麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

喜寿

2012年09月24日 | 鑑賞
舞台上には一期生から
現役の中学生までが並んで
彼の指揮で『べこべこ赤べこ』
など4曲を歌った。

昨日、田無で鑑賞したのは
「歌と語りのコンサート」と
題されたイベント。
中心は、今年喜寿を迎えた
平野元清さん。

東京城北少年少女合唱団を
長年指導されてきた方。
元教師でもあるそうだ。

第一部は《三人の歌手による
「和洋の名歌・愛唱歌」より》

平野氏ほか二人のソプラノが
『浜辺の歌』『旅愁』等
14曲を熱唱

第二部が《東北の風土が生んだ
「語り・歌・語り節・合唱」》

冒頭は、その合唱で
合唱団の一期生はじめOGOBが
結集したのだった。
中には、現役のオペラ歌手も居
(一部にも登場)
この機会に数十年ぶりの再会と
なった者も居・・・
現在の職業や、また合唱との
関わりも十人十色の、
けれども同じ「教え子たち」が
奏でる合唱は心打つものだった。

同じ釜の飯を食う。

僕ですら感動したのだから
平野氏の胸中たるや・・・

彼は二部では指揮のほか
語り節も披露。
矍鑠として、また
少しコケティッシュでもあり
大変魅力的。

紹介が遅くなったが、この会は
東日本大震災復興支援として
開催のコンサート。

田無には、子供達に開放された
私設図書館「わかば文庫」がある。
そこで時折活動している
「ひろ&みな」や、
宮沢賢治の作品を語りと歌で
構成し学校等で公演する
「賢治の会」等が二部には出演。

田無の文化的コミュニティが
平野氏の喜寿を支えた祭典とも
言えたコンサートは、とても心地よい
心洗われる二時間でした。

仲間のこと、それも遠い昔の仲間に
思いを馳せたりもして……

例えば。中一で越していった
親友の、よっちゃんこと吉田喜寿
(きじゅ、じゃなくよしひさです)
は、今頃、どこでどうしてるだろう。




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