フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

高校野球

2010-08-07 23:50:28 | Weblog
いよいよ夏の甲子園で行われる「全国高校野球選手権大会」が始まりました。全国中等学校優勝野球大会という名前で始まったのが1915年。それから数えて今年は92回目です。選手達の懸命なプレーに励まされ、また故郷を懐かしく思い出す人も大勢いることでしょう。応援の第一は、故郷のチーム、第二が今、住んでいる県のチームとなるでしよう。
甲子園で活躍して、そのままプロ野球でも活躍する選手。例えば、古くは、王、それに桑田、清原、松坂、最近では楽天の田中などがいます。しかし、甲子園で優勝の晴れ舞台を経験出来ずに去った選手からも沢山、プロ野球で大選手になった人も多いのです。石川・星稜の松井秀喜選手は5打席連続敬遠され、チームも負けました。「怪物」といわれた栃木・作新学院の江川は延長で押し出しの四球を出しサヨナラ負け、イチローは愛工大名電の選手時代レフトで出てヒット1本を打ちましたが一回戦で負けました。さらにあの長嶋は、甲子園に出ることすらできませんでした。
48チームは必ず負けるわけですが、こうした歴史をみれば、甲子園が最終目標ではないことがわかります。今度の大会では、個人的には春夏通じて初出場のいなべ総合に頑張って貰いたいですね。