川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

西野子踊り全体練習始まる

2015-07-31 21:54:37 | 日記
 西野子踊りが8月8日(土)に西野公民館前広場で開催されますが練習が始まっています。7月に入ってから「かんこ塾」で大人中心の練習をしてきましたが、7月29日からは、子ども達やお母さん達を含めた全体練習が始まっています。午後7時半より9時頃まで太鼓はもちろん、歌、采、笛などを含めた総合練習です。本日まで1日おきに行われます。
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日韓トンネル視察

2015-07-29 10:26:41 | 日記
                               
                      (佐賀県唐津市の抗口)

 日本と韓国を海底トンネルで結ぼうとする「日韓トンネル」の視察旅行が7月25日~27日にあり、私も参加させていただきました。このトンネルは日本の佐賀県唐津から壱岐、対馬を通り韓国へつなぎ、北朝鮮、中国を通り、ロシアのシベリア鉄道に接続してヨーロッパまでつなごうという壮大な計画です。

 
           (唐津の調査抗)                    (調査抗の先端部)

 この視察は、昨年9月に結成された日韓トンネル推進三重県民会議(山口久彦 議長)が主催して行われたもので、7名が参加しました。
 今回の視察では初日の25日に佐賀県唐津の調査斜坑を見学しました。まず事務所でこの工事の事業主体である「一般財団法人 国際ハイウェイ財団」の大久保義孝唐津所長から説明を受けました。この事業は10兆円規模の工事で、海底部分が150㎞のトンネルは、もちろん世界最大規模となります。ゴーサインがでれば10年で掘削できるということです。
 このあと現在掘り進められている調査斜坑を見学しました。調査抗は4m進んで1m下がる角度で現在540mまで掘り進んでありました。

 
        (日韓トンネルの計画ルート)               (壱岐市馬ノ背の予定地)

 この日、船で壱岐に渡り、次の26日に壱岐の掘削予定地を見学しました。長崎県壱岐市の予定地は馬ノ瀬という所にあり、20年前に国際ハイウェイ財団が6,000坪の用地を取得しました。ここではまだ調査抗の掘削は行われておらず、まもなく測量に入るということです。

 2日目のこの日に対馬に渡って3日目の27日に対馬の抗口を見学する予定でしたが、対馬から帰る予定時刻ごろ台風12号の通過と重なることが心配され、対馬行きを断念しました。

 日本と韓国をトンネルで結ぶにはいくつかの問題があり、1つは技術的に可能かどうか、また莫大な工事費をどうするかという問題があります。しかし何よりの高いハードルは日韓両国の政治の問題や、両国の国民感情の問題です。両国が、両国民が友好を深めて行くことが、トンネル貫通に何より必要なことです。
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西野子踊り(かんこ踊り)8月8日に開催します

2015-07-24 06:19:21 | 日記
  西野子踊り(かんこ踊り)のご案内

 松阪市の無形文化財に指定されている西野子踊り(かんこ踊り)が、今年も例年通り下記のように開催致ます。皆さまご来場いただき古くから伝わる郷土芸能をご覧下さい。なお今年より保存会で浴衣を揃え、子ども会のお母さん方が浴衣姿で踊っていただきことになりました。
 7月に入って「かんこ塾(錦洋明塾長)」で大人達が太鼓・歌・笛などの練習をしております。また7月29日から子ども達やお母さん方を含めた総合練習が始まります。


   月 日  平成27年8月8日(土)
        (雨天の場合は公民館内で行います)

   場 所  西野公民館広場
         
   時間割  子 踊 り  16:00~18:00(途中2回休憩)
          休   憩  18:00~19:00
          盆 踊 り  19:00~20:00


西野子踊り とは

 西野子踊りは、「鼓踊り」または「かんこ踊り」とも呼ばれ、和歌山県日高町にある安珍清姫悲恋物語で知られる道成寺の流れをくむ郷土芸能です。現在松阪市内8ヶ所で行われているかんこ踊りの多くは、初盆供養踊りですが、西野の踊りは神事踊りに属するもので、雨乞いや豊年祈願の踊りです。
 西野子踊りは戦後約27年の中断を経て昭和54年に復活したものです。歌を歌える人、踊りを踊れる人が少なくなっており、かんこ塾を開設して、養成しています。貴重な郷土芸能を後世に伝え、なにより地区の人たちで祭りを楽しみたいと思います。


       西野自治会長           井藤 久志
       西野かんこ塾長          錦  洋明
       西野子踊り保存会会長     川口  保
       西野納涼大会実行委員長   宇田 俊男



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公式の話し合いと非公式の話し合い

2015-07-21 08:30:25 | 日記
 山中市長が市議会議員との調整の話し合いの内容を公式の場で公表した問題で、市民からは「密室政治」だと批判を受けているが、密室政治という批判は当たらない。それよりそのような話し合いの内容を外に漏らした山中市長のモラルが問われる。

 市議会の会派の中での話し合い、会派間での話し合いには外には出せない話しもある。また市議会議員と行政職員との話し合いの中にも「腹を割った話し」をすれば、外に出せない話しもある。もし議員が議会でその内容をとりあげたら大変な事になり、その逆も然りである。そこはお互いの信頼でなりたっている。

 これは市議会だけでなく、県議会でも同じことであろうと思うし、国会でも同じことである。国会には国会対策委員会があり、この国対で各党の代表が話し合う内容は外に出ない。以前に国対の委員をされていた議員が、「この委員会での話しの合いの内容は一切外に出すことができない、どんなに親しい同僚議員にも話しはできない、話しの中身については、私は墓場まで持っていく」言われた。それほど微妙な話し合いである。

 民主党政権の時、参院決算委員会で自民党のタレント議員の丸山和也議員が中国漁船衝突事件に関して、民主党の仙石由人官房長官との電話での私的な会話の内容を取り上げ、政府の姿勢を追求した。仙石長官は丸山議員とは弁護士仲間で旧知の間であったため、電話で腹を割った話しをしたが、 同長官は後に「(私的な会話の内容を)国会質問という公的な場で引用されるなら、いくら友人でも電話に出てはならないと肝に銘じた」と語ったという。この話しは私のブログ「恥ずかしい丸山和也議員の私的な会話の暴露」で取り上げた。

 出してはいけない話しの内容は、それを出すことによってたとえ自分がどんなに有利になろうとも、決して出してはいけない。それは政治家というより人間としての最低限のモラルである。
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松阪祇園まつり開催される

2015-07-18 21:53:18 | 日記
 初午祭、氏郷祭りと並ぶ松阪三大祭りの1つ「松阪祇園まつり」が7月11日、12日の両日、松阪市の市街地で開催されています。今日11日の宵宮には、八雲神社、松阪神社、御厨(みくりや)神社から1000人の若衆に担がれたみこしが「ちょうさや ちょうさや」の掛け声とともに街を練り歩きました。


                   (子供みこしも威勢よく街を練り歩きました)

 三社みこしが日野町交差点に集結した午後5時ごろ夕立があり、昨年も同じ頃夕立に見舞われています。断続的に降る夕立のなか、三社みこしは威勢のいい掛け声とともに再び街に繰り出されました。
 この両日各自治会から約50基の子供みこしも300人の子ども達に担がれ、地区を練り歩きます。
明日の本日には、松阪しょんがいソーランや松阪鈴おどり、松阪しょんがい音頭と踊りなど、いろいろな催しが行われます。
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リコールと山中市長の辞任問題は別の話では

2015-07-16 08:42:46 | 日記
 現在行われている松阪市議会議員に対するリコールが、有効署名数に達するか注目を集めているが、山中市長は自らの進退について、15日の会見で『リコールの署名が法定数を超えれば「署名を重く受け止め、慎重に判断する」とあらためて辞意撤回に含み持たせた。(中日新聞より)』とある。
 
 よくわからない。リコールはあくまで市議会議員に対するもので、市長の信任を問うものではない。まして署名が集めればリコールが成立するわけでもない。
 昨年の12月議会終了時に、図書館改革が否決された責任を取って山中市長が辞任を表明した。市長の辞任については、市民から辞めろと言われたものでも、議会から辞めろと言われたものでもない。市長自身から発せられた言葉で、進退を市民の判断にゆだねるものでもない。山中市長が自分の発言にどれだけ責任を持つかである。
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甚目町の虫送り行われる

2015-07-13 10:44:17 | 日記
         

 たいまつ焚いてあぜ道を歩き、稲作の害虫を駆除し豊作を願う「甚目町の虫送り」が平成27年7月12日、松阪市甚目(はだめ)町の手力男(たちからお)神社を中心に行われました。

 この虫送りは、田植えの後、たいまつを焚いて稲の虫を退治し、人々に付く悪霊を追い払おうとするもので、甚目手力男神社虫送り保存会(山際敏雄会長・氏子総代)が中心となって毎年7月の第2日曜日に行われており、松阪市の無形文化財に指定されています。
 この行事は約300年前の江戸時代中期から行われているもので、戦時中から20年間中断していましたが昭和40年(1965)虫送り保存会が結成され復活し、今日まで続けられています。

 
(番家に集合し酒を酌み交わし太鼓を打ちます)      (自治会広場で太鼓を打ち鳴らし)

 地区内の東組、中組、南組が順番で番家を受け持っており、今年の当番家である東組の豊岡誠さんの家には、ハッピにはちまき姿の子どもたち、若衆、ベテランが集まって来て、大人達は酒を酌み交わし、太鼓を打ち鳴らします。

 午後7時に番家を出発した行列は、「ソーリャ ソーリャ キャルワイ」という掛け声に合わせて太鼓や鐘を打ちながら、ほら貝の鳴り響く中地区内を進み、自治会広場に到着します。広場でも太鼓を打ち鳴らし、2つのたいまつに火を付けて左右に振りながら田んぼ沿いの道を進みます。地区内でも途中2ヶ所ほどで立ち止まって太鼓を鳴らし、手力男神社まで進みます。

 
  (手力男神社の鳥居の前で太鼓の乱れ打ち)        (拝殿前で最後の太鼓の乱れ打ち)

 手力男神社では虫送り音頭に合わせて、一の鳥居の前で太鼓を打ち鳴らし、次いで境内の鳥居の前で太鼓を打ち、最後に拝殿前で勇壮に太鼓が打たれ神事は最高潮に達します。
 虫送り音頭には“百年この方 世の中で 早生も晩生も穂に穂がさいて 畦に穂枕さては見事な世の中よ”と続く「世の中踊り」と、“征夷将軍頼朝公は 日本名高き御大将で 富士の巻狩りなされそろう”と続く「巻狩踊り」があり、大人たちが歌います。

 掛け声の「ソーリャ ソーリャ キャルワイ」は平成21年7月14日の夕刊三重には「そーりゃ、そーりゃ光るわい」と記載されており、「光るわい」が訛って「キャルワイ」なったのかも知れません。この行事は雨でも行うということです。
 素朴で昔から続いている伝統行事をいつまでも続けてほしいと思います。

 甚目の虫送り神事は私のホームページ「松阪市なんでも10選」の「松阪市のまつりごよみ」に登録してあります。また私のブログ「松阪市の祭り100選」に記載しました。
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日韓交流懇親会和やかに開催される

2015-07-12 09:53:50 | 日記
 現在、日本と韓国の関係は決して良好な状態とは言えません。両国が良好な関係をつくっていくには、もう少し時間もかかると思われます。しかし今年は日韓国交正常化50周年という節目の年を迎え、いろいろな行事も予定されております。
 
 松阪市議会の日韓友好議員連盟と日韓の関係者らが7月10日、松阪市京町の味園焼肉店本店で日韓交流懇親会を開催しました。
 この日は、在日本大韓民国民団三重県本部(殷慶基 団長)から殷団長など4名が、駐名古屋大韓民国総領事館(朴煥善 総領事)から権相煕領事など3名が、三重県日韓親善協会(山口久高 会長)から山口会長など4名が、松阪市議会日韓友好議員連盟(川口保 会長)から水谷晴夫議長など12名が、また松阪市議会事務局から佐藤誠局長など2名の、合わせて25名が参加しました。

 それぞれの団体の代表が挨拶をしていただき、水谷議長の音頭で乾杯をして懇親会に入りました。どんどんと運ばれてくるおいしい焼き肉を味わいながら、日韓が入り交じりいろいろな話しを交わしました。

 松阪市議会の日韓友好議員連盟は2年前の市議選の前にいったん解散し、選挙のあと再結成をどうしょうかということになりました。日本と韓国の状況が悪いからです。しかしこのような状況だからこそ民間レベルの交流が必要ではないかとして、再結成され、今回が初めての行事でした。三重県内で日韓友好議員連盟があるのは桑名市と松阪市だけということです。
 これかも日韓友好議員連盟が、またこのような催しが、日韓親善のために少しでも役割が果たせればいいのではないかと思います。
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松阪市議会 ヘイトスピーチ対策請願 全会一致で採択

2015-07-10 17:52:37 | 日記
 本日最終日を迎えた松阪市議会の6月議会で、「人種差別を煽動するヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める請願書」の採決が行われ、全会一致で採択されました。この請願は在日本大韓民国民団三重県本部と三重県日韓親善協会が請願者、私が紹介議員となって提出していたものです。また同日行われた意見書の提出の発議も全会一致で採択されました。

 ヘイトスピーチは人種、宗教、女性、障がい者など特定の人々に対し増悪表現をもって、排他的・差別的な発言をすることです。またヘイトスピーチは発言だけではなく、インターネットの掲示板に同様の書き込みをしたり、宗教的象徴を中傷する漫画や動画の公開、十字架を焼却する行為、国旗の焼却などの行為も含まれます。

 以下は請願書の内容です。

人種差別を煽動するヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める請願書

 初夏の候、貴議会におかれましては、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
 平素は、地域住民の生活向上と人権擁護のために誠心誠意ご尽力されている貴職に対し、心より敬意を表する次第です。
 さて、ご存じのようにここ数年来、人権を無視したヘイトスピーチ(差別扇動)デモが日本各地で頻繁に起こっています。彼らは、人種、宗教、性的指向、性別、思想、職業、障害などの要素に起因する憎悪(ヘイト)を公然と大音量で「たたき出せ」「大虐殺するぞ」「殺せ」等聞くに堪えない暴言を発し、耐えがたい恐怖を与えて威嚇しています。ヘイトスピーチを行なう団体は、ある一部の特殊な団体をはじめとするネット右翼や新興の右派団体です。繁華街を拡声器を使って怒声を飛ばしながらレイシズム的表現で憎悪を煽る彼らの一連の言動は、日本の社会問題として深刻化しています。日本の各界におきましても、あまりにも常軌を逸した彼らによる人種差別を憂慮し規制を求める声が上がっており、2020年の東京オリンピックを控え、国際社会においても問題視されているのが現状です。
 私たちはこれらのことを重く捉え、在日韓国人をはじめとする外国人住民の生命と安全を脅かすヘイトスピーチ・ヘイトクライムが一日も早く根絶されるよう、貴議会に対し速やかな解決に向けたご協助を願い、以下の様に請願する次第です。

≪請願趣旨≫
 ①ヘイトスピーチは、人種差別を煽る「犯罪」行為です。
 ②ヘイトスピーチは、特に韓国人住民にとっては大きな脅威であり、教育上、子どもや青少年に悪影響を与えています。
 ③京都地裁•大阪高裁が在特会による街宜は「人種差別」と認定し、賠償命令を下しています。
 ④彼らの言動は日本社会の問題であり、ヘイトスピーチの放置が東京オリンピックを始めと
  した国際交流事業に与える影響が憂慮されます。
 ⑤国連・自由権規約委員会および人種差別撤廃委員会が日本に勧告をしています。
 ⑥ヘイトスピーチは国際社会では処罰対象となっています。

≪請願事項≫
1.内閣総理大臣と国会を始めとした関係行政庁に対し、人種差別•民族差別を煽るヘイトスピーチなどを法律で禁止することを求める意見書を提出して下さい。

2.日本国が批准している人種差別撤廃条約2条1項柱書及び同条項(b)(d)、並びに4条(c)に
もとづき、人種差別を助長し扇動する団体に対しては、貴自治体内でのデモ、集会、並びに公共施設の使用許可を出さないようにして下さい。

3.日本国が批准を留保している人種差別撤廃条約4条(a)(b)に関し、その留保を撤回するよう、内閣総理大臣と国会を始めとした関係行政庁に働きかけて下さい。                                   

                                       -以上-

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夕刊三重の「まちの声」に寄せて

2015-07-07 21:58:49 | 日記
 7月3日付け夕刊三重の「まちの声」の「市議会は住民協の法的根拠を定める条例も否決」について少し説明したいと思います。

 松阪市議会に大変真摯なご意見をいただいたことにお礼申し上げます。投稿者の市内男性がおっしゃるように、まちづくり基本条例は平成24年2月議会と、平成25年9月議会と2回上程され、いずれも否決されています。

 ここで言う「松阪市市民まちづくり基本条例」は、内容の一部に「まちづくり協議会」に関する記述が入っていますが、各自治体で制定されている自治基本条例のようなもので、住民協議会(まちづくり協議会)に関する条例ではありません。
 この条例の項目の中に住民投票条例が入っており、外国人も投票できることなど反対がありました。外国人の住民投票への参加の是非は別の機会に議論するとして、まちづくり基本条例の中に住民投票条例が入っていなかったら別な結果になっていたかも知れません。

 住民協議会(まちづくり協議会)の役割の大切さは議員もよく分かっています。ほとんどの議員が地元の住民協議会に何らかの形で関わっており、住民協議会設立の先導役をしていた者もいます。住民協の法的な「かたち」を示す条例の必要性もよく分かっています。

 平成24年11月議会では、総務生活委員会から「住民協議会の活動に関する条例の制定を求める決議について」の発議があり、本会議で賛成多数で採択されました。
 この発議は住民協の必要性を鑑みて「市において住民協議会条例など、協議会の活動の根拠となる条例を速やかに制定するよう強く要望する」として、市議会側から市の方に住民協議会に関する条例の制定を求めています。現在43の住民協議会が活動しており、早く制定してもらった方がよいのですが、今のところ市の方にはその気はないようです。
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松阪史跡めぐり②-七夕伝説と鵲橋・波氐神社

2015-07-05 20:57:29 | 日記
         
                      (織姫と彦星が再会する鵲橋)

◆七夕伝説
 七夕は「しちせき」とも読み、5節句の1つに数えられ、日本では7月7日に子どもたちが願い事を短冊に書いて笹の葉につるし、星にお祈りをする年中行事でもあります。
 また7月7日は七夕伝説の日でもあり、天の川を隔てた織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が年に1度だけ会うことができる日です。天の川の両岸に立った二人ですが、天の川は増水で渡れず途方に暮れます。そこに鵲(かささぎ)が飛んできて橋を架け、二人は再会できるという話しです。この時の架空の橋が「鵲橋(かささぎばし)」です。

◆鵲と鵲橋
 松阪市の三雲地域には「星合」「鵲」など七夕にまつわる地名がいくつかあり、星合町には七夕伝説の架空の橋と同じ名の「鵲橋」があります。
鵲(かささぎ)という鳥は、私が仕事で韓国に行ったときよく見ました。日本のカラスくらいの大きさの鳥で、日本のカラスは縁起の悪い鳥となっていますが、鵲は羽根を広げると黒い羽根の中に扇の様な白い模様が見え、韓国では大変縁起のよい鳥とされています。日本では九州に生息しているということです。
 ではここになぜ鵲という地名があるのか、何も文献はありませんが、中国あるいは朝鮮から渡来した技能集団の人たちが、住みついたところではないかといわれています。
 鵲橋は大江川に架かる橋で、鵲七夕まつりの舞台にもなります。

◆大伴家持の石碑
 この鵲橋のたもとに明治36年(1903)に建立された「鵲橋の碑」があります。この石碑には奈良時代の歌人で三十六歌仙の一人といわれた大伴家持(おおともの やかもち)の歌と、鵲橋や波氐神社などの由来が書かれています。家持の歌は百人一首に収められている一首です。
『鵲の王多せ類はし耳おく霜乃志ろき越みれ盤夜曽更丹希流』
(かささぎの わたせる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける)
【現代語約】
 七夕の日、牽牛と織姫を逢わせるために、かささぎが翼を連ねて渡したという橋ーー天の川にちらばる霜のようにさえざえとした星の群れの白さを見ていると、夜もふけたのだなあと感じてしまうよ。(百人一首講座より)
また石碑の碑文については『鵲(かささぎ)橋碑文解読したよ(ハンドメイド和太鼓愛好家集まれ!)』に詳しく書かれています。

 
            (大伴家持の石碑)                    (波氐神社)     

◆波氐神社(現 星合神社)
 松阪市星合町の鵲橋の北方約200mの所に波氐(はて)神社(現 星合神社)があります。この神社には多奈波太姫命(たなばたひめ)(=天棚機姫命)がまつられています。
 星合町には「烏鵲(うじゃく)神社」が、笠松町には「烏鵲橋」(烏鵲は鵲のこと)があったことから、三雲町に合併する前は鵲村と呼ばれていました。

◆鵲七夕まつり
 毎年8月7日、松阪市星合町の波氐(はて)神社と鵲橋を中心として「鵲七夕まつり」が行われます。この祭りは鵲小学校管内の小舟江町、笠松町、星合町、五主町地区で行われるもので、鵲地区住民協議会が主催します。


(写真は平成25年の鵲七夕まつり)


 この七夕祭りは、もともと星合地区で昔から行われていました。文政年間(1818~1830)の紀行文にこの七夕祭りの記述があるということから、200年近い歴史があります。星合地区の子供たちが少なくなって祭りの存続が難しくなってきたため、平成17年(2005)から鵲地区の祭りとしてスタートし、平成18年(2006)からみこしが登場しました。
 またこの祭りは、以前は午前中に行われていましたが、七夕だから夕方がよいのではということで、平成22年(2010)から夕方行われることになりました。

 波氐神社に集合した子供たちは、御輿の出発地点である東西の神社に分かれます。東は五主町の綿積神社、西は小舟江町の八雲神社。祭りの主人公の織姫、彦星は鵲小学校の6年生から選ばれます。波氐神社でお払いを受けた織姫は綿積神社から、彦星は八雲神社からみこしと共に出発します。そして夕暮れが近づく午後4時40分、みこしは鵲橋に到着します。橋の両側に立った織姫と彦星は橋が渡れず途方にくれます。そこに鵲が飛んできて橋を架け二人は再会することができたという話しです。めでたく織姫と彦星は鵲橋の上で会うことができ、祭りはクライマックスを迎えます。
 2015年の鵲七夕まつりも8月7日に行われます。
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中高齢者のパソコン教室第10期修了

2015-07-03 06:51:55 | 日記
 松阪市丹生寺町の松尾公民館で行われていた「中高齢者のためのパソコン教室 第10期」が、6月30日で修了しました。この講座は昨年の9月から始まっていたもので、50代から80代の中高齢者の初心者を中心に行われており、松阪市内から約30人が参加していました。

 「先週聞いたこと すっかり忘れた もう一回教えて」。パソコンはなかなかすぐには憶えられず、聞いては忘れ、忘れてはまた聞いて、ごねごねしながら少しずつ上達していきます。講師の皆さまや、受講生の皆さまのおかげで家族的な和やかな雰囲気でやってくることができました。

 講師は1期目から務める私と中川幸博さんのほか、第6期から樋口喜一郎さん、木村晴司さんが、そしてベテランの受講生から坂内八生・美千代夫妻も加わっていただいています。
7月8日には恒例の打ち上げ会が行われます。

次回第11期は、平成27年9月1日(火)午後7時から始めます。また募集をかけますが希望者は、松尾公民館 ℡58-2648まで申し込んで下さい。初心者大歓迎です。
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プレミアム券今日から松阪市内で発売

2015-07-01 07:48:03 | 日記
 国の経済対策で、消費の拡大や地域経済の活性化を目的としたプレミアム商品券が、今日7月1日午前9時から松阪市内で販売されます。この商品券は松阪名称「豪商のまち松阪プレミアム商い券」で1冊12,000円分(1,000円×12枚つづり)を10,000円で販売するものです。

 詳しくは私のブログ「豪商のまち松阪プレミアム商い券、7月1日から発売」をご覧下さい。商い券(商品券)の利用期間は平成27年7月1日(水)~平成27年11月30日(月)までで、次の店舗で利用できます。→ 豪商のまち松阪プレミアム商い券取扱事業所一覧表

商い券の販売所・販売会場
①常設販売所

 次の商工会会議所・商工会で、平日の9:00~18:00に販売しています。
★松阪商工会議所(松阪市若葉町161-2 TEL0598-51-7811)
★松阪北部商工会(本所)(松阪市曽原町875-2 TEL0598-56-2039)
★松阪北部商工会(支所)(松阪市嬉野町1443-7 TEL0598-42-2524)
★松阪西部商工会(松阪市飯南町横野593-1 TEL0598-32-2321)

②特設販売会場
◆7月1日(水)(販売初日)
【松阪商工会議所】
  場所  ベルタウンイベント広場(松阪市日野町)
  時間  9:00~18:00
【松阪北部商工会】
  場所  松阪北部商工会(本所)・松阪北部商工会(嬉野支所)
  時間  9:00~18:00
【松阪西部商工会】
  場所  飯南産業文化センター・飯高老人福祉センター
  時間  9:00~18:00

◆7月4日(土)
【松阪商工会議所】
  場所  ベルタウンイベント広場
  時間  10:00~16:00
【松阪北部商工会】
  場所  松阪北部商工会(嬉野支所)
  時間  9:00~17:00
【松阪西部商工会】
  場所  飯南産業文化センター
  時間  9:00~12:00

◆7月5日(日)
【松阪商工会議所】
  場所  ベルタウンイベント広場
  時間  10:00~16:00
【松阪北部商工会】
  場所  松阪北部商工会(嬉野支所)
  時間  9:00~17:00
【松阪西部商工会】
  場所  飯南産業文化センター・飯高老人福祉センター・飯高総合開発センター
  時間  10:00~16:00

◆7月11日(土)
【松阪商工会議所】
  場所  新町商店街(スクールショップサカイ横)
  時間  10:00~16:00
【松阪北部商工会】

【松阪西部商工会】
  場所  松阪西部商工会
  時間  9:00~12:00

◆7月12日(日)
【松阪商工会議所】
  場所  平生町商店街(夢休庵)
  時間  10:00~16:00
【松阪北部商工会】

【松阪西部商工会】
  場所  松阪西部商工会
  時間  9:00~12:00

◆7月25日(土)
【松阪商工会議所】
  場所  ベルタウンイベント広場
  時間  10:00~16:00
【松阪北部商工会】

【松阪西部商工会】
  場所  松阪西部商工会
  時間  9:00~12:00

◆7月26日(日)
【松阪商工会議所】
  場所  ベルタウンイベント広場
  時間  10:00~16:00
【松阪北部商工会】

【松阪西部商工会】
  場所  松阪西部商工会
  時間  9:00~12:00
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