川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

23年11月議会一般質問日程

2011-11-29 21:30:50 | 日記

松阪市議会平成23年11月議会の一般質問は12月1日、5日、7日の3日間行われ、次の18名が登壇します。

 

1 堀端  脩(一問一答)

(1)身近な所に潜む もしものまさか

 ① 消防資機材の管理体制について

 ② 交通安全、通学路などの管理体制について

 ③ 河川における管理体制について

2 植松 泰之(一問一答)

(1)住民投票制度について

3 海住 恒幸(一問一答)

(1)東日本大震災 がれきの受け入れについての対応

(2)歴史的景観を生かしたまちづくり

 ① 長谷川邸寄贈の受け入れ

 ② 歴史的資産を生かしたまちづくり

(3)子どもや高齢者が「ホッとする」まちづくり

4 山本芳敬(分  割)

(1)自治基本条例について

(2)生活保護対策について

5 今井 一久(一問一答)

(1)被災地のがれきの受け入れについて

(2)松阪市のコミュニティバスの進捗状況について

6 小林 正司(総  括)

(1)三大連動地震(海洋型地震)の特徴である津波対応について

 ① 東日本大震災被災地現場から

  ・河川の怖さを知る

  ・松阪市の現状

  ・津波に対する意識

  ・消防活動と「安全管理」

(2)松阪市職員のための「接遇マニュアル」の導入について

7 中瀬古 初美(総  括)

(1)松阪市にとっての情報政策の位置づけとその取り組みについて

(2)地域ブランドサミットの意義と取り組みについて

8 久松 倫生(分  割)

(1)観光行政のあり方について

 ① 観光協会の会計処理について

 ② 観光戦略づくりについて

(2)「まちなか再生プラン」と長谷川邸の保存活用

(3)「寝たきりゼロ」「介護難民ゼロ」の到達と展望について

9 松田 千代(総  括)

(1)学校給食と放射線汚染について

(2)介護保険料と介護サービスについて

10 川口 寿美(総  括)

(1)高齢者施策の充実について

 ① 介護予防の推進について

 ② 高齢者への聴覚チェックについて

(2)期日前投票での事務手続の簡素化について

11 中村 良子(一問一答)

(1)健康まつさかの構築について

 ① 国民健康保険について

 ② 新健康まつさか21について

12 西村 友志(分  割)

(1)被災地 がれき受け入れについて

(2)県が実施する「ドクターヘリ事業」の内容と市の対応について

(3)篠田山斎場の老朽化に伴う整備充実を

13 濱口 高志(総  括)

(1)子育て支援について

(2)商工観光について

(3)ゴミ指定袋制について

14 前川 幸敏(一問一答)

(1)参宮街道と歴史のまちづくりについて

(2)災害時の情報発信について

(3)ボランティア参加への窓口をつくっては

15 永作 邦夫(総  括)

(1)飯高町ふるさとの森づくり事業について

(2)松阪市保健医療福祉総合センター建設基金について

(3)新環境マネジメントシステムについて

16 佐波  徹(総  括)

(1)水田農業政策について

 ① 松阪市水田農業推進協議会について

 ② 農業者戸別所得補償制度について

(2)防災対策について

 ① 災害時における個人情報の保全管理について

 ② 備蓄品(資材)の保管管理について

17 山本  節(総  括)

(1)防災について

18 野呂 一男(総  括)

(1)学校給食に使用する食材について

 ① 食材における放射線量の測定は、何をもって安全としているか

 ② 今、児童に必要な食材料の一品(胚芽米)について

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松阪牛まつり、第62回松阪肉牛共進会開催される

2011-11-28 08:00:13 | 日記

 

(優秀賞1席に選ばれた「きくはる号」)

 

 特産松阪牛を決める「第62回松阪肉牛共進会」が11月27日、松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで開催されました。

 「特産松阪牛」とは兵庫県産の黒毛和牛で、雲出川から宮川流域の市町で900日以上育てられた牛という条件があります。この日予選を勝ち抜いた50頭が出品され、審査の結果、優秀賞1席から4席が選ばれました。

 

 松阪牛の女王、優秀賞1席には多気町前村の畑敬四郎さんが育てた「きくはる号」が選ばれました。畑さんは一昨年に次いで2回目の受賞です。第2席には大紀町打見の北村徳郎さんが育てた「ふくとし号」が、第3席には大台町下真手の西村豊一さんが育てた「さきよし号」が、第4席には大紀町金輪の藤原靖世さんが育てた「やすふくみ4号」が選ばれました。

 

このあと競り市が行われ、共進会に出品された50頭の牛は、威勢のいい掛け声とともに、次々と精肉業者の人に競り落とされました。優秀賞1席の「きくはる号」は例年通り最高値がつき、2010万円で津市の精肉店「朝日屋」が競り落としました。

表彰式には来賓として森本、田村両代議士、高橋参議院議員、鈴木三重県知事、関係地域の県議が参列され、私も野口議長らと共に出席させていただきました。

 

 優秀賞に選ばれた飼い主はもとより、予選を勝ち抜いた牛を育てた飼い主の皆さんも、いずれも牛を育てる「職人技」という気がしました。今回松阪市内からは優秀賞に1頭も選ばれず、残念がる声も聞かれましたが、広い地域で「松阪牛」を支えていただいていると考えればいいのではないかと思います。

 

(来場者でにぎわう牛まつりの会場)

 

共進会と同時に開催された「松阪牛まつり」には早朝から大勢の人たちが詰めかけ、特に松阪肉のすき焼きの無料での振る舞いには長い列ができました。会場には多くの出店が並び、来場者は思い思いの買い物や飲食を楽しんでいました。関係者の話では、今年は例年より来場者が多いということでした。

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消火栓の筒先の盗難相次ぐ

2011-11-26 07:31:28 | 日記

(盗難のあった消火栓ボックス)

 

消防の消火栓ボックスに収納されている消防用ホースの筒先盗難が全国的に相次いでおり、松阪市や多気町でも被害が出ています。我が西野町でも地域の消防団が確認をしたところアルミ製の筒先は残っていましたが、真ちゅう製の筒先は盗難にあっており、我が家のすぐ前のボックスからも筒先が消えていました。

消火栓ボックスは緊急の場合、誰でも使えるようにカギをかけない仕組みになっており、それを逆手にとっての犯行で、ボックスは地元住民がお金を出して設置しており、盗難された筒先は地元負担になるということです。

筒先だけ近所の家に預かってもらい、火災の時にすぐ使えるように、それを地区の人に周知しておくという方法をとっているところもあるということです。

 

消火栓の筒先とともによく盗難にあっているのがグレーチングで、我が西野地区でも盗難事件がありました。グレーチングがあるべき所にないと事故を起こすこともなりかねず、消火栓の筒先の盗難は、火災のとき消火ができないとなると大変です。

今、これらの盗難事件の警察の捜査はどうなっているのでしょうか。まだまだこれからもこの種の犯罪は続きそうで、全く野放しの状態です。是非犯人を捕まえて下さい。

 

以前に市議会の一般質問で、犯罪防止のために防犯カメラの設置を市に求めたことがありました。防犯カメラの映像で犯人逮捕に結びつくことがよくあり、犯罪の防止にもなるからです。しかし個人のプライバシーの問題でできないということでした。もちろん個人のプライバシーも大事ですし、市民の生命や財産を守ることも大事です。個人のプライバシーを守りながら、市民の生命や財産を守ることもできるはずです。

あまりいい方法ではありませんが、これだけ世の中が物騒になっていくと、防犯カメラの設置も考えなくてはならないでしょう。

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粥見神社「こどもてんてん」開催される

2011-11-23 20:56:57 | 日記

(来場者は天狗が鼻をかんだ紙で頭を触れてもらいます)

 

11月23日、松阪市飯南町粥見町の粥見神社(林徳昌宮司)に700年前から伝わる神事「てんてん」が行われました。てんてんは松阪市の無形文化財に指定されており、年に2回、春と秋に行われます。春の例祭には天狗や獅子舞など大人たちが舞い、秋の大祭には子どもたちが舞います。この日てんてんの舞いを行う子供たちは、早朝に冷たい櫛田川で心身とも清めて神事に入ります。

粥見神社は平安時代に創建されたと考えられており、中世の伊勢の国司北畠親房が尊崇してとも伝えられています。てんてんとは太鼓の音から付けられた名称であると言うことで、無病息災や五穀豊穣を祈る祭りです。この祭りは戦時中も耐えることなく続けられてきました。

 

まず神社で祭礼が行われ、巫女姿の女児たちが奉納舞を披露しました。
 てんてんでは大神様から使わされた子供たち扮する「はなかけ(先駆け)」がきつねやひょっとこの面を付けて社の階段から降りてくると、他の子供たちがいっせいに杉の葉を投げつけいたずらをします。そのあと子供が扮する天狗が社の階段から降りてきます。天から降りる道中が長いということで階段の途中で草履をはきかえたり、居眠りをします。地上に降り立った天狗が鼻をかんだ紙で頭を触れてもらうと、無病息災と言われています。また、天狗の手招きで獅子も階段を降りてきて、広場で獅子舞が披露されます。 

 私も毎年、春と秋の祭りをほとんど見せていただいています。この日も粥見神社には家族連れなどがつめかけ、最後にはもちまきが行われ、大勢の人たち祭りを楽しみました。 この祭りは私のホームページの「松阪市まつりごよみ」に登録しています。クリック

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松阪市戦没者追悼式開催される

2011-11-18 22:02:23 | 日記

松阪市内の戦没者及び戦災死没者の冥福を祈り、平和を祈念する松阪市戦没者追悼式が11月18日、松阪市文化会館で開催されました。この追悼式は松阪市が主催して毎年この時期に行われているもので、この日会場には戦没者の遺族を始め来賓などが参列しました。

 

式では国家斉唱のあと山中市長が式辞を述べ、出席者全員で黙祷を捧げました。

追悼のことばの中で松阪市遺族会連合会会長の河合忠雄さんは、戦地に赴く父との最後の別れの話しをされました。「駅に見送りに行った私たちに、兄弟仲良くするように、母を頼むと言って、汽車が走りだしてからも窓から見を乗り出して手を振っていた。父の乗っていた船がマニラ湾で攻撃を受け、撃沈され今も海底深く眠っています。国民の8割が戦争を知れない世代です。今は民主主義という世の中で、国を愛する心が失われつつあります。国のために散っていった戦没者が眠る靖国神社に国民みんなでお参りができるようにしてほしい。」

 

このあと野口松阪市議会議長、後藤三重県議会議員、遺族代表として山本綾子さんが追悼のことばをのべ、特攻隊の手記が朗読された。来賓や遺族代表による献花が行われ、最後に遺族代表として松阪市遺族会連合会事務局長の長谷川敏さんが謝辞を述べられた。

松阪市内の戦没者は6328名。戦争の悲惨さと、平和の大切さを改めて感じた戦没者追悼式でした。

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松阪市議会平成23年11月議会日程

2011-11-17 22:19:20 | 日記

松阪市議会議会運営委員会が11月16日に開催され、平成23年11月議会の日程が示されました。11月24日から12月14日まで21日間の会期です。本会議初日に承認されれば、次のように行われます。

 

11月24日(木)・議案上程、提案説明、

・議案上程、提案説明、質疑、委員会負託

         ・総務生活委員会(本会議終了後)

 

11月29日(火)・委員長報告、質疑、討論、議決

・議案に対する質疑、委員会負託

         ・請願並びに陳情上程、委員会負託

 

12月 1日(木)・一般質問

 

12月 5日(月)・一般質問

 

12月 7日(水)・一般質問

 

12月 8日(木)・環境福祉委員会

         ・文教経済委員会

 

12月 9日(金)・総務生活委員会

         ・建設水道委員会

 

12月14日(水)・委員長報告、質疑、討論、議決

・議案上程、提案説明、質疑、討論、議決

                                   ・議案上程、提案説明、質疑、

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震災ガレキの受け入れ(2)

2011-11-16 22:51:34 | 日記

(札幌市のモエレ沼公園 HPより)

 

東京都のごみの処分場はかつては「夢の島」とも呼ばれた人工島で、住民の居住地域から離れた所にあります。以前にこの処分場でガス抜きのボーリングの仕事に携わったことがあります。大都市東京のごみを処分するだけあって広大な敷地でした。東京都のこのような場所があればいいのですが、松阪市の場合どうしても居住地域からそう遠くないところで行わなければなりません。

          

松阪市が災害ごみを受け入れるとなると、「松阪市が東京都に次いで全国で2番目に災害ごみを受け入れ!」と大変な話題になります。しかし話題づくりやパフォーマンスでするのであれば、やめた方がよいでしょう。藁をも掴む思いの被災地の皆様に失礼だからです。マスコミなど外に向かって発信するより、まず庁内など内側を固め、議会に説明をして、粛々と進めるべきです。

 

岩手県、宮城県のガレキでもなかなか受け入れは難しいが、では福島県の災害ガレキはどうするのかということになります。どこの自治体でもガレキの受け入れが難しいとなると別な方法も考えなくてはなりません。先日東京で行われた地方議員フォーラムでも災害ガレキの問題が出ました。助言者として出席した岩手大学の教授から分別処理以外の方法も考えなくてはならないという話も出ました。

 

数年前、私たちが参加した札幌市で行われた全国都市問題会議。この催しで報告された札幌市郊外の「モレエ沼公園」の取り組み。札幌市ではかつてのごみの処理場で、高く積まれたごみの山をそのまま用い、著名な彫刻家イサム・ノグチの設計のもと、市民の憩いの場所となる公園をつくりました。

なかなか処分できない災害ガレキの山を用いて、このような公園にできないだろうか。高く盛れば津波の避難場所にもなります。もちろんいろいろな問題もあります。公園にできるような用地に盛られているのか、災害の恐ろしさを忘れたい被災地の皆さんの心情はどうなのか、工事にかかる財源はどうするのか、またそれぞれの自治体にいろいろな事情もあります。

 

被災地では多くの問題をかかえています。ガレキの問題はその一部です。ガレキを含めて被災地から出てくるいろいろな物産などに、「風評」という名の拒否は避けたいものです。

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震災ガレキの受け入れ(1)

2011-11-15 16:38:27 | 日記

(岩手県山田町のガレキの山)

 

東京都が東日本大震災で発生したガレキを処理するために受け入れを始めました。11月3日に岩手県宮古市から貨物列車で最初の搬入が行われました。今回の災害で発生したガレキが東北から持ち出されるのは初めてということです。東京都ではこのガレキの受け入れを9月末に発表しましたが、10月末までに2000件以上の抗議が寄せられたということです。放射能の心配の声がある中で放射線量を測定して安全性を確認しながらの処理となりました。

 

東京都では毎日コンテナ6台分(約30~40t)を受け入れ、2013年度までに岩手、宮城県から計50万トン受け入れるということです。このガレキは分別され、可燃ごみは民間施設で焼却し、焼却灰や不燃ごみは東京湾の処分場に埋めるということです。

 

東日本大震災で発生したガレキは膨大な量です。7月にボランティアとして入った岩手県山田町は人口約17000人の小さな町ですが、それでもガレキが山のように積まれていました。また紙くずのように、くしゃくしゃになった大量の車も高く積まれていました。どこの被災地でも同じ状況であろうが、被害範囲が広い被災地では、その量は半端ではありません。このガレキを被災地の地元の自治体で処理しようとすると、長い年月を擁します。仙台市では23年分、石巻市では100年分にもなるということです。

だから被災地以外の全国の自治体でも処分をしてやらないと、なかなかガレキの処分が進みません。

 

先日山中市長が松阪市でもガレキの受け入れを検討すると民間団体の会合で話しをしたということです。本来、議会などの公式な場での発言するのがよかったのではないかと思います。災害ガレキを受け入れるとなると、かなりの手続きと準備が必要だからです。

もちろん放射能の心配のない安全なものを持ちこむことになりますが、放射能を心配する市民にどう説明するのか、運搬はどうゆう経路で行うのか、分別はどこで行うのか、可燃ごみの焼却を桂瀬の第二清掃工場でするのであれば地元との協議も必要となります。焼却灰の処分はどうするのか、不燃物の処分はどうするのか。東京都のように1日に何トンとはいかないが、月にどれくらいの量を受け入れるのか、何年くらい続けるのか、また予算はどれくらいかかるかなど、いろいろな手続きが必要です。またお金のかかることですので、最終的には議会の承認が必要となります。

                                                                         (つづく)

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ふるさと川俣いも祭り開催される

2011-11-13 19:36:32 | 日記

 

      (いも煮などでにぎわう会場)             (和歌山街道珍道中)

 

松阪市飯高町粟野の旧川俣小学校で11月13日、「ふるさと川俣いも祭り」が開催されました。この祭りは川俣地区住民協議会(片浦英樹 会長)と茶王 大谷嘉兵衛翁の会(鶴口享佳 会長が主催して昨年から行われているもので、今年が第2回になります。また、これまで飯高町宮本の長楽寺で行われていた大谷嘉兵衛翁祭りも昨年からこの会場で合わせて行われています。

 

この日は郷土料理のいも煮が無料でふるまわれ私もいただきました。また、うどんや味ご飯、いも餅なども販売されました。

和歌山街道珍道中として、昨年までは大谷嘉兵衛翁を先頭に行われていたパレードが今年は紀州殿様とその奥方、大阪屋与市と村人、大谷嘉兵衛翁とマッキンレー大統領などに扮してありました。地元の水谷市議も紀州の殿様に扮していました。

 

校庭ではたき火が焚かれ、焼いもがつくられ子どもたちが味わっていました。また火起こしや勾玉つくりに子どもたちが挑戦していました。

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愛知県10%県民税減税見送り

2011-11-09 22:54:51 | 日記

愛知県の大村秀章知事は4日、知事選挙で公約した県民税の10%減税を見送る方針を表明した。今年の2月に行われた愛知県知事と名古屋市長のダブル選挙は市長選立候補の河村たかし氏主導による「減税路線」で二人とも大勝した。

大村知事の選挙から1年もたたない間の方向転換はよろしくないが、今の経済状況を考えれば賢明な判断だろう。名古屋市の河村市長も議会の反対で減税が進みませんが、なおも減税にこだわっています。

 

名古屋市の借金は一般会計だけで1兆8000億円あるということです。そして10%減税をすると毎年約300億円の財源不足になるということです。

減税をして何が良くなるのでしょうか。減税した分の財源はどこから捻出するのでしょうか。新たな財源を確保できればいいのですが、今の時代そんなものはないでしょう。そうなると減税した分、住民サービスを減らすか、借金を増やすか、どちらかです。

 

「減税」大変耳触りのいい言葉です。選挙の時よく用いられます。減税を唱えるだけでたくさんの票を獲得できます。しかし「減税」を安易に選挙で用いるべきではありません。愛知県、名古屋市の現実を見て下さい。もう選挙で減税を唱えるのはやめましょう。

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陸前高田市の戸羽市長災害復興を語る

2011-11-05 19:48:57 | 日記

戸羽太 陸前高田市長 

(陸前高田市のHPより引用させていただきました)

 

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県の陸前高田市の戸羽太市長が11月5日松阪市を訪れ、中部台運動公園で行われた地域ブランドサミットに出席したあと、松阪市議会の議場で市議会議員や松阪市の幹部職員を前に大震災の状況や復興へのシナリオを語りました。今回戸羽市長は、同市の災害復旧のために松阪市から小林副市長と職員を派遣したことに対するお礼と、被災地の現状を語るためにみえたものです。

戸羽市長は久保田副市長と共に拍手に迎えられて議場に入り、着席されました。山中松阪市長の声かけで全員黙とうをしたあと、戸羽市長の話しを聞きました。

 

陸前高田市は人口約24,000人の小さな町です。戸羽市長は今年の2月6日の選挙で初当選をして2月13日から任期がスタートする前の11日に災害が発生しました。就任を前にあいさつ回りをしていた時のことであったということです。

宮城沖地震は、今後30年に99%の確率で発生するとされていたため、地震の発生による津波も想定して、自主防災組織をつくって準備をしていたということです。また津波のハザードマップも作成して配布されていました。しかし今回の災害はその予想をはるかに超える大きなものでした。

 

同市のこの災害の死者・行方不明者は1700人から1800人を数え、市役所も大きな被害を受けました。庁舎の屋上まで津波が押し寄せ、住民台帳や公用車も流され、市の職員も291名のうち68名が犠牲になりました。また消防団の犠牲者も51名ありました。災害直後は市役所の機能がない無政府状態でした。

 

ハザードマップでは戸羽市長の家も津波の到達する一番端の部分で、津波が来ても30㎝位だろうという気持ちを持っていたそうです。ところが実際にきた津波は、この3階建ての市長宅の建物が消えてしまうほど大きなものでした。この津波で戸羽市長は奥さまを亡くされています。奥さまは近所を廻って避難を呼び掛けていたということです。

津波で奥さまを亡くし、家を無くした、就任したばかりの戸羽市長が市役所の機能の回復、被災者の救援、災害復旧に陣頭指揮で取り組んでこられました。この過程で国の規制の壁にぶつかったということです。

 

市街地から民家が無くなり、高台の農地にスーパーを建てようとしても、規制があり建てられない。山を崩して高台に災害復旧住宅を建てるのにも「大規模開発」ということで、手続きだけで8ヶ月もかかる。国の危機管理の問題や、非常事態宣言制度をつくらなくてはならないなど、話されました。

 

同市では8年間の災害復興計画を作成されましたが、「8年で災害復興が出来上がるとは思っていない、もっと長くかかると思う。私たちは涙をこらえながら、歯をくいしばって復興にあたっていくので、末長いご支援をお願いしたい」と結ばれました。

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第1回地域ブランドサミットinまつさか開催される

2011-11-05 16:17:05 | 日記

「全国の各地のグルメが松阪に大集合!」というコピーで、11月5日、6日の両日松阪市立野町の中部台運動公園で、「第1回地域ブランドサミットinまつさか」が開催されています。5日は午前10時からオープニングセレモニーが行われ、主催者を代表して山中市長があいさつをしました。またこの日来賓として出席した各地市町の市長や町長、関係者が自分のまちの紹介をしました。

 

芝生広場には全国19の市町から参加した31のグルメのブースが並び、人気のブースには長い列ができていました。会場には家族連れなど多くの市民がつめかけ、思い思いの味を求めていました。この催しは明日6日の午後3時30分まで開催されています。

 

地域ブランドサミットは今年が第1回ですが、来年の第2回は和歌山県の有田市で行われます。

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第50回氏郷まつり開催される

2011-11-03 20:08:53 | 日記

 

(氏郷と冬姫)

 

松阪開府の祖・蒲生氏郷をたたえる氏郷まつりが、11月3日松阪市の市街地一円で行われました。氏郷まつりは昭和37年に始まって、今年が50回目を迎えました。会場となった松阪駅前周辺の通りには多くや屋台や市民が運営する出店が並び、大勢の市民でにぎわいました。

 

祭りの本部でいただいた「三重まつさか観光ガイドの『氏郷まつり50年の歩み』」によると、氏郷を讃える祭典がはじまったのが昭和10年ごろで、「氏郷公奉賛会」という名で生花会や囲碁将棋会、音楽会などが行われたということです。

戦後の昭和25年に松阪公園に「松阪開府の碑」が建てられたのを機に市商工会議所が中心となって、10月10日に「氏郷顕彰市民秋祭り」を開催するが、体育の日と重なったこともあり市民の反応は鈍く、賑わいに課題が残ったままでした。

 

そこで昭和37年、日にちを11月3日の文化の日に改め、氏郷公率いる武者行列を目玉に第1回「氏郷まつり」を開催したところ、多くの家族連れが繰りだし、賑わいをみせたということです。第6代の梅川文男市長から氏郷役は市長が務めることになりましたが、平成8年から氏郷役を一般公募することになりました。

 

今年の氏郷まつりでは50周年を記念として氏郷役が少年時代、青年時代、壮年時代の3人が登場しました。武者行列には、私のようなど素人からセミプロ、プロまで様々ですが、多くのカメラマンがシャッターをきっていました。

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