川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松阪市議会9月議会6日から開催

2012-08-31 07:32:00 | 日記
 松阪市議会議会運営委員会が8月30日に行われ、平成24年9月定例議会の日程を確認しました。9月議会は、9月6日から10月17日まで42日間の日程で行われ、この議会の前半は平成23年度の決算審議が行われ、後半は24年度の補正予算など通常の議案審議が行われます。9月6日の本会議初日に承認されれば、次の日程で行われます。

 9月 6日 10時 本会議(決算議案上程・提案説明、決算調査特別委員会設置)
             特別委員会(決算調査特別委員会)
 9月10日 10時 本会議(決算議案に対する質疑・委員会付託)
             特別委員会(決算調査特別委員会)
 9月11日 10時 分科会(総務生活分科会)
 9月12日 10時 分科会(環境福祉分科会)
 9月14日 10時 分科会(建設水道分科会)
 9月18日 10時 分科会(文教経済分科会)
 9月21日 10時 議会運営委員会(28日上程議案)
 9月25日 10時 特別委員会(決算調査特別委員会)
 9月28日 10時 本会議(決算調査特別委員長報告、議決・議案上程・提案説明)
10月 2日 10時 本会議(議案に対する質疑、委員会付託、請願・陳情上程)
10月 4日 10時 本会議(一般質問)
10月 5日 10時 本会議(一般質問)
10月10日 10時 本会議(一般質問)
10月11日 10時 常任委員会(環境福祉委員会、文教経済委員会)
10月12日 10時 常任委員会(総務生活委員会、建設水道委員会)
10月17日 10時 本会議(委員長報告、議決)
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松尾見どころマップ発行

2012-08-29 18:17:00 | 日記
 松阪市の松尾地区の魅力をまとめた「松尾見どころマップ」が、このほど松尾まちづくり協議会(村田善清 会長)から発行されました。このマップは同協議会の生活環境部会(小林一好 部会長)が3年前の協議会結成当時から編集に取りかかり、今年の8月に発行しました。

 松尾地区(戸数約1500戸)は岡山、西野、丹生寺、立野、岡本、阿形、藤之木、大足、平成、桜通の10の町からなり、地区内には中部台運動公園や阪内川スポーツ公園などがあり、地域を阪内川が縫うように流れています。

 松尾地区は、大変歴史の古い丹生寺町や阿形町、戦後の国策による開拓団が入りできた岡山町、また平成の時代に新しくできた平成町や桜通町など、新旧のまちが入り交じっており、祭りや神事も歴史の古いものから、最近始まった新しいものまであります。

 歴史の古い神事として、西野の子踊り、立野の嫁入り神事、岡本の火祭り等があり、各地区で行われている浅間祭や山の神、盆踊りや獅子舞、行者さんなどがあります。また新しく昭和や平成に始まった祭りとして、阿形の夕涼み会や藤之木の収穫祭、平成の夏祭りなどがあります。

 またマップには松尾地内の歴史のある神社やお寺が示され、桜や梅の名所や災害時の避難場所なども示されています。
 この松尾見どころマップは2500部発行され、地域内は全戸配布されましたが、希望があれば松尾地区外の人にも、無料で配布されます。詳しくは松尾市民センター内松尾まちづくり協議会事務局までお問い合わせ下さい。
             松尾まちづくり協議会事務局  ℡0598-58-2648
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「第25回 松阪薪能」開催される

2012-08-25 22:29:46 | 日記
 8月25日、松阪市殿町の松阪公園野外音楽堂特設舞台で、第25回松阪薪能がありました。この催しは松阪市能楽連盟が主催し、松阪市や松阪市観光協会、松阪商工会議所などが後援して毎年行われています。午後6時から始まった薪能は途中から名前のように薪が焚かれ、幽玄な雰囲気の中で演じられました。

 能は今から650年も前に生まれた現在世界最古の古典演劇で、しかも地謡、衣裳、楽器、舞など当時のまま伝えられてきており、ユネスコの世界無形遺産にも登録されています。一方狂言は14世紀頃の室町時代に現れた、日本最古の喜劇です。今のコントのようなやりとりで客を笑わせようとする演劇で、将軍家に庇護された能と違い大衆娯楽のような存在でした。

              
                    (三重大のドイツ人留学生の皆さん)

 今回は喜多流・観世流の仕舞や舞囃子、そして狂言は和泉流の「因幡堂」、また能は「枕慈童」が演じられました。狂言はあらかじめ内容がわかっていると、見ていても少しは理解ができるのですが、能の方は難しく、理解するのには少し時間がかかりそうです。

 今日は会場の松阪公園には約500人の市民が来場して、古くから伝わる日本の古典芸能を楽しみました。来場者の中には三重大学のドイツ留学生のパリーナ・メルニックさんら11人の皆さんもみえました。この留学生はドイツのハイデルベルグ大学とライプツッィク大学の学生さんたちで、日本で言えば東大や京大のような名門大学であるということです。舞台が終わってから留学生の皆さんに感想を聞きました。狂言は理解できましたが、能はよくわからなかったということでした。無理もありません日本人の私も、能はなかなか理解しにくいのですから。
 ブログに載せるので写真を撮らせて下さいとお願いしたところ、皆さん快く応じて下さいました。
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松阪市議会平成24年度後期新役員決まる

2012-08-21 16:39:04 | 日記
 松阪市議会平成24年8月議会において、次のように、三役、各種委員会委員、各議会議員、会派の構成が決まりました。(平成24年8月21日現在)

議  長    中森弘幸
副議長     大平勇
議会選出監査委員  永作邦夫

〓常任委員会委員 (◎委員長 ○副委員長)〓
◆総務生活委員会 7人
 ◎小林正司、○今井一久、植松泰之、大平勇、永作邦夫、西村友志、前川幸敏

◆環境福祉委員会 8人
 ◎松田千代、○野呂一男、中瀬古初美、川口寿美、堀端脩、山本芳敬、川口保、田中力、

◆文教経済委員会 8人
 ◎中島清晴、○山本登茂治、田中祐治、佐波 徹、海住恒幸、久松倫生、野口正、中出実

◆建設水道委員会 7人
 ◎水谷晴夫、○中村良子、山本節、大久保陽一、濱口高志、松田俊助、中森弘幸

〓議会運営委員会委員(◎委員長 ○副委員長)〓
 ◎西村友志、○松田俊助、中村良子、山本芳敬、田中祐治、川口保、久松倫生、野口正、水谷晴夫

〓組合・連合議会議員(松阪市議会分)〓
◆松阪地区広域衛生組合議員 13人
 植松泰之、堀端脩、野呂一男、山本芳敬、田中祐治、大平勇、佐波徹、松田俊助、中島清晴、
 今井一久、中森弘幸、西村友志、中出実

◆松阪地区広域消防組合議員 13人
 中瀬古初美、山本節、川口保、大久保陽一、濱口高志、永作邦夫、山本登茂治、中森弘幸、
 小林正司、久松倫生、野口正、田中力、水谷晴夫

◆松阪飯多農業共済事務組合議会議員 10人
 中瀬古初美、山本芳敬、田中祐治、山本節、川口保、大平勇、佐波徹、中島清晴、山本登茂治、
 松田千代、

◆多気町松阪市学校組合議会議員 3人
 中村良子、大平勇、中出実、

◆宮川福祉施設組合議会議員 2人
 野呂一男、海住恒幸

◆香肌奥伊勢資源化広域連合議会議員 2人
 大久保陽一、水谷晴夫

◆三重県後期高齢者医療広域連合議会議員 1人
 中森弘幸(議長)

〓市議会だより編集委員会委員(◎委員長 ○副委員長)〓
 ◎川口保、○中瀬古初美、野呂一男、西村友志、松田千代

〓特別委員会委員〓
◆議会改革検討委員会
 ◎野口正、○久松倫生、中瀬古初美、山本芳敬、田中祐治、山本節、大久保陽一、海住恒幸、
  松田俊助、中島清晴

〓議会選出各種委員〓
◆松阪港振興協議会理事
 堀端脩、山本芳敬、佐波徹、久松倫生、西村友志、中出実、中森弘幸(議長)
 
◆都市計画審議会委員
 中瀬古初美、川口寿美、山本芳敬、大平勇、今井一久、田中力

〓会派一覧(◎は幹事長)〓
◆真政クラブ 10人
 ◎水谷晴夫、野口正、野呂一男、山本芳敬、大平勇、大久保陽一、濱口高志、佐波徹、
  山本登茂治、中森弘幸

◆市民民主クラブ 6人
 ◎松田俊助、中出実、川口保、永作邦夫、中島清晴、田中力

◆あかつき会 5人
 ◎田中祐治、中瀬古初美、堀端脩、中村良子、小林正司

◆日本共産党 3人
 ◎久松倫生、今井一久、松田千代

◆公明党 3人
 ◎山本節、川口寿美、西村友志

◆会派に所属しない議員
 植松泰之、海住恒幸、前川幸敏
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議長に中森議員、副議長に大平議員を選任

2012-08-20 21:00:38 | 日記
 松阪市議会の8月臨時議会は8月20日に開催され、議長選挙には中森弘幸議員と久松倫生議員が立候補して、選挙の結果、新議長に中森弘幸議員(真政クラブ)が選任されました。また続いて行われた副議長選挙には小林正司議員と大平勇議員が立候補し、選挙の結果、大平勇議員(真政クラブ)が選任されました。 また議会進出の監査委員は明日21日の本会議で選任されますが、本日行われた第1回議会運営委員会で市長から永作邦夫議員(市民民主クラブ)の提案がありました。
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「教えて宣長さん!」開催される

2012-08-19 23:07:49 | 日記
              
     (収蔵庫の中で吉田館長から説明を受ける)        (宣長最後の日記) 

 本居宣長記念館の夏休み特別企画として「教えて宣長さん!」という催しが8月19日に行われました。この講座は、記念館を見学者という限られた視点でなく、記念館の内からの視点で楽しんでもらおうと企画されたものです。午前は子供の部、午後は一般の部と2回行われ、私たちの午後の部には約20名の市民が参加しました。
 この日は記念館の西山杏奈研究員や浦野綾子研究員の説明で展示場や鈴屋を見学しました。また吉田悦之館長の案内で収蔵庫を見学しました。収蔵庫に入るのは初めてという人がほとんどでした。

 この収蔵庫は正倉院をモデルに造られたということで、天井に2層の、床下に1層の空気層が設けられており、温度は20度、湿度55%に保たれてはいるが、もし停電が起きても、扉を開けなければ、中の環境が急に変わることがないということです。

         
            (収蔵庫の内部-版木や掛け軸・書籍などが保管されている)

 記念館ができた昭和45年11月には、収蔵庫の中には9,000点の資料が収納されたが、現在は16,000点以上の資料が収納されているということです。収納されているものは、1300年代から現在までの本居宣長の資料、本居宣長の関係資料、松阪市の文化資料で、書籍・掛け軸・版木などが保管されています。
 資料の中には宣長直筆のものも多くあり、記録魔と言われるほどいろいろな出来事を記録していた宣長の10代の時の記述や、死ぬ数日前まで書かれていた最後の日記など貴重なものも見せていただき、吉田館長の話しも楽しく聞かせていただきました。
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松阪高、甲子園の初戦で破れる

2012-08-15 19:41:00 | 日記
        
          (松阪高×倉敷商の熱戦)          (松高の応援席は超満員)

 甲子園で行われている第94回全国高校野球選手権大会の第7日目。雨で1日順延した8月15日の第2試合に、三重代表の松阪高校が出場しました。松阪駅から大阪行きの近鉄特急は甲子園を目指す応援の市民で満席。私も野口議長や浜口議員らと共に、甲子園に詰めかけて、応援団の学生やOBに混じって大声を張り上げて応援しました。

 この日の対戦相手は岡山代表の倉敷商。両校とも甲子園に近いこともあってか、スタンドは超満員で、球場の外に入れない人もあるという報告もありました。
 試合は7回まで3×2で松高が勝っていたのですが、8回に大量6点を入れられて、3×8で健闘もむなしく、惜しくも敗れました。選手の皆様、応援団の皆様ご苦労さまでした。

 松阪市民にとっては春の選抜大会の三重高校、そして夏の松阪高校と連続して甲子園に連れてきてもらって、ありがとう。
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消費税増税法案が成立

2012-08-12 15:16:33 | 日記
 「蜘蛛の囲を ずたずたにして 獲物えし」。
 著名な俳人の作品ではなく、何かの雑誌か新聞で見た投稿句であったと思う。かなり以前に見たのだが、なぜか記憶に残っている。
 蜘蛛の巣に何かの虫がかかったのだろう。虫は巣から逃げようと必死に羽ばたく、整然と張られた糸は、見る間にずたずたに壊れていく。かかった虫が大きいほど巣の損傷は大きい。虫と蜘蛛との激しい攻防の末、最後は蜘蛛に軍配が挙がる。

 消費税率引き上げを柱とする「社会保障と税の一体改革関連法案」が8月10日、参議院本会議で可決、成立した。
 野田政権が政治生命をかけて取り組んだこの法案は、与党の民主党からも小沢元代表グループを中心として反対の声があがり、国民世論も反対の方が多い中での取り組みであった。また参議院で民主党が過半数を持たない、ねじれ国会でもあり、とても法案成立が実現できるとは思えなかった。しかし最後は野党の自民党や公明党にも働きかけ、法案成立にこぎ着けた。

 この取り組みの過程で、民主党は分裂し、党の支持率の低下も進んだ。衆議院議員選挙が間近に迫っているこの時期、民主党にとっても、消費税据え置き路線の方がよかったのかも知れない。その方がはるかに楽であり、国民受けするからである。そして消費税を上げずにやっていければ、それに越したことはない。
 しかし消費税引き上げは、政権として大局的、長期的な展望に立っての政治判断ということになろう。ぶれない、先送りをしないという政治姿勢で政権に携わってきた野田首相。民主党という巣はずたずたになったが、消費税増税法が大きな獲物かどうかの評価は、後の世がすることになるだろう。
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西野子踊り行われる

2012-08-12 08:38:58 | 日記
 松阪市西野町で古くから伝わる郷土芸能「子踊り」が8月11日行われました。天候が心配されたこの日でした。午後2時頃に突風を伴った夕立があり、さらっとやんでくれるものと思っていたところ、その後も雨は降り続き、結局子踊りは西野公民館の中で実施しました。また夜予定されていた手踊りは中止になりました。
 
 この日は来賓としてお招きした森本、田村両衆議院議員、笹井、後藤県議会議員を始め山中市長も駆けつけていただきました。来賓の皆様も踊りの輪の中にも入っていただきました。またこの日、西野町にある介護施設「グループホーム 木もれび」からもお年寄りの皆さんが来ていただきましたが、中には103才の方もみえました。

 西野の子踊りは「かんこ踊り」とも呼ばれ、和歌山県川部町にある安珍清姫悲恋物語で知られる道成寺の流れをくむ郷土芸能です。子踊りの「鐘巻踊」のうたの中にも安珍清姫悲恋物語が歌われています。
現在松阪市内では西野を含めて7つの地区でかんこ踊りが行われています。昔は多くの地区でかんこ踊りが行われていましたが、時代の流れと共に消えていき、現在7地区でしか残っていません。このため大変貴重な郷土芸能と言えます。7つの地区の内、猟師・松崎浦・曽原・笠松・新屋庄の5地区は初盆供養の仏事踊りです。西野と小阿坂は雨乞いや豊年祈願の神事踊りです。

 西野の子踊りは中央に大太鼓、その周囲に大人の太鼓の踊り手、その外側に大きく円を描いて子どもの太鼓の踊り手、一番外側には子どものお母さん方や大人衆が采(ざい)を持って踊る。太鼓の衣装は、法被に鉢巻き、たすきをかけ、履物は雪駄。

 戦後間もない昭和27、28年ごろから中断し、約27年後の昭和54年に復活して今日に至っています。練習は毎年8月に合同練習を行いますが、最近太鼓を踊れる人、歌を歌える人が少なくなってきたので、平成20年6月から「かんこ塾(錦洋明塾長)」を開設して6月ごろから大人を対象に練習を行います。

 西野子踊りの資料の中に次のようなものがありましたので写します。中断後復活してから書かれたものです。一部疑問に思われるところもありますが、そのまま写します。


『西野の子踊
起源
 不明である。然し阿坂のカンコ踊りが18種類あり、その内13種類が西野の子踊りの目録と同一であること、それに加えて松ヶ崎のカンコ踊りも21種類中の4つの踊りが同じ踊り名がついている。これらがどうも関係がありそう。
 また阿坂の歌本の一番古い物が天明3年(江戸初期)だから約215年前のもの。
 松ヶ崎の踊りはもう一つ古く蒲生氏郷が松ヶ島城を松阪城に移された天正16年、その時の石挽きにはこの歌が唄われたという。歴史的な記述があるから丁度今から410年前となる。
 猟師の踊りも天正年間と言われているから、松ヶ崎と同じ頃から踊りつがれているのでは・・・・と思う。これらを総合すると最低でも200年前、もっともっと古くから踊りつがれてきたのではないか・・・・、400年も前から・・・・(※)。
 然し海浜部の花笠踊系の念仏踊と、山間部の太鼓踊りを同一視することに疑念を抱かざるを得ないのではあるが・・・・。
(※ 西野村誌によると秀吉の検地帳の記述あり、又松阪城吉田重勝の領域だった記述も・・・・ある)

其の後の経緯
先人の方々の言いつたへによると少なくとも太平洋戦争勃発(昭16)までは連綿と踊りつがれてきた。終戦後(昭和20年)から昭和27、28年頃までは一旦復活したが、昭和30年頃から又途切れ、昭和47、48年頃から松尾地区体育祭参加という意味で、小学校運動会で一踊り披露したが、それがきっかけで復活の機運が高まり、昭和56年歌本を印刷、西野中配布することとなり、それ以来毎年踊りつがれ、今日に至っているのである。

子踊りの由来と目録
踊りの「曰く」については一口では説明し難い。子踊りは勢子入りから花見まで17種類の踊りで構成されている。敢えて分類すれば
1)神踊り畏れ(おそれ)尊び感謝しそして豊年万作を祈念するもの
  世古入、神楽、世の中
2)農業をいとなむ生活(生きざま)を喜び、楽しみ、子どもも大人も一緒になって、情緒豊かに且体一ぱいで踊る
  小原木、飛田、綾、忍、神役、お寺、雉子突、鹿狩り、唐人、花見
3)伝説、物語りを伝承する
  鐘鋳(かねい)、長崎、鐘巻、陣立』


 今年のかんこ踊りでは2才、3才くらいの小さい子から高校生のまで踊ってくれました。また笛も高校生が吹いてくれました。この子踊りを始めとする西野夏祭りが、西野地区の小さい子どもからお年寄りまで一同に会して楽しめる祭りとして続けていきたいと思います。
 また雨の中、そして大変お忙しい中お越しいただきました来賓の皆様方、地域及び周辺地域の皆様、親戚や知人の皆様ありがとうございました。また暑い中約2時間踊っていただいた踊り子の皆さん御苦労さまでした。

                          西野子踊り保存会会長 川口 保
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ビバ! ロンドンオリンピック

2012-08-08 17:44:38 | 日記
 これまで開催されてきたオリンピックも人々に感動を与えてきたが、今回のオリンピックは特にすごい気がする。残り2秒からの逆転勝利したフェンシングの準決勝。破れはしたが女子バドミントンの決勝の行き詰まる攻防。そして昨日の女子バレーの中国との準々決勝、マッチポイントをとられてからの逆転勝利。また卓球、サッカー、体操などなども、すごかった。

 今大会の柔道は不振であった。今の競技柔道は、これまで日本で培われてきた1本を取るきれいな柔道とは、だんだんとかけ離れて行く気がする。強いものが勝ち、弱いものが負けるスポーツの世界であるが、柔道はオリンピックの種目の中でも、1番狂わせの起きやすい競技かも知れない。
 陸上競技や水泳では、優勝候補が1回戦で敗退することは、フライングなどは別としてまずあり得ないが、柔道では優勝候補が1回戦で敗退することもありうる。
 それでも男女ほとんどの階級で金が取れなかったのを見れば、かつて山下、吉田、古賀、野村、井上そして女子の田村(谷)亮子などの、名の知れ渡った強者どもが順調に勝っていった時代に比べると、今は全体的に小粒になったのかも知れない。
 銀メダルや銅メダルを取って絶賛される競技もあれば、銀メダルを取っても、あまり騒がれない競技もある。柔道は後者の代表であろう。

 現時点までの日本の獲メダル得数が、金2、銀13、銅14となっており、金と銀や銅の割合がアンバランスな国も珍しい。銅は種目によって1競技に2つある場合もあるが、金と銀は同数のはずである。日本のアスリートにとって、金と銀の間の壁が越えられないことになる。
 国によっては銀や銅より金の方が多い国があるばずで、調べてみると、韓国金12銀5、カザフスタン金6銀0、北朝鮮金4銀0などがある。

 これからも女子サッカー、バレー、レスリングなど楽しみな競技もあり、眠れぬ熱い夜が続きそうである。
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福井市から松浦武四郎記念館のメール届く

2012-08-01 22:47:36 | 日記
 私の7月8日付けのブログ、「松浦武四郎誕生地の活用と整備を考えるシンポジウム」を見ていただいた福井市の山崎利信さんからメールをいただきました。私たち松阪市民にとっても嬉しい内容でしたので、山崎さんの了承を得て、紹介させていただきます。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

松阪市議会議員 川口 保 様
 昨夜、貴職のブログ「松浦武四郎誕生地活用のシンポジウム開催される」を拝読して突然メールを差し上げる次第です。
 平成23年2月26日伊勢神宮参拝の途上、松浦武四郎記念館を訪問いたしました。ここ15年間、毎年2月に神宮参拝をしていますが、初めての訪問です。
 何故なれば、23年1月7日午前4時05分から45分間、学芸員の山本命氏がNHKのラジオ深夜便で松浦武四郎大先達に関してとうとうと述べられたことに感銘して、この日訪問した次第です。彼の話し方は誠に上手ですね。聞き手に聞く耳を持たせる話し方です。
 当日は生憎、第16回武四郎祭りの準備で休館でした。皆さん準備で大童の中、山本氏のお許しをいただき、家内と孫と3名が館内を自由に参観させてもらった次第です。
 松浦武四郎大先達の壮大な偉業に、全く知識のなかった私には驚きと敬服の念を禁じ得ません。

 山本氏曰く、「越前の大野藩は藩船を所有していた」と。今後学習しますと申し上げながら今日までサボタージュです。恥ずかしい限りです。
 今後また機会を作り、ゆとりを持って記念館を訪問したく思っております。
 ついでながら、今月17日には近所のアマ無線仲間の一人が神宮参拝の道中に「松浦武四郎誕生地」を訪問したとのことでした。それも自転車で。仲間内では自転車走行したことが専らの話題です。
 松尾芭蕉、本居宣長をはじめ貴県では多くの偉人を輩出されておられ、越前の小生にはうらやましい限りです。
 どうか今後とも貴県の偉人の伝承に腐心されることを祈念いたす次第です。高飛車な申し上げ方、ご寛容に願います。
        平成24年7月26日
           山利信(70歳) 福井市南江守町
            アマチュア無線:JF9NIP
                       
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 山崎さんに松阪には、松阪城跡、御城番屋敷、本居宣長記念館など見学していただくところがたくさんあります。案内しますので一度お越し下さいと申し上げたところ、すでに2回ほど来ていただいているということです。また伊勢参りには1泊2日の日程で来られますが、初日の昼食は「一升びん本店」に決めているということです。
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