フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

もんじゃ焼き

2010-08-19 22:01:24 | Weblog
先日、友人が名古屋駅の西にもんじゃ焼きの店をオープンさせたので応援の試食に友人達と出掛けました。
もんじゃ焼きはお好み焼きの原型と言われ、東京の下町、月島が発祥の地と言われています。ルーツを聞くと、子供相手に駄菓子屋さんが店先に鉄板の屋台を置いて、その上でメリケン粉を水で溶いて薄く焼いて、醤油を付けて食べたのが始まりだそうです。その語源は焼きながら鉄板に文字を書いたので、「文字焼き」「もんじゃ焼き」または単に「もんじゃ」となったそうです。
食べ方のコツは、土手をドーナツ状に上手に盛る事が最初で、あとは鉄板全体に広げたもんじゃ焼きを途中で触らずに焦げるのを待つことです。焼けたもんじゃを押さえながら焦げた部分を増やして、その食感を楽しむのです。
ところで鉄板コミュニケーションという言葉がありますが、知っていますか。焦らずに焦げるのをビール等を飲みながら、会話を楽しむことですね。次から次と食べ物が出て来ると会話する間もありませんが、出来上がるのを待つ時間があれば、話も弾みます。
普段からもっとコミュニケーションを取りたい相手があれば、鉄板コミュニケーションは役に立ちそうです。口に出すのが出来にくければ、文字にして焼いたらいいですよ。