六本木の有志による「餅つき大会」が久方ぶりに開催。
劇団からほど近い場所で、昨日。
劇団俳優座N0.352『対話』のメンバーも、
稽古前に少しだけ参加。
強姦殺人で結審した事件の、加害者家族と被害者夫婦が
調停人ジャック・マニングを間に挟み、
「摩擦を減らす」ために対話する舞台。テーマは重い。
今日で読み稽古を終えて、週明けから立つ予定だが、
そこに向けた活力も得ることのできた数時間であった。
被害者の両親ミルソム夫妻を演じる
斉藤淳(デレク役/写真右端)、
安藤みどり(バーバラ役/写真左端)が
重い杵を振り上げ、息をあわせて臼の中の餅をつく!
それを見守るのは、受刑者のウィリアム姉弟の
天明屋渚(ゲイル役/写真右から二人目)、
辻井亮人(ミック役/写真左から二人目)。
物語の中では相対する関係ですが、実際はチームワーク良し。
そういえば。昔は町のあちこちで、ちょいちょい見掛けた風景。
町内会のつながりの弱まりに加え、COVID-19禍で減少。
六本木も同様の理由で三年ぶりだったそう。
かつ、まだ規模は縮小での「よいしょ」となった。
奈良・中谷堂さんの高速餅つきが、ふと思い浮かぶけれど。
我々はオーストラリアの戯曲を、じっくりと腰を入れて、
2月10日開幕に向けて、粘り強くついていきます!
詳しくはこちら。
2月17日(金)は休演日になります。