川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松阪牛まつり開催される

2010-11-28 20:49:42 | 日記

              (2010万円の値が付けられた優秀賞一席の競り)

11月28日、松阪市伊勢寺町の松阪市農業公園ベルファームで松阪牛まつり「第61回松阪肉牛共進会」が開催されました。この催しは松阪市、三重県、関係市町、関係JAなどが主催して毎年行われるもので、会場には朝からたくさんの市民が詰めかけて、祭りを楽しみました。

 

この日、予選審査で選ばれた50頭の肉牛が出品され、朝から行われた審査で優秀賞一席から四席がえらばれました。優秀賞一席には度会郡大紀町の中村紀一さんが育てた「みらい号」が選ばれました。

 

午後1時過ぎから競り市がはじまり、50頭の牛は食肉業者に次々と落札されていきました。どの牛の200万円以上の値がつけられましたが、相可高校の生徒達が育てた2頭の牛も出品され、453万円、600万円という高い値段で世古食品に落札されました。最後に競りが行われた優秀賞一席の「みらい号」は2010万円で津の朝日屋が落札しました。一席を落札した朝日屋さんにミズネットワークから花束が贈られました。

競り市終了後、餅まきが行われました。

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松阪市総合運動公園現地見学会開催

2010-11-27 23:23:57 | 日記

松阪市山下町で建設が進んでいる松阪市総合運動公園の現地見学会が11月27日あり参加しました。この見学会は21日の午前と午後、今日の27日の午前と午後の4回あり、この日現地には15名の市民が参加しました。

 

この事業は平成8年に事業認可が行われており、計画の全体面積は63.4㏊、事業認可区域52.5㏊となっており、中部台運動公園の46㏊よりも広い公園となっています。この運動公園には芝生広場、多目的グランド、遊具広場、展望広場、駐車場、調整池などで構成されており、施設計画の範囲は26.5㏊です。工事費は用地の取得が33億3千万円、工事費が29億8千万円、総工費63億1千万円となっています。

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「原田二郎物語」上演される

2010-11-26 17:18:15 | 日記

11月26日、松阪市コミュニティー文化センターで、NPO法人 大正浪漫一座(坂上順夫座長 団員37名)による、原田二郎没後80年記念公演「原田二郎物語」が公演されました。

原田二郎は江戸時代末期の嘉永2年(1849)伊勢国松坂殿町生まれ、明治・大正・昭和の時代に活躍した実業家で、31歳で第74国立銀行(後の横浜銀行)の頭取になり、鴻池銀行の再建にも当たりました。また晩年自らの一千万円以上の財産を投げ出して、慈善団体である原田積善会を設立しました。

 

この公演は松阪市出身の偉人である原田二郎の生き方、考え方を知ってほしいということで、大正浪漫一座が取り組んだものです。大正浪漫一座は「高齢者による高齢者のための元気づくり集団」として7年前の2004年4月に旗揚げされました。この公演は今年の2月ごろ脚本ができあがり読み合わせが始まったが、他の公演をこなしながらであまり練習ができなかったということです。

 

この日会場には席を埋めるだけの市民が来場して、芝居を楽しみました。また東京の原田積善会からは、原田二郎が父の叔父にあたるという戸田善明理事長を始め、会の人たちも来松され芝居をみていただきました。芝居が終わってから戸田理事長の感想をお聞きしたところ「大変すばらしかった」と言われました。

 

この芝居の出演者は全て高齢者の方ばかりの素人で、作・演出も素人の方がされたということですが、楽しく拝見させていただきました。ちょっと注文を加えさせていただくと、少し「ばたばた」しすぎたことと、芝居のとき流れるBGMがちょっと邪魔な気がしました。(失礼)

一座はこのあと、28日に飯高で、30日に嬉野で公演します。

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松阪市議会22年11月議会始まる

2010-11-25 16:22:37 | 日記

 松阪市議会の22年11月議会が11月25日始まりました。12月14日まで20日間の会期です。日程は次の通りで、開会はいずれも午前10時です。

 

11月25日 議案上程、提案説明、委員会付託

11月26日 総務生活委員会

11月30日 委員会報告、質疑、討論、議決

         議案に対する質疑、委員会付託

         請願並びに陳情上程、委員会付託

12月 3日 一般質問

12月 6日 一般質問

12月 8日 一般質問

12月 9日 環境福祉委員会。文教経済委員会

12月10日 総務生活委員会、建設水道委員会

12月14日 委員長報告、質疑、討論、議決

         議案上程、提案説明、質疑、討論、議決

         報告上程、説明、質疑

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粥見神社秋季「てんてん」催される

2010-11-24 23:30:38 | 日記

11月21日、松阪市飯南町粥見町の粥見神社(林徳昌宮司)に700年前から伝わる神事「てんてん」が行われました。粥見神社は平安時代に創建されたと考えられており、中世の伊勢の国司北畠親房が尊崇してとも伝えられています。てんてんは松阪市の無形文化財に指定されており、年に2回、春と秋に行われ、無病息災や五穀豊穣を祈る祭りです。この祭りは戦時中も耐えることなく続けられてきました。


 春の例祭には天狗や獅子舞など大人たちが舞い、秋の大祭には子どもたちが舞います。 「てんてん」は太鼓の音から付けられた名称であると言うことです。秋の大祭に出演する子どもたちは、8月から11月まで週2回練習をし、春の例祭に出演する大人の人たちは1月から3月まで練習をするということで、1年のうち7ヶ月はてんてんの練習に費やされるそうです。この日てんてんの舞いを行う子供たちは、早朝に冷たい櫛田川で心身とも清めて神事に入ります。

まず神社で祭礼が行われ、巫女姿の女児たちが奉納舞を披露しました。
 てんてんでは大神様から使わされた子供たち扮する「はなかけ(先駆け)」がきつねやひょっとこの面を付けて社の階段から降りてくると、他の子供たちがいっせいに杉の葉を投げつけいたずらをします。そのあと子供が扮する天狗が社の階段から降りてきます。天から降りる道中が長いということで階段の途中で草履をはきかえたり、居眠りをします。地上に降り立った天狗が鼻をかんだ紙で頭を触れてもらうと、無病息災と言われています。

また、天狗の手招きで獅子も階段を降りてきて、広場で獅子舞が披露されます。

 

私も毎年、春と秋の祭りをほとんど見せていただいています。この日も粥見神社には家族連れなどがつめかけ、子供たちが演ずるてんてんを拍手を送りながらみていました。最後にはもちまきが行われ、大勢の人たちが祭りを楽しみました。この祭りは私のホームページの「松阪市のまつりごよみ」に登録してあります。→クリック

 

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宇気郷ウォーク開催される

2010-11-24 09:10:19 | 日記
 宇気郷地区、大河内地区、松尾地区で構成される西ブロック公民館主催の「西ブロック公民館交流ウォーキング大会~宇気郷ウォーク」が11月23日、松阪市柚原町、後山町、飯福田町で行われました。この催しは3つの公民館が交替で企画・準備を受け持つもので、これまでも、グランドゴルフ、ユニカール、芸能大会などが行われてきましたが、今年は宇気郷地区公民館が担当しました。

 この日、参加者は柚原町のうきさとむらに集合し、受付のあと、柚原公民館長あいさつ、私(川口保)と堀端脩両市議のあいさつ、コース説明があり、準備運動をして9時30分にうきさとむらを出発しました。柚原町から後山町に車道を歩き、途中から林道(旧道)に入り、木立の中を思い思いのグループで会話を交わしながら進みました。「こしろ峠(古城峠)」、嬉野小原への分岐点を越え、河床に子持ち石(丸礫岩)が見える所では地元の人に説明を受け、元の車道に出て、伊勢山上の飯福田寺に到着しました。出発して約1時間から1時間30分位かかりました。
 
 飯福田寺ではお茶をよばれて休憩をしたあと、行場に挑戦しました。今回は「油こぼし」と呼ばれる絶壁を鎖をたよりに登り、岩屋本堂まで到達しました。今回私は岩屋本堂の祠の横を岩のくぼみに手をかけながら登る「鐘掛」に挑戦しました。伊勢山上の表行場は一周するのに約2時間半、裏行場で約1時間半かかりますので、廻るのは次の機会ということで、一行はお寺まで戻り、バスで帰る班と歩いて帰る班に分かれて、うきさとむらに戻りました。

 この伊勢山上の表行場と裏行場は20才代のころ2、3回廻ったことがあります。機会があればまた巡りたいと思います。
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第1回ふるさと川俣いも祭り開催される

2010-11-23 17:17:31 | 日記
 11月23日、松阪市飯高町粟野の旧川俣小学校で第1回ふるさと川俣いも祭り開催されました。この祭りは第10回茶王大谷嘉兵衛翁まつりとともに開催されたもので、川俣住民協議会(大櫛英治会長)と茶王大谷嘉兵衛の会が主催して行われました。これまで川俣住民協議会では他地区への視察を行っていましたが、今年はこの費用を使って、地域の活性化のためにこの祭りが開催されたもので、多くの地域の人たちは祭りを楽しみました。

 この川俣地区は「川俣いも」と呼ばれる里芋の産地で、この日はその川俣いもを用いた芋煮や焼きそばが無料で振る舞われ、また農産物や農具、木工品の即売もありました。
 この旧川俣小学校には住民協議会の皆さんが地域から集めた、昔の教科書や古い文具、農機具、生活用具などが展示してあり、この日は大谷嘉兵衛に関する資料展も行われました。体育館ではみんなで歌おうやマジックショーなどがありました。

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どうなる!TPPと日本農業(2)

2010-11-22 20:55:28 | 日記
 私の家も一応農家ですので、TPP(環太平洋経済協定)を農業の側から見ると、ほとんど全ての農産物で大きな影響を受けることになります。特に稲作が三重県、愛知県の試算に出ているように壊滅的な打撃を受けます。神代の昔から日本で作られてきた米が、作られなくなります。道具などほとんどない時代に先人達が苦労して開墾してできた日本の水田は、雑草や木で覆われ荒れ地や山に戻っていきます。

 これまでの日本の農業はいかにして米をたくさん収穫するかが、究極のテーマでした。しかし戦後世の中が安定すると、農業技術が進歩し米の増産ができるようになってきました。その反面日本人は米を食べなくなってきて、思いもしない米余り現象が現れ、1970年に減反政策が始まりました。これが日本の稲作の大きな転換期でした。ところがTPPが実施された場合の稲作への影響は、減反政策の比ではありません。三重県や愛知県の試算が全国的にも同じなら、日本の稲作は終焉を迎えることになります。稲作だけではなく農業全体が壊滅的な打撃を受けることになります。農業がダメになれば日本全体の購買力も落ちる事になります。

 2010年10月現在でアメリカ、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの5ヶ国がすでにTPPに参加し、コロンビアやカナダも参加の意向を表明しており、日本経済が世界の中で生き残っていくにはTPPへの参加も必要となります。
 もしTPPに参加した場合の日本農業の生き残る道として、安い外国の農産物に対抗するために、ブランド米など高くても安全で美味しい農産物を突き詰めていく方法が一番いいかも知れません。日本人も新興中国の富裕層なども安全で美味しい米や農産物を欲しています。しかし安さにどれだけ対抗できるかは分かりません。菅総理はまだ参加を明言していませんが、難しい選択をせまられることになります。
                            (おわり)
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どうなる!TPPと日本農業(1)

2010-11-21 22:15:06 | 日記
 横浜で開かれたAPECで議長を務めた菅総理大臣はTPP(環太平洋経済協定)の重要性を訴えました。TPPはTrans-Pacific Partnership(トランス・パシフィック・パートナーシップ)の略で環太平洋経済協定、環太平洋戦略的経済連携協定、環太平洋パートナーシップなど訳されており、工業製品、農産物、金融サービスなど加盟国間で取引される全品目の関税を100%撤廃しようとするものです。

 三重県の野呂知事は11日の記者会見で、もしTPPが実施された場合、県内農業の年間生産額が約500億円減少し、現状の半分の水準まで落ち込むという試算を発表しました。この中で米が壊滅的な打撃を受け現在の98%減、また豚肉が67%減、牛乳・乳製品が69%減となり、主要9品目で62%のマイナスが出るとしています。野呂知事はTPPは国民にとってメリット、デメリットがあるが、試算通りになると農業は成り立たなくなり、農業を切り捨てるような形であれば反対であると述べました。

 県内に自動車などの輸出産業を抱える愛知県の場合は複雑です。TPPが実施されると県内農水産業の生産額は940憶円の減となります。しかしTPPに参加しなかった場合は自動車などの基幹産業の輸出競争力がそがれ、県内総生産(県内GDP)が1兆8000億円の減となり、10万2000人の雇用が失われるという試算がでています。

 TPPが実施されると、日本の農業人口のうち340万人の雇用が失われ、食糧自給率も現在の40%から14%にまで下がるという試算も出ています。日本の農業は何処に行くのでしょうか。
                       (つづく)
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半田市の議会内閣制申請について

2010-11-20 17:30:58 | 日記
 愛知県半田市の新美議長が「議会内閣制」を現行の地方自治法の範囲でもできるように、内閣府に構造改革特区を提案申請しました。
議会内閣制は議員が予算編成に参加したり、副市長や部局長などの幹部になる仕組みで、橋下大阪府知事などが提案しています。現在の地方自治法では議員は他の公職に就くことができないので、法改正が必要です。

 今回の半田市の場合は、議員が市の幹部の兼職はせず、予算編成などに参画できるようにと、議員側からの要請である。首長側からみると議会内閣制は、議員が予算編成や行政に参加することにより、議会運営がスムーズに行くなどのメリットがあります。しかし、スムーズにいけばよいというものでもありません。

 二元代表制では行政(首長)と議会が付かず離れず、適度の距離と緊張感をもってそれぞれの役割を果たしていきます。議会の大きな役割の1つは行政をチェックすることです。
 この議会内閣制では議会が行政へのチェックを果たせるかという問題も出てきます。橋下知事は行政への構成員に参加しない少数会派(野党)のチェックが働くし、参加する会派でも議決権の行使までは制限されないとしています。しかし行政のチェックは少数会派だけがするものではなく、議会全体がすべきです。構成員として参加した議員は議決の時に賛成に二重丸ということになり、これもおかしな話しです。チェック機能としての議会のあり方が問われます。

 議会内閣制がどんどん進んでいけば、行政マンと議員全員が一緒になって事業方針を立て、予算を組んで、事業に当たるとなると、行政と議会の区別が付かなくなり議会なぞいらないということになります。このようなかたちでは、二元代表制というよりは議会制民主主義が問われることになります。
 行政も議会も新しい方法を模索していくことは大事なことですが、本来の役割を失うことはどうなのでしょうか。
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ごみ処理関連施設管内視察行われる

2010-11-19 21:50:43 | 日記
 11月19日、松阪市議会のごみ処理施設建設調査特別委員会と環境福祉委員会合同のごみ処理関連施設の管内視察が行われました。
 平成26年に計画されている松阪市第二清掃工場の新工場建設に先がけ各会派の代表によるごみ処理施設建設調査特別委員会(今井一久委員長)が設置され、この特別委員会とごみ問題に関係する環境福祉委員会(川口保委員長)が、松阪市の関連する6ヶ所のごみ処理施設を見学しました。この日は各施設職員の案内で次の施設を視察しました。

香肌奥伊勢資源化プラザ(多気郡多気町丹生4290番地)
 この施設はごみの固形燃料化とリサイクル施設で、当時の飯南町、飯高町、大台町、勢和村、宮川村、大宮町、紀勢町、大内山村の9つの自治体の合同の施設として、約44億円をかけて平成13年3月に完成し、同年4月から稼働しています。広域連合のこのような施設は全国初でした。
 燃えるごみの生ごみ、紙類、プラスチック類などをペレット状にして、RDFとして多度町にある県の火力発電所で処理するもので、北川知事時代に県の肝いりで造られたものです。この施設は平成32年をもって終了します。

松阪市一般廃棄物最終処分場(松阪市上川町985番地)
 この施設は平成11年3月に竣工し、同年4月から供用を開始したもので、施設の建設費は工事費が約24億3千万円、水処理施設が約18億円、用地の買収を含めると約50億5千万円かかっている。総敷地面積は約13㏊、埋立地面積は29,400㎡、埋立容量は219,000㎡。
 この施設の埋立地の遮水シートはコンクリートでできており、埋立地内に降った雨水は一ヶ所に集められて、県の基準より厳しい条件で処理され、有害物質を取り除いて放出されている。焼却灰や火災ごみ、家庭から出る瓦やブロック片などのがれきも受け入れており、産業廃棄物は受け入れない。
 供用から15年後の平成26年3月までに、埋立地が一杯になる計画であったが、リサイクルなどのごみの減量化が進み、現在約半分が埋まった状態で、あと11年は持たしたいとのこと。

松阪市第二清掃工場(松阪市桂瀬町744番地1)
 この施設は昭和59年から供用を始めた施設で27年が経過している。家庭などから出される燃えるごみの焼却をするもので、1基24時間稼働すれば100tの焼却ができる焼却炉が2基設置されている。今は1基1日に80tくらい焼却している。
 焼却はダイオキシンが発生しにくい850度~950度で焼却していて、100tのごみを焼却すると約8tの灰になる。

クリーンセンターおおたか(津市森町2438-1)
 この施設は平成11年3月に完成したごみの焼却施設で、当時の久居地区広域衛生施設組合として、久居市、白山町、一志町、嬉野町、三雲町、香良洲町、美杉村の7つの自治体の連合施設と開設された。現在は市町村合併により津市の施設となっているが、平成17年松阪市に合併した嬉野町、三雲町が組合を脱退した
 完成時の処理能力は65t×2基で130tであったが、平成15年に能力変更で195tとなった。

松阪市三雲リサイクルセンター(松阪市曽原町2499)
 三雲町時代の平成11年10月から稼働している燃えないごみの分別施設。28種類の資源物の選別・圧縮・破砕・梱包をして、それぞれリサイクル業者に搬出する。年間3万台の車が、また土日には500台もの車が入って来る。分類は手作業で行われている

松阪市第一清掃工場(松阪市町平尾町351-1)
 不燃物の処理工場、リサイクルセンター、収集車の基地。
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松阪市戦没者追悼式開催される

2010-11-18 17:46:03 | 日記
 松阪市内の戦没者及び戦災死没者の冥福を祈り、平和を祈念する松阪市戦没者追悼式が11月18日、松阪市文化会館で開催されました。この追悼式は松阪市が主催して毎年この時期に行われているもので、この日会場には戦没者の遺族を始め来賓などが参列しました。

 式では国家斉唱のあと山中市長が式辞を述べ、出席者全員で黙祷を捧げました。追悼のことばの中で松阪市遺族会連合会会長の河井忠雄さんは、さきの大戦の終戦から今年で65年目を迎える。松阪市内の戦没者は6328名で、国を思い家族を思いながら戦場で散っていった。戦没者家族は一生消えることのない深い心の傷を負った。私の父が戦死して、帰って来たのは、戦死を知らせる紙切れ1枚、父の遺骨を見るまでは私の戦後は終わらない。今も軍備を増強している国もあり、中近東では戦争が行われている。日本では国民の75%が戦争を知らない世代。平和の大切さを知ってほしいと述べられた。

 このあと田中松阪市議会議長、後藤三重県議会議員、遺族代表として林田良子さんが追悼のことばを述べ、家族を戦地でなくした遺族の「草々の詩」が朗読された。来賓や遺族代表による献花が行われ、最後に遺族代表として松阪市遺族会連合会事務局長の氏木久子さんが謝辞を述べられた。
 戦争の悲惨さと、平和の大切さを改めて感じた戦没者追悼式でした。
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目立ちたがり屋症候群

2010-11-17 09:36:56 | 日記
 世の中には目立ちたい人がいる。たえず目立っていないと不安なのではないかと思われる人がいる。いつもパフォーマンスを連発して目立とうとしている人を、私は「目立ちたがり屋症候群」と呼んでいる。

 他の人から注目されたい、他人から認められたいと思うのは誰もが持っている気持ちであろう。それは私たちが社会の中で成長していくための1つの心の糧ともなる。しかし本当の意味で、他の人から注目され、認められるには、長く地道な努力の積み重ねの末に花開く結果であろう。今年も2人の日本人がノーベル賞を受賞した。まさに最高に目立った瞬間である。しかし、これまでの受賞者もそうであるが、関係者は別として、一般の国民はノーベル賞を受賞されて、初めてそんな偉人がいたことを知った。彼らこそ地道な研究の末に花開いた人たちである。

 成人式で大声をだしたり、暴れたりする若者、町中をクラクションや爆音を鳴らしながら走行する暴走族などは、ただ単に目立つためだけの行動で、中身のない軽薄なパフォーマンスに過ぎず、まさに目立ちたがり屋症候群である。

 スポーツの世界で目立つことは、よいプレーをして良い成績をあげることにつきる。
 芸能界では目立つことも必要かも知れない。もしかすると目立ってなんぼの世界かもしれない。しかし奇抜な言動やパフォーマンスで現れた芸人は、いっ時は注目を集めるかも知れないが、すぐ飽きられて消えていくことになる。やはり芸や内面からでてくる実力が必要であろう。
 政治の世界でも目立ちたがり屋症候群がいる。選挙の時、票を得るには目立つことも必要だろうが、あまりのパフォーマンスの連発にはうんざりする。目立たんがためだけのパフォーマンスは、何か、もの悲しい。
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第6回松阪市社会福祉大会開催される

2010-11-14 18:59:01 | 日記
 11月14日、松阪コミュニティ文化センターで松阪市社会福祉大会が開催されました。この大会は松阪市、松阪市社会福祉協議会、三重県共同募金松阪市支会が主催して毎年行われているもので、今年が第6回目です。私も環境福祉委員長として、議長や代議士、県議の人たちとともに来賓として出席しました。
 式典では市長などの主催者あいさつあと、社会福祉活動や自治会活動に功績のあった111名、41団体に表彰状・感謝状が贈られました。最後に大会宣言を承認して式典は閉会しました。
 式典の後、記念講演会があり、俳優の石井めぐみさんが『やさしい街、やさしい人』というテーマで話しをされました。重度障がい児の長男優斗君を育てていく中での苦悩や喜び、家族のあり方、障がい者の住みよいまちづくりなど、いい話を聞かせていただきました。できればもう少し多くの市民の皆さんに聞いて欲しかったと思いました。

追伸
 バレーの女子世界選手権、アメリカを破って見事銅メタル獲得。すごかったですねー。
 今日の中日新聞の発言欄に私の投書が載りました。時々投稿しています。
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中国漁船衝突ビデオの流出事件

2010-11-11 22:53:07 | 日記
 尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突のビデオ流出事件で、神戸海上保安部の43才の海上保安官が「自分が流出させた」名乗り出た。中国漁船の軽率な行動が、日本国内においても、中国国内においても、また日中両国間においてもいろいろな問題を浮き彫りにした。事件を起こした中国人船長を逮捕してから、中国は日本人社員の拘束や、レアアースの輸出禁止をにおわすなど「経済では大人になりつつあるが、政治では小人」と言われるような行動が目立った。
 中国国内で発生した反日デモも、中国国内の政治への不満をかわすための官制デモとも言われ、この反日デモは中国の国内問題だと言う日本人評論家もいた。釈放された中国人船長が英雄気取りでVサインをしながら飛行機のタラップを降りる様は、日本人にとって腹立たしい限りであった。

 この問題は日本国内でも多くの波紋を呼び、国会でも取り上げられている。それに今回のビデオの流出事件がさらに問題を大きくした。
 国民の中に衝突ビデオを見たいという要望が確かに多くあったとしても、名乗り出た保安官がビデオを流出させたとしたら、彼は決して英雄でもない。彼は海上保安庁の規律を乱し、場合によっては国家公務員法で定める守秘義務違反の疑いもあるとされる。もし国民のためと言うのなら、捜査の包囲網が狭まってからではなく、ビデオを流出してすぐに名乗り出るべきであった。全ての公務員に当てはまるが、特に海上保安庁や警察や自衛隊では組織の規律の中で動いて行かないと、場合によっては他の隊員などの人命にも関わってくる。

 今回のビデオ流出は、企業や団体の不正を内部から暴く内部告発とは全く異質のものである。この保安官を英雄視する石原東京都知事と、問題視する橋下大阪府知事と見解が分かれた。私は橋下大阪府知事の意見を支持したい。
 この問題を松阪市に当てはめたとき、会議などで市長や上司の意見に反論を唱えるのは一向にかまわないが、市の方針が決まった時には、それに従うべきである。いろいろな考え方がある中で、たとえ自分の考えの方が市民にとってよいと思っても、市職員が勝手に行動はすべきではない。

 今回の漁船の衝突事件でただ一つはっきりしているのは、尖閣諸島は日本の領土であるということ。たとえ中国が日本に対し政治的に、経済的に圧力をかけてきても、尖閣諸島は日本の領土である。
 私も日中友好議員連盟の一人であり、中国とは友好を深めて行きたいと思っている。中国は国内的にも多くの矛盾や問題を抱えながらも、世界に冠たる経済国家に発展してきた。かつての強権的な政治から少しは脱却し、国民が自由に海外に出られるようになってきた。しかしノーベル平和賞を受賞した劉暁波が牢に繋がれているように、まだまだ民主化には遠く、これからは国家としての国際的な信頼をもっと高めていってほしい。
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