ある新聞の漢字クイズをいつも楽しんでいます。今週の問題は四字熟語をいくつかの部分に分け、バラバラにしたものを、元の四字熟語にするもので、一生懸命考えた末「乳母日傘」という解答を得ました。「おんばひがさ」と読む非常に懐かしい言葉です。その意味は『乳母よ、日傘よと子供を大切に育てること』ですが、どちらかというと、富裕な町屋での子供の育て方で、甘やかして育てるの意味も入っています。ですからちょっと柔弱になった子供のことでもありますね。
しかし、この言葉を出題者が思い付いたきっかけは、穿った見方をすれば、子供の虐待のニュースが余りにも多いからではないでしょうか。確かに子供の育て方は難しいかも知れませんが、それにもまして、育って行く子供の姿を見る楽しみは大きいのだと思うのですが…。
四字熟語がでたついでに格言の話をひとつ。中国の古い格言で「焼け野のきぎすに夜の鶴」があります。その意味は親の愛情を伝えるもので、焼け野原に行ってみると、きぎす(きじ)は自分が産んだ卵を守るように卵の上で死んでいたというものです。こういう解釈もあれば、腰を抜かした親のきぎすが、身体を冷やすために卵の上に乗っていたといった解釈もあるようです。最近の子供の虐待の様子を見ていると、後者の解釈が本当らしく思えませんか。
しかし、この言葉を出題者が思い付いたきっかけは、穿った見方をすれば、子供の虐待のニュースが余りにも多いからではないでしょうか。確かに子供の育て方は難しいかも知れませんが、それにもまして、育って行く子供の姿を見る楽しみは大きいのだと思うのですが…。
四字熟語がでたついでに格言の話をひとつ。中国の古い格言で「焼け野のきぎすに夜の鶴」があります。その意味は親の愛情を伝えるもので、焼け野原に行ってみると、きぎす(きじ)は自分が産んだ卵を守るように卵の上で死んでいたというものです。こういう解釈もあれば、腰を抜かした親のきぎすが、身体を冷やすために卵の上に乗っていたといった解釈もあるようです。最近の子供の虐待の様子を見ていると、後者の解釈が本当らしく思えませんか。