川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

例年通りの宣長まつりの開催を喜ぶ

2011-03-31 07:06:12 | 日記

(写真は昨年の宣長まつり)

松阪が生んだ国学者本居宣長を称える「宣長まつり」が4月3日、松阪公園一帯で行われます。この祭りは宣長まつり運営委員会が主催し、松阪市や松阪市観光協会、松阪商工会議所、鈴屋遺跡保存会が共催して毎年この時期に行われています。

 

 東日本大震災の後、災害で亡くなったり、行方不明になっている人たち、家族や家をなくした人たち、避難所などで不自由な生活をしている人たちなど、被災地の皆さんへの思いから、多くのイベントや旅行などが中止や縮小されてきました。

 宣長まつりも、そのような動きの中でステージでのイベントの中止を検討されてきましたが、被災地を励まそうということで、例年通りの開催を決定しました。

祭りやイベントが中止や縮小ばかりで日本全体が沈んでいってはだめで、被災地の人たちに元気になってもらうためにも、日本が明るく元気にならなくてはなりません。そのためにも、今回の例年通りの開催の決定はよかったと思います。

 

この日は特設舞台や舞台前のイベント広場ではしょんがいソーランや松阪しょんがい音頭と踊り保存会によるしょんがい踊りなどがあり、また昨年から始まった、本居宣長に関する史跡や建物などを散策する「国学の道」も行われます。私も昨年参加させていただきましたが、本居宣長記念館の吉田悦之館長のユーモアあふれる案内で、楽しく勉強させていただきました。昨年の「国学の道」は私のブログで紹介しました。→クリック

 

この日は宣長エッセイの入賞者の発表や、宣長茶会などもあり、歴史民俗資料館、松阪商人の館が終日無料開放されます。今年は桜の花の開花が少し遅れているようですが、松阪市民の祭りをみんなで楽しんで下さい。

 

問い合わせ

松阪市観光協会 ℡0598-23-7771

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