よく買うティッシュボックス5箱が、
赤と青が2箱ずつで緑が1というパッケージだ。
我々世代にとっては、あと黄色と桃色で
「ゴレンジャー」のカラーになる。
1975年、前述の5人戦隊で始まったそのシリーズは、
翌年の『ジャッカー電撃隊』では当初4人
(コンセプトはトランプでA、J、Q、K)
色は赤、青、桃、緑だったが、
23話からビッグワンが加入。色は白。
第3弾『バトルフィーバーJ』から巨大ロボ登場。
赤、橙、青、黒(或いは緑)、桃の5色。
1980年の第4シリーズ『電子戦隊デンジマン』は
役名からわかりやすく赤城一平、青梅大五郎、
黄山純、緑川達也、桃井あきらの5人5色。
第6作目『大戦隊ゴーグルファイブ』では
赤間健一、黒田官平、青山三郎、黄島太、桃園ミキと
緑が抜け黒が復権。次作『科学戦隊ダイナマン』でも
レッド、ブラック、ブルー、イエロー、ピンクを踏襲。
きりがないな
要は、色の変遷はあるもの赤と青は不動だな。
それをティッシュの箱から、ふと思ったという話。
とはいえ、勢いがついたのでもう少し。
1984年放送のシリーズ8本目の『超電子バイオマン』では
赤、緑、青、黄、桃のオリジナル(?)が復活し、
第9弾『電撃戦隊チェンジマン』では赤、黒、青、白、桃
とマイナーチャンジは続くのである。
さて一気にカレンダーをめくって2023年。
現在放映されているのはスーパー戦隊シリーズ46作目の
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で、
暴太郎は「あばたろう」と読むそうだ。
ドンモモタロウ/桃井太郎(赤)
サルブラザー/猿原真一(青)
オニシスター/鬼頭はるか(黄)
イヌブラザー/犬塚翼(黒)
キジブラザー/雉野つよし(桃)
・・・お察しの通り「桃太郎」がベース。
モモタロウだが赤で、鬼も仲間、雉は男性だが桃
・・・と昨今の鬼は倒さずに共存。
色によるジェンダーも配慮した番組作り!
さらに桃谷ジロウという、
ドンドラゴクウ(金)、ドンドラボルト(銀)
というふたつのアバター戦士にな・・・
このアバターとあばたろうを掛けていて、さすが46作目。
いろいろお疲れ様ですと心から思います。
そうそう。
タロウを育てた桃井陣役で和田聰宏が出演中。
旧知のナイスガイも「パパ」年齢か~。
あ。このシリーズとほぼ近い年齢だな、きっと。