麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

竜虎と、黒豹

2012年09月22日 | 鑑賞
『シベリア』
脚本・演出/福田善之
10月4日~8日、代々木能楽堂
が、今から楽しみです。

俳優座と青年座の《中堅エース》
あいまみえます!!

      

時間をかけて築き上げた
クラブチームの
緻密な組織力と
劇団公演の魅力は近しい。
とすれば、プロデュース公演の
それは、代表チームでの
スター選手の華やかな競演、
或いはまた普段見られない
陣形から繰り広げられる
ファンタスティックな展開。

なでしこJAPSNで、
クラブではトップ下の
沢穂希が一つポジションを下げ
ボランチを務め、ワールド杯
初制覇
大きな要因になったように……。

さて。早野ゆかり(俳優座)は、
闘志溢れる果敢なアタックが
特性の典型的なストライカー。
そんな彼女が『シベリア』では
二列目でプレーする。
おそらく、ザックジャパンでの
岡崎の如く、ごりごり行くだろう。

一方、野々村のん(青年座)は、
後方からのロングフィードも
駆け上がってのアーリークロスも
絶妙だった名波のような
中盤のファンタジスタだが、
今回は前線に張る。

二人の絡み、絶対に見逃せない。

      

題名の龍虎は上記の二人を指す。
では黒豹は?

それは橋本千佳子である。

自ら率いるラヴィニアでは
プレーイングマネージャーを
務め、好き勝手にピッチを
縦横無尽に走るまわるが……
外部出演では、鉄壁の守備で
玄人をうならせる。

敵の攻撃の芽を次々に消す
献身的なプレーを、さらりと。
特にボールのないところで
スペースを消すプレイは
素人に分りづらいが圧巻だ。

ちなみに黒豹と評したのは、
プレースタイルもさることながら
動物占いが、それだからである。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする