上育てられた牛という条件があり、新たに「最後まで松阪地域で飼育する」という条件が付け加わりました。この日予選を勝ち抜いた50頭が出品され、審査の結果、優秀賞1席から5席が選ばれました。
 松阪牛の女王、優秀賞1席には7年ぶりに松阪市内の飼育農家、松阪市大宮田町の永田憲明さんが育てた「おふくひめ」号が選ばれました。正午からの表彰式では優秀賞1席~5席までの飼育農家が表彰され、またこれまで松阪牛の振興に尽力された関係者の功労者表彰がありました。

 

 このあと競り市が行われ、共進会に出品された50頭の牛は、威勢のいい掛け声とともに、次々と精肉業者の人に競り落とされました。今年ほとんどの牛が200万円以上の値をつけました。1席の「おふくひめ」号は2,350万円で津の「朝日屋」が競り落としました。
 また多気町相可の相可高校の生徒たちが育てた「まつよし」号は、拍手の中でどんどんと値が上がっていき、例年通り松阪市稲木町の瀬古食品(有)が500万円で落札しました。


 このあと餅まきがあり多くの来場者に向かって餅まきをさせていただきました。その後あたりが暗くなる午後5時過ぎから5600発の花火が次々と打ち上げられ、来場者の皆様とともに夜空に広がる光りのショーを堪能させていただきました。
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松阪市議会第4回市政報告会終わる

2014-11-21 14:53:19 | 日記
 松阪市議会の第4回市政報告会は、平成26年11月17日、18日、20日の3日間、市内12会場で開催されました。この報告会は、平成24年11月に制定された議会基本条例に基づいて行われるもので、28人の議員が4つの班に分かれて各地区を廻るものです、今回は9月議会で議論された25年度決算内容を中心として報告されたものです。

 各会場の来場者は少ないところで14名、多いところで34名、合計262人でした。ちなみに第1回の来場者は301人、第2回は295名、第3回は219名でした。
 参加して熱心に報告を聞いていただき、また貴重なご質問、ご意見をいただいた市民の皆様にありがとうございました。
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飛騨高山と白川郷に行ってきました

2014-11-16 19:33:00 | 日記
 8月に亡くなった母の100ヶ日を11月10日に済ませ、初七日から始まった中陰逮夜を終える事ができました。母の100ヶ日が済んだら家族、兄姉で旅行に行こうということになり15日、16日、飛騨高山と白川郷に行ってきました。

 飛騨の山々は早くも真っ白い冠雪で、往復の道路や行楽地でも雪が降る心配もあったのですが、何とか天候に恵まれました。高山も白川郷も外国の人たちがたくさん来ており、特に世界遺産の白川郷には中国の人たちなど多くの外国人が見られました。



 私が市議会議員になってからは、旅行らしい旅行はほとんど行ったことがなく、今回大人だけ5人の1泊2日の旅でしたが結構楽しい時を過ごすことができました。
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第4回議会報告会の開催案内

2014-11-10 06:19:02 | 日記
 松阪市議会の第4回議会報告会が平成26年11月17日から始まります。この報告会は平成24年9月議会で成立し、同11月から施行された松阪市議会の議会基本条例に基づくもので、市民の皆様と市議会や市政について意見交換を行います。
 議会報告会は、松阪市を12の地区に分けて行われ、市議会議員を4つの班に分けて各地区を廻ります。開催日、会場などは次のようです。報告会には申込み不要で、どなたでも参加できます。

開催日11月17日(月)各会場 午後7:00~9:00(6:30受付開始)
 担当 1班  会場 嬉野生涯学習センター(嬉野町1429番地1)
 担当 2班  会場 橋西地区市民センター(川井町772番地10) 
 担当 3班  会場 松尾地区市民センター(丹生寺町605番地)
 担当 4班  会場 松ヶ崎地区市民センター(松崎浦町738番地1)

開催日11月18日(火)各会場 午後7:00~9:00(6:30受付開始)
 担当 1班  会場 豊地農構センター(嬉野下之庄町330番地1)
 担当 2班  会場 神戸地区市民センター(垣鼻町1461番地8) 
 担当 3班  会場 朝見地区市民センター (大宮田町209番地4)
 担当 4班  会場 大石地区市民センター(小片野町2304番地9)

開催日11月20日(木)各会場 午後7:00~9:00(6:30受付開始)
 担当 1班  会場 有間野集会所(飯南町有間野1136番地1)
 担当 2班  会場 小野江コミュニティセンター(小野江町383番地) 
 担当 3班  会場 漕代地区市民センター(早馬瀬町279番地2)
 担当 4班  会場 飯高総合開発センター(飯高町七日市850番地)

班割
 1班 ○今井一久、松岡恒雄、中村良子、田中祐治、山本 節、野口 正、松田千代
 2班 ○西村友志、沖 和哉、植松泰之、永作邦夫、松田俊助、中島清晴、久松倫生
 3班 ○大久保陽一、深田 龍、中瀬古初美、山本芳敬、濱口高志、海住恒幸、前川幸敏
 4班 ○川口 保、坂口秀夫、堀端 脩、野呂一男、大平 勇、田中 力、水谷晴夫
                    ○は班長

     問合せ 松阪市議会 議会事務局
         電話 53-4433
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佳境に入ってきた「軍師官兵衛」

2014-11-07 19:06:14 | 日記
 NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」はここ数年の番組の中では大変見応えのある時代劇である。黒田官兵衛という名前は以前から聞いてはいたが、どのような人物かはこれまでほとんど知らなかった。信長、秀吉、家康という日本の歴史の中枢を相手に、際どい綱渡り状況を知力で生き抜いてきた生き様が見事に描かれている。

 織田信長はこの大河ドラマでも激しい気性で描かれており、天下を平定する直前に、家臣であった明智光秀に討たれた。長い間家臣として仕えてきた武将を、手柄を立てないとして平気で追放する、自分に反するものは徹底的に弾圧する、この様な恐怖政治により、明智光秀は精神的に追い詰められ、本能寺の変を起こすことになった。
 信長を討った明智光秀は主君殺しの謀反人となっているが、あのまま信長が天下を取っていたなら、厳しい恐怖政治が長く続き、日本は大変なことになってしまっただろう。そういう意味では日本の歴史の中で明智光秀の果たした役割は大きいと思われる。

 信長の比叡山焼き討ちは有名であるが、松阪市内の寺も信長の焼き討ちにあっている。大阿坂町の浄眼寺は信長の兵火で広大な殿堂が焼失しており、朝田町の朝田寺も信長の伊勢平定の時に焼かれている。また阿形町の寶藏寺は、信長に反抗してきた伊勢長島の一向宗が天正2年(1574)同寺に逃げ込み、織田勢により焼き討ちにあっている。また信長の大河内城攻めの時には、大河内の村も焼かれた。

 大河ドラマでは現在、官兵衛や嫡男の黒田長政らが第2陣の朝鮮出兵をしている。この戦の最中、次回の放送では豊臣秀吉が亡くなることになるだろう。このときたしか石田三成は朝鮮へ迎えの船を出さず、兵士たちは現地に置き去りにされることになる。このとき手を差し延べ、迎えの船を出したのが徳川家康である。(私の記憶が正しければ)

 官兵衛の敵役、石田三成は秀吉が天下を平定し終わる頃に頭角を表してきた。戦国時代には戦に強い猛将が重宝されてきたが、世の中が平定されてくると、会社の「総務部」にあたる役割の家臣が必要になり、光成はそのような能力に長けていた。しかしこれまでからだを張って戦を戦ってきた加藤清正や福島正則など太閤子飼いの武将達は面白くない。俺たちが異国の朝鮮で苦労して戦っているときに、大坂城でぬくぬくと過ごしていると不満がうっ積していた。それが秀吉死後の豊臣×徳川の戦いでは、多くの豊臣方の武将が徳川方につくことになっていく。

 韓国で一番嫌いな日本人は誰と聞くと、豊臣秀吉、加藤清正の名前があがってくるという。朝鮮出兵は、攻められた朝鮮にとっても迷惑なことであるが、豊臣政権にとっても豊臣の屋台骨を揺るがす無謀な戦であった。この戦によって豊臣方は、ばらばらになり、後に徳川政権が誕生することになる。
 このあと大河ドラマでは豊臣(石田三成)×徳川の戦いとなり、関ヶ原の戦い(1600年)、大阪冬の陣(1614年)、大阪夏の陣(1615年)など佳境に入ってくることになる(はずである)。
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第3回松阪史跡めぐり開催案内

2014-11-06 14:09:24 | 日記

                (写真は第2回の史跡めぐり(嬉野宮野町 古田池)

 
 松阪史跡探訪会主催の第3回松阪史跡めぐりを、平成26年11月29日(土)に開催します。1回目の「和歌山街道めぐり」、2回目の「嬉野方面探訪」に続き、今回は櫛田川流域を探訪します。

 松阪史跡探訪会は昨年立ち上げた会で、松阪市内に数多くある名勝、名山、城跡、遺跡、古墳、神社、お寺、名木、祭り、神事、食、名産など歴史的・文化的遺産を訪ねるものです。
 市内にはその土地の人にだけにしか知られていないものもたくさんあり、これらの隠れた名所旧跡を探訪し、それぞれの見学地で地元の詳しい人に説明を聞きます。第3回の内容は次のようです。

○月 日 平成26年11月29日(土) (小雨決行)

○集 合 鈴の森公園、松尾神社 午前8時30分

○会 費 1800円(マイクロバス車代、保険、謝礼など)

○定 員 50名 (定員になり次第締切ります)

○コース 櫛田川沿岸
 朝田寺-神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)-神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)-よいよい神事関係神社(畠田神社、式内穴師神社、式内意非多神社)-総合運動公園-神山一乗寺-神山城(遠望)-射和界隈-丹生大師など
   (見学地は変更することがあります)

○その他 
 ・移動はマイクロバス2台で行います。
 ・弁当、飲み物など各自持参して下さい(朝スーパーに寄ります)
 ・歩きやすい服装、運動靴などで来て下さい。
 ・参加申込みされた方には後日、詳しい案内を差し上げます。

○問合せ・申し込み
 ・問合せは川口保まで連絡下さい。
 ・参加申込みされる方は、11月25日までに住所、氏名、年齢、自宅電話番号、携帯番号を川口保までご連絡下さい
    (電話自宅 0598-58-2948、携帯090-8738-7959 )

  
○主 催 松阪史跡探訪会

○松阪史跡探訪会への入会 
・松阪史跡探訪会への入会をお願いします。会員には毎回往復ハガキで案内を差し上げます。年会費は1000円です。
 (なお、史跡めぐりには、会員外の方、市外、県外の方、誰でも参加できます。)
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低い松阪市の児童・生徒の学力-全国学力・学習状況調査結果報告

2014-11-05 09:18:42 | 日記
 今年の4月に小学校6年生と中学校3年生を対象に実施された「全国学力・学習状況調査」の松阪市結果分析が10月に発表され、先日教育委員会から水谷議長・永作副議長と文教経済委員会の私川口委員長・大久保副委員長に報告されました。
 このテストは小学校が国語AB・算数AB、中学校が国語AB・数学ABで「A」は基礎知識を問うもの、「B」は活用(応用)を問うものです。松阪市では小学校6学年が36校、1500人、中学校3学年は12校1100人が対象でした。

 結果を全国的に見ると、正答率順位で三重県は、小学生が47都道府県中47位(2013年45位/47)、中学生が47都道府県中37位(2013年40/47)と低いところにあります。
 また松阪市では、昨年は全ての科目で三重県平均の正答率を上回っていましたが、今年は全ての科目でこの低い三重県の正答率よりさらに低い結果が出ています。

 児童生徒への質問紙調査から学習状況を見ると、松阪市の小学生は、「地域の行事に参加している」「学校へ行くのが楽しい」「学校のきまりを守る、友だちとの決まりを守る」などが全国平均を上回っているが、1日あたりの勉強時間、読書時間が全国平均より低く、テレビゲームをやっている時間が長くなっています。

 中学生では、「友だちの前で考えや意見を発表するのが得意」「地域の行事に参加している」「学校の規則を守る、友だちとの約束を守る」などが全国平均より高くなっているが、1日当たりの勉強時間や読書時間が全国平均より低く、テレビ、テレビゲーム、携帯電話、スマートフォン、メール、インターネットなどを見ている時間が全国平均より高くなっています。

 報告書では松阪市内の学校の中でも全国平均を上回っている小学校2校、中学校2校の取り組みが紹介されていますが、独自の取り組みにより成果をあげています。

 もちろん、子どもたちにとって大事なものは学力だけではなく、思いやりとか正義感、好奇心、粘り強さなども必要ですし、何より健全に育って行くことが大事です。また子どもたちが地域の行事に参加することは大事なことで、子どもたちと地域の人たちの結びつき、学校と地域の結びつきは学力テストの結果には現れませんが大変大事なことです。
 しかし学力は低いより高い方がいいに決まっています。学力テストの上位常蓮県の福井、秋田、富山、石川などの北陸地方では子どもたちは、家の手伝いをすることが多いと聞いたことがあります。子どもたちの学力向上には行政、学校、家庭、そして地域も合わせて取り組んでいくことが大事ではないかと思います。
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松阪市民能開催される

2014-11-03 22:28:03 | 日記
 氏郷まつりが行われた11月3日、コミュニティー文化センターで「蒲生氏郷公顕彰事業 松阪市民能」が開催されました。この催しは松阪能楽連盟(福田 勝会長 5団体 会員38人)や松阪市・松阪市教育委員会が主催して行われたものです。これまでは「薪能」として松阪公園野外ステージで行われていましたが、天候などに左右されるため、今回から会場を室内に移して行われることになりました。

 今回は能・狂言の前に、「ワークショップ」として私たち観客に「謡(うたい)」の歌い方を教えてもらったり、能で用いる横笛・小鼓・大鼓・太鼓の説明を聞いたり、また実際に子どもたちが舞台に上がって、仕舞の体験をしました。
 能の演奏は4つの楽器、4人1組で決まっており、舞(シテ)と歌(地歌)と音楽(囃子)で表現されるミュージカルとも言えるということです。4つの楽器のうち大鼓(おおつつみ)は皮を張って5~6曲使うと皮のピークが過ぎ、年に10回位張り替えを行うということです。また皮を張ってから使うまでに数年はかかるということです。

 

 今日公演された狂言は「口真似」という題目で、主人の真似をする太郎冠者の様子がユーモアに演じられ、客席から笑いが起こっていました。また能では「阿漕」という題目で、津の阿漕が浦の阿漕平治の伝説にまつわる話しでした。
 今回の市民能は有料でしたが、来場した約250人の市民は、世界無形文化遺産に登録された能楽を堪能しました。
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第53回 松阪氏郷まつり開催される

2014-11-03 15:46:07 | 日記
 

 青く晴れ渡った秋空の下、第53回氏郷まつりが11月3日松阪市の市街地を中心として開催されました。この祭りは松阪の礎を築いた戦国武将の蒲生氏郷をたたえるもので、武者行列が市内を練り歩き、氏郷ゆかりの会津若松市や日野市からも応援がありました。
 大久保直樹さん演じる蒲生氏郷、石倉侑芽(ゆめ)さん演じる冬姫、そして200名の武者行列が市内を練り歩きました。
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阿形町寶藏寺苦抜き観音法要開催される

2014-11-02 19:42:46 | 日記
 松阪市阿形町の英田山寶藏寺(あがたさんほうぞうじ)で11月2日、平成26年苦抜観音秋季大祭が開催されました。この日天候が心配された曇り空の中、何とかぎりぎりで祭りが終わるまで降雨が免れました。

 阿形町の村田善清氏の話しでは、このお寺は、彼が生まれた時には「澤亀山射和寺」であって、父親にその由来を聞いたことがあったそうです。この寺は織田信長に攻められた長島の一向一揆の残党が立てこもったため、焼き討ちにあって全てを焼失したため、射和町の射和寺を譲り受けたということです。
 現在は奈良時代から付いていた「寶藏寺」に改名されています。

 この日は午前10時30分からご詠歌が始まり、午後1時から護摩供養が行われました。また獅子舞奉納もありました。本尊の十一面観音は、苦抜き観音として祈願する人も多く、護摩祈願のその1つです。また境内につるされた釘抜きに触れると、苦が抜けるということから、参拝者は手で触っていました。この日来場者には甘酒が振る舞われ、祭りの最後には住職、自治会長、また来賓として招かれた私たち国会議員、県議会議員、市議会議員らによる餅まきが行われ、大勢の参拝者達が歓声を上げながら餅を拾っていました。

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ふるさとの防災と救急を考える集い開催される

2014-11-02 06:34:45 | 日記
                     (表彰される防火ポスター入賞者)

 11月1日松阪市川井町のクラギ文化ホールで松阪地区広域消防組合が主催して「ふるさとの防災と救急を考える集い」が開催されました。

 第1部では組合管理者の山中松阪市長のあいさつのあと、平成26年度防火ポスターの表彰式がありました。ポスターの公募では、小学生低学年の部に131点、小学生高学年の部に293点、中学生の部に207点、合計631点の応募があり、その中から小学生低学年の部では最優秀賞の幸小学校3年生の鈴木花菜(はな)さんの他優秀賞2名が、小学生高学年の部では最優秀賞の松尾小学校6年の田島渚沙(なぎさ)さんの他優秀賞2名が、中学生の部では最優秀賞の中部中学校3年の森村野明(のあ)さんの他優秀賞4名が表彰されました。

 第2部では岐阜県恵那市の山村を舞台に、消防団の活躍と地域の人たちの交流を描いた林弘樹監督の「ふるさとがえり」が上映されました。この映画は全国で1000回以上上映されていて、松阪市でも消防関係者への上映に次いで2回目です。また第3部の林監督の講演では、この映画の撮影にまつわる話しがありました。
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