麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ベオグラードから鎌倉へ

2014年11月24日 | 制作公演関連


日本・セルビア演劇交流プロジェクト
『バルカンのスパイ』
作/ドゥシャン・コバチェビッチ
翻訳/亀田和明、演出/杉山剛志
(2014.11/21~23、ブレヒトの芝居小屋)
昨日、千秋楽を迎えました。
多くの観客にご来場いただき、
またその中に外国籍の方が多かった事は
公演した我々を驚かせました。

翻訳者の亀田氏の人脈もあったけれど、
セルビアで圧倒的な人気を誇る
コバチェビッチの舞台が
「日本」で観られる「奇跡」に
足を向けた母国の、また近隣国の方々が
終演後、その感動を熱く語る姿は
一人ではありませんでした。

それは改めてゆっくり書くとして、
反対に日本が世界に誇る作品
『仮名手本忠臣蔵』の本番が、
もう明後日に迫っているので、
その宣伝を、急がねばならないのだ。

と、その前に。
冒頭は、セルビアのお酒。
プラムから作った度数40の
スピリッツ。打ち上げで賞味。



遊戯空間公演
全段通しリーディング
『仮名手本忠臣蔵』
作/竹田出雲、三好松洛、並木千柳
演出/篠本賢一
いよいよ11月26日幕開き、
そして翌日には千秋楽。

出演
佐々木梅治、をはり万造、
山谷勝巳、渡辺聡、
坂詰貴之、篠本賢一、
柳鶴英雄、加藤亮佑、
丸本育寿、大沢一起、
観世葉子、神保麻奈、
渕野陽子、藤巻るも

26日(水)18時、
27日(木)13時、18時
浅草・木馬亭
3000円(前売・当日とも)

早いもので三年目。
日本の師走は……あ、
今年は十二月ではないが
……この時期はこれでしょ!

吉良邸や泉岳寺などを巡る
はとバスも今月末から始まり、
毎年人気のようですが、
大序から、松伐り、館騒動、
判官切腹、山崎街道、
与市兵衛住家、一力茶屋、
道行旅路の嫁入り、山科閑居、
天河屋、討入・・・と
余す事無く「仮名手本」の魅力を
お届けするリーディングに
「おのおのがた、ご来場くだされ」


蛇足ながら。
ブログの題名は『バルカン~』の舞台が
ベオグラード(旧ユーゴスラビア時代)で
『仮名手本~』は元禄の赤穂浪士討入を
鎌倉時代に置き換えた話で、
登場する町は多々あるのですが、
鎌倉もそのひとつにつき両者を結びました。


コメント
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