川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

歴史民俗資料館「錦山文庫特別企画展」開催中

2011-03-10 20:44:30 | 日記

 松阪市殿町の松阪公園内にある松阪市立歴史民俗資料館で、3月5日から特別企画展「錦山文庫の至宝 知られざる文庫」が開催されています。この特別展は松阪市阿波曽町の「錦山文庫」が所有する、江戸時代末期から明治にかけて活躍した漢詩人の矢土錦山にまつわる名筆・名画など初公開されるものです。昨年10月から12月にかけて行われた前期展、今年の1月から2月にかけて行われた後期展に引き続き今回の特別展が行われています。

 

 矢土錦山は嘉永2年(1849)三重県度会郡田丸新田(現在の玉城町)の矢土吉郎兵衛源助の三男として生まれた。父没後儒・書・詩・史を学び、明治5年上京して明治政府に出仕しながら史・文・詩を深め、明治9年ごろより漢詩人・漢文章家として文壇に登場した。明治14年飯南郡射和村阿波曽(現松阪市阿波曽長)の浦城将義の三女けいと結婚した。このけいの実家が今の錦山文庫(非公開)です。

 

 明治17年新華族令にともなう賞典事務で伊藤博文に認められ、帝国憲法編さんにも関わり、明治26年、第2次伊藤内閣では総理大臣秘書官となり、下関講和にも列席する。

 明治41年、病気のため阿波曽に戻り、明治42年伊藤博文がハルピン駅で暗殺をされると詩作に没頭、文人・墨客と交流を深め、詩文の作成、書、記文、碑文などの依頼をこなす。大正9年山田赤十字病院で他界する。72才でした。

 

今回の展示されているものの中には、相撲好きな錦山が集めていた寛政12年から明治23年までの相撲の番付表や、晩年からだをこわして酒が飲めなくなり、赤玉ポートワインを飲んでいることや、知り合いからうなぎの蒲焼きを頂戴した事など、養子息子の矢土三郎に宛てた手紙もあります。この手紙は大正9年12月28日に亡くなる2ヶ月前に書かれたものです。

この特別展は6月5日まで開催されています。

 

 問い合わせは 松阪市立歴史民俗資料館 ℡0598-23―2381まで

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松阪市議会 議会改革審議結果報告行われる

2011-03-09 17:06:40 | 日記

3月9日の松阪市議会全員協議会で議会改革検討委員会の中森委員長から、同委員会でこれまで検討・審議されてきた議会改革の内容について報告されました。

議会改革検討委員会は本市議会をより活性化し、もって市民の付託に的確に応えることを目的とし、今後の議会のあり方及び当面の諸課題について検討することを目的に昨年2月に各会派代表と無会派議員10名で構成され審議が重ねられてきました。

 

この間月に1~4回、全17回の会議が開催され、全議員から提出された127項目の改革提案の審議を行ってきました。昨年5月に市長から4項目の議会改革への提言がなされましたが、議員から出された改革項目に全て含まれていることから、参考としながら検討を進めてまいりました。全議員から出された改革項目を、①議会改革申し合わせ事項、②議会基本条例に関する事項、③その他の事項に分類して審議ししてきました。

 

議会改革の提言では、議案の採決の賛否の議員名の公表、一般質問の方式、議長・副議長の立候補制など6項目が定められ、既に昨年6月議会から実施されているものもあります。またその他の検討項目については、議会での提案説明の在り方、答弁の在り方、質問質疑の在り方など35項目にまとめられました。今後の進め方として議会基本条例の制定に向けて特別委員会の設置が、次のステップとなります。

これまで17回にわたる審議を行っていただいた、議会改革検討委員会委員の皆様ご苦労様でした。引き続きよろしくお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松阪市立の中学校で卒業式行われる

2011-03-08 13:53:35 | 日記

(写真は中部中学校の卒業式)

松阪市立の中学校の卒業式が3月8日、一斉に行われました。私も松阪市立野町の中部中学校(山中良明校長)の第42回卒業証書授与式に来賓として出席させていただきました。この日207名の卒業生が3年間過ごした思い出の学舎を巣立って行きました。

 

卒業式は在校生、保護者、先生、来賓らの拍手に迎えられ卒業生が入場しました。国家・校歌斉唱のあと卒業生の名前が一人一人読み上げられ、クラスの代表が校長先生から卒業証書を受けました。

 

山中校長は式辞の中で、今日の日があるのも家族や地域の人達の支えがあったからです。今日の卒業式で9年間の義務教育を終えられますが、これから皆様は目標をもって歩んでほしい。皆様が歩む道は無限の可能性がありますが、その途中で失敗することもあれば、挫折することもあります。その時どう行動するか、どのように克服するかが大切です。

目標は努力しなければ届かないもの、少し背伸びしなければ届かないものです。努力しないで手の届くものは目標ではありません。目標に達した時どうするかが大切です。目標が達成できたのは何がよかったのか、また達成できなかったときはどこに問題があったのか考えることが大事です。

優しさと、賢さと、たくましさをもって、少し遠回りでも足元を固め、自らの信じる道を歩んで下さいと、述べられました。

 

来賓祝辞では、教育委員会を代表して小林教育長が、松阪が生んだ偉人を例にあげて、思いやりを持ち、じっくり考え、生涯学ぶ人であってほしい。松阪で生まれたことを誇りとし、世界の人々と未来を切り開いていってほしいと、述べられた。

 

在校生を代表して送辞では、2年生の東澪さんが、文化祭、合唱、クラブ活動など先輩たちとの思い出を語り、夢に向かって歩んでいく先輩たちに心から拍手を送り、ご健康とご活躍を祈りますと、述べた。

また卒業生を代表して廣瀬泰輔さんが答辞を述べました。入学当時、同級生が少ない松尾小学校の出身で不安であったが、他の小学校出身の子がすぐ声をかけてくれたことや、3年間の文化祭、修学旅行、クラブ活動などの思い出を述べました。クラブ活動では練習をすればするほど成績が上がって行くときの楽しさや、壁にぶつかった時には先生や家族、仲間たちが支えてくれたこと。同級生の友達とは時には殴り合いをして傷つけたこともあったが、卒業してからもずーと友達でいてほしい。在校生の皆さんには中部中を世界一愛のある学校にしてほしい、私たちはさよならは言いません、次のステップに向かって歩んで行きますと、結びました。

卒業生が会場を去るときには、クラス毎、みんなで担任の先生に「○○先生が大好きです」と声をかけ、思い思いのパフォーマンスをして巣立っていきました。とても素敵な卒業式でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月議会一般質問今日、7日から

2011-03-07 06:53:34 | 日記

松阪市議会平成23年2月議会の一般質問は、今日3月7日から始まります。2月議会の一般質問は市長の所信及び来年度予算にふれない内容に限定されます。

 

1 山本  節(一問一答)

(1)救急医療情報キット導入について

2 、海住 恒幸(一問一答)

(1)5年後の市役所について

3 、今井 一久(一問一答)

(1)国が進める「子ども・子育て新システム」について

(2)三重中京大学の廃止についての対応

(1)景観保全の具体化について

4 、久松 倫生(分  割)

(1)景観保全の具体化について

 ①内五曲長月町線の見直しについて

 ②御城番土蔵の活用について

(2)緊急経済対策としての「住宅リフォーム」制度の創設について

5 、川口 寿美(総  括)

(1)支え合う地域へ

 ①市民による救命力の向上について

 ②発達障がい支援でのペアレントメンター養成の取り組みについて

6 、植松 泰之(一問一答)

(1)子どもの権利条例について

7 中瀬古 初美(総  括)

(1)人材育成と適材適所の考え方について

(2)子どもたちの安全を守る緊急連絡網について

8 、前川 幸敏(一問一答)

(1)平成23年度分地域密着型サービス事業者公募について

9 、松田 千代(一問一答)

(1)子どもの権利条例について

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公開福祉講演会「包み込む社会へ」開催される

2011-03-06 19:57:28 | 日記

松阪市外五曲町の松阪市民文化会館で3月6日、三重県介護支援専門員協会松阪市部(奥田隆利支部長)主催の公開福祉講演会が行われました。

介護支援専門員協会とはケアマネージャーで構成される団体で、平成12年7月に介護保険制度の実施に合わせて、松阪市連絡協議会として発足し、平成19年に、三重県介護支援専門員協会に加盟しました。発足当時は参加事業所が32、会員86名でスタートして、現在は72事業所、254名の会員数になりました。三重県全体では約1000人のケアマネージャーがいますが、その中でも松阪市は一番多い会員数が登録されています。

 

奥田支部長さんの話しでは、これまでこの協会で会員を対象として毎年10回位の研修会を行ってきましたが、今回の講師さんは会員だけで話しを聞くのはもったいないということで、市民に参加を呼びかけての公開講演会となりました。

この日の講師は2008年~2009年にかけて、「年越し派遣村」の村長を務められた「反貧困ネットワーク」代表の湯浅誠氏で『包み込む社会へ ~無縁・孤立・貧困を打開する地域連携~』というテーマで約2時間話しをされました。

 

『日本の25歳から39歳までの未婚率は1990年から2005年にかけて右肩上がりで推移してきている。2005年では25歳-29歳男で72.6%、25歳-29歳女で59.9%となっており、20代で結婚するのは普通ではなくなってきた。50歳まで未婚の生涯未婚率は1950年で1.2%、1970年で2%だったのが、2005年では16%と急増している。20年後には30%くらいにまで増える。未婚の人で結婚したい人は87%もあり、合コンなどの男女が接する機会が大事である。

 

今日本では急速に人口の減少化が進んでおり、40年後までには4000万人の人口が減少する。現在合計特殊出生率が1.37で、せめて1.8まで上げないといけない。フランスでは2.0まで回復したが、日本では対策が取られていない。

 

今国民は国という傘、企業という傘、正社員という傘に守られているが、この傘に入れない人が孤独や貧困になり、自殺者もこの傘の外にある人になる。欧米では単独家族の家は多いが孤独ではなく、社会のネットワークができている。日本においても自治会、消防団、PTAなどの地域ネットワークの構築が大事である。

 

今、日本の子どもは大人になりたがらない。子どもから見て魅力的な社会ではなく、日本では年を取るほど幸福度が下がってくる。国会で子供手当が議論されているが、子どもを政争の道具にしてほしくない。

あと1ヶ月で子供手当が終了する。そうなると1700万人の子どもたちへの手当が打ち切られる。タイムリミットが迫っている。名前が「子ども手当」だろうと「児童手当」だろうとかまわない。与党の手柄でも野党の手柄でもかまわない。3歳以下の7000円の積み増しがなくてもかまわない。所得制限が入ってもかまわない。とにかく「これで靴が買える」「部活が続けられる」「夜の仕事を減らして子どもと過ごせる」「大学に進学できると言える」。子どもと子育て世帯のささやかな夢や希望をこれ以上奪うことだけは止めてほしい。「政治家にもこれくらいの良識はある」というところを見せてほしい。これに賛同される方はインターネットで『もやい』を検索して投稿してほしい。』

 

この日会場には福祉関係者、自治会関係者など約450が来場して、熱心に話しを聞き入っていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初午祭「宝恵駕篭道中行列」行われる

2011-03-05 17:51:54 | 日記

今日3月5日は、松阪市の3代祭りの1つ、松阪市中町、岡寺山継松寺(柏木文雄住職)の「初午大祭」の3日目余福祭でした。前日までの宵宮、本日は大変寒い日でしたが、この日は少し暖かい日になりました。

 余福祭のこの日は平成21年に、60年ぶりに復活した初午祭の伝統行事「宝恵駕篭(ほえかご)道中行列」がありました。宝恵駕篭は戦前から戦後にかけて盛んに行われた道中行列で、午後3時に響座の太鼓を先頭にして、八雲神社を出発しました。行列は男衆が担ぐ宝恵駕篭に晴着姿の厄年の女性を載せ、その後を19歳の厄年の女性を始め、厄年の善男善女が続き、岡寺までの道のりを練り歩きました。

 

 昨年までは宵宮に日の行われたこの行列が、今年は参加者しやすいようにと土曜日の余福祭に行われました。この日は宵宮や本日のように祭りの中心でなく、また露店も撤収したあとで市民からも「寂しいなあ」という声も聞かれました。

 この3日間寒い日もありましたが晴天に恵まれたのが何よりです。この宝恵駕篭道中行列を企画運営された皆さん、行列に参加された皆さん、そして初午祭そのものの運営をされた多くの皆様ご苦労さまでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インターネットによるカンニング

2011-03-04 09:22:15 | 日記

大学入試のインターネットによるカンニングで2月3日、19歳の予備校生が逮捕されました。私はこれまであまりカンニングをした記憶はありませんが、試験の歴史とともにカンニングも一緒に歩んできたのではないかと思います。昔のように消しゴムに書いたり、鉛筆を2つに割ってその間に書いたりして、「カンニング」というと何となくユーモラスな感じがしてきました。しかし今回のようにインターネットを使ってのカンニングともなれば、ついにここまで来たのかという気がします。

 

それにしても大学入試問題は難しい、大学に行っていない私には、全くといっていいほどわかりません。高校入試のために猛勉強したことがあっても、今の高校入試問題も難しいと思います。

私の人生の中で社会人になってからもいろいろな試験を受けてきました。趣味にかんする試験もあれば、仕事の中でもいくつかの資格試験がありました。私にはどんな試験でも猛勉強をして全て一発で合格する、同じ試験は2回受けないという「美学?」がありました。

 

私の人生の中で一番難しかった試験は、以前いた会社で受けた「技術士」という資格です。この試験は本来、理工系の大卒者が受ける試験であり、私のように高卒、しかも農業高校卒の受ける試験ではありませんでした。しかし受験資格に「○○卒以上」などの条件は全く無かったので挑戦しました。

試験の範囲は広く、物理、科学、天文学、気象学、地学などこれまであまり習ったことのない専門的な知識が求められました。どんな問題が出るかも分からず、名古屋の本屋に行ってこれまでの問題集を買い求め、問題の傾向をつかんで、それにあう専門書を買いあさりました。

勉強は仕事が終わってから会社でして、また休日も会社に出て勉強しました。試験は四択もありますがが、ほとんどは「○○についてあなたの考えを書きなさい」という論文形式です。手を休めることなく文章を書き続けなければならない試験です。自分なりに猛勉強しましたが、試験結果は見事!不合格でした。試験結果は不合格でしたが、いい経験をさせてもらいました。

 

これまで取った資格のほとんどを更新せずに流しましたが、ただ1つ「地質調査技士」という資格だけは更新しています。ここにきて私にとって一番難しい試験は「松阪市議会議員選挙」という試験です。

今も若者たちが大学を目指して、また高校を目指して一生懸命に勉強されていることに敬意を表したい。そしてカンニングをしないで難関を突破されることを望みます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松阪市議会2月議会の代表質疑

2011-03-02 21:28:33 | 日記

3月2日は、松阪市議会平成23年2月議会の代表質疑の2日目が行われました。代表質疑は各会派の代表が、市長の所信と来年度(平成23年度)予算に対して質疑を行うもので、会派の人数によって持ち時間が決まっています。

代表質問のやり方は会派によってまちまちで、所信及び予算を大局的に見て総論で質疑する議員もあれば、一般質問のように細かい部分を質疑する議員もあります。また会派によっては代表が一人で質疑する会派もあれば、会派の全員が関連質疑をするところもあります。

 

一般の議案に対する質疑は、どの議員がどれだけの質疑をするかわからないため、いつ議会が終わるか読めないところがあります。しかし代表質疑は終わる時刻が予想できます。会派の持ち時間が決まっているので、それより早く終わらせることがあっても、伸ばすことはできないからです。

 

しかし世の中には絶対ということはありません。今日の予定では休憩時間の取り方にもよりますが、午後4時半頃には終わる予定でした。ところが市民民主クラブの松田俊助議員の質疑のときに答弁の仕方をめぐって紛糾し、議会運営委員会を開催して協議するのに時間がかかり、約2時間の空白があったからです。

明日もう1日代表質疑があります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三重県地域別防災研修行われる

2011-03-01 07:45:01 | 日記

2月27日、松阪市本町の松阪市産業振興センターで、三重県主催の「三重県地域別防災研修」が行われました。この催しは三重県松阪県民センターが、同管内の松阪市、多気町、明和町、大台町の4市町で、毎年交代で行うもので、近く発生が予想される東海地震、東南海地震等に備えるために開催されています。

私も昨年の9月議会、11月議会の一般質問で、東海地震、東南海地震などの大型地震に対する対応について、2回続けて質問しましたので、今回の研修を興味深く聞かせていただきました。

 

 東海から四国にかけての太平洋沖には「地震3兄弟」と言われる大きな地震の巣があり、これが東海地震、東南海地震、南海地震です。これらの地震は、この日の話しにもありましたが、必ず発生するもので、しかも今世紀前半に発生が予想されます。3つの地震が同時に発生すると2万人の死者が予想されるということです。近県からの応援は期待できないので、自主防災が大事になります。

 

 この日の研修では初めに阪神・淡路大震災の発生直後に神戸市長田区の職員が撮影した、生々しい長田区の被害の様子がビデオで流され、その後講演に入りました。 

 今日の講演は、阪神・淡路大震災の時は神戸市長田区の職員であり、現在「人・街・ながた震災資料室」の代表である清水誠一さんが「阪神・淡路大震災から16年~神戸市長田から~」という演題で話しをされました。 長田区の職員であった清水さんは地震発生後、区役所に出勤したらすぐに避難場所である小学校に派遣されました。2000人の区民が避難していた小学校での、赤ん坊のミルクや米の確保、救援物資の食糧などの配布の仕方、住民自主組織(リーダー会)の結成の話しやボランティアの受け入れ、罹災証明の発行など、避難所の出来事や苦労話しをされました。

 

 また、生き埋めになった人の救出は地震発生から72時間以内が大事であるので、他人に頼らず地域は地域で守って行くことが大切であること、また救援物資は1つの箱の中にいろいろな物を入れずに、同じ種類の物を送ること、例え自分の家が無事であっても避難場所に顔を出していろいろな情報を得ることが大事である事などを話されました。

 

 この研修は自主防災組織、消防団、自治会などを対象としたものでしたが、この日は武四郎まつりなど市内でいろいろなイベントがあり、また松阪地区広域消防組合消防音楽隊の結成20周年を祝う記念の演奏会「ふれあいコンサート2011」が松阪コミュニティーセンターであり、消防関係の人たちはこの催しに行っていて、今回の防災研修の参加者は約30人と少なかった。三重県主催の防災研修であるが、松阪市と日程の調整をしてもよかったのではないかと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする