川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

第8回松尾まちづくり協議会総会開催される

2016-04-30 09:20:11 | 日記
 松尾まちづくり協議会(会長 村田善清)の第8回総会が平成28年4月29日、松阪市丹生寺町の松尾地区市民センターで開催されました。この日会場には協議会の役員80人(内書面24人)が出席をして27年度の活動報告・会計収支決算、28年度の活動計画・収支予算などの審議が行われました。私も小林副市長、後藤・野口両県議とともに来賓として出席させていただきました。

 松尾まちづくり協議会は平成21年4月に松阪市内13番目の協議会として設立され、7年が経過します。
 同協議会では松尾小学校の図書館を一般に開放し、子どもたちと地域の人たちが交流をもてる地域開放型「松尾ふれあい図書館」を平成25年12月14日に開設しました。松尾ふれあい図書館は、毎週火・木・金曜日の午後1時~4時30分まで開館します。館内には子ども達に読み聞かせができる畳のコーナーや、松阪市図書館から毎月100冊の図書を借り入れたコーナーが設けられ、また憩いのコーナーとしてお茶などが飲めるテーブルが設けられます。地域のボランテァの人たちで図書館の運営が行われています。

 また「地域の歴史文化の再発見」として松尾地区内の名所旧跡などを訪ねるスタンプラリーを実施しています。この事業は地域の元気応援事業の1つで地区内の史跡や祭り、名木など1年間かけて廻るものです。地域の人たちに、自分たちの身近にある歴史文化をあらためて感じてもらおうとするものです。ビンゴゲーム感覚で賞品がもらえるというおまけがついています。
 このほか災害時の避難場所設定の訓練や、コミュニティーバス誘致の調査も始めました。

 
        (挨拶をする村田善清会長)           (祝辞を述べる川口保地元市議) 

 同協議会には公民館部会、福祉部会、安全防災部会、生活環境部会と4つの部会があり、それぞれ部会で事業を主催して活動をしています。
 公民館部会を構成する団体は公民館運営委委員会・趣味クラブで、活動は公民館活動(文化、学習、健康増進、地域のふれあい事業など)を行います。
 福祉部会を構成する団体は福祉委員、民生委員児童委員、保護司で、活動は各種福祉活動を行います。
 安全防災部会を構成する団体は消防団、防災士・防災委員、交通安産協会・指導員、防犯パトロール隊で、交通安全、防災、防犯、に関する事業を行います。
 生活環境部会は期成会、老人クラブ連合会、幼・小・PTA、商工会で構成され、青少年健全育成、環境美化活動などを行います。

 松尾まちづくり協議会の平成28年度の新役員は次の通りです。
  会長   村田善清
  副会長  田畑辰生
   〃    岡村勝由
   〃    梶間美代子
  会計    早川和志
  書記    野呂正廣
  監事    橋本 勇
  〃     坂下勝志
  運営委員長      矢ヶ瀬学
  副運営委員長    沖本昌之
  事務局長       垣本長生
  自治会連合会代表 古市 寛
  公民館部会長    古市 仁
  福祉部会長      奥本哲也
  安全防災部会長   矢ヶ瀬学
  生活安全部会長   三宅登

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第6回松阪史跡めぐり開催案内

2016-04-27 07:50:37 | 日記
(第4回史跡めぐり 三重県総合博物館ミエゾウの前で)

 松阪史跡探訪会主催の第6回松阪史跡めぐりが平成28年5月22日(日)行われます。
松阪史跡探訪会(会員44名 代表川口 保)は平成25年11月に設立した会で、松阪市内の名勝、名山、城跡、遺跡、古墳、神社、お寺、廃寺、名木、祭り、神事、食、名産など歴史的・文化的遺産などを訪ねていく会です。当面の目標は10回、訪ねる史跡は100ヶ所を目指しています。
 今回は松阪市のお隣の多気町の史跡をめぐります。参加希望の方は川口まで連絡して下さい。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                 多気町の史跡探訪!!
                   第6回 松阪史跡めぐり開催のお知らせ

松阪市内の名所旧跡を探訪する史跡めぐり、今回は市外に飛び出し多気町の史跡を探訪します。

○月 日 平成28年5月22日(日) (雨天決行)

○集 合 鈴の森公園(集合午前8:00)、松尾神社(集合午前8:10)

○会 費 2,000円(会員1,800円)(当日徴収します)

○定 員 50名 (定員になり次第締切ります)
     早めに申し込んで下さい(キャンセル可)

○コース 多気町地内の史跡めぐり
 元丈の館、立梅用水、西村彦左衛門生家、丹生水銀鉱跡地、神宮寺(丹生大師)、近長谷寺、金剛座寺、五桂池ふるさと村、佐那神社
             (見学地は変更することがあります)

○その他 ・弁当、飲み物など各自持参して下さい
      ・歩きやすい服装、運動靴などで来て下さい。      

○問合せ・申し込みは 川口保まで連絡下さい
(電話自宅 0598-58-2948、携帯090-8738-7959 申込み締切5月17日)

○主 催 松阪史跡探訪会

○追 記 ・松阪史跡探訪会への入会をお願いします。会員には毎回連絡します。
        年会費は1000円(夫婦も1000円)です。
        この会は会則も総会もありません。

○史跡めぐりには、会員外の方、市外、県外の方、誰でも参加できます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

これまでの松阪史跡めぐり

第1回 和歌山街道めぐり (H25.11.23)
 和歌山街道起点―松尾神社―大河内城跡―井尻遺跡―リバーサイド茶倉―滝野城跡―水屋神社―ふるさと川俣いも祭り(大谷嘉兵衛翁の説明)

第2回 嬉野方面めぐり (H26.5.25)
 嬉野考古館(ふるさと会館)―忘れ井(宮古)―天花寺廃寺―八田城跡―古田池―釜生田辻垣内瓦窯跡―上尾土(いおど)古墳―天白遺跡―なめり湖(平家の里・平家六代の墓の説明)―ベルファーム

第3回 櫛田川流域めぐり( H26.11.329)
 朝田寺―よいよい神事関係神社(畠田神社、式内穴師神社、式内意非多神社)―神服織機殿神社―神麻続機殿神社―総合運動公園―神山一乗寺―神山城(遠望)―射和界隈―丹生大師

第4回 三重県総合博物館(Miemu)と伊勢街道めぐり (H27.5.24)
 三重県総合博物館(みえむ)―松浦武四郎記念館―- 波氐神社・鵲橋―三渡橋―忘れ井―伊勢街道市場庄(車中見学)―舟木家(車中見学)―旧長谷川邸―松阪駅前商店街

第5回 市街地めぐり (H27.11.28)
 本居宣長記念館―松坂城跡―御城番屋敷―旧原田邸―殿町界隈―商人の館
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松阪偉人顕彰団体協議会総会開催される

2016-04-24 21:53:18 | 日記
                   (挨拶をする5つの偉人顕彰団体の代表)

 松阪市内の5つの偉人顕彰団体で結成されている松阪偉人顕彰団体協議会の平成28年度総会と記念講演が4月23日、松阪市本町の松阪市産業振興センターで開催されました。私も会員となっていますので出席させていただきました。

 この協議会は、松阪の偉人たちの顕彰・普及啓発等の活動を通じ、市民の郷土意識の高揚と市内外の地域との交流を促進することを目的として4年前(平成25年9月29日)に結成されました。
 参加している団体は、「松阪開府の祖・蒲生氏郷を讃える「蒲生氏郷公顕彰会(代表 高島信彦 設立H21.4.29 会員数150名 )」、北海道の名付け親で探検家の松浦武四郎を顕彰する「松浦武四郎記念館友の会(代表 飯田秀 設立H20.5.11会員数135名)」、茶産業の振興に尽くし、茶王と呼ばれた大谷嘉兵衛を讃える「茶王 大谷嘉兵衛翁の会(代表 大櫛英治 設立H13.9.9 会員数25名)」、射和が生んだ殖産興業の先駆者・竹川竹斎や俳人の大淀三千風などを研究している「射和「昔を語る会」(代表 濱 博之 設立H9.4.1 会員数14名)」、松阪の生んだ豪商として今なお活躍している三井・小津・長谷川の各家を顕彰している「松阪商人を語る会(代表 大喜多甫文 設立H10.2.14 会員数25名)」の5つの会です。

 総会では平成27年度の事業報告・決算報告、28年度の事業計画・予算案を審議しました。役員選出では、会長に高島信彦氏(蒲生氏郷公顕彰会)、副会長に大喜多甫文氏(松阪商人を語る会)、理事に各顕彰団体の役員の皆さんが再選されました。また顧問に竹上市長が新たに就任しました。 

 記念講演では竹川竹斎の末裔で東竹川家13代当主、現在(社)松阪観光協会 専務理事の竹川裕久さんが「勝海舟を支えた射和の商人たち」というテーマで、竹川家と勝海舟の交流の様子を話されました。

 伊勢商人は大阪商人、近江商人と並んで日本三大商人の1つで、江戸や大阪で活躍しました。このとき本店は射和に残し、江戸などでの店の管理は使用人に任せていたということです。伊勢商人が栄えたのは室町時代に丹生で水銀がとれ、伊勢白粉で富を築いたことや、伊勢神宮に人が集まってくるので情報が得られたことなどがあげられます。
 竹川家、竹口家、国分家の三家があり、
 竹川家は織田信長に滅ぼされた浅井(長政)家の一族である丁野友政(長政のおじ)が明和町竹川の逃れ、名前を隠すため「竹川」を名乗りました。寛永元年(1661)江戸で両替商を開業しました。
竹口家は中万にありましが、乳熊(ちくま)が訛って中万になったということです。四代目勝義のとき大震災が発生し、近所の人たちが屋敷に逃げ込み、スコップでみそをすくって配りました。
 国分家は現在食品の三大商社の1つで、江戸むらさき、味の素、カルピスなどを手掛けています。
 竹川竹斎、竹口信義、国分信親の三兄弟は勝海舟と交流があり、竹口信義の日記によると海舟が2~3日に一度の割で竹口家を訪問しており、親密な付き合いぶりがわかります。安政2年1月に海舟が山田を訪れたとき松坂に立ち寄り、西町の旅籠で昼飯を食べたということです。

 竹川裕久さんは講演の最後に「これまで伊勢商人は日本の経済史や地方史でほとんど紹介されていないが、幕末から明治初期にかけて、これまで考えられている以上に日本史に大きな影響を与える存在ではなかったか、もっと研究してほしい」と結んでいます。貴重なお話しをありがとうございました。
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生れてこなければよかったのか 幼い命

2016-04-19 06:34:24 | 日記
 奈良県生駒市で2歳の長男を衣装ケースに押し込み窒息死させた39歳の父親が4月11日、奈良県警に逮捕された。父親は躾と称して、幅80cm、奥行き40cm、高さ30cmのプラスチック製の衣装ケースに長男を下に、3歳の長女を上にして閉じ込め、窒息死させたという。わずか2歳で命を絶たれた長男。そして同じケースの中で死んで行く弟に何もできなかった幼い姉は、これからどんな人生を歩んで行くのだろうか。
 日本において社会が荒廃したのか、家族関係が崩壊したのか、極一部の家庭での出来事かも知れないが、信じられない光景である。

 平成24年7月に埼玉県朝霞市で、5歳男児虐待死で母親と内縁の夫が逮捕されたが、男児に加えられた虐待はすざましい。「スクワット(直立したままで、膝を屈曲する運動)500回の強要。大人でも辛いペッパーソースを直接飲ませたり、そのペッパーソースやわさび入りのお粥を無理やり食べさせる。火のついた線香を押し付ける。男児を眠らせないように長時間立たせたままにする。テープでぐるぐる巻きにしてベルトで縛る。馬乗りで殴打。最後には金属の棒で殴りあごの骨を骨折させ、病院に行かせず死亡させた。」
 この男児が亡くなる日の夜は「ママと一緒に寝たい」といって眠りにつき、それが最後の言葉になった。

 このほかにも各地で児童に対する虐待が行われた。殴る蹴るの暴行を加える。タバコの火を押しつける。熱湯をかける。食事を与えない。排泄物を食べさせる。
 日本小児科学会は虐待で死亡した可能性のある15歳未満の子どもが全国で年間350人を上回るという推計をまとめた。
 最も愛されるべき親や親の愛人から虐待を受け、苦痛と恐怖の中で短い一生を終える子どもたちが、これほど多いことに驚愕する。そして今もどこかで子どもたちが虐待を受け続けているのであろうか。

 私は動物の番組が好きでよく見るが、自然界の動物は実に涙ぐましい努力をしながらわが子を育てている。弱肉強食に世界で、時には子どもが他の動物に襲われることもある。そのとき動物の親は、からだを張ってこどもを守ろうとする。

 以前にクジラの親子が獰猛なシャチの群れに追われている映像があった。必死で逃げる親子クジラ、執拗に追いかけるシャチの群れ。さすがのシャチも親クジラには歯が立たない、目当ては子クジラである。親クジラは身をくねらせ子クジラをシャチから守りながら泳ぐ。どこまでも追いかけてくるシャチの群れ。やがて子クジラに疲れが見え始めた。親クジラは子クジラを背中に乗せるようなしぐさで泳ぎ続ける。陸上のジャングルならどこか繁みでも身を隠すところがあるかも知れない。しかしここは大海原、身を隠すところなぞ全くない。逃げるは子連れのクジラ、追うのは俊敏なシャチの群れ、結果は初めからみえていた。それでも我が子を守りながら親クジラは泳ぐ。やがて力尽きた子クジラはシャチの餌食となった。孤独になった親クジラは悲しそうに、その場を去っていく。
 自然界の動物に比べ、人間はなんとおろかな動物であろうか。我が子を守るどころか、我が子を虐待して殺してしまう。私たちは何て恐ろしい人間世界に住んでいるのだろうか。

 児童虐待死では、児童相談所が虐待をキャッチしている場合が多い。それでも虐待からこどもを守れないのはなぜか。児童相談所の組織に問題があったのか、対応に問題があったのか、法律が阻むのであれば、法律を変えればいいだけのことである。子供を虐待から守れない今の児童相談所は解散して、新しい法律の下、新しい組織をつくるべきではないか。

 生れたときが悪かったのか、生れた場所が悪かったのか、世の中に生れてこなければよかった命なぞないはずである。しかしこの子たちをみると、生れてこない方がよかったのではないかと思う。
 虐待を受ける子どもたちは、自分がなぜこんなにひどい目にあわなくてはならないのかも分からない。そこから逃れるすべも分からない。ただされるままに苦痛に体を震わせ、恐怖の中で何を思い、死んでいったのだろうか。かわいそうでならない。
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九州で直下型の大地震

2016-04-17 00:13:20 | 日記
 熊本県・大分県を中心として大きな地震が発生している。阪神淡路大震災を彷彿させる直下型地震で、建物が倒壊して多くの人が亡くなっている。この後も地震が続き、大雨の影響でさらなる土砂崩れも心配される。地震発生後野外で過ごされた人々も多いが、大雨の中どこに避難されるのだろうか。

 阪神淡路大震災の後も各地で大きな地震が発生し、多くの被害が出ている。東日本大震災の復旧もまだ始まったばかり。地震国・日本の宿命かも知れないが、日本列島は新たな試練を迎えている。

 この地震で熊本城も大きな被害を受けた。今年の1月に文教経済委員会の視察で熊本市を訪れ、熊本城を中心としたPFIによる観光施設の取組みを見学した。あの施設がどうなっているのかも心配です。
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自然の真理を越えた潮流-同性婚

2016-04-07 21:56:36 | 日記
◆はじめに
 同性愛。同性婚。
 人類は500万年の歴史の中で今、禁断の扉を開いてしまったのだろうか。同性婚を法律で容認するという世界の大きな流れに、我が国も飲み込まれようとしている。
 「同性に友情はあっても 愛情はない」と70年の人生の中で、長い間思い込んできた私にとって、同性が愛し合い、結婚し、同じ屋根の下に住むことなど想像もできないことである。

 東京都渋谷区では2015年4月から同性カップルに対して「同性婚」に準じる証明「パートナーシップ」の発行を始めた。また同世田谷区でも同様の取りが始まった。
 アメリカでは同性婚に対する取り組みは各州バラバラであったが、2015年6月26日連邦最高裁判所が同性婚を認める判断を示し、これにより同性婚が事実上アメリカ全土で認められることになった。また世界各国でも同性婚を認める流れが広がっている。今年5月に伊勢志摩サミットが三重県志摩市を中心として開催され、先進国の首脳が集うが、同性婚容認は先進国としての証なのだろうか。

 日本では渋谷・世田谷両区以外の全国のいくつかの自治体にも同じような動きがあり、この流れが広がっていくことになるだろう。これにより渋谷区・世田谷区はこの取り組の先駆者として称えられることになるだろう。そして我が松阪市議会でも、近い将来この問題が取り上げられ議論することになるのだろうか。 
 この大きな潮流は日本のそして世界の、人間社会の進歩発展なのか、あるいは人間社会の荒廃破壊となるのだろうか。
 
◆渋谷区の取り組み
 平成27年(2015)3月31日の東京都渋谷区議会本会議で同性カップルに結婚に相当する関係と認めて証明書を発行する条例「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」が可決され、同年4月1日から施行された。採決では賛成が共産・公明・民主の各党など21、反対が自民党・無所属議員10で賛成多数となった。
 一般的に自治体ではこれほど重要な条例案を提案するときには、住民の意見を聞く住民意見聴取会やパブリックコメントを実施するが、渋谷区の場合区民に非公開で、突然区議会に提出されたということである。
 渋谷区が証明書の発行を条例化したのに対し、世田谷区では「要綱」で対応している。
 その後何組かの同性カップルに対して同性パートナーシップの証明書が発行された。

◆同性婚をめぐる憲法論争
 我が国の民法731条では「男は、一八歳に、女は、一六歳にならなければ、婚姻をすることはできない。」とあり、同750条では「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。」と結婚は男女を前提に制定されている。        
 また憲法24条では「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」とある。両性とは男性と女性をさす言葉だろうが、同性も両性の中に含まれるという主張もあるという。しかし民法にしても、憲法にしても、少なくともこれらが制定された時代には同性婚は想定していなかっただろう。現段階の日本では同性婚は法律で認められないことになる。
 また地方公共団体の機能について規定する憲法94条では、「地方公共団体は(中略)法律の範囲内で条例を定めることができる」となっており、地方公共団体が同性婚を容認する条例はつくれないことになっている。

 渋谷区の「パートナーシップ証明書」が法律違反ではないのかという指摘に対して、平成27(2015)年3月6日の総務区民委員会で、当時の桑原武敏区長は、「パートナーシップ証明書に法的拘束力はなく、婚姻制度とは別の制度」と説明した。
 世界で同性婚を合法化した国は23ヵ国あるが、その国の多くがパートナーシップをまず制度化したあとで、同性婚の合法化に至っている。

◆性的少数者
 性的少数者とは、英語のSexual Minority(セクシュアル(セクシャル)マイノリティ)の日本語約で、何らかの意味で性のありかたが非典型的な人のことをさす。
 性的マイノリティの類似語の「LGBT」は、女性同性愛者「レズビアン(Lesbian)」、男性同性愛者「ゲイ(Gay)」、両性愛者「バイセクシャル(Bisexual)」、性同一性障害「トランスジェンダー(Transgender)」の頭文字をとった。

 このLGBTのうち「性同一性障害」は医学的な病名で身体的な性と精神的な性が一致しない人を表し、トランスジェンダーという言葉が用いられることも多い。
 原因は不明であるが、胎児のころの脳の形成過程に関係していると考えられ、日本での治療は日本精神神経学会のガイドラインに沿って行われるということである。
 「GID(性同一性障害)学会(中塚幹也・岡山大教授理事長)」は、平成28年(2016)3月21日に東京都内で開いた総会で、心と体の性が一致しない人たちに医療を提供する「認定医」を選定した。この医療チームは同学会の理事らから中塚教授を始め、精神神経科、産婦人科、泌尿器科、整形外科を専門とする9人で構成され、性別適合手術などに対する公的医療保険の適用につなげる考えである。
 一方、同性愛は病気でも障害でもなく性的指向で、性同一性障害の人たちをLGBTとして同性愛と同じ枠の中で論じるのは少しおかしい気がする。

◆世界の同性婚への流れ
 古今東西を問わず同性愛者、同性婚者は多数記録されているが、近年の同性婚の容認は2000年12月にオランダで、世界で始めての同性婚法が成立し、翌2001年4月から施行された。その後ヨーロッパや南北アメリカなど欧米を中心として同性婚を法律で容認する国が増えており、登録パートナーシップをもつ国も増えている。同性婚やパートナーシップを容認する国はアジアやアフリカでは少ない。
 数字は動いているが、現時点では同性婚を国の法律で認めているのは23カ国、登録パートナーシップをもつ国は22カ国とみられる。このほか国として容認しないまでも地域で同性婚やパートナーシップを容認しているところもある。

✦アメリカの同性婚への動き
 アメリカではこれまで州によって同性婚への判断がバラバラであったが、2015年6月26日に米連邦最高裁判所は同性婚を禁止した州の規定に違憲判決を下し、全米50州で同性婚が認められることになった。この時の判定は賛成5×反対4の僅差であった。3億2,000万人国民の生活を左右する判断を、わずか9人の判事が決めていいのか、わずか5人の判事の価値観で結婚の定義を変えてもいいのかという議論にもなっている。
 結婚は男女間のものとし、同性婚や同性愛に反対するキリスト教徒が公職を解かれたり、裁判にかけられて罰金を課せられる事例も起きている。また同性婚のウエディングケーキ作りを断った元ケーキ店経営者が、州から13万5,000ドル(約1,670万円)の罰金の支払いを命じられるということもあった。かねてよりアメリカの賠償金額が高いとは聞いていたが、これほど高額とは驚いた。そして何より国の根柢にかかわる重大な決定を、国の政治ではなく司法が決定したことも驚きである。国情の違いであろうが、私がアメリカでこのような内容のブログを書いたら、市議会議員を辞めさせられ、罰金の支払いを命じられ、また刑務所に入れられることになるのだろうか。

✦中国では
 中国の同性愛者は約4,000万人と推計されている。中国では1997年まで同性愛は罪になり摘発の対象になっていたが、今はこの法律はなくなった。ただ儒教思想の影響で後継ぎがないことが最大の親不孝とする風潮が根強く残っており、特に「一人っ子政策」の下、親の期待を一身に背負って育った同性愛者の悩みは深刻であるという。
 政府系のシンクタンクである中国社会科学院の李銀河教授は、山西大学卒業後、アメリカのピッツバーグ大学に留学したが、在学中に小説家の李小波氏と結婚し、ブログにも「同性婚を認可すれば中国の国際的なイメージを大きく向上させられる」と述べている。また「同性愛は社会和諧の1つとして尊重すべきだ」と主張し、1991年から14回連続して社会科学学院から日本の国会にあたる全国人民代表大会に法案を出し続けている。中国共産党は家庭崩壊が党の崩壊につながると立法化には慎重な態度を示している。
 上海では同性愛者の権利をアピールするイベント「プライド」が開催され、同性婚の権利拡大を後押しする動きが高まってきているということである。

✦韓国では
 韓国では映画監督で同性愛の権利活動家の金趙光秀(キムジョ・グァンス)氏が、2013年9月にソウルで同性パートナーと結婚式を挙げ、役所に婚姻届を提出したところ、役所側に受理を拒否されたため、当局を相手取り訴訟を起こした。
 十数年前に仕事で韓国の釜山に約2ヶ月、金海に約3週間住んでいたことがあるが、短い期間であったが、このとき韓国の文化に触れることができた。
 韓国は儒教の国といわれ、儒教思想が国の背骨のように韓国国民に根付いている。日常生活においても親・師・上司・年上など目上の人を敬う国民性を感じた。また韓国では意外にもクリスチャンが多く、一緒に仕事をしていた人の多くがクリスチャンであった。
 このような国民性から同性愛、同性婚を容認する素地は少なく、韓国の同性愛者やトランスジェンダー(性別越境者)の多くは、その事実を公言しないまま暮らしているということである。
2015年6月26日に米連邦最高裁判所が同性婚を合法という判断を示したことから、同28日には韓国で性的少数者のパレードが行われ、アメリカの判決を祝う声が上がっていたということである。

✦日本では
 日本では安倍晋三総理が平成27年(2015)2月18日の参議院本会議で「現行憲法の下では、同性カップルの婚姻の成立を認めることは想定されていない」と述べた。その上で「認めるために憲法改正を検討すべきか否かは、わが国の家庭のあり方の根幹に関わる問題であり、極めて慎重な検討を要するものと考えている」と述べている。
 また同年4月1日に行われた参議院予算委員会でも同性婚について、「憲法で結婚は『両性の合意』ということになっている。慎重に議論していく課題だ」と述べている。
自治体レベルでは渋谷区、世田谷区以外でも同性パートナーシップの取り組みを始めているところもあるという。

✦中東やアフリカでは同性愛が刑罰の対象になる国もある
 中東やアフリカでは同性愛が死刑や終身刑など重い刑罰になる国もあり、同性愛・同性婚に対する考え方は、各国に大きな開きがある。

◆宗教と同性婚
 同性愛について仏教は比較的寛大であるといわれ、キリスト教やイスラム教は同性愛に対して厳しいといわれているが、同じ宗教でも教派によって異なり、扱う人たちの考え方や、解釈の違いによって、断罪から積極的容認まで幅広い。
 
◆同性婚と人口問題
 世界の人口は現在73億人。1日に20万人、1年に7000万人も増え続けており、世界の人口が100億人を越えるのも時間の問題である。人口が100億人を越えると地球上は食料問題、環境問題、エネルギー問題など大変なことになるといわれている。
 一方わが国は急激な人口減少社会に入っている。平成27年の国勢調査結果によると我が国の人口は約1億2500万人。2060年には人口が9000万人を割り込み、今世紀末には5000万人を切るともいわれている。
 今日の日本の人口減少の要因は、晩婚化、未婚化、夫婦間の少子化など構造的な問題で、同性愛、同性婚が大きな影響を与えているとは思えない。しかし今後同性愛、同性婚が増え続けていけば、人口減少に影響を与えることになるだろう。

◆同性カップルの子づくり
 同性婚や、同性パートナーの家庭には子どもは生れない。子どもを育てずに一生を終える選択もあるだろう。しかし、もし子ども持とうとするとき育てる子どもは(同性の)両親の片方だけ血のつながりがあるか、もしくは両親とも血のつながりがないことになる。両親とも血のつながりがない場合はともかくとして、片方の親の血を引く子どもを育てたいとする時、どのように子どもをつくるのであろうか。同性の愛する人がいるのに他の異性と性交渉を持つとは考えられない。人工受精など医学的な方法を用いることになるのだろう。両親がレズビアンの場合はどちらかのお腹の中で子どもを育てることができるが、ゲイの場合はほかの女性のお腹を10ヶ月借りる代理母が必要になる。いずれにしても本来の性交渉により子どもをつくることはできない。

◆同性カップルの子育て
 もう1つは子ども自身の問題である。同性の両親に育てられた子どもが学校などで、いじめにあう可能性が高いと思われる。もちろん両親が同性であれ、片親や両親がいない場合であれ、障がいを持つ子どもであれ、いじめは論外である。周りがそのようなことがないように万全を期さなくてはならない。
 それより子ども自身の気持ちの問題である。同性の両親に育てられた子どもがどのように育っていくか心配である。もちろん同性カップルに育てられた子どもが健全に育っていく場合もあれば、一般家庭で育てられた子どもが問題を起こすこともあるが、問題はその確率である。

 アメリカ・カトリック大学のポール・サリンズ教授の研究では、同性カップルに育てられる子どもは、男女の親に育てられる子どもに比べて情緒障害、注意欠陥、多動性障害、学習障害、知的障害など情緒・発達面で問題を抱える割合が2倍前後高いことが明らかになったとしている。この要因として親との血のつながりがあげられ、同性愛家庭で育てられる子どもは全て、父親か母親、またその両方から引き離されることになり、そのことが子供に悪影響を与えるとしている。一方米心理学会(APA)などの有力学術組織は、同性家庭と一般家庭の子どもに差異はないと結論付けしている。

◆もう一つの性的少数者・近親婚の容認はどうなるのか
 血縁が近い親族での性交渉を「近親相姦(きんしんそうかん)」といい、近親者同士の結婚を「近親婚」という。ここでいう近親とは三親等内の傍系血族の父娘、母子、兄弟姉妹、おじと姪、おばと甥などをいい、日本では近親相姦を禁止する法律はない。近親者間の婚姻である親子婚、兄弟姉妹婚、叔姪婚では婚姻届は受理されないが、近親の事実婚が罰せられることもない。ただ近親婚では奇形児が生れる可能性が高いとされている。
 この近親婚は日本の法律では婚姻届は受理されないが、同性婚を推進しようとする人たちは、同性婚と同じように近親婚も国や自治体で容認する方向に働きかけていくのか。それとも同じ性的少数者でも同性婚はよいが、近親婚はだめなのか。また男性17歳以下、女性15歳以下の児童婚は婚姻届が受理されないが、児童婚も「結婚」として認めるように活動をしていくことになるのだろうか。

◆自然界の生殖
 自然界をみれば、植物の世界では雄花と雌花の受粉により子孫を繋いでいる。また動物の世界でも雄と雌による交尾で子孫を繋いでいる。同性愛者は子どもをつくることができない。もし第3者の力を借りて子供をつくろうとするときでも、性交渉で子どもをつくることは無理だろう。人工授精など医学の力で子どもをつくろうとすれば、人間の生殖機能は確実に減退していくだろう。人工受精や体外受精、顕微授精は正常な性交渉で子どもができない男女夫婦の、ワラをもつかむ思いでの子づくりのために研究開発された医療技術である。これらの医療技術が同性婚者の子づくりに使われることになるのだろうか。

 私は動物のテレビ番組が好きで、NHKの「ダーウィンが来た」やアニマルプラネットをよく見るが、弱肉強食の世界で、動物も、鳥類も、魚類も、爬虫類も、昆虫も子ども(卵)生み育てることに涙ぐましい努力をしている。また人間の自然破壊により多くの動物たちが生活の場を失い、個体数を減らして行く中で、いかに子ども(卵)を生み外敵から守りながら育てるか、必死である。
 同じ地球上の動物のなかで、始めから子どもができないと分かっているカップルに結婚を認めようとすることは、地球上に君臨し、地球を支配する人間の余裕なのであろうか。それとも驕りなのであろうか。

◆家庭のかたちへの取り組み
 赤ちゃんが欲しいが、なかなか授からない夫婦が、保険が適用されない高額医療の特定不妊治療(体外受精や顕微鏡治療)を受けるとき、国、都道府県、市町が一体となって助成金を支給する制度がある。国も都道府県も市町も1組でも多くの夫婦に子どもができればいいと願っての制度である。
 また最近三世代同居家族を支援する取り組みを行う自治体が増えてきている。三世代同居家族では子供の出生率が高く、両親の離婚率が低く、子どもの学力が高く、子どもの非行率が低いとも言われている。かつては家族のかたちとして当たり前であった三世代同居家族が極端に少なくなってきており、各自治体の支援事業となっている。私たちの会派で静岡県掛川市の三世代同居支援事業の取組みを視察したが、同市以外でも多くの自治体の取組みが始まっている。また国の方でも三世代同居家族に対する新たな支援の取組みが始まった。
 このような国や都道府県、市町の特定不妊治療に対する補助金制度や、三世代同居世帯への支援事業と同性婚容認は全く相反する取り組みにみえる。

◆同性婚容認には反対
 多くの同性愛者がいることも理解しています。
 同性婚容認という世界の大きな流れのあることも理解しています。 
 しかし、私は生物としての人類の未来にとって自然の真理に反する同性婚がよいとは思えない。
 国や自治体による同性婚容認の法制化・条例化には反対です。

                                 松阪市議会議員  川口 保

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

参考文献・インターネットサイト

◆月間「地方自治みえ」282号『同性パートナーシップと自治体』四日市大学 総合政策学部 教授 小林慶太郎 著

◆毎日フォーラム日本の選択『自治体が「結婚相当」の証明書』

◆中日新聞 2016.3.21 『性同一性障害に認定医』

◆世界日報 2015.5.25 『渋谷区「同性婚」条例が成立 憲法24条に抵触か』

◆月刊ビューポイント 2015.3 『渋谷区同性カップル条例の波紋』
     〃     2015.12 『情緒・発達障害が2倍 同性愛家庭の子供』

◆渋谷区が日本で初めて同性婚を容認。Facebookのレインボーアイコンが ...

◆渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例

◆世田谷区パートナーシップの宣誓の取組みについて

◆同性パートナーシップ、世田谷区でも証明書。渋谷区との違いは?

◆世界の同性婚-EMA日本

◆同性結婚 - Wikipedia

◆【2015年8月現時点】再確認!同性婚&パートナーシップ法のある国 ...

◆同性婚を認める国、同性愛行為が死刑になる国

◆ゆめみし通信: 同性愛が死刑や終身刑など罪となる国や地域

◆性同一性障害

◆性同一性障害とはどんな病気か|症状や原因・治療

◆性同一性障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス

◆同性婚 Q&A | EMA日本

◆日本における同性結婚 - Wikipedia

◆第三回「同性愛は宗教界でどのように受け止められている?」

◆宗教と同性愛

◆人工授精(AIH)、体外受精(IVF)、顕微授精(ICSI)の違いは?

◆レインボープライド愛媛 性的マイノリティに関する政策調査プロジェクト(愛媛)

◆近親相姦とは (キンシンソウカンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

◆近親婚-Wikipedia

◆なぜ近親相姦をすると奇形児が産まれてくる確率

◆「近親相姦」はなぜタブーか | NHKテキストビュー

◆日本の人口の推移 - 厚生労働省 

◆(2)将来推計人口でみる50年後の日本|平成24年版高齢社会白書 ...

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飯高中学校が開校

2016-04-06 13:01:59 | 日記
 桜の花が満開で春爛漫の4月6日、松阪市飯高町宮前に松阪市立飯高中学校が開校しました。これまで飯高地区では飯高西中学校と、飯高東中学校がありましたが、生徒数が減少したことから、この2つの中学校が合併し、東中学校校舎を使って新しく松阪市立飯高中学校が誕生したものです。

 合併に向けての取組みは平成14年から始まり、地域住民を対象とした教育懇談会、PTAを対象とする意見交換会、勉強会、説明会、また宮前、波瀬、森、川俣の各地区で意見交換会などが開催されました。平成26年12月から松阪市飯高管内中学校統合準備会が結成され、5回の会議が開催され、この日の開校となりました。

 開校式では、松阪市教育委員会の伊藤和代委員が「教育委員会告示」を行い、開校が宣言されました。校旗樹立では東博武教育長から西村久夫校長に校旗が手渡されました。
 西村校長はあいさつの中で、「飯高西中学校と東中学校が合併し、飯高地域全体を校区とする松阪市内で一番広い校区を持つ中学校が誕生しました。新しい学校は友和、信頼、創造を3つのキーワードとして、育ててほしい。新しい学校として不安もあるが、前をしっかり向いて歩んでほしい。飯高中学校としての誇りを持ち、礎を築いていきましょう。学校の新しいページを描いていきましょう」と述べました。

 また来賓あいさつで竹上真人市長は、「新しい校章、新しい校歌の新しい学校が始まります。1日に1%の努力をすれば37倍になります。小さな努力を続けて行けば、何倍もの進歩があります。少しずつでも継続してやってほしい。皆さんの力ですばらしい学校になるようにして下さい」と述べました。
 生徒代表のあいさつでは、辻坂羽香さん、福本雄介さんが「楽しいこともあるけど、不安もあります。みんなで壁を乗り越えていきます」と述べました。

 このあと新しい校歌が披露されました。

飯高中学校校歌
 作詞  飯高中学校生徒
 作曲  牧戸 太郎

一、局ヶ岳の  いただきに
  三峰山から  風が吹き
  豊かな緑に  いだかれて
  ふるさとのぞむ  飯高中
  今こそここで 学ぶとき

二、喜び悲しみ  わかちあい
  かけがえのない  友になる
  夢や希望を  育みて
  笑顔あふれる  飯高中
  声高らかに  歌うとき

三、櫛田の川は  清らかに
  幾多の歴史  流れゆく
  三年の日々に  誇りもち
  われらが母校  飯高中
  理想を胸に  翔くとき
  ああ輝く未来へ はれやかに歩もう
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第7回 松阪市議会 議会報告会 開催案内

2016-04-05 17:27:54 | 日記
 松阪市議会では議会改革の一環として3年前から市議会の審議の内容を市民の皆さまに報告する議会報告会を開催しています。今回は第7回目の開催で、平成28年2月議会の平成28年度当初予算審議の中心として報告します。
 議会報告会は市議会議員28名を4つの班に分け、3日間に12会場で実施されます。議会報告の後で質問をお受けする時間や、市民の皆さまとも意見交換する時間もあります。この報告会には誰でも参加できます。申込みは不要です。

◆開催時間 午後7時~9時
   (受付 午後6時30分~)

◆開催日、開催場所
   4月18日 (月曜日)
説明班   会 場             所 在 地       電話番号
 1班 第二公民館         垣鼻町 633 番地   23-6107
 2班 宇気郷地区市民センター 柚原町 38 番地    35 -0014
 3班 米ノ庄公民館        久米町 926 番地   56 -4780
 4班 漕代地区市民センター   早馬瀬町 279 番地 2 28 -2500

4月20日(水曜日)
 1班 仁柿小学校(休校中)   飯南町上仁柿 194番地 -
 2班 中原文化センター      嬉野田村町 425 番地 42 -4836
 3班 大河内地区市民センター 大河内町 796 番地  36 -0001
 4班 港地区市民センター    大平尾町 629 番地 1 51 -5642

4月22日(金曜日)
 1班 西黒部地区市民センター 西黒部町 713 番地 32 52 -0020
 2班 第一公民館         殿町 1310 番地 2   23 -4265
 3班 飯高保健センター      飯高町森 1410番地   45 -0029
 4班 嬉野宇気郷公民館      嬉野小原町 587 番地 35 -0022

◆班編成(○は班長)
 1班○西村 友志、楠谷 さゆり、松岡 恒雄、植松 泰之、中村 良子、今井 一久、田中 力

 2班○大平 勇、深田 龍、堀端 脩、野呂 一男、山本 節、松田 千代、前川 幸敏

 3班○海住 恒幸、西口 真理、沖 和哉、大久保 陽一、永作 邦夫、中島 清晴、久松 倫生

 4班○松田 俊助、米倉 芳周、坂口 秀夫、山本 芳敬、川口 保、濱口 高志、水谷 晴夫

◆主催・問い合わせ
  松阪市議会(議会事務局)
   TEL 0598-53-4433
   FAX 0598-23-3962

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松阪市と浜田市が観光文化交流協定に調印

2016-04-02 22:56:36 | 日記
(石見神楽 迫力の『大蛇』)


 松阪が生んだ偉大な国学者・本居宣長を讃える宣長まつりが、平成28年4月2日(土)~3日(日)にかけて、クラギ文化ホールと松坂城跡(松阪公園)をメイン会場として開催されています。

 4月2日にはクラギ文化ホールで「駅鈴がつなぐ松阪市・浜田市友好事業」として、松阪市と島根県浜田市の交流の催しが行われました。宣長まつり実行委員会小野寺均委員長の開会宣言の後、クイーン松阪の表彰が行われました。クイーン松阪2016に選ばれたのは大学生の北岡奈々さん、専門学校生の徳田梨乃さん、短大生の柳瀬桃子さんの三人で、竹上市長からタスキやトロフィーを受けました。

 
     (クイーン松阪2016 のみなさん)            (「観光文化交流協定」に調印)

 松阪市と浜田市の関係は約400年前までさかのぼるもので、元和5年(1619)第4代松坂城主であった古田重治公が大阪夏の陣の軍功により岩見国に移封となり、初代浜田藩主になったという繋がりがあります。
 また後の12代浜田藩主松平康定公が伊勢神宮参拝の途中、松坂に立ち寄り慕っていた本居宣長から講義を受けています。この時康定公は宣長が自宅の書斎に「鈴屋」と名付けるほどの鈴好きであることを知り、隠岐に伝わる駅鈴のレプリカを作成し、和歌に添えて贈っています。このように二重の繋がりがあることから両市は数年前から民間レベルで交流が始まりました。


(両市の観光交流団体のみなさん)


 この日クラギ文化ホールの舞台の上で、松阪市竹上真人市長と浜田市久保田章市市長の間で「観光文化交流協定」に調印が行われ、両市の市長が協定書を交換しました。久保田浜田市長は挨拶の中で、「この協定で両市が発展していくことを期待します。浜田市は魚がおいしく、温泉もあります、ぜひ来てください」と述べました。

 
 (松阪もめんと石州半紙の糸の織物を贈呈)  (恵比須さんが両市市長と共に協定幕を釣り上げる)

 また浜田市観光協会から、両市の友好の証として、松阪もめんの糸を横糸に、浜田市の石州半紙(せきしゅうばんし)の糸をたて糸にして編んだ布が贈られました。
 また会場では石見国の伝統芸能「石見神楽」が上演されました。石見神楽は島根県から広島県にかけての広い範囲で演じられる神楽で、もともとは収穫期に自然や神に感謝を表す神事として始まったものです。国の重要無形文化財に指定されており、神楽を演じる団体は100以上あります。この日は「上府(かみこう)社中」の人たちが『廛輪(じんりん)』、『恵比須』、『大蛇』の3つの演目を演じました。衣装をつけて舞を演じる演者も、会場に響き渡る笛や太鼓の演奏者もすごい迫力を感じました。

 3日は松坂城跡をメイン会場として、宣長茶会、こども茶会、のりなが紙芝居、のりながお城ウォーク(国学の道)、大抽選会などがあります。
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第12回なめり湖桜まつり開催される

2016-04-02 20:21:19 | 日記
 春爛漫の4月2日、松阪市宮野町のなめり湖畔で「なめり湖・桜まつり」が開催されました。この祭りは中郷活性化協議会(大森嘉美会長)が主催して毎年4月第1土曜日に開催されています。私も大平議長とともに来賓として参加しました。
 この日会場の桜は5分咲きといったところで、曇り空ながら穏やかな日和で、大勢の市民が来場して、祭りを楽しみました。

 
   (挨拶する大森中郷活性化協議会会長)        (嬉野中学校ブラスバンド部の演奏)

 開会行事では大森協議会会長挨拶、来賓として大平議長、中瀬古県議らが挨拶しました。このあと地元嬉野中学校のブラスバンド部の演奏、獅子舞、よさこい踊りなどがありました。演芸会では地元ののど自慢がカラオケを披露しました。
 またなめり湖の周辺ではウオーキングや、堤防での子どもたちの草すべりなどもあり、会場内では野点や物産販売がありました。
 この祭りは私のブログ「松阪市内の祭り100選」に掲載してあります
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4月1日 新しい年度のスタートです

2016-04-01 06:19:55 | 日記
(春谷寺のエドヒガン桜 3月29日の早朝に撮影)


 今日4月1日は新しい年度のスタートです。新しい職場に、新しい学校に、そして職場を退職された人は心新たに、第二の人生のスタート切られたことと思います。

 私のブログも8周年を迎えます。今年も新しい年度の始まりは、松阪市飯南町向粥見、春谷寺境内の樹齢約400年余のエドヒガン桜でスタートします。
 3月29日の午前7時半ごろ撮影しました。空は晴れていたのですが、谷間でまだ太陽の光がさしていませんでした。花はほぼ満開の状態でした。
 この春谷寺近くの広場で、3月27日には第2回波留桜まつりが行われました。
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