川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

木質バイオマス発電所開所と間伐材の買い取り

2014-12-03 23:06:19 | 日記

 県内初の木質バイオマス発電所が、11月1日松阪市小片野町で稼働を開始しました。これに伴い間伐材の買い取りが始まります。この発電所は三重エネウッド(株)が運営する、未利用間伐材を用いた「松阪木質バイオマス発電所」で、1時間当たり発電量は5000kw、売電価格は33.6円/kw、年間12億6000万円の売電収入を見込んでいます。

 この発電所には現在80,000tの燃料用の貯木があるということですが、年間の発電に必要な間伐材は55,000tで、この発電所の燃料に用いる間伐材の買い取りが行われています。
 買い取り価格は6,000円/tで、対象となる木は、原木市場に木材として出しても売れない間伐材や曲り材、キズ物、短コロなどで、長さ4m以内で太さの制限はありません。

 雑木林の雑木は対象外となりますが、植林山の間伐で伐採された雑木は持ち込みができます。またその他買い取りのできない木材としては、枝葉、皮のみ、枝付き材、根や土がついた材、腐り材、製材端材、建築廃材、竹などです。

 持ち込みは誰でもできますが、事前に手続きが必要で、松阪市へ「出荷者登録申請」をして、また伐採前に「伐採届出書」を提出することが必要です。
 また発電所に直接、間伐材の持ち込みはできず、松阪森林組合に持ち込むことになります。平成26年度は、平成27年1月13日~平成27年3月13日までの平日及び第1・第3土曜日に、松阪飯南森林組合土場(松阪市飯南町粥見5725-3)で受け入れます。平成27年度からは、同組合の飯高町森の土場と、伊勢寺町の土場で受け入れます。

 間伐材の買い取りについての問合せは
   松阪市 林業・農山村振興課(飯高地域振興局内) ℡0598-46-7124
   松阪飯南森林組合 集約化 ℡0598-32-3516

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