フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

言葉忘れ

2014-07-20 22:27:10 | Weblog
フロイト先生の言葉に「物を忘れるというのは潜在意識のうちに忘れたいという気持ちがある」という人間の心理をとらえた言葉があります。しかし、この至言もどうも歳をとってくると当てはまらないことが多く出て来ます。つまりこうした心理に関係なく言葉が出て来なくなるのです。あれでもない、これでもないとあれこれ思いだそうと試みますが、だめなことが多々ありますね。こうしたもの忘れの進行を止めるには、誰かに聞いては駄目で、自分で解決することだそうです。
そこで助かるのはパソコンで検索ですね。断片的な言葉を羅列して検索すると、探していた言葉が出て来ます。先日も「ロードマップ」という言葉を度忘れして気持ち悪いので、とにかく、戦争、終結、工程表、プログラムなどの言葉を並べて検索したところ「ロードマップ」という言葉が何かの文章の中に出てきました。こうして自分で探さないとまた忘れることになります。笑い事ではなく単純な言葉でもあり得ることなんです。
若者よ!笑うことなかれ!行く道ですぞ。