フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

割り箸バット

2010-08-12 23:58:39 | Weblog
お盆の準備で、亡くなった人が乗る乗り物、つまり、足の速いキュウリの馬に乗って来て、帰りはゆっくりとナスの牛に乗って帰っていくわけですが、その足の割り箸を見て、そういえば最近の野球のバットはよく折れるなぁとほかごとを考えています。
専門家の話では、バットが折れやすい現象は確かにあるそうです。それはバッティング技術の為に軽いバットが使われる傾向にあるからだそうです。つまり、スイングを速くし、バットコントロールをしやすくするために以前より、200グラム程も軽くしていると指摘しています。少年野球並みになっているともいわれます。
折れる確率が高くなれば、折れたバットがスタンドを襲う可能性も高くなります。ましてや、最近はスタンドがグランドに張り出している球場も多くなっていますから、より心配が増します。そもそもバット自体も決して安いものではないでしょうに。ただ少し選手として名前が出てくると、スポーツメーカーからバットの提供があるでしょうから、あまり勿体ないという意識がないかも知れませんね。
しかし、イチローのようにバットをほとんど折らない選手もいますから、実力と折れる回数は反比例するかもと覚えていたほうがいいですよ。選手の皆さん!