川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

第22武四郎まつり開催される

2017-02-26 15:28:58 | 日記
              (帯広カムイトウウポポ保存会によるによるアイヌ古式舞踊)

 松浦武四郎の生誕200年と、北海道命名150年を来年に迎える平成29年2月26日、「第22回武四郎まつり」が松阪市小野江町の松浦武四郎記念館(中野恭館長)で開催されました。この祭りは武四郎まつり実行委員会(村田光子委員長)が主催して行われたもので、北海道の名付け親で、幕末の探検家・松浦武四郎の功績を讃えるために、武四郎の生没月にあたる毎年2月(1818.2.6誕生、1888.2.10没)の最後の日曜日に行われています。

 
      (挨拶する村田光子実行委員長)        (祝辞を述べる音威子府村左近勝村長)

 開会セレモニーでは主催者側の村田光子実行委員長の挨拶、竹上真人市長の挨拶のあと、来賓として参列した西村友志松阪市議会議長や、田村憲久衆議院議員、北海道音威子府村(おといねっぷむら)左近勝村長などが祝辞を述べました。
 このあと三雲中学校吹奏楽部の吹奏楽の演奏や、小野江小学校児童による武四郎守り隊の学習発表「武四郎さんから学んだこと」などがありました。
 アイヌ古式舞踊では北海道から招いた「帯広カムイトウウポポ保存会」の人たちによるアイヌの歌や舞踊がありました。また今年初めて、劇団松阪ドラマシティー(奥村茂代表)による寸劇「松浦武四郎」がありました。

 
 (劇団松阪ドラマシティーの寸劇「松浦武四郎」)         (大人気の「武四郎汁)

 今年は天候にも恵まれ、つめかけた大勢の市民は、会場内のテントで出される「武四郎汁」や音威子府村の名物「黒そば」などを味わっていました。その他たくさんのバザーが出され、買い求める来場者で賑わっていました。
 武四郎まつりは私のブログ「松阪市内の祭り100選」に掲載してあります。
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劇団白つばき「風薫る日に」公演される

2017-02-26 07:30:23 | 日記
多気町を拠点に活動している「劇団白つばき(北村久和代表)」の第17回公演「風薫る日に」が2月25日、多気町民文化会館で開催されました。
この公演には私の知人が出演することもあり、また演出の竹守伸一氏も私の古い知人で、ほとんど毎回楽しみに見せてもらっています。
 
今回の作品は、平凡な家族に過去を引きずるいろいろな出来事が起きていく-----というもの。
重厚な脚本・演出、出演者の熱演、そして最高のクライマックスを迎える。見事な作品でした。

この公演は2月26日(日)の午後2時からも開演されます。
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田口梅園の梅見ごろ―松阪市岡山町

2017-02-25 10:32:34 | 日記
                        (しだれ梅が見ごろ)

 日本の四季には折々の風情があります。その中でも冬から春への移り変わりは、何とも言えない趣があります。梅の花が咲き、猫柳が芽吹き、そしてやがて土筆が顔を見せる。私が好きな季節です。

 今日、平成29年2月25日、松阪市岡山町の田口梅林園の梅を見に行きました。この日は天気がよく、空の青さにしだれ梅がよく映えていました。今から約1週間が、しだれ梅の見ごろということです。

 

この梅園には3000坪の敷地に約180本の梅の木をはじめ500本の樹木が植えられており、梅の木の中には樹齢60年以上のものが30本あるそうです。この梅林は私の中学校の1年先輩の田口登美男さんが管理しているもので、梅の本数がたくさんある梅林はどこにでもあるそうですが、60年ものが30本ある梅林はあまりないそうです。これだけの本数の梅の木の管理は大変ですが、田口さんが一人で管理をしています。また消毒には薬品を使わず、木酢でするそうです。

 田口梅園には市外からも多くの見学者があります。この日は津から見えたという写真家の方と話しをしていたら、「川口さんのブログを見て来ました」とおっしゃってみえました。いろいろな所に写真を取りに行かれ、ここにもよく来られるということでした。

 田口梅園では明日「クイーン松阪と梅林を写す会」の撮影会が次のように開催されます。
  ✦月日 平成29年2月26日(日) 午後1時~3時 (雨天決行)
  ✦場所 松阪市岡山町33 田口梅林園
  ✦参加者 誰でも参加可
  ✦参加料 支部会員1000円 、会員外1500円

    田口梅林園
     三重県松阪市岡山町33
     ℡ 0598-58-1368
     田口登美男

コメント (2)
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瑞巌寺しそ飯まつり開催される

2017-02-18 17:47:57 | 日記
                     (最後に餅まきが行われました) 

 松阪市岩内町の瑞巌寺で2月18日、「しそ飯まつり」が行われました。この祭りは岩内町瑞巌寺庭園保存会(中西信雄会長)が主催して行われたもので、今回が第1回目の開催です。

 瑞巌寺は空海が創った寺ともいわれていますが、中興の僧として、江戸時代中期の安永8年(1779)に一志郡上小川の万福寺の僧法誉門超が再興のため移住して諸堂を建て、庭園を整備したもので、庭園の積石や石橋などもこの時代のものと推察されています。現在は檀家のないお寺で、十数年前から地元の人たちで結成された「輪の会(谷川佳生会長)」が中心となって庭園の整備をしてきましたが、昨年から瑞巌寺庭園保存会が受け継いでいます。

 
   (挨拶する中西信雄庭園保存会会長)              (石造りのアーチ式橋)

 今回のまつりは松阪市の「まちづくり応援事業」から受けた補助金を中心として行われ、中西会長の話では、「江戸時代からの定番であるしそ飯を復活させて、地域を活性化していきたい」述べられたが、来年もこの祭りを続けるかどうかは、わからないということです。

 午前9時から祭りが始まり、主催者である瑞巌寺庭園保存会の中西会長の挨拶、来賓の祝辞があり、近くの岩内町泉住寺の野田周平住職が本堂で法要をあげました。
 そのあとのアトラクションでは、大正琴輝き(山本かつ代代表)の演奏、響座の勇壮な太鼓演奏がありました。
 
         (大正琴輝きの演奏)                 (響座の太鼓演奏)

 来場者には豚汁が振る舞われ、また先着200名に名物のしそ飯が配られました。最後に餅まきがあり、歓声をあげながら拾っていました

 岩内は私たちの子どもの頃は、よく遠足で行きましたが、最近は少ないということです。この日の来場者は約300人位ではないかと思われました。山間のお寺もこの日は賑やかになりました。祭りを行うのは大変ですが、できれば来年も開催してほしいと思いました。

                                  (
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三重県日韓親善協会総会開催される

2017-02-13 22:34:33 | 日記
 2017年2月13日、津市新町のプラザ洞津で、第44回三重県日韓親善協会通常総会が開催され、日韓の関係者約50名(委任状含む)が出席ました。

 日本と韓国の平和と安全を願って1970年代に、在日本大韓民国民団と協力して日韓親善協会が全国に設立されました。三重県では1973年10月に三重県日韓親善協会が設立され、初代会長に中川利吉氏(中川電化産業)が就任されました。現在は青少年交流、スポーツ交流、文化交流、経済交流などの人的交流を推進し、親善交流事業に取り組んでいます。

 
 (山口久彦三重県日韓親善協会会長の挨拶)   (姜 錫熙駐名古屋総領事館副総領事の祝辞)

 この日の総会では山口久彦会長の挨拶あと、議長を選出して議事に入りました。2016年の事業報告、収支報告、2017年の事業計画、予算案などが審議されました。
 その後の来賓として出席された駐名古屋大韓民国総領事館の姜錫熙副総領事などが祝辞を述べられ、また鈴木英敬三重県知事や前葉泰幸津市長のメッセージが読み上げられました。懇親会ではおいしい料理をいただきながら歓談をしました。
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ごきげんさん 行われる―松阪市曲町

2017-02-12 14:19:43 | 日記
                 (ごきげんさんは真賀里神社からスタートします)

 松阪市曲町・出曲町に古くから伝わる伝統行事「ごきげんさん」が平成29年2月12日に行われました。この行事は同町の満賀里(まがり)神社(竹内一成宮司)に伝わるもので、天狗と獅子が事前に申込みのあった厄年などの家を回り、厄払いをする行事です。

 獅子や天狗に扮する人は前日に身を清め、当日は午前8時から満賀里神社からスタートし、町内の長照寺、故吉田弥太郎宅で厄払いをしたあと、各家を廻ります。各家では天狗と一緒に獅子が口をぱくぱくして前進しながら「ああー ごきげん ごきげん ごきげん」と3回繰り返し厄払いをします。
 この日最初に訪れた曲町の奥井誠さんの家は、娘さんが19歳の厄ということで厄払いをお願いしたということです。

 
   (獅子の口を通して食べ物を清めます)    (厄払いのあと3人に酒や肴が振る舞われます)

 厄払いが終わるとその家から天狗や獅子などに扮する人に酒や肴が酒・肴はまず天狗が毒味をしてから獅子に食べてもらいます。獅子の口をくぐった食べ物は神聖なものとなり、これをいただくと患わないということです。
 天狗や獅子に扮する人で酒の好きな人は、それぞれの家で酒をごちそうになり、足下がふらついて倒れたり、田んぼの畔で寝ていたり、田んぼにはまった人もあったそうです。廻る家が少ない時は同じ家で1時間くらい酒を飲んでいたこともあったそうです。各家を最後まで回り終わったあとは、出曲町の獅子塚に行って厄を送り出します。

 この祭りがいつ頃から始まったのかわからないということですが、獅子頭に弘化元年(1844)という記載があり、少なくとも170年位前には行われていたことになります。この神事は以前には2月22日に行われていましたが、最近は2月の第2日曜日に行われます。また各家を回る前に、なぜ最初に吉田弥太郎宅で厄払いをするかはわからないということです。今は「ああー ごきげん ごきげん ごきげん」と呼びますが、正式には「ごきげんさん」と呼ぶそうです。

 獅子などの3人の役割は11地区を6つの班に分け、交代で受け持ちます。以前は前厄、本厄、後厄と3年続けて回る家もあって、1日かかったそうです。この日は獅子に松井勝さん、南崎躬征さん、天狗に糀谷宜郎さんが扮しました。
 また以前は最後に獅子頭を刀で斬りつけて厄落としをしたということですが、今は省略されています。今使われている獅子頭にはその当時の刀傷が残っています。

 同じ頃に岩内町では「どこんのり」という行事が行われています。また美濃田町でも同じ頃に「ススキ倒し神事」が行われています。この3つの行事は関連があるということです。厄を与原町から岩内町、曲町、美濃田町と順に下の方に送り出してきて、昭和の初期頃までは船江町がこれを受けて伊勢湾に送り出したといわれています。

 曲町の「ごきげんさん」は私のブログ「松阪市内の祭り100選」に記載してあります。
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松尾神社例大祭開催される

2017-02-11 20:24:32 | 日記
                  (松尾小学校女児による華麗な浦安の舞)

 松阪市立野町の松尾神社(岡村行通 宮司)で平成29年2月11日、例大祭が行われました。この例大祭の行われる日は寒い日が多いのですが、この日も今年最大といわれる寒波の中で行われました。祭礼が行われる本殿は、400段の階段を登った山頂にあり、参列者の皆さんは震えながらお参りしました。

 今年の祭礼には、田村代議士、野口県議、地元市議(私)、など来賓の方や、地元松尾連合自治会の会長、氏子総代、敬神婦人会代表、同神社崇敬奉賛会の代表などが参列しました。また竹上市長も祭礼前に来ていただきました。
 本殿前で行われた小学生女児による「浦安の舞」の奉納では、松尾小学校の女児7人の舞姫が華麗な舞を披露しました

 

 ふもとの広場では獅子舞の奉納やカラオケ大会、また松尾神社専属(?)歌手による「三川ゆり歌謡ショー」などがあり、来場者には甘酒が振る舞われました。また午後1時ごろからと午後4時ごろから行われた餅まきには、多くの来場者が歓声をあげながら餅を拾っていました。

◆松尾神社 
 松尾神社は松阪市立野町の標高113mの山の頂上にあり、本殿まで400段の階段が続きます。頂上付近になると急な階段が120段続き、ようやく本殿に到達します。本殿のある山頂からは中部国際空港などが眺められ、また伊勢神宮、熱田神宮、橿原神宮、明治神宮、靖国神社の礼拝所も設置されています。
 
 松尾神社はもともと立野神社または立野明神と呼ばれ、神社がある立野は、平安時代の930年代に成立した「和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」に飯高郡に属する郷としてあげられています。その立野郷の産土紙(うぶすながみ)(生まれた土地を守護する神)として大山咋命(おおやまくいのみこと)を祭ったのが立野神社であり、康保4年(967)に施工された「延喜式」(法律の施行細則)神名帳にも記載されています。
 北畠の家臣水谷刑部がこの立野に砦を構えたとき神領を寄進し、徳川宗貞も享保9年(1724)来松の節、社領四石七斗六合を免除しています。

 明治時代に1村1社を原則に神社合祀が進められ、明治40年・41年当時の松尾村村内の神社を立野神社に合祀し、名前を立野神社から松尾神社に改称されました。祭ってあるのは大山咋命を主神に29柱の神です。
 昔は京都の松尾神社と同様に酒造の神と崇められたということから、酒を醸造する人たちが信仰する神社でもあり、また歯の神様でもあります。

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松阪市議会2月議会が2月15日から開会

2017-02-08 16:28:42 | 日記
2月8日に開かれた議会運営委員会で、松阪市議会平成29年2月議会の日程を確認しました。議会初日に承認されれば、次のように2月15日~3月23日まで37日の日程で行われます。なお2月10、13日に予算説明会があります。

松阪市議会平成29年2月議会日程

2月15日(水) 午前10時 本会議初日
               ・平成29年度各会計予算案上程、市長の所信、提案説明
               
2月21日(火) 午前10時 本会議
               ・平成29年度各会計予算案並びに市長の所信に対する代表質問
2月23日(木) 午前10時 本会議
               ・平成29年度各会計予算案並びに市長の所信に対する代表質問
2月24日(金) 午前10時 本会議
               ・平成29年度各会計予算案並びに市長の所信に対する代表質問
2月28日(火) 午前10時 本会議
               ・平成29年度各会計予算案並びに市長の所信に対する代表質問
3月 1日(水) 午前10時 本会議               
               ・議案に対する質疑、委員会付託        
3月 2日(木) 午前10時 ・環境福祉委員会
                  ・文教経済委員会
3月 3日(金) 午前10時 ・総務企画委員会
                  ・建設水道委員会
3月13日(月) 午前10時 本会議
               ・委員長報告、質疑、議員間討議、討論、議決
               ・平成28年度各会計補正予算案上程、提案説明、質疑、委員会付託
3月14日(火) 午前10時 ・環境福祉委員会
                  ・文教経済委員会
3月15日(水) 午前10時 ・総務企画委員会
                  ・建設水道委員会
3月23日(木) 本会議最終日
               ・委員長報告、質疑、議員間討議、討論、議決
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第9回議会報告会4月に開催

2017-02-06 20:42:50 | 日記
松阪市議会の第9回議会報告会の内容を決める「議会報告会全体会議」が2月2日に行われ、日程を決めました。この報告会では3月議会の予算の審議内容を中心に報告されます。
 これまでの報告会では、午後7時から開催されましたが、今回初めて昼間の午後2時から開催されます。
 日程は平成29年4月22日(土)、23日(日)の2日間で、28名の議員を4つの班に分け、8会場で実施されます。班割りと開催日・開催場所は次の通りです。

班割り(○は班長)
1班
 ○田中 力、植松泰之、堀端 脩、沖 和哉、西村友志、楠谷さゆり、今井一久、
2班
 ○久松倫生、野呂一男、永作邦夫、坂口秀夫、大久保陽一、松岡恒雄、中島清晴
3班
 ○松田俊助、米倉芳周、水谷晴夫、山本 節、川口 保、中村良子、海住恒幸
4班
 ○大平 勇、深田 龍、濱口高志、西口真理、松田千代、前川幸敏、山本芳敬、
  
日程
◆平成29年4月22日(土)
 1班 第四公民館 (石津町21番地 ☎52-1854)
 2班 嬉野障害学習センター (嬉野町1429番地1 ☎48-1811)
 3班 飯南産業文化センター (飯南町横野848番地8 ☎32-3950)
 4班 飯高老人福祉センター (飯高町宮前702番地2 ☎46-1315)

◆平成29年4月23日(日)
 1班 阿坂構造改善センター (小阿坂町3325番地 ☎ ― )
 2班 ハートフルみくもスポーツ文化センター (曽原町2678 ☎56-6611)
 3班 機殿小学校多目的ホール (六根町16番地 ☎59-0718)
 4班 産業振興センター (本町2176番地 ☎26-5557)
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粥だめし神事行われる―美濃田町敏太神社

2017-02-05 16:52:50 | 日記
                     (粥占いをする西田憲人神社総代) 

 2月5日、松阪市美濃田町の敏太神社(みのだじんじゃ)(松本明宮司)で竹筒の中の粥の入り具合で、作物の豊作を占う「粥だめし神事」が行われました。この神事は美濃田町自治会(田中正宏会長)が主催して毎年第1日曜日に行われます。

 
       (初めに祭礼が行われます)               (粥は藁で焚きます)

 田中自治会長さんからいただいた資料によると、この神事の謂れは「粥占い又は年占いは、その年の作柄の豊作を占ったり、月々の天候を占うもの」とあります。
 まず初めに祭礼が行われ、神社の役付きの人たちや今年厄年を迎える男女を松本明宮司がお祓いをします。
 神社境内に5本の笹つきの竹を5角形になるように立て、幣(へい)を下げた注連縄でつなぎ、神の来臨を仰ぐ神座を作ります。その中央には鍋が置かれ、その中に米と水と占い用の竹の筒3本を入れ、藁(わら)を焚いて煮立てます。
 粥が煮えたところで、地区の人達が見守るなか、西田憲人神社総代が竹の筒の中の粥の入り具合を見て、今年の稲作の早稲、中稲、晩稲の出来ばえを占います。今年は早稲の出来が良いという事でした。

 
     (三角形の形をした「じんじら餅」)            (最後に餅撒きががありました)

 このあと「じんじら餅まき」がありましたが、いつもの年には神社境内で餅まきがあるのですが、この日は雨が降っていたので、公民館の中で行われました。このじんじら餅は三角形の形をした珍しいもので、なぜ「じんじら」というのか、なぜ三角形の形をしているのかは、分からないということです。またこの粥だめしがいつ頃から始まったのかも、分からないということです。

 資料をいただいたり、いろいろ教えていただいた田中自治会長さんありがとうございました。また西田総代とは50年来の友人ですが、いろいろとお世話をかけ、ありがとうございました。

敏太神社の粥だめし神事は私のブログ「松阪市内の祭り100選」き記載してあります。
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来迎寺節分会行われる

2017-02-03 21:40:07 | 日記
 松阪市白粉町の来迎寺(青木孝恵住職)で2月3日節分会が行われ、私も初めて見せていただきました。午後2時から法要が始まり、境内には大火が焚かれ、来場者に甘酒が振る舞われました。午後3時半ごろから節分会の豆撒きがあり、山門の上から豆や餅、お菓子などが撒かれ、大勢の人たちで賑わいました。

 寺の境内に掲げられた表示板等によると、来迎寺は天台真盛宗に属し、永正年間(1504~1520)北畠材親(きたばたけ きちか)により松ヶ島城下に創建されました。天正6年(1588)蒲生氏郷の松坂城の築城により現在の白粉町に移されたということです。山号は教主山。院号は無量寿院。本尊は阿弥陀如来。
享保元年(1716)の松阪大火で表門(現在の裏門)を残し消失したが、豪商三井家などが8700両の費用を支援し、再興されました。

 同寺に祀る元三大師(がんざんたいし)は僧名を良源大僧正といい、今から約千年前に荒れ果てた比叡山延暦寺を復興した、比叡山中興の祖師で、同寺第十八代の座主です。
 その門下には恵心僧都源信和尚を始め法然上人、親鸞聖人、日蓮上人、道元上人などを排出しました。永観三年正月三日に亡くなられたことから元三大師と称されたということです。青木住職は、「来迎寺では命日にあたる正月三日だけではなく、毎月三日に法要を行います」と話されました。

 
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みろく院節分星祭り開催される

2017-02-03 17:23:21 | 日記
 各地で節分の豆まきが行われる2月3日、三重県松阪市日野町の弥勒院善福寺(長谷川祐宝住職)で恒例の「みろく院 節分星祭り」が行われました。
 この祭りは40年前から行われているということですが、長谷川住職の話では、先代の長谷川祐隆住職が星の研究をしていたことから始まったということです。

 この日は午前11時から弘法大師秘法相伝、星供大祈祷会。午後12時より紫燈護摩祈祷。午後1寺より火渡り神事が行われました。午後2時からの鬼ばらい「豆まき」の頃には境内には多くの来場者がつめかけ、豆やお餅、抽選のあたり券などを拾っていました。
 このみろく院星祭りは私のブログ「松阪市内の祭り100選」に記載してあります。
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図書館改革調査特別委員会が解散へ

2017-02-01 21:27:02 | 日記
(改修工事が行われる松阪図書館)

 松阪図書館の大規模改修工事が進められる中、松阪市議会の中に設置されていた図書館改革調査特別委員会(久松倫生委員長)が役割を終え、1月31日の委員会で解散を決めました。
 松阪図書館の大規模改修にあたり、平成27年2月に松阪市議会の中に立ち上げた「図書館改革調査特別委員会」が、この2年間に14回の委員会や現地(松阪図書館)視察を行い、議論を進めてきましたが、この程レイアウトが出来上がりました。
 新しい図書館は現在と同じ2階建てで、入口は鈴の森公園の噴水広場側に設置され、また内部のレイアウトも大幅に変更されます。
 今後2月9日に実施設計が市に提出され、7月から改修工事に着工する予定です。

特別委員会委員は次の議員が務めました。
久松倫生(委員長)、山本芳敬(副委員長)、楠谷さゆり、深田 龍、坂口秀夫、野呂一男、中村良子、山本 節、川口 保、中島清晴
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