フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

赤い色

2010-08-14 21:07:06 | Weblog
「赤い靴、履いてた女の子、異人さんに連れられて~」という童謡がありますが、先日のある研究結果では、異人さんの女性は赤い服を着ている男性に、より魅力を感じるとありました。アメリカ、イギリス、ドイツ、それに中国の女性を対象にしたデータで、他の色よりも赤い服の男性の方が性的な魅力があるといったものです。その結果のなかでは、チンパンジーもボスの雄は、地位争いでは真っ赤になると報告しています。
そういえば、アメリカの大統領選挙では、ブッシュとゴアがともに勝負の色として赤いネクタイをしていました。かつて女性の川口外務大臣が大切なシーンでは必ず赤い勝負服でした。
カラーコーディネーターに聞くと、赤は前に出て来る色。進出色で人の心を高揚させる刺激色だそうです。また攻撃性を意味し、自信をイメージするわけですから、選挙には持ってこいですね。
日本では、還暦を迎えると赤いちゃんちゃんこなどが用意されますが、おそらくもう一度、気分を高揚させて頑張れという激励の色と受け止めた方がいいですね。
しかし冒頭の研究結果は、日本人は入っていませんからどうぞご注意を。