麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

一人芝居と三人姉妹

2012年10月27日 | 制作公演関連
W・ローズ公演『ROSE』
本日は大道具の仕上げと客席作り。
東京演劇アンサンブルの有志に
手伝っていただきながら、
彼らのアトリエが劇場に変貌する。

一人芝居なので、観客には
彼女の演技を約二時間にわたり
ご覧いただくわけだが。
美術に照明に音響に衣装といった
スタッフワークのほか、
このような力が支えているのが
「演劇」なのだ!

さて「一人芝居」に似た言葉に
「三人姉妹」ってのがある。
白岩知明率いるグルッポテアトロの
『三人姉妹』に制作で関わったのは
ちょうど一年前の今頃。
世田谷区民上演グループAの
同作品を手掛けたのは更に一年前
2010年2月だった。

かのチェーホフ先生の代表作の一編は
ただいま演劇集団円がアトリエで
絶賛上演中で。。。その制作責任を
宮本良太が務めている。

昔「若手制作者」だった我々世代が
もう若手じゃなくなった後、
次の世代の「若手制作者」を
リードオフしている宮本の、
円での記念すべき「制作チーフ」
デビュー作品でもある。

感想は改めて書くことにして、
話を『ROSE』というか
ブレヒトの芝居小屋に戻すと……。

普段は稽古場で、何もない
ブラックボックスなわけである。
それを所謂通常の劇場と同じ
一方からの雛段にしつらえたり
真ん中を舞台に、観客は対面する形
等々。。。作品ごと自由に造る。

今回はシンプル。
いやシンプルにも程があって
逆に吃驚するのじゃないかしら?
これ以上は観てのお楽しみ

チケット絶賛発売中
えと、ぬ企画『赤い羽毛』もね。

【文中敬称略】







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