川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松阪市議会5月定例議会始まる

2009-05-30 05:40:04 | 日記
 松阪市議会の5月定例議会が5月29日から始まりました。この議会の始めに山中市長の所信表明演説が行われ、これから進めようとする政策や市政に取り組む意気込みを語りました。

 今年は市長選挙があった年で、例年の比べ予算の組み方が変則です。例年は3月議会で次年度の当初予算が審議されますが、市長選挙の年の3月議会では「骨格予算」と言って誰が市長になっても市民生活に必要な最小限の予算が上程され、5月議会では、新市長の意向が組み込まれた補正予算「肉付け予算と呼ばれる」が上程されます。

 来週からは各会派の代表による代表質疑が始まります。代表質疑の会派の代表と順番は次の通りです。なお持ち時間はまず各会派に20分が割り当てられ、会派の人数×20分がプラスされます。

 6月5日 公明・自由クラブ  西村 友志  持ち時間  80分
       政友会       水谷 晴夫  持ち時間 160分

 6月8日 市政クラブ     前田 行正  持ち時間 140分
       ネクスト松阪    川口  保  持ち時間 100分
       市民クラブ     松田 俊助  持ち時間  80分

 6月9日 清志会       永作 邦夫  持ち時間 100分
       日本共産党    竹田 哲彦  持ち時間 100分
 
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市庁舎整備計画意見聴取会開催される

2009-05-17 22:30:24 | 日記
 今日5月17日、松阪市本町の産業振興センターで「松阪市本庁舎整備計画意見聴取会」が開催されました。
 松阪市庁舎は昭和44年に建設されたもので、壁のない広いフロアーは斬新な設計でした。しかし築後40年が経過し、現在の建築基準法に適合しない部分もあり、設備なども老朽化してきています。また今後30年の間にかなり高い確率で発生が予想されている東海地震や東南海地震に対する耐震診断の結果、「不適」と診断されました。このため今の庁舎を補強するか、新庁舎を建設することが強いられています。

 今日の意見聴取会はいくつかの工法を列記して市民の意見を聞こうと松阪市が開催しました。座長に今井正次三重大学名誉教授、アドバイザーとして有識者の加藤文基魚町「おととの会」世話人代表、池田太一松阪市都市計画審議会委員を招き、松阪市側からは市長を始め担当部署の職員等が出席しました。
 また会場には市民や市職員、市議会議員など約80名が出席しました。
 
 今日の説明では庁舎の現状や耐震診断結果が報告され、その後工法として考えられる「耐震補強」「免震工法」「新庁舎建設」の施工法や概算費用が報告されました。
1)耐震補強工法
 この工法は現在の庁舎の外側や内側に鉄骨ブレース(すじかい)を設置するもので、工事期間中は業務ができないので、別場所に仮事務所を建て事務機能を移転する必要がある。
2)免震工法
 この工法は現在の建物の下に地震の揺れを吸収する免震装置を設置し、振動を少なくする工法をである。この場合建物内での業務は続行しながら工事を行うことができる。ただ建物の周囲約10mの工事範囲が必要で、それが確保できるかどうかの問題と土留壁の補強のため地中アンカーがさらに外に約18m必要で、市役所の敷地外まで及ぶことになる。
3)新庁舎建設
 これは別の場所に新庁舎を建設しようとするもので、当然工事費用は一番多くかかる。この方法であれば耐震性はもちろんバリアフリー、またエコや省エネなども取り入れることができる。どこに用地を求めるかの問題が発生する。

工事費用は
 耐震補強     33億3千万円
 免震工法     37億5千万円
 新庁舎建設   54億3千万円
この工事費用は合併特例債の利用によって松阪市の負担が違ってきます。耐震補強や免震工法ではこの費用の他に毎年の建物の維持改修費に20~30億円が必要となり、建物の耐用年数を伸ばすことはできないので、20年後に新庁舎の建設が必要になります。

 説明の後、参加した市民から次のような意見が出されました。
①市庁舎より住宅の崩壊、電柱の倒壊、ライフラインの保護など市民の安全を守のが先ではないか。
②合併時に新庁舎をどうするか考えておくべきではなかったのか。
③予算計画と合わせて、返済計画も考えるべきではないか。
④この3つの工法以外の方法はないのか。
⑤この催しの参加者が少ない。もう少し市民への広報をすべきでなかったのか。
⑤新庁舎の建設場所は市営グランドがいい。松阪駅周辺がいい。
またこの3つの工法では新庁舎建設がいいという意見が多く出されました。

 意見聴取会は今日で終わりということですが、数十人の市民が参加しただけで、十数人市民から意見を聞いただけで「意見聴取会」を開催しました、市民の意見を聞きましたでは少なすぎるのではないかと思う。
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松阪撫子どんな花?祭り開催中

2009-05-16 15:21:43 | 日記
 5月15日から「松阪撫子どんな花?祭り」が開催されています。この催しはミズ・ネットワークが主催、松阪市商店街連合会が共催して行われるもので、松阪市や三重県などが後援しています。

 今日16日は振袖姿の女性が列をなして町を練り歩く撫子姫振袖道中が予定されていました。しかし今日は朝からあいにくの雨、残念ながら振袖道中は中止されました。道中に参加する予定の女性の皆さんや市民は大変残念がっていました。
 
 今日はベルタウンの2階のホールで11時よりミズ・なでしこ姫やクイーン松阪、和装した山中市長夫妻、また振袖姿の女性や多くの市民が来場してセレモニーが行われました。獅子舞や日本舞踊、来賓挨拶などがありました。このあと矢吹紫帆・矢中鷹光コンサート、水野幸代現代舞踊団の舞踊などが披露されています。
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定額給付金による「プレミアム商品券」取扱店募集中

2009-05-13 08:34:54 | 日記
 定額給付金の発行に合わせて松阪商工会議所・松阪北部商工会・松阪西部商工会では松阪市の補助を得て「松阪プレミアム商い券」を発行します。これは10,000円で11.000円分の商品券が買えるもので、私の4月16日付けのブログで紹介しました。

この商品券が使える取扱店を現在募集中です。
 申込みは各商工会議所・商工会にある用紙に記入して、登録料と合わせて提出するもので簡単です。15日までに申請すると取扱店一覧表に店名が載ります。
 登録料は店舗面積で異なりますが、飲食店や、500㎡未満の場合は1,000円です。

 私も知り合いの商店に聞いてみましたが、ほとんど知らないようでした。広報「まつさか」などで知らせているのですが、まだまだ知れ渡っていません。商店の皆様申込みは早めに。
 なお商品券の発行及び使用期間は6月1日から10月31日までです。
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世襲候補の立候補制限について

2009-05-10 14:52:44 | 日記
 民主党は親族による同一選挙区での連続立候補禁止をマニフェストに盛り込むことをきめた。一方自民党でも世襲候補の立候補制限を容認するムードが出てきたと新聞が報じている。
 今、日本の国会議員多くは、親や親族が国会議員である二世、三世あるいは四世議員、いわゆる世襲議員が占めている。
 世襲議員の中にも立派な人もいると思うが、親や親族が議員でなかったら「只の人」が世襲により議員になったような人も多いと思う。国の政治を司る政治家はそれにふさわしい人材がなるべきである。

 日本の社会では政治の世界以外でも世襲制が多く用いられている。中小企業の経営者の多くは親族に引き継がれる。芸能の世界でも歌舞伎などは典型的な世襲制であり、映画俳優やテレビタレントにも親兄弟が芸能人である人が結構多い。スポーツの世界では相撲などでは若・貴を始め二世力士が活躍しているが、野球など他のスポーツでは二世選手が必ずしも親と同じように活躍できるとは限らない。やはり実力がものをいう世界であろう。

 日本の政治も吉田茂や鳩山一郎、三木武吉時代の激しい政争や三角大福中(三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘)時代のエネルギッシュな政治家の姿に比べると、元気のない小粒な政治家が多いのは、世襲議員が多すぎることに起因しているのではないだろうか。

 今、政治家になるには世襲による引き継ぎや高級官僚出身、また大会社の御曹司など限られた人しか立候補しにくい状況があると思う。大志を抱いた若者が、また政治家を志す一般の国民が政治の世界に足を踏み入れやすくするためにも、世襲候補の立候補制限は必要であると思う。
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ガリ版刷りの文集の発行に向けて

2009-05-09 06:19:23 | 日記
 「ガリ版刷り」。若い人たちには「何い!、それ!」て言われそうですが、今から30年ほど前より以前はパソコンもコピーも一般化していない時代、手製の印刷の中心はガリ版刷りでした。当時の学校の試験の答案用紙も全てガリ版刷りでした。最近は使われることもなく「ガリ版刷り」という言葉自体、死語になりつつあります。

 ガリ版刷りは「ヤスリ」と呼ばれる表面がギザギザな鉄板の上に置かれた専用のパラフィン紙に「鉄筆」と呼ばれる針で文字や絵を書くと、その部分のパラフィンが削れて紙の繊維だけ残ります。謄写版と呼ばれる印刷具の網の上にそのパラフィン紙を置いて、上からインクをこすると、下の用紙に文字や絵が印刷されます。

 私の住んでいる地区は松尾ですが、隣の大河内に「大河内青年学級」という青年のグループがありました。地区は違うのですが松尾地区の私たちも数人、この青年学級に入れてもらっていました。
 この大河内青年学級で毎月1回「若木」という、ガリ版刷りの文集を発行していました。

 先日メンバーで一杯飲みをしたときに、ガリ版刷りの復刻版を出そうかという話しになりました。かなりの年数が経っているのでヤスリ、鉄筆、パラフィン紙、謄写版、ローラー、インクなどの道具類が揃うのかどうかが問題です。
 いづれにしても私の選挙が終わってからになりますが、実現できれば、活字の文書があふれる中で、手間ひまかけた手書きの文集の発行となります。
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朝起会白米城山登り

2009-05-03 21:27:16 | 日記
 今日5月3日、朝起会の有志で白米城に登りました。今日は日曜日で天気もよく、たくさんのグループが登っていました。我々一行は総勢24名、弁当を背負って登山道を登りはじめました。今回参加したメンバーのほとんどは4月に白猪山に登っています。白猪山では途中10回位休みましたが、白米城は白猪山よりはるかに楽な行程でした。

 登りはじめて約1時間、白米城の頂上に着きました。私は何度か登っていますが、初めての人にはすばらしい展望に感嘆の声を発していました。シートの上に車座になり、私から少し白米城の歴史に着いての講義をしました。
 そのあとみんなで弁当を広げてワイワイガヤガヤ楽しくいただきました。今日は薄曇りでそれほど暑くなく、楽しいひとときを過ごしました。
 
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