麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

捨壱位

2023年01月02日 | スポーツ

一区17位、二区19位、三区9位、四区13位と

ほぼ二桁順位でのリレーとなれば、

寧ろ11位で芦ノ湖に辿り着いたのは上出来。

そう思って明日、復路に臨もう。

 

あ、第99回箱根駅伝の話です。

三冠を狙う駒沢大学が見事往路優勝。

おめでとうございます。

 

再び冒頭の、つまりは我が東洋大学の話。

 

三年連続大井町のスタートラインに立った

児玉悠輔(4年)は大集団の後方で我慢の走り。

後半は集団からこぼれ、鶴見へ。

……正直、今季は調子が上がらなかった児玉

(出雲10区13位、全日本三区10位)が

むしろトップから54秒差で繋いだのは、よし。

 

前回書いたように各校のエースが集い、

権太坂の「壁」のような坂がそびえる

花の二区に石田洸介(2年)を投入。

中継に映らず、どんな走りだったか不明だが、

次期エースは区間19位(総合も)と沈んだ。

筆者以外も多くが想定外の結果と思ったはず。

 

想定外といえば、当日変更と筆者が予想した

三区小林亮太(2年)はオーダー通り走り、

しかも区間9位で三つ順位をあげ、

来季以降に期待の持てる結果を残した。

 

遅ればせながら流れを掴んで、

四区柏優吾(4年)がさらに二つ、

アンカー前田義弘(4年主将)が三つと、

一秒を削り出す走りで往路フィニッシュ。

明日は7分32秒差で山をくだる。

駒は十分にあるから上位進出は可能だ!

 

いやはや。長い間、出場はするものの、

中継には映らない下位でのレースの時代

……もう少し書けば、テレビ放送時間内に

ゴールできなかったことすらあったのだ……

「東洋の箱根」は。忘れかけていたけれど

そして黄金時代を経て、

近年は力不足との下馬評でも「鉄紺魂」で

上位に食い込んできたのだ。

たがら明日も、決して諦めずに応援する。

コメント
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