フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

若者会議

2014-07-07 22:55:54 | Weblog
スターバックスが無い唯一の県として自虐PRをしている鳥取県の中の鳥取市は逆にポジティブなPRをしようと若者を中心とした会議を開いてエピソードを集めています。もちろん鳥取砂丘という観光資源はあるのですが、その他のエピソードを発信して観光客を誘致しようという試みです。200以上のエピソードが集められたようです。
その一つに「海に差し歯を落としても直ぐに見つけることが出来るほど透明な海」というのがあります。こうした表現を使って鳥取市を発信していくのですね。担当者は「県のPRはスタバが出来てしまったらあの宣伝は使えなくなるので、鳥取市は前向きにしました」と語っています。
さて、若者たちを集めて、エピソードを集める手法は、かつての松任谷由美さんを思い出します。作詩をするために女子大生を集めて若者の恋愛感情を取材してエピソードを聞き取り、作詩の参考にしたそうです。多種多様な人達がいて多種多様な恋愛形態があるわけで賢いやり方です。多くから意見を集めること、大事な手法ですよ。総理!