松阪市阿波曽町と山室町を結ぶ、広域農道中南勢二期地区の松阪工区の2つのトンネル「阿波曽蛸路トンネル」と「松阪第一山桜トンネル」が開通し、今日午前9時30分から阿波曽蛸路トンネルの阿波曽側入口で開通式が行われました。
この広域農道整備事業中南勢地区は松阪工区、勢和多気工区、明和多気工区からなり、松阪工区は松阪市嬉野上野町から松阪第2環状線を通り、丹生寺町で国道166号に出て、桂瀬町から県道59号(松阪第二環状線)に入り、山室町から新設された2つのトンネル通り阿波曽町に出て、県道御麻生薗豊原線を横切り、櫛田川を渡たり、多気町で国道42号に出るルート。勢和多気工区は、多気町相可付近から丹生を経て勢和多気IC付近の国道42号をつなぐルート。また明和多気工区は、多気町仁田付近の国道42号と明和町有爾中の県道37号鳥羽松阪線を結ぶルートです。
今日の開通式には来賓として、地元選出の森本、田村両衆議院議員(秘書)、松阪・多気地区選出の県議会議員、松阪市・多気町・明和町・大台町の議会議長・副議長及び議会関係委員会委員、地元自治会関係者、三重県農林水産部農業基盤整備課が出席しました。
また主催者側の中南勢広域営農団地農道整備事業促進協議会の理事として、松阪市・多気町・明和町・大台町の市長・町長を始め、農協関係者、県、市の関係者など約70人が出席しました。
開通式は協議会副会長の中井明和町長の開会のあいさつ、会長の山中松阪市長の式辞、来賓として笹井健司県議、野口正議長、県農林水産部の福岡重栄次長が祝辞を述べました。このあと工事経過報告、交通安全祈願の乾杯、そしてトンネルの前でテープカットがありました。
山中市長は式辞の中で、このビーフロードは地元の皆様の長年の悲願でした。先般の多気工区の開通に続き、松阪工区が開通しました。この事業は昨年の国の事業仕分けで「廃止」となりましたが、多くの皆様の協力で実現できました。今後は松阪、多気、明和、大台を結ぶ広域農道として、活用していただきたいと述べました。
この2つのトンネルは今日3時より一般車両も通行できるようになりました。
この広域農道の概要は次のようです。
広域農道整備事業 中南勢地区概要
関係市町:松阪市、多気町、明和町、大台町
受益面積:10,638㏊(水田8,530㏊、畑949㏊、果樹園1,150㏊、飼料畑9㏊)
計画延長:37,900m(うち農道事業施工区間 10,997m、他事業施工区間26,903m)
総事業費:8,087百万円(予定)
うち中南勢二期地区 松阪工区
計画延長:2,372m(車道幅員 6.0m)
総事業費:3,812百万円(予定)
工期:平成12年度~平成24年度
平成12年:中南勢二期工事が着工
平成13年:設計
平成16年:松阪第一山桜トンネル着工
平成20年:阿波曽蛸路トンネル着工
平成22年:舗装工事
平成24年:開通
なお、この道路の周辺から大紀町にかけて、数千頭の和牛が飼育されており、「ビーフロード」という名称は公募により付けられたと言うことです。
この広域農道整備事業中南勢地区は松阪工区、勢和多気工区、明和多気工区からなり、松阪工区は松阪市嬉野上野町から松阪第2環状線を通り、丹生寺町で国道166号に出て、桂瀬町から県道59号(松阪第二環状線)に入り、山室町から新設された2つのトンネル通り阿波曽町に出て、県道御麻生薗豊原線を横切り、櫛田川を渡たり、多気町で国道42号に出るルート。勢和多気工区は、多気町相可付近から丹生を経て勢和多気IC付近の国道42号をつなぐルート。また明和多気工区は、多気町仁田付近の国道42号と明和町有爾中の県道37号鳥羽松阪線を結ぶルートです。
今日の開通式には来賓として、地元選出の森本、田村両衆議院議員(秘書)、松阪・多気地区選出の県議会議員、松阪市・多気町・明和町・大台町の議会議長・副議長及び議会関係委員会委員、地元自治会関係者、三重県農林水産部農業基盤整備課が出席しました。
また主催者側の中南勢広域営農団地農道整備事業促進協議会の理事として、松阪市・多気町・明和町・大台町の市長・町長を始め、農協関係者、県、市の関係者など約70人が出席しました。
開通式は協議会副会長の中井明和町長の開会のあいさつ、会長の山中松阪市長の式辞、来賓として笹井健司県議、野口正議長、県農林水産部の福岡重栄次長が祝辞を述べました。このあと工事経過報告、交通安全祈願の乾杯、そしてトンネルの前でテープカットがありました。
山中市長は式辞の中で、このビーフロードは地元の皆様の長年の悲願でした。先般の多気工区の開通に続き、松阪工区が開通しました。この事業は昨年の国の事業仕分けで「廃止」となりましたが、多くの皆様の協力で実現できました。今後は松阪、多気、明和、大台を結ぶ広域農道として、活用していただきたいと述べました。
この2つのトンネルは今日3時より一般車両も通行できるようになりました。
この広域農道の概要は次のようです。
広域農道整備事業 中南勢地区概要
関係市町:松阪市、多気町、明和町、大台町
受益面積:10,638㏊(水田8,530㏊、畑949㏊、果樹園1,150㏊、飼料畑9㏊)
計画延長:37,900m(うち農道事業施工区間 10,997m、他事業施工区間26,903m)
総事業費:8,087百万円(予定)
うち中南勢二期地区 松阪工区
計画延長:2,372m(車道幅員 6.0m)
総事業費:3,812百万円(予定)
工期:平成12年度~平成24年度
平成12年:中南勢二期工事が着工
平成13年:設計
平成16年:松阪第一山桜トンネル着工
平成20年:阿波曽蛸路トンネル着工
平成22年:舗装工事
平成24年:開通
なお、この道路の周辺から大紀町にかけて、数千頭の和牛が飼育されており、「ビーフロード」という名称は公募により付けられたと言うことです。