川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松阪市議会でPFIによる図書館改革案否決、山中市長辞任を表明

2014-12-16 17:02:21 | 日記
 松阪市議会平成26年11月議会は12月16日に最終日を迎え、22日間の会期を修了しました。この日補正予算などの審査とともに、補正議案として出されていたPFIによる図書館改革案の「議案第122号平成26年度松阪市一般会計補正予算(第8号)」の議決が行われ、賛成少数で否決されました。

 PFI(Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)」とは公共施設等の設計・建設・維持管理・運営などを民間の資金・経営能力・ノウハウを活用して行うもので、日本では平成11年9月に「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」、いわゆる「PFI法」が施行され、自治体でも導入が始まりました。

 松阪市のPFIによる図書館改革案は、松阪市図書館とその周辺施設をPFI手法で改修し、維持管理、運営などを委託しようとするもので、9月議会で否決されたものが、11月議会で再び上程されたものです。
 この日の採決では、賛成7×反対20の賛成少数で再び否決されました。

 夕刊三重の報道によると、山中市長はこの否決を受けて記者会見を開き、責任を取って辞任することを表明しました。辞任の時期は次の市長選挙が統一地方選挙と同時にできる時期にするということです。
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