麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

無菌

2016年03月22日 | 身辺雑記
食事を終え、食器を下げて、洗う。
テレビコマーシャルが頭をよぎる。

このスポンジには三角コーナー以上に
菌がたくさんいるんだそうだ。

企業は商品を売らねばならないし、
同時に、有り難くも我々の健康に
心を砕いてくれているのだ。

洗剤に限らず、消臭剤等「除菌」が
最近の世の中には溢れかえっている。

そうそう。
砂場は雑菌だらけだから禁止!
という衝撃のニュースに出くわしたのは
どれくらい昔だろう(゜_゜)(。_。)
そのあたり改善されたとは聞くが…。

いずれにしろ「無菌化」の流れは
加速しているように見える。

逆によくぞ無事に生きてこれたよな、
と己の半生を振り返って思う。
怪我をして帰ると叱られるからと
ちびの頃、転んで血が出た膝小僧を
地面の砂利で止血治療してたもんな。

かさぶたに当初は小石が混じるが、
発熱もなく、最終的には痕も残らない。
たまたま運が良かっただけのことで
真似して欲しいわけではない(^_^;)

けれども昭和のがきんちょは、
翼くんがボールと友達なように、
菌と上手に(?)付き合っていた。

いや大人だって。
コマーシャルによれば、まな板も
これまた相当の菌まみれだそうだが、
今時の抗菌コートではない木のやつで
母ちゃんも婆ちゃんも料理を作ってた。

そんなものはノスタルジーで、
サイエンスの進歩に我々は
余りに多くの恩恵に預かっている
\(^o^)/
どんどん抵抗力をなくされて
巨悪国家に支配される布石などという
途方もない妄想こそ「除菌」すべきだ。

話は変わるが。
昭和の台所洗剤といえば、
ママレモンがその代名詞だったが
最近めっきり名前を聞かなくなった。
元気にしているのでしょうか……

「母さん、僕らの黄色い容器の洗剤
どうしたでしょうね・・・」
コメント
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